誰ですか? このタイトルから、ヘンな想像をした人は。このマンとは麻雀のこと。要するにゆるゆると麻雀を討ついうことだ。そしてこの漫画は、麻雀部の朝練の様子を描いたもの。麻雀部員はJCかJKかは分からないが、女子が4人。
麻雀で勝つにはウンが必要と、彼女たちがやったことは文字通りウンをつけること。一人は、カラスのウンを頭に着けたまま、この朝練に参加する。その子が絶好調なので、他の子もあの手この手でウンをつけようとする。一人は朝の愛犬との散歩で、ワンコのひねり出したものを、ツインテールにぶら下げる。一人は優雅にコーヒーを飲んでいると思いきや、なんとそのコーヒーはコピ・ルアク。
知っている人は知っていると思うが、コピ・ルアクはジャコウネコの糞から取り出した未消化のコーヒー豆が材料だ。要するにウンを直に体内に取り込んだのである。
みんながウンの効果があることを目にした部長、何をしたかというと、トイレでパンツを下ろさずに出すこと(何を)。さすがにこれには他の部員は引いていたようだ。
キャラは可愛らしいのだが、やっていることは爆笑もの。よくこんな話を思いつくものだと感心してしまう。でもウンを出したパンツは替えた方がいいと思う。
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※初出は、「風竜胆の書評」です。
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