秋田大学通信教育の「地球科学コース」のうち、「地震」の報告課題が返ってきた。結果は98A。これで今提出中のものは全部帰ってきた。でもまだ学習単位は取得していないので、早めに1単位でも取るようにしたい。ただ学習期間は全部で3年もあるし、このコースを始めたのは今年の8月だから、焦らずにいこうと思う。
好きな子には意地悪をするって大体幼稚園か小学校低学年の男子が多いと思うが、この作品では高1の後輩女子・長瀞早瀬からイジられ、からかわれ、時には泣かされる高2のオタク男子・八王子直人のお話。なお、この1,2巻では、センパイの本名も長瀞さんの本名も分からない。直人はセンパイとかパイセンとしか呼ばれていないし、長瀞早瀬も長瀞さんとかハヤっちというような呼び方しかされていない。
直人と長瀞さんの出会いは学校の図書室だ。宿題を片付けようと放課後図書室に寄った直人だが、そこに苦手なタイプの女子の一団がいた。その中の一人が長瀞さんというわけだ。鞄が墜ちて、入れておいた昨日描いた漫画を女子たちに見られてしまう。さんざん女子たちに笑われる直人だったが、何が琴線に触れたのかは分からないが長瀞さんが事あるごとに直人に絡んでくるようになった。
長瀞さん、自分がセンパイをからかうのはOKなのに、他の人が悪口を言うと、とたんに不機嫌になる。また、長瀞さんが積極的に絡んでくるのも先輩だけのようだ。そしてからかった後は少しやりすぎたかとドキドキ。長瀞さんもからかうのはセンパイだけ。他の男には塩対応。
長瀞さんは、「Sデレ少女」なんて言われているようだ。ツンデレもここまでくると、どうかと言う気もするのだが、分からないのは男女の仲。傍から見れば、長瀞さんがセンパイに気があるのは一目瞭然。センパイもいじられながらもまんざらでもないようである。要するに、ラブコメの一種だが、長瀞さんがなんとも可愛らしいのだ。ドSな後輩女子とMっ気のあるセンパイ男子、2人の関係はどうなるのだろう。
なお、この漫画、アニメ化が決定して、2021年春から放映されるとのこと。アニメが待ちきれない人は原作を読んでみるといいと思う。
☆☆☆☆
※初出は、「風竜胆の書評」です。