田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市のパークゴルフ場めぐり〈25〉手稲水再生プラザパークゴルフ場

2020-09-26 16:15:48 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「手稲水再生プラザパークゴルフ場」は以前訪れたことのある新川水再生プラザの「エイトグリーンコース」と同様、下水処理場の屋上に造られたコースだである。新川水再生プラザ同様、若干の匂いは感ずるものの、コースとしては気持ちよくプレイできるコースだった。

 手稲水再生プラザの事務所本体は国道337号線の横にあるのだが、併設されたパークゴルフ場を見つけるのには若干時間がかかった。というのも、再生プラザ本体の敷地に入ろうとしたから、「一般車進入禁止」となっていたために、私はパークゴルフ場を探して右往左往することになってしまった。結局は、新川のすぐ横の道路を入っていくと「運動施設利用者駐車場」という案内を見つけることができ、事なきを得た。

   

 ※ パークゴルフ場、野球場、テニスコート等のスポーツ施設はこの建物の二階にあります。

 パークゴルフ場は、駐車場から水再生プラザの建物の階段を上り2階部分に設けられていた。2階部分には、パークゴルフ場以外に野球場、テニスコースなどが造成されていた。パークゴルフコースも2コースあり、とても広い屋上だった。

   

   ※ パークゴルフ場の隣にあったテニスコートです。

   

   ※ 同じく軟式(?)野球場です。

 コースは無料のコースとしては良く整備されていた。野球場の芝を整備している人や刈り取った芝を運ぶ人などが見られ、専門的にコースを整備する人も配置されているようだ。

 全体としてはけっして長いコースではないが、ホールによっては80mの直線の長いコースも用意されており、思いっきりクラブを振ることができるホールもあった。

  

  ※ ハマナスコースの案内図です。

  

  ※ ハマナスコースの全体を概観した図です。                    

 無料ということもあるのか、平日の午後という時間帯だったが、それなりにプレイをしている市民の姿が目立った。

   

   ※ ハマナスコースの第1ホールです。

   

   ※ グリーン上の芝はしっかりと整備されていました。

 私はこの日すでに36ホールをこなしており、やや疲労を覚えてもいたが、ここのパークゴルフ場も18ホールを備えていたので全てを回ってみることにした。コースは再生プラザの屋上という限られた条件の中でなかなか優れたコースレイアウトがされていた。丘を造ったり、ドッグレッグするコースがあったりと、面白いコースを設けていた。

   

   ※ 隣のアジサイコースの案内図です。

   

   ※ ほとんどは短いホールが多かったのですが、アジサイコースの第4ホールは90mの

ロングホールでした。

 私が再訪することはきっとないだろうが、近くにある有料の山口緑地のコースが有料なのに比べ、こちらは無料である。はたして地域の方々はどのような使い分けをしているのだろうか?ちょっと興味がある。                

《コース概要等》

〔住      所〕手稲区手稲山口265番地8 手稲水再生プラザ屋上

〔コース概要〕・18ホール、パー66 総延長 約720m

〔休      日〕月曜日(全日)、木曜日(午後)

〔利用時間〕6:00~19:00 〔駐車場〕有(100台)

〔プレイ料金〕無料

〔問い合わせ〕手稲区地域振興課☎681-2445

〔訪問日&私の成績〕20/09/16 ハマナスコース30/33 アジサイコース30/33

 

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈24〉山口緑地パークゴルフ場西コース

2020-09-22 16:08:12 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「東コース」に続いて、少し離れたところにある「西コース」を訪れた。「西コースは」おそらく「東コース」より早くオープンしたと思われるが、こちらもよく整備された有料コースである。近くにこうしたコースが二つも存在する手稲地区のパークゴルフ愛好者は恵まれた環境にあるといえそうだ。

 「山口緑地パークゴルフ場西コース」は初めての者にとってはちょっと分かりにくいところにある。というのも道路などに特別の案内板はないからである。そこで参考のために「西コース」に至る行き方を記しておくことにする。「山口緑地パークゴルフ場西コース」は国道337号線を札幌から小樽へ向かって走ると、左側に「山口神社」の社が目に入る。すると右側に「庭」と大書された看板があり、その看板のところの細い道に入り、直ぐに右折する道路を入っていくと「西コース」の駐車場に至る。

   

   ※ 西コースの駐車場、休憩舎(右側、閉鎖中)とチケット販売所(左側)

   

   ※ チケット販売所はご覧のようなプレハブ造りの簡単な建物でした。

 駐車場から見たチケット売り場、休憩所(現在はコロナ禍のために閉鎖されていた)ともにやや歴史を感じさせる建物で、コースもそれと同様に「東コース」よりは古いコースではないかと思われた。コースは「コオロギコース」、「キリギリスコース」、「バッタコース」の3コース27ホールが用意されていたが、私は「キリギリス」と「バッタ」の2コースを体験することとした。(1プレイの料金210円では2コースしかプレイできないことになっている)

   

   ※ 西コースのコース全体図です。スタート位置が近くにないのが残念です。

   

   ※ キリギリスコースをプレイ中、バッタコースを眺めたところです。   

 訪れた時はちょうど昼時とあってプレイする人は少なめだったので私のように単独プレイをするには好都合だった。コースの様子は「東コース」に比べてやや古く感じたものの、よく整備されていた。ここのコースも「西コース」同様に戦略的なコースという感じだった。右に左にドッグレッグしているコースが多く、中にはV時に折れ曲がるコースもあり、初めての者には旗の位置(ホール)がどこにあるのか戸惑うことが何度もあった。そのためもあり、このコースの成績も芳しいものではなかった。

   

   ※ この3番のコースは左にドッグレッグしたコースです。

   

   ※ グリーン周りはまあまあの整備状態と言えるのでは、と思います。

   

   ※ こちらのコースは右にドッグレッグしていますね。

 古さを感じさせたのはコースレイアウトについても言えそうだった。設定されている3コースのスタート位置がそれぞれ離れていたことだ。今のパークゴルフ場は複数のコースがあってもスタート位置はおおよそ近い位置に設定され、一つのコースを終えても直ぐに次のコースに移ることができるように設計されている。この「西コース」は残念ながらそれぞれのスタート位置が少し離れていたのは惜しい気がした。

   

   ※ バッタコースは木々がたくさん繁り、林間コースの様相を呈していました。

 しかし、「東コース」も「西コース」も、パークゴルフを極めようとする人には面白いコースの一つと言えそうだ。

《コース概要等》

〔住      所〕手稲区手稲山口582番地

〔コース概要〕・27ホール、パー99 総延長 約1,292m

〔休      日〕なし

〔利用時間〕8:00~17:00 〔駐車場〕有(74台)

〔プレイ料金〕18ホール 一般300円 小・中学生150円 65歳以上210円 他回数券、一日券など有り

〔問い合わせ〕前田森林公園管理事務所☎681-3940

〔訪問日&私の成績〕20/09/16 キリギリスコース35/33  バッタコース31/33


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈23〉山口緑地パークゴルフ場東コース

2020-09-19 16:25:09 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 ホール数45と大規模のパークゴルフ場である。有料であるだけに整備されたコースだったが、比較的新しいパークゴルフ場とあって、かなり戦略的なコース設定となっており、初心者の私には難しいコースだった。

   

   ※ 山口緑地全体の案内図です。案内図下側に大きく憩いのゾーンが設けられています。                     

 この「札幌市のパークゴルフ場めぐり」シリーズを始めた時、札幌市の最西端に位置する「星観緑地パークゴルフ場」を取り上げたが、よく確かめると山口緑地のパークゴルフ場も最西端に近いところに位置していた。(実際には次の訪れた西コースの方が西側に位置している)そこでひと時も早く訪れたいと思っていたが、今回ようやく訪れることができた。

   

   ※ 山口緑地東コースの全体のコースレイアウトです。特にスズラン、ラベンターの コースはドッグレッグ(曲がっている)しているホールが多いのが分かります。

 東コースは比較的新しいコースと記したが、調べたところ詳しくは解明できなかったが、2005年4月の札幌市広報の中で「かつてゴミ処理場として使用されていたところを約10年かけて緑地にする」と出ていた。この広報の記事から類推すると完成は2015年前後ということになり、かなり新しいパークゴルフ場となる。したがって、クラブハウスもコースもとても新しい感じがするパークゴルフ場だった。

   

   ※ 全体に広々としたコースが広がっていました。

 受付で1プレイ(18ホール)65歳以上210円を支払いプレイをする準備をした。Aコースにあたる「ハマナスコース」がコース整備中で閉鎖されていたため、私はBコースの「スズランコース」、Cコースの「ラベンダーコース」でプレイすることにした。

   

   ※ 各ホールは写真のようによく整備されていましたが…

 コースは良く整備されていたが、使用頻度が多いためだろうか?ところどころ芝が剥げたり、枯れたりしているところもあった。私は久しぶりのプレイとあって、なかなか成績が出なかった。それは久しぶりというだけではなく、コースの設定がけっこう難しい設定になっていることもその原因のような気がした。というのも、パー4以上のコースでは 右に左にドッグレッグ(コースが曲がっている)しているのだ。その上、コースが平たんではなく凹凸しているところが多かったのだ。Aコースのパー33のところで35も叩いたのはこのシリーズを始めて最も悪い点数ではないだろうか?

   

   ※ このコースは左にドッグレッグしていて、ホールを示す旗が見えません。

 広々としたコースで、プレイする人はそれほど多くはなく、気持ちよくプレイをすることができた。

   

   ※ 全体によく整備されていましたが、一部こうして芝が剥げている所もありました。

《コース概要等》

〔住      所〕手稲区手稲山口295番地1

〔コース概要〕・45ホール、パー165 総延長 約2,321m

〔休      日〕なし

〔利用時間〕8:00~17:00 〔駐車場〕有(171台)

〔プレー料金〕18ホール 一般300円 小・中学生150円 65歳以上210円 他回数券、一日券など有り

〔問い合わせ〕前田森林公園管理事務所☎681-3940

〔訪問日&私の成績〕20/09/16 Bコース35/33  Cコース32/33

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈22〉太平公園コース

2020-09-17 16:36:01 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「太平公園コース」は太平地区の住宅街の中にある「太平公園」の中の一角に設けられていた。ここのコースも「屯田西公園コース」と同様、公園の片隅を利用したようなコースだった。

   

   ※ 「太平公園」の位置を示す地図です。

 「太平公園」はJR学園都市線の「百合が原駅」と「篠路駅」の中間の住宅街の中に位置していた。

   

   ※ 太平公園の駐車場がある入口にある公園名を記した標石です。

 公園には無事着いたもののパークゴルフの位置についての案内がなく、近くを通った方に聞いてようやくその位置を知ることができた。「太平公園」も野球場やテニスコートが併設された公園で、「屯田西公園コース」と同様に公園の最も外側の片隅に造られていた。

   

   ※ 「太平公園」の全体図です。パークゴルフ場は公園東端に設けられていました。

 駐車場から公園の外側を辿るように歩いてスタート地点に立った。

 第1ホールからプレーを始めようとしたら、ティーグランドにコンポストが立てられていた。「何だろう?」と思いながらもコンポストをどかして第1打を打った。すると、その時地元の方が「第1と第2ホールのコース内にスズメバチが出て、巣は除去してもらったが用心のために閉鎖している」と告げられた。

   

   ※ スタートホールとなった第3ホールのティーグランドからコースを概観しました。

   

   ※ 私に注意を促してくれた地元の愛好者たちです。

 そのためここ「太平公園コース」では、第3ホールからプレーを始めることになった。

 コースの状況は無料のコースとしては可もなく不可もなくという状態だったが、木々が生い茂っている点は好ましく思われた。

   

   ※ コースは木々が繁る中に設けられていたところもありました。

 コースは大きく二つに分かれ、その間を公園の通路が走っているというコースだった。

   

   ※ コースの真ん中に市民が利用する通路が設けられていました。

 「東屯田川遊水地コース」のように再訪したい思いに駆られるような観力的なコースではけっしてなかったが、地域の方々にとっては貴重なレクリエーションの場となっているパークゴルフコースだと思えた。

   

   ※ グリーン周りは写真のようにかなり荒れたところが多かったです。 

《コース概要等》

〔住      所〕北区太平12条3丁目

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約333m

〔休      日〕水曜日

〔利用時間〕7:00~日没 〔駐車場〕有(19台)

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕管理運営委員会☎774-1966

〔訪問日&私の成績〕20/08/31  23/26 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈21〉屯田西公園コース

2020-09-07 15:41:28 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「屯田西公園コース」は野球場や陸上競技場、テニスコートなどを備えた広い屯田西公園の片隅に設えられた狭い小さなコースだった。ホールが小高くなった丘の上に設定されたりしたトリッキーなコースだったが、地域住民の手作り感を感じさせる心温かなコースだった。  

 「屯田西公園」は新琴似地区の中心部に位置するところにあり、野球場、陸上競技場(サッカー場)、テニスコート、ウォータースライダーなどが揃った広大な運動公園である。

   

   ※ 「屯田西公園」の位置を示す地図です。

 パークゴルフ場はその公園の一角にあった。私が想像するには、先に運動施設の揃った公園として誕生した後、パークゴルフが盛んになったことで公園の空き地を巧みに利用する形で造成されたのでは?と思われるパークゴルフ場の造りだった。コース全体は敷地の隅っこを利用するように大きく左に折れ曲がり、そこを折り返してくるような形で設計されている。

   

※ 屯田西公園り案内図ですが、パークゴルフコースは右手陸上競技場の隅に設けられています。

 コースは総延長が311mと示すように全体に小さなパークゴルフ場で、最も長いホールでも50mだった。                                                                

 面白い!と思ったのは、第1ホールと第9ホールが第1打を打った後、そのままフェアウェイを歩けないように白いロープが張られていたことだ。プレイヤーは横のロープが張られた通路を歩かねばならないようになっていた。これはフェアウェイの芝を護るための措置なのではと思われた。ただ、その割には芝の状態はけっして良い状態とは思えなかった。

   

   ※ 第1ホールですが、行く手にロープが張られ横の通路を通るようになっています。

   

   ※ ご覧のようにコースは決してキレイに整備されているわけではありません。

 また、前記したようにホールの位置が中には小高くなった丘の上や中腹に設けられていたことである。これまでもそうしたコースに出会ったことがあるが、慣れていない者にとってはやっかいなホールだった。

   

   ※ 時には写真のように丘の上にホールが設定されていたところもありました。

 「屯田西公園コース」のもう一つの特徴は、コースの脇に明らかに住民(あるいは利用者?)の手によると思われる花々が植えられていたことである。なんとなく心が温かくなる光景である。もし、私の想像どおりであるならば、地域の利用者たちによって小さくとも温かく守り育てられているパークゴルフ場なのだと思われた。

   

   ※ コースの脇には写真のように花々が列になって植えられていました。

《コース概要等》

〔住      所〕北区屯田4条9丁目

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約311m

〔休      日〕第2・4水曜日

〔利用時間〕7:00~日没 〔駐車場〕有(56台)

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕管理運営委員会☎080-6085-7253

〔訪問日&私の成績〕20/09/04  31/33 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈20〉東屯田川遊水地コース

2020-09-02 16:13:56 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「東屯田川遊水地コース」は「屯田川雨水貯留池コース」よりさらに石狩市よりの境界にある遊水地の周囲に造られたコースだった。無料のコースだが、整備が行き届いた素晴らしいコースだった。

   

   ※ Aコースのスタート地点に立つ東屋から第2遊水地の水面が望めました。

 「東屯田川遊水地コース」は、東屯田川が発寒川に合流する地点にある二つの遊水池のうち第2遊水池の周りに造られていたコースだった。

   

   ※ 東屯田川遊水地コースの位置図を取り込むことができました。発寒川(太い水色)の向こうは石狩市です。

 「遊水地(池)」とは、「洪水時に、河川から水を流入させて一時的に貯留し、流量の調節を行う池・湖沼。また同様の目的で使う空き地・原野など」を指すそうだ。(なお、この場合「地」とも「池」とも表すそうだ)

 「遊水地(池)」には、「雨水貯留池」と違い水が湛えられていたが、前日一日中雨が降ったにもかかわらずコースそのものに雨はほとんど溜まっていなかった。

 「東屯田川遊水地コース」は無料コースには珍しく18ホールを持つコースだった。(これまで私が体験したコースで無料コースの上に18ホールを備えていたのは「鉄興公園コース」のみだった)

 また、コースの整備が行き届いているうえに、ホールが適度の長さになっている点も好ましく感じた。ホールの長さが、79m、68m、64mとけっこう距離のあるホールも多くプレーをしていて気持ちよかった。

 私はAコースをプレーして終了しようと思っていたが、気持ちが良かったこともあり、そのままBコースもプレーさせていただいた。

  コースは、その前に訪れた「屯田川雨水貯留池コース」と違い、地元の方々がかなりプレーをされていて、人気のほどがうかがえた。無料でこれほどのコースであれば、再訪したいという気持ちもあるが、いかんせん我が家からは遠すぎる!残念ながら再訪はないかな??

 ※ 「東屯田川遊水地コース」はともかく気持ちの良いコースだった。いらない説明は省き、写真を羅列することで、コースの魅力を感じ取っていただきたい。

   

   ※ 右手にちょっと遊水地が顔を覗かせています。

   

   

   

   

   

《コース概要等》

〔住      所〕北区屯田町1058番地

〔コース概要〕・18ホール、パー66 総延長 約905m

〔休      日〕木曜日

〔利用時間〕日の出~日没 〔駐車場〕有(20台)

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕北区土木部☎771-4211

〔訪問日&私の成績〕20/08/31 ・Aコース32/33 ・Bコース 31/33 

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈19〉屯田川雨水貯留池コース

2020-08-31 18:18:09 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 札幌市の北区のはずれ屯田防風林の近くにある「屯田川雨水貯留池コース」に赴いた。さすがに(?)雨水貯留池である。前日(30日)降り続いた雨の影響で、コースの一部には雨水が溜まりプレーをする私を悩ませた。

 自宅から車で30分近く走り、北区のはずれ、石狩市にも近いところに「屯田川雨水貯留池コース」はあった。「雨水貯留池」について、傍に次のような説明板が立っていた。

 「この施設は、大雨の時、河川が氾らんしないように、いったん雨水をためて、少しずつ流す大切な役目をします」という表示があった。

   

   ※ パークゴルフ場の外側にはこうした表示がされていました。

 なるほど、パークゴルフコースは周りより一段低いところにあり、大雨の時には雨水を貯められるよう周りはコンクリートで固められていた。

   

   ※ パークゴルフ場全体を俯瞰してみたところです。全体がコンクリートで囲まれ、一段と低くなっています。コースを区切る低い植え込みが特徴的です。

 その中に造られたパークゴルフコースだから、コースを区切るために低い松を配していたのがコースの特徴に一つといえそうだ。と同時にホールの位置を示す旗の高さも低かったが、それは普通の高さの方が良いのでは?と思ったのだが、何か理由はあるのだろうか?

   

   ※ その植え込みからちょこっと顔を出す、ホール表示板です。

 前日は一日中雨模様だったが、高いところから見たかぎりでは雨の影響はなさそうだと見たのだが…。コースでは単独で二人の男性がプレーしていたが、全体としては閑散としていた。

   

   ※ 第1ホールのティーグランドからフェアウェイを見たところです。

   

 ※ グリーン周りとはいえないほど草丈が長く、けっして整備されたコースとはいえません。

 さっそくプレーをさせてもらったが、コースの芝の状態はけっして良いとは思えなかった。いわゆる芝は雑草に進出されて、芝生とはいえない状態のコースだったが、一応短く刈ってあるためにそれなりにボールは転がってくれた。

   

   ※ ホールの中には水がいっぱいに溜まっていました。

 ところが!5ホール目だったろうか?第1打のボールが止まったところの芝の間から水が浮いていたのだ。第2打を打ったところ、水が飛び散りボールはまったくといってよいほど進まなかった。第3打も同じような状況だった。さすがに雨水貯留池のコースである。周りより土地が低いため大雨ではなくとも、水は溜まりがちとなるのだろう。

   

   ※ 5番ホールの第1打を打ったところ、雨水のため途中で急ブレーキがかかりました。

   

   ※ これではもうなす術なしです。

 第6ホールも似たような状況だったが、他のホールはそうしたこともなかった。

   

   ※ 続く6番ホールもご覧のように水が浮き出ていました。

  私がこの日、このコースを訪れたことはある意味で、このコースの特徴を知る上ではよかったのかもしれないと思っている。好天が数日続いた後では、このコースがこのように雨の影響を受けることを知らずに終わってしまったかもしれないからだ。                                          

 話は変わるが、以前私は札幌市内のほかの地域をウォーキングしているとき、住宅街の後背地に「雪捨て場」と称されたところが、夏季に何にも利用されていないところを見たことがある。それと比べると、非常時以外は使わないこうした雨水貯留池をパークゴルフ場として活用するアイデアは地域住民の健康福祉増進の観点からも大いに奨励されるべきと思った。                                          

《コース概要等》

〔住      所〕北区屯田9条9丁目

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約404m

〔休      日〕無

〔利用時間〕日の出~日没 〔駐車場〕無

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕北区土木部☎771-4211

〔訪問日&私の成績〕20/08/31  32/33          

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

        


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈18〉エイトグリーンコース

2020-08-29 18:08:00 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 「エイトグリーンコース」は新川の下水処理場の上に造成されたという特殊なコースである。隣には軟式野球場やテニスコートまで備わっていた。敷地の有効活用を図った好例である。

 「エイトグリーンコース」は新川の下水処理場の施設の上に造成されたコースである。下手稲通に面する「税務大学校」のところから新川に近づいたところに「新川水処理センター(新川水再生プラザ)」内に造成されている。

   

  ※ 「エイトグリーンコース」の1番ホールのティーから見渡したところです。

    水分不足のためか芝が枯れかかっています。

   

   ※ 1番ホールのカップ周辺はよく整備されています。

 新川水処理センター内の駐車場においた車から降りると、下水処理場独特の匂いがプンと鼻を突くが、それほど強い匂いではなく直ぐに気にならなくなる。

 コースは駐車場の直ぐ近くに造られていた。コースの入口には、このコースの特徴を示す案内が掲示されていた。そこには…、

「このコースは、 コンクリート構造の下水処理施設の上に盛り土をして作られているため、他のコースと比べて水はけが悪く、降雨等の場合にはコース上に水が浮き出たり、水たまりができやすい特徴があります。」と書かれていた。

        

 幸いプレーをした日は連日の好天でそうした心配は皆無だった。けっこうな人がプレーをしていたが、その合間を縫って私もプレーさせていただいた。コースとしてはけっして広くはないが、割合整備されたコースだった。面白く思ったのは、4番、5番のコースが一段高くなったところにあったことだ。そこはおそらく下水処理施設の屋根部分が一段高くなったためにそうした構造になったのだろう。その一段高くなったところの奥には軟式野球場が広がっており、若い人たちが野球に興じていた。

   

   ※ 4・5番ホールは階段を上って一段高いところにコースがありました。

   

   ※ 4番ホールのティーグランドです。隣が5番ほーるですね。

   

   ※ 4番ホールの先には軟式野球場があり、若い人たちが野球に興じていました。    

 コースは先述したように割合整備されており、コース自体も長くなく短くなく、それなりにプレーしやすいコースだった。なのに、このところの私の成績はパッとしない。少しダレ気味である。「上手になりたい!」という強い思いがないからなのか?それではプレーをさせていただいているのに失礼である。気持ちを引き締めて、これからのパークゴルフ場めぐりをしなければ…。 

   

  ※ いかにも処理センターの敷地内のコースという雰囲気を醸し出している6番ホールです。

   

   ※ けっこうたくさんの方々がパークゴルフを楽しんでいました。

   

   ※ 向こうの建物は、水処理センターの管理棟でしょうか?

 この原稿を作成するにあたって、札幌市の水処理センター(下水処理場)の現状を少し調べてみると、少なくとも5ヵ所の水処理センターが各種スポーツ施設として活用されていることが分かった。こうした形で敷地の有効利用を図っていることは素晴らしいことだと思う。(単に私がそのことについて不明だったということなのだが)札幌市の新しい一面を知ることができ、嬉しく思っている。       

《コース概要等》

〔住      所〕西区八軒9条西7丁目新川水再生プラザ敷地内

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約420m

〔休      日〕火・金曜日

〔利用時間〕7:00~19:00 〔駐車場〕あり(30台)

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕西区土木部☎667-3201

〔訪問日&私の成績〕20/08/24  31/33 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈17〉鉄興公園パークゴルフ場

2020-08-27 15:30:03 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 広いコースはOBの白杭もなく伸び伸びとプレーすることができた。ただ、このところの連日の好天で芝が枯れ気味だったために、ボールの転がり方が速く私はそのあたりのコントロールができなかったため、第1打をことごとくホールをオーバーしてしまった…。                    

   

    ※ 「鉄興公園パークゴルフ場」の案内図です。左側が「草原コース」右側が「林間コース」です。

 「鉄興公園パークゴルフ場」は発寒工業団地に隣接する鉄興公園の中に造られているパークゴルフ場で「草原コース」と「林間コース」の二つのコースからできている。公園の端はちょうど「下手稲通」とも接しており、アクセスも良いところである。

   

  ※ どこのパークゴルフ場でも、スタート地点にはこのような休憩所が設けられています。

 実は私がこのパークゴルフ場を訪れたのは二度目である。一度目はたいして確かめもせずに訪れたので休業日だった。

 訪れた日は月曜日の平日で、けっこう気温も高かったが多くの人がプレーをしていて、人気の高いパークゴルフ場なのかもしれない。

   

   ※ 写真で見るように、平日でしたがけっこうな人たちがプレーを楽しんでいました。

 私は最初、コース内にほとんど木が植わっていない「草原コース」から始めた。他の比べて広いコースには白杭も目にすることなく、広々としたコースが印象的だった。ところが私はこの「草原コース」での第1打をことごとく打ち過ぎてしまった。何度も失敗するのでその原因を考えてみると、どうやら芝が枯れかかっていてボールの転がり方が速いのが原因のように考えられた。そのことに気が付いても私にはそれをコントロールする技術を持ち合わせてはいなかった。

    

 ※ 「草原コース」第1ホールです。私は第1打でホールを遥かにオーバーしてしまいました。

   

    ※ ご覧のようにフェアウェイの芝はかなり枯れた状態になっていました。

 「草原コース」9ホールを終え、今度は大木が生い茂る中に造られた「林間コース」を回った。この日のような気温が高く、好天の時には大木が作る日陰が何より心地良い。そのため気持ち良くプレーをすることができたが、一度狂ってしまった距離感覚を戻すことができずにこちらの「林間コース」も芳しくない成績だった。

   

    ※ こちらは「林間コース」です。日陰ができて心地よかったです。

   

   ※ 確か写真の写っている方がホールアウト後にお話しした方だと思います。

 プレーを終えて帰ろうとしたとき、私の前で同じように一人でプレーしていた方が「盛んに写真を撮られていたようだけど、インターネットなどに載せるのですか?」と聞いてきた。私は率直に「札幌市内のパークゴルフ場を巡り、それをブログにアップしています」と答えた。すると、その方もいろいろなパークゴルフ場を巡っているらしく、しばしパークゴルフ場談議が弾んだ。私は思わぬ交流を楽しむことができた。             

《コース概要等》

〔住      所〕西区発寒13条11丁目 鉄興公園内

〔コース概要〕・18ホール、パー66 総延長 約700m

〔休      日〕水・木曜日

〔利用時間〕7:00~19:00 〔駐車場〕なし

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕西区土木部☎667-3201

〔訪問日&私の成績〕20/08/24  草原コース 32/33 林間コース 31/33

 


札幌市のパークゴルフ場めぐり〈16〉豊平川緑地左岸五輪橋コース

2020-08-25 16:14:32 | 札幌市のパークゴルフ場巡り

 コースは細く、途中にマウンドが重なっていたり、ホールはマウンドの斜面上に造られていたりと、かなりマニアックなコースに初心者の私はてこずり、初めてオーバーパーを叩いてしまった。上級者用のコースはこのような難しい設定をしているのだろうか?

 「豊平川緑地左岸五輪橋コース」は豊平川沿いに数あるコースの中(豊平川と名が付いたコースは全部で5コース)でも最も上流に造られたコースといえる。国道230号線(石山通)から入るところが信号もなく、分かりづらかったがナビに導かれて無事に着くことができた。

   

   ※ コース案内図です。豊平川の河川敷に造られたコースだということがよく分かります。

 ところがパークゴルフ場は大混雑で、車を駐車場に入れるまでずいぶん時間がかかった。というのも、どうやら午前中にこのコースで大会があったようなのだ。凄い数のプレーヤーが退場するのに1本道のため時間がかかってしまったのだ。私がコースに着いた時も、まだたくさんの人たちが残っていた。

   

   ※ コース全体の印象です。利用者が多いためでしょうか?かなり荒れた印象でした。

 中には大会に参加しなかった方もいらっしゃったのだろうか?プレーをする人たちもたくさんいた。その合間を縫って私もプレーさせていただいた。

   

   ※ 1番ホールですが、旗が立っているホールまで3つのマウンド(丘)を越えて行かねばなりません。

 ところが1番ホールからくせ者のホールだった。何せティーグランドから、ホールまでの間に三つも小さな丘が重なっていて、その奥にホールがあった。私は幸い打球が真っすぐ転がったのでパー4を3打で乗り切ることができた。ところが2番ホールは75mパー5のロングコースだった。ここも私は第1打を真っすぐに打つことができ、あるいは3打くらいでホールアウトできそうな位置に付けた。ところがここからが大苦戦。ホールが丘の斜面に切ってあるため、ホールの周りを行き来することになり、なんと6打も打ってしまった。

   

   ※ 坂の斜面に造られたホールが私を苦しませました。

 ホールの周りも雑草の塊がホールを取り囲んでいた。一度などはホールの直前で雑草の根にぶつかりボールが弾んでしまったこともあった。

   

   ※ こんなとホールだと、ボールはどこに転がるか分かりません。

 そうしたこともあり、私は初めて(かな?)オーバーパーで回ることになってしまった。

   

   ※ と思ったら、今度は両脇を木に挟まれた細いフェアウェイに悩まされました。

 こうしたコースで大会が開催されるということは、出場する方々も精神的に相当にタフな方々なのだろう。ボールのバウンドの仕方、ホール直前でのボールの転がり方などにかなりの運・不運が伴うような気がするのだが…。まあ、大会などに参加するということは私の場合あり得ないが、一度大会の様子を覗いてみたい気もしてきた。                                          《コース概要等》

〔住      所〕南区川沿5条1丁目地先

〔コース概要〕・9ホール、パー33 総延長 約505m

〔休      日〕月曜日

〔利用時間〕7:00~日没 〔駐車場〕あり(40台)

〔プレー料金〕無料

〔問い合わせ〕南区土木部☎581-3811

〔訪問日&私の成績〕20/08/21  36/33