田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘13を振り返る Part Ⅴ

2013-12-31 15:29:07 | 私的に〇〇年を振り返る

 いよいよ今日は大晦日です。私自身の中では一年の区切りを以前ほど感慨深く迎える気持ちが失せてきているような気がする。だからこそ、このように一年を区切る意味でも自分自身の一年を振り返ることをしている。そうして振り返ったとき、今年一年もいろいろなことがあった一年だった思う。できれば来年も健康でたくさんの体験ができたらいいなぁ、と願っているところだ。 
 それでは「‘13を振り返る」シリーズの最終章、【どこに旅したか?】、【どんなボランティアに参加したか】、【その他の体験】を振り返ることする。 


【どこに旅したか?】 

◆ニュージーランドの旅(語学留学している友人を訪ねたセルフプロデュースの旅 1/24~2/04)

       
        ※ 今年のベストショットの一枚と思っているニュージーランド・クイーンズタウンのワカティプ湖です。

◆大沼・黒松内町への旅(駒ケ岳登山、黒松内町フットパスウォーク 6/20~6/22)
◆東京・富士山の旅(東京下町巡り、富士山登山 高山病初体験! 6/28~7/02)
◆北竜町他の旅(沼田町・秩父別町・北竜町・妹背牛町フットパスウォーク 8/15~8/16)
◆北九州・福岡の旅(息子のサッカー応援を兼ねた古の福岡を巡る旅 9/12~9/17)

          
          ※ 福岡・博多名物の屋台街に灯が入ったところです。

【どんなボランティアに参加したか?】 

◆市立大通高校のボランティアに同行(ミニ大通の除草作業 高校生約300名の参加 8/22)

          
          ※ 市立大通高校の一年生が一生懸命雑草除去の活動をしてくれました。

◆道立近代美術館前の歩道の清掃活動(4/24 5/13 5/18 5/31 6/14 7/6 7/19 8/2 8/19 9/10 9/26 10/15 10/30 以上計13回の活動)
◆道立近代美術館前の花壇の維持管理活動(随時)

          
          ※ 近美前花壇に「ART & MUSEUM」の文字を描く作業をしているところです。

◆「近美を愛するブリリアの会」会報発行 №63~81 19回


【その他の体験】 

◆白石清掃工場見学(オヤジの会3月例会 最近のゴミ処理工場見学 3/19)
◆石狩市厚田の戸田記念墓地公園(オヤジの会5月例会で桜見物に赴くも時期尚早 5/20)
◆いしかり砂丘の風資料館(オヤジの会5月例会 5/20)

          
          ※ いしかり砂丘の風資料館に附設されている旧長野商店の前景です。

◆北大研究所・センター見学(◇創成研究機構 ◇低温科学研究所 ◇電子科学研究所 ◇遺伝子病制御研究所 ◇スラブ研究センター 6/08)
◆AMOEBA in 札幌2013(某小学校在職時の5人が年に一度集まる会 8/3~4)
◆シャガール展(道立近代美術館の今夏の目玉シャガール展を一応チェックした 8/25)

               
               ※ シャガールの代表的作品(題名?)の一つです。

◆北海道の未来を守る現場見学バスツアー(カーボンオフセットの学習会 丘珠・石狩市 11/18)
◆プロジェクションマッピング初体験(サッポロファクトリー 12/01)
 

 【どこに旅したか?】では、どの旅も強く印象に残っている。「旅する」ということ、それは日常の生活から一定期間離れることを意味する。それは全てが新鮮であり、全てが日常にはない発見の連続である。今年旅した中でも特に印象深い旅は?と問われればやはり「ニュージーランドの旅」を挙げないわけにはいかないだろう。自ら計画を立て、手配をした一人旅はワクワクドキドキの旅であり、刺激に満ちたものだった。さらには初めての南半球への旅という点でも記憶に残る旅だった。
その他でも、富士山登山を含めた東京下町巡り、福岡の旅も私の中ではたくさんの思い出を創ることができた旅だった。

 【どんなボランティアに参加したか?】について振り返ってみると、「近美を愛するブリリアの会」の皆さんと取り組んでいる早朝の道立近代美術館前の歩道を清掃する活動は4年目となり今年も13回の活動をすることができた。ただ、昨年は積極的に関わっていた「桑園交流ネットワーク」の活動からは諸事情から離れることになってしまい全体としてはボランティアの活動は減少した感が強い。
「近美を愛するブリリアの会」の活動もややマンネリ化の傾向が否めないが、なんとか会員の皆さんの理解を得ながら来年も地道に継続したいと考えている。

 【その他の体験】では、札幌近郊では最高の観桜スポットとして有名な石狩市厚田の「戸田記念墓地公園」をオヤジの仲間の5月例会として訪れたのだが、例年にない遅い春が災いし満開の桜を見ることができなかったのが残念だった。
また、カーボンオフセットの現場を直接目することができたのは良い体験だった。

 こうして5日間にわたって、今年一年を振り返ってきたが、おかげさまで今年もそれなりに充実した一年を過ごすことができたと振り返っている。
 この5日間の拙ブログを見ていただいた方は、私のことを「なんて気の多い奴なんだろう」と思われているかもしれない。そう思われても仕方がないほど私はあちこちと顔を出している。ともかく私は硬軟織り交ぜ何事にも興味を抱くタイプなのだ。ただ、そのことが拙ブログが深みに欠けることにも繋がっているかもしれない。しかし、それが私なのだとも思っている。
 いまさら自分を変えることなど出来ない相談である。私はこれからもいろいろなところに出没し、幅広くさまざまなことに関心を抱き、見聞したことをブログの中でレポートしていこうと思っている。

 その思いを可能にしてくれるのは何をさておいても自らの健康である。今年も一年間健康に過ごせたことに感謝したい。また、自らの思うがままにあちこちへと自由に出かけさせてくれた妻にも感謝しなければならない。

 今年一年、拙ブログにアクセスいただきありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 どなたさまも良い年をお迎えください。


私的に‘13を振り返る Part Ⅳ

2013-12-30 15:48:39 | 私的に〇〇年を振り返る

 いよいよ年の瀬も押し詰まってきた。本日は雪が深々と一日中降っていた。雪が少ないと思っていたが、どうやらここにきて札幌らしい年末風景となったようだ。さて、「私的に‘13を振り返る」シリーズも今回を含めて残り2回となった。今回は、【どんなステージを堪能したか】、【どんな映画を観たか】について今年一年を振り返ってみることにした。
 

【どんなステージを堪能したか】 
◆YOSAKOIスペシャルステージ(さっぽろ雪まつり協賛 ニトリ文化センター 2/10)
◆舞台 イシノマキにいた時間(一年前に感動して二度目の観劇 コンカリーニョ 3/24)

              

◆西区オーケストラ演奏会(札幌市内全域から集まったアマオーケストラ キタラ 4/27)
◆2013年春のシアターZOO寄席(桂枝光、月亭方正 シアターZOO 5/5)
◆歌旅座コンサート(「昭和ノスタルジアコンサート」 宮の森・大乗院薬王寺 5/12)
◆PMFオープニングコンサート(ワーグナー「タンホイザー」他 芸術の森野外ステージ 7/06)
◆サッポロ・シティ・ジャズ パークジャズライブ(ビッグバンドを主に 札幌市役所駐車場 7/14)
◆カルチャーナイト2013(「カンテレ in 京王プラザ」 京王プラザホテル 7/19)
◆オルガンアドベンチャー in キタラ(キタラのパイプオルガンを鑑賞 8/03)
◆NHKカジュアルクラシックコンサート(N響のプレイヤーなど6人 札幌市民ホール 8/10)
◆ばんけいミュージックフェスティバル(野外にて8組のバンドが共演 ばんけいスキー場 8/11)

          

◆ドイツの森コンサート(知人の娘さんのコンサートに誘われる 渡辺淳一文学館ホール 8/25)
◆時計台まつり記念演奏会(ゴスペルソング MOTHER CROSS 素晴らしさに感動 時計台ホール 9/26)

          

◆~阿蘇からの風~クリスマスコンサート(大庭照子 くまもん 教育文化会館 12/04)
◆ピアノレクチャーコンサート(「ロシアのピアノ音楽の歴史」 時計台ホール 12/08)
◆札響の第九(今回で5年連続の鑑賞になる。年末恒例行事? 尾高忠明指揮 キタラ 12/14)
◆フルートレクチャーコンサート(かでる講座 フルート奏者 安保奈苗 かでる2・7 12/16)
◆桂枝光落語独演会(コンベンションセンター・ウォームシェアイベントの一環 12/20)
◆さっぽろホワイトイルミネーションコラボレートLIVE(ゼップサッポロ 12/21)
◆札響クラシックコンサート(北洋銀行presents 十束尚宏指揮 キタラ 12/25)


【どんな映画を観たか】 
◆「網走番外地」(ご存じの高倉健さんの出世作 「北のシネマ塾」1月講座 1/19)
◆「東京家族」(山田洋二監督が小津安二郎監督に捧げた映画 ユナイテッドシネマ 2/08)

               

◆「馬喰一代」(三船敏郎主演映画 「北のシネマ塾」2月講座 2/16)
◆「レ・ミゼラブル」(ミュージカル仕立ての映画 シネマフロンティア 2/18)
◆「〇(ゼロ)からの風」(故田中好子が主演した飲酒運転撲滅映画 「ちえりあ映画会」 2/20)
◆「シャレード」(オードリー・ヘップバーンとゲリーグラントの競演 「ちえりあ映画会」3/15)
◆「映像でつづる北海道の20世紀」(「北のシネマ塾」3月講座 3/16)
◆「フライト」(航空機の整備不良で墜落の危機から生還した映画 ユナイテッドシネマ 3/26)
◆「探偵はBARにいる 2」(大泉洋の探偵役の2作目 試写会 札幌プラザ2・5 4/12)
◆「今 伝えたいこと」(福島県の高校生が原発事故に遭遇して他に伝えようとした映画 きょうさいサロン 4/13)
◆「リンカーン」(アメリカの伝説的大統領の後半生を描いた映画 ユナイテッドシネマ 4/19)
◆「居酒屋兆治」(高倉健、大原麗子主演映画 「北のシネマ塾」4月講座 4/20)
◆「月あかりの下で」(浦和商業高校定時制の4年間を追った映画 北大教育学部教室 4/20)
◆「地の涯に生きるもの」(森繁久彌主演 「北のシネマ塾」5月講座 5/20)
◆「雪に願うこと」(帯広のばんえい競馬を題材にした映画 「北のシネマ塾」6月講座 6/15)
◆「怪談 佐賀屋敷」(怪談女優 入江たか子主演 「北のシネマ塾」7月講座 7/20)
◆「風立ちぬ」(スタジオジプリ作品 宮崎駿監督最後の作品? ユナイテッドシネマ 7/29)
◆「カサブランカ」(1942年制作の名画 イングリット・バーグマン主演 「ちえりあ映画会」8/30)
◆「じんじん」(絵本の町剣淵町を題材にしたストーリー 大地康雄主演 プラザ2・5 9/28)

          

◆「そして父になる」(是枝裕和監督、福山雅治主演 ユナイテッドシネマ 10/05)
◆「田んぼ de ミュージカル」他全4作(全4作一挙上映 琴似・レンガの館ホール 10/13)
◆「あの日-福島は生きている」(箭内道彦氏プロデュースのドキュメンタリー 道新ホール 10/25)
◆「先祖になる」(東日本大震災の津波被害者の佐藤尚志を追ったドキュメント 道新ホール 10/29)

          

◆ 韓国映画「チスル」(済州島で起こった事件を映画化したもの 北大学術交流会館 11/04)
◆「清須会議」(役所広司・大泉洋主演、三谷幸喜監督 ユナイテッドシネマ 11/08)
◆「南極物語」(昭和58年映画 タロ・ジロ生還物語 コンベンションセンター 12/17)

 今年も数々のステージや映画を楽しむことができた。特にステージは札幌でなくてはなかなか楽しめないものが多く、これからもできるだけ生のステージを楽しみたいものだ。ステージ20本、映画26本楽しんだ中から、私の偏見でそれぞれのベストスリーを考えてみた。

 【どんなステージを堪能したか】では、「舞台 イシノマキにいた時間」、「ばんけいミュージックフェスティバル」、「ゴスペルソング MOTHER CROSS」といったところが私の中では挙がってきそうだ。7月芸術の森野外ステージで演奏した「PMFオープニングコンサート」も思い出深い。

 【どんな映画を観たか】のベストスリー選出は難しかったが、「東京家族」、「じんじん」、「先祖になる」の三本を挙げることにした。スペクタクルに満ちた「フライト」、考えさせられた「そして父になる」も忘れられない映画の一つだ。

 このベストスリーを選出した際、「ゴスペルソング MOTHER CROSS」と「じんじん」がそれぞれのベストスリーに入ったことはある意味の特徴である。両者とも私は上演前に大して期待していなかったものである。ところがステージや映画が終わった後に大きな感動に包まれた両者である。つまり事前にあまり期待していなかったがために、その落差の大きさがより大きな感動を与えてくれた二つの作品ということができる。
 来年もそんな意外なハプニングを楽しむためにできるだけステージや映画館に足を運びたいと思っている。



私的に‘13を振り返る Part Ⅲ

2013-12-29 19:16:53 | 私的に〇〇年を振り返る

 私的に‘13を振り返る 第三弾は【どんな山に登ったか】、【どこを歩いたか】、【どんなスポーツイベントに参加したか】《参加型》&《観戦型》という三分野について振り返ってみた。

 
【どんな山に登ったか】
◆Mt.カーギル(ニュージーランド、ダニーデンの山、山頂からの眺望抜群! 標高680m 1/31)

     
     ※Mt.カーギルの山頂から眺めた風景です。

◆Mt.ビクトリア(ニュージーランド、オークランド中心街の対岸にあった小山 標高80.6m 2/02)
◆№27 紋別岳(北海道自然観察協議会主催 支笏湖畔に登山口 標高865m 5/25)
◆№28 定山渓小天狗岳(札幌市民登山教室の実習登山 標高756m 6/09)
◆№29 定山渓天狗岳(「山遊会ル・レラ」に同行 最も過酷な登山を体験!標高1,144m 6/16)
◆大沼・駒ケ岳(「森誘クラブ」主催行事に参加 馬の背以降は登山禁止 馬の背標高893m 6/21)
◆日本最高峰 富士山(高山病のために苦しみながらも登頂果たす 標高3,776m 7/01)

          
          ※ 富士山頂に立った記念に一枚撮りました。

◆№30 藻岩山<慈啓会コース>(十勝岳連峰縦走に備えてのトレーニング 標高531m 7/18)
◆№31 藻岩山<市民スキー場コース>(十勝岳連峰縦走に備えてのトレーニング 標高531m 7/22)
◆№32 藻岩山<小林峠コース>(十勝岳連峰縦走に備えてのトレーニング 標高531m 7/26)
◆上富良野岳(十勝岳連峰縦走での最初の山 体調は良かったが眺望効かず 標高1,893m 7/31)
◆上ホロカメットク山(十勝岳連峰縦走での2番目のピーク 頂上で雨具装着 標高1,920m 7/31)
◆十勝岳(十勝岳連峰縦走での最後のピークであり目的の山 十勝岳も霧の中 標高2,077m 7/31)
◆№33 チセヌプリ(札幌市教委主催の登山会 標高1,134.5m 9/21)
 ※ ナンバーが打ってある山は、私が〔札幌低山紀行〕と称して札幌近郊の低い山を登る取り組みをしているのだが、その対象の山ということでナンバーを打っているものである。


【どこを歩いたか】
◆ウォーク in ドリームピーチ(大浜海岸 スノーシュートウオーキング 約6km 3/08)
◆ウォーク in 銭函海岸(スノーシューウォーキング 約10km 3/08)
◆札幌ぐるりウォーキング(観光客向けウォーキングガイド 札幌市内都心部4コース  4/29)
◆そらちフットバスウォーク№3(南幌町 幌向運河歴史ルート 15km 5/12)

          
          ※ フットパスコースに設けられた案内板です。(全てのコースに完備されているわけではありません)

◆フットパスウォーク№7(拓北からトンネウス沼コース 9.5km 6/03)
◆フットパスウォーク№8(百合が原からモエレ沼公園コース 8.5km 6/03)
◆そらちフットパスウォーク№4(夕張市 北炭歴史遺産ルート 9.5km 6/06)
◆そらちフットパスウォーク№5(岩見沢市 棚田広がる上幌ルート 11.5km 6/06)
◆そらちフットパスウォーク№6(長沼町 馬追自然の森ルート 14.5km 6/12)
◆大沼&小沼 島巡りウォーキング(大沼は観光用散策コース 小沼はあまり人影みえず 6/21)
◆黒松内フットパスコース 1(寺の沢川コース 街から歌才ぶな林にいたるコース 約2km 6/22)
◆黒松内フットパスコース 2(森林公園コースコース 北限のブナ林を巡るコース 約8km 6/22)
◆黒松内フットパスコース 3(西沢コース 最もつまらない農道コース 約14km 6/22)
◆黒松内フットパスコース 4(チョボシナイコース 最もワイルドな魅力的コース 約10km 6/22)
◆東京下町巡り 1(東京スカイツリー界隈2h30m 築地界隈2h15m ※数字は標準時間、距離不明 6/28)
◆東京下町巡り 2(巣鴨1h30m 両国界隈2h30m かっぱ橋道具街(往復)2h30m 6/29)
◆東京下町巡り 3(柴又帝釈天界隈 ご存し寅さんの本拠地です  3h00m 7/02)

          
          ※ 葛飾柴又駅前に立つ寅さんの像です。

◆石狩海岸フットバスウォーク(いしかり海浜ファンクラブ設定のコース 6.7km 8/09)
◆そらちフットパスウォーク№7(沼田町 ほろしん温泉ほたる館ルート 約11.7km 8/15)
◆そらちフットパスウォーク№8(秩父別町 鐘のなるまち探訪ルート 約9.0km 8/15)
◆そらちフットパスウォーク№9(北竜町 ひまわりの里散策ルート 約10.6km 8/15)
◆そらちフットパスウォーク№10(妹背牛町 恵みの大地散策ルート 約7.8km 8/16)
◆そらちフットパスウォーク№11(深川市 深川市街散策ルート 約12.7km 8/17)
◆そらちフットパスウォーク№12(近代史の断面をリアルに触れる月形ルート 約11.3km 9/05)
◆そらちフットパスウォーク№13(樺戸開拓の歴史が見えてくる浦臼探訪ルート 約8.9km 9/05)
◆そらちフットパスウォーク№14(水辺の景色にいやされる奈井江ルート 約8.4km 9/05)
◆福岡の古を巡る旅 1(太宰府天満宮境内 約3km 9/12)

         
         ※ ご存じの学問の神様「大宰府天満宮」の本殿です。

◆福岡の古を巡る旅 2(門司レトロタウン&下関界隈 約7.5km 9/13)
◆福岡の古を巡る旅 3(小倉市街地散策[含む小倉城] 約4.5km 9/14)
◆福岡の古を巡る旅 4(博多市街地散策[含むキャナルシティ、アクロス福岡] 約6.0km 9/15)
◆福岡の古を巡る旅 5(筥崎宮、大濠公園、博多山笠追い山コース等 約20.7km 9/16)
◆福岡の古を巡る旅 6(香椎宮、ネクサスワールド 約4.0km 9/17)
◆そらちフットパスウォーク№15(雨竜町 田園の里散策ルート 約11.7km 10/19)
◆そらちフットパスウォーク№16(新十津川町 新十津川縦断ルート 約12.8km 10/19)


【どんなスポーツイベントに参加したか】
《参加型》
◆スノーシュートレッキング (「冬の円山観察会~スノーシューで歩こう!」 1/12)
◆滝野の森 ありがとうスノーシューツアー(滝野すずらん丘陵公園 森の情報館 3/30)
◆北海道を歩こう!(札幌市スポーツ財団主催行事 33km 所要時間7時間10分 5/26)
◆さっぽろテレビ塔 真・階段のぼり(さっぽろテレビ塔主催 地上90m 453段 6/23)

《観戦型》
◆HBCジャンプ競技会(KO方式のトーナメントによるジャンプ大会 大倉山ジャンプ競技場 1/09)
◆宮様杯ジャンプ競技会(高梨沙羅選手段違いの強さ発揮 宮の森ジャンプ競技場 3/03)
◆サッカーJ2ドーム開幕戦(対栃木FC 0対1で敗戦 札幌ドーム 3/10)
◆プロ野球ドーム開幕戦(対ソフトバング 敗戦 さだまさしの斉唱「北の国から」 札幌ドーム 4/05)
◆コンサドーレ監督&選手トークショー(戝前監督と2選手 道新ホール 4/22)
◆札幌六大学野球リーグ戦春季開幕戦(極寒?の中での三試合 円山球場 5/01)
◆春季高校野球札幌地区大会(札幌日大高 対 尚志学園 8対7で日大勝利 円山球場 5/14)
◆春季高校野球札幌地区大会代表決定戦(札幌日大高 5対2で東海四校に勝利 円山球場 5/16)

          
          ※ 高校野球は人気は絶大です。

◆春季高校野球全道大会第4日(札幌日大、駒大苫小牧、小樽北照の勝利 円山球場 5/30)
◆春季高校野球全道大会第5日(札幌日大、駒大苫小牧に4対7で敗退 円山球場 6/01)
◆春季高校野球全道大会最終日(決勝戦 駒大苫小牧が7対2で小樽北照を破り優勝 円山球場 6/02)
◆高校野球選手権札幌地区大会(1回戦 札幌日大高14対6で国際情報高を圧倒 麻生球場 5/16)
◆高校野球選手権南北海道大会(第2日 東海四校VS尚志学園、大谷室蘭VS小樽北照他 円山球場 7/16)
◆高校野球選手権南北海道大会(第3日 札幌日大VS北海道栄 4対2で北海道栄の勝利円山球場 7/17)
◆女子バレーボールワールドグランプリ決勝ラウンド 第2日(北海きたえーる 8/29)
◆サッカーJ2コンサドーレ戦(対神戸戦 1対0で勝利 札幌ドーム 11/10)
◆春高バレー北海道大会(三日目を観戦 北海きたえーる 11/21)

          
          ※ 春高バレー北海道大会の一コマです。

◆サッカーJ2コンサドーレ最終戦(対北九州戦 0対0のドローゲーム 札幌ドーム 11/24)

 【どんな山に登ったか】では初めの二つの山はニュージーランドを旅した時に登った山だ。特にMt.カーギルは登山口を見つけるのに苦労したこともあり思い出に残る山の一つである。
 また、今年は山に登り始めてからいつかは登ってみたいと考えていた[富士山]に登ることができた。高山病に見舞われながら登頂できたこともあり大きな喜びだった。
 全体的に振り返ると、昨年に引き続き熊騒動が気になって思うように山に行けなかったのが残念である。だんだんと体力の衰えも気になるが、来年こそは憧れの[羊蹄山]になんとか登ってみたいと思っている。

 次に【どこを歩いたか】では、「そらちフットパスウォーク」という格好の目標ができ、意欲的に取り組むことができた。来年中には全24市町村のコースを制覇したいと思っている。この取り組みは空知管内のそれぞれの街の特徴を感ずることできて楽しみながら取り組んでいる。
 また、今年は東京、福岡を旅した際にそれぞれの街を歩いて巡ることを選択し、単なる観光的な旅とは違い、その街の雰囲気も感じながら巡ることができたことも収穫だった。
 さらには北海道のフットパスの元祖的存在の黒松内町のコースを歩くことができたのも良い思い出である。

 【どんなスポーツイベントに参加したか】では、《参加型》、《観戦型》ともに特筆すべきことのなかった一年かな?と振り返っている。特に《参加型》のイベントへの参加が少なくなっている。スキーやスノーシューなどへの参加が減ってしまったのがその原因のようである。(年齢のせいか?)
 また《観戦型》でも、ビッグイベントが少なかったこともあるが私自身の興味が少し薄れてきていることもその原因の一つのようだ。基本的にはスポーツを実際にプレイしたり、観戦したりすることは私の趣味趣向に最も合っている分野なのでできるだけ参加したり、観戦したりしたいと思っている。


【余話】
 今日は朝遅かったこともあり、[藻岩山]はあきらめて[三角山]に登ってきた。三角山は小さな山(311.3m)ながら急斜面もありけっこうな登山気分を味わわせてくれる山である。アイゼンを付けないととても登れない山だ。
 このところ集中的に山に向かっているのは運動不足解消の意味もあるが、実は元旦のご来光を仰ぎたいとの思いがあり、どの山が良いのかリサーチをしているのだ。藻岩山、円山、三角山と候補はあるのだが、いずれも一長一短があり決めかねている。さらにご来光登山そのものを決行するかどうかも決心がつきかねているのが現状なのだ。さあ、どうしたら良いか?二日間あれこれ思い悩んでみようと思っている。


私的に‘13を振り返る Part Ⅱ

2013-12-28 17:35:31 | 私的に〇〇年を振り返る

 私的に‘13を振り返る Part Ⅱは【どんな講座を受講したか】です。今年は意図的に各種講座を受講しようと心がけました。受講した講座に関連性はなく、目に付いた講座の中から私が興味関心を抱いたものを中心にどこへでも出かけていきました。 

【どんな講座を受講したか】

◆北大博物館土曜セミナー(「食糧問題から見る昭和史」 北大博物館 1/12)
◆アメリカンコーナー講演会(在札幌米国総領事館 ジェフリー・ダフィー領事 国際プラザ 2/23)
◆韓国を知るセミナー(韓国料理「トックッ」を調理する エルプラザ 3/14)

          

◆日本山岳会北海道支部講座(「田中澄江と北の山」 支部長 滝本幸夫氏 リンケージプラザ 3/14)
◆石狩川フォーラム№3(「石狩川流域の開拓」 鈴木英一元北海道開発局長 紀伊国屋 3/15)
◆北大地震火山研究観測センターシンポジウム(5名の研究者の研究発表 北大学術交流会館 3/20)
◆食と農をつなぐ教育フォーラム(教育関係者等5名の発表 北濃ビル 3/22)
◆ロータリークラブインターシティミーティング(「3.11から感じた命と平和」 パークホテル 3/23)
◆がん研究シンポジウム(「北大から世界へ がん研究最前線」 北大学術交流会館 3/27)
◆インターナショナルトーク(「1000以上の民族が平和に暮らしている国 ~ インドネシア」北大国際本部 3/29)
◆環境・自然を考える会 学習会(北海道の山と気候変動について報告 エルプラザ 4/6)
◆北大博物館土曜セミナー(「セルビア -a crossroad-」 セルビア人北大留学生 北大博物館 4/13)

                

◆道総研ランチタイムセミナー(「空に棄てられたもの」PM2.5などの話題 道庁1Fロビー 4/19)
◆JICA海外ボランティア帰国報告会(5名の体験者の報告会 国際プラザ 4/21)
◆石狩川フォーラム№4(「北海道の産業と私たちの生活」 船水尚行北大教授 紀伊国屋 4/27)
◆北大博物館土曜セミナー(「豊平川がつくりだした自然景観」 北大博物館 5/11)
◆札幌学院大コミュニティカレッジ(「アイヌ民族の碑が訴えていること」3回講座 5/10,17,24)
◆札幌市民登山教室(道央勤労者山岳連盟主催 エルプラザ 4回シリーズ 5/28 6/04 6/09 6/11)
◆北方圏講座(「日本の医療とスウェーデンの医療」鈴木岳医師 ホテルモントレーエーデルホフ 6/19)
◆北大公開講座「2030年のシナリオ」1(「グローバリゼーションと教育の内容」妻の代理出席 7/01)
◆札幌学院大コミュニティカレッジ「大学的北海道ガイド」1(「北海道の大地と自然」 7/03)
◆北大公開講座「2030年のシナリオ」2(「エネルギーと人類の関わり~これまで、そしてこれから~」北大情報教育館 7/04)
◆北大公開講座「2030年のシナリオ」3(「実産業を支える画像技術」難しかった! 北大情報教育館 7/08)
◆札幌学院大コミュニティカレッジ「大学的北海道ガイド」2(「十勝の魅力」 札幌学院社会連携センター 7/10)
◆北大公開講座「2030年のシナリオ」4(「日本の物価を考える」 北大情報教育館 7/11)

          

◆札幌学院大コミュニティカレッジ「大学的北海道ガイド」3
(「北海道における最果て感~知床と宗谷の楽しみ方~」 札幌学院社会連携センター 7/17)
◆北大公開講座「2030年のシナリオ」5(「北海道の都市と交通の将来展望」 北大情報教育館 7/18)
◆北大公開講座「2030年のシナリオ」6(「わが国の医療と薬の近未来像とは」 北大情報教育館 7/22)
◆北大公開講座「2030年のシナリオ」7(「2030年、そのとき北海道の食料とエネルギーは?」 7/25)
◆北大公開講座「2030年のシナリオ」8(「宗教とソーシャル・キャピタル」 北大情報教育館 7/29)
◆北大博物館土曜セミナー(「再生可能エネルギーと地域経済の活性化」 北大博物館 8/10)
◆北大公開講座「東日本東北沖大地震と北海道」1(「観光産業への被害と観光のこれから」 8/21)
◆道総研ランチタイムセミナー(「部屋の空気はきれいですか?」 シックハウスの話 道庁1Fロビー 8/23)
◆北大公開講座「東日本東北沖大地震と北海道」2(「福島第一原発事故とこれから ~泊原発を考える~」 8/28)
◆北大公開講座「東日本東北沖大地震と北海道」3(「デジタル地図で考える津波危険地域の住民避難」 8/28)
◆北大公開講座「東日本東北沖大地震と北海道」4(「2011,3.11 津波に学び、正しく畏れる」 9/11)
◆北大公開講座「東日本東北沖大地震と北海道」5(「放射性物質で汚染された土壌の修復は可能か」 9/18)
◆北大公開講座「東日本東北沖大地震と北海道」6(「放射能は世界を巡る」 9/25)
◆石狩川フォーラム№9(「石狩川下流部沿いの鳥類相」 藤巻裕蔵帯広畜産大学名誉教授 紀伊国屋 9/27)
◆北海道開拓記念館歴史講座(「歴史の中の『開道百年』」 山田伸一学芸員 開拓記念館 9/29)
◆コープさっぽろおとな学 1(「エンディングノートの役割と書き方」 コープ札幌中央文化教室 10/10)
◆札幌学院大コミュニティカレッジ「古文書に見る歴史の転換点」1
(「『松前詰合一条』に見る蝦夷地防備の実態」 作家・合田一道 札幌学院社会連携センター 10/10)

          

◆北大博物館土曜セミナー(「木質バイオマスの総合利用とその今日的意義」 北大博物館 10/12)
◆札幌学院大コミュニティカレッジ「古文書に見る歴史の転換点」2
(「『北海道紀行』に見る島義勇の決意」 作家・合田一道 札幌学院社会連携センター 10/17)
◆北海道開拓記念館歴史講座(「ある津軽人が記した幕末の松前・蝦夷地情報」 三浦泰之学芸員 10/20)
◆北大公開講座「現代の『聖地巡礼』考」1
(「聖地再考-聖地は意図的に作られたものなのか?宗教的「聖地」からアニメ「聖地」まで」 10/21)
◆道総研ランチタイムセミナー(「個性豊かな北海道の活火山~身近な火山の素顔~」 道庁1Fロビー 10/23)
◆札幌学院大コミュニティカレッジ「古文書に見る歴史の転換点」3
(「古文書に見る『屯田兵制度』の誕生」 作家・合田一道 10/24 )
◆北大公開講座「現代の『聖地巡礼』考」2(「山岳風景の聖地としてのアルプスの発見」 10/28)
◆環境学習会 エコセミナー№1(「コミュニティーデザインと環境教育」 エルプラザ 10/30)
◆ジャーナリズムの現場から(ジャーナリズム界の二つの賞を受賞した2組の記者の報告 道新ホール 11/31)
◆越境するメディアと東アジア 国際シンポジウム(日中韓のメディア交流 北大学術交流会館 11/2・3・4)

          

◆日ロ学術シンポジウム「知られざる極東ロシア」(ロシア科学者との共同研究成果の発表 11/05)
◆環境学習会 エコセミナー№2(「学校と環境教育」 エルプラザ 11/06)
◆立教大学 札幌シンポジウム(NHKディレクターが高梨沙羅の強さを語る プリンスホテル国際館 11/09)
◆北大公開講座「現代の『聖地巡礼』考」3(「現代の聖地、世界遺産を楽しむ!」 11/11)
◆コープさっぽろおとな学 2(「今から考える遺言・相続」 コープ札幌中央文化教室 11/14)
◆北海学園大学市民公開講座(「老活のすすめ」 5人の北海学園教授陣が講義 北海学園大学 11/16)
◆エンジョイサッカーセミナー(札幌大谷高校サッカー部監督田部学氏の講話 羊が丘病院 11/16)
◆北大公開講座「現代の『聖地巡礼』考」4(「故郷『樺太』への巡礼者」 観光学高等研究センター 11/18)
◆道立消費者センター講座(「自然エネルギーで地域を活性化」 道立消費者センター 11/20)
◆北大公開講座「現代の『聖地巡礼』考」5(「コンテクスト・ツーリズムって何?」 11/25)
◆知るぽると塾 in 札幌(北海道金融広報委員会の賢く生活する術 エルプラザ 11/27)
◆北海道教育大シンポジウム(「演劇的手法による教師教育育成プログラム開発」 プリンスホテル 11/30)
◆北海道教育大岩見沢校公開フォーラム(芸術・スポーツビジネス専攻 開講記念 札幌サテライト 12/1)
◆北大公開講座「現代の『聖地巡礼』考」6(「御師と講」 観光学高等研究センター 12/2)
◆石狩川フォーラム№12(「人と川の関わりの歴史と未来」 紀伊国屋インナーガーデン 12/6)

              

◆北大公開講座「現代の『聖地巡礼』考」7(「古代中国の聖地巡礼 VS 近世日本の聖地巡礼」 12/2)
◆コープさっぽろおとな学 3(「身近な税金あれこれ」 コープ札幌中央文化教室 12/12)
◆中央区高齢者市民講座(「間宮林蔵の樺太探検余話」 社会福祉センター 12/12)
◆札幌大学公開講座(「北海道の野生動物」〔シマフクロウ、コテングコウモリ〕札幌大学 12/19)

 今年は今までに増して各種の講座を受講した。その要因の一つは「道民カレッジ」の単位取得を意識したことにある。ブログで報告できなかったが、12月には修士(200単位取得)の称号を得ることができた。称号と云えるほど価値あるものではないが励みになっていることは事実である。
 今年の講座受講を振り返ってみると、北大や札幌学院大など各大学の公開講座に積極的に参加したことが目立つが、各大学が市民向けの公開講座の充実を図っていることが窺え、来年以降もできるだけ積極的に受講したいと思っている。

 こうして各種の講座を受講することで、どれほどの益があるのかと問われれば、それはほとんど無に近いのかもしれない。しかし、その都度テーマについて考え、自分なりの感想を持ちそれをブログ上においてまとめるという過程を通して多少は脳の老化防止には寄与しているのではないかと思っている。
 これからも健康が許し、受講してみようという意欲が衰えない限り積極的に外へ出て各種の講座を受講したいと思っている。


【余話】
 三日連続で藻岩山に登ることを目論んでいたが、やはり身体が回復してくれなかった。天候も荒れ気味だったこともあり断念した。明日はできればと、思っているのだが…。


私的に‘13を振り返る Part Ⅰ

2013-12-27 22:28:47 | 私的に〇〇年を振り返る

 私のブログにとっては年末恒例ともなりつつある「私的に○○年を振り返る」時期となった。振り返ると2008年にその原型がスタートしている。ということは今回で6年目ということになる。自分が過ごしてきた一年間を振り返るこの企画を私自身はけっこう気に入っている。まとめるにそれなりに時間もかかるが、まとめながら一年間を振り返るのはなかなか心楽しいひと時でもある。 

 それでは今年もPart Ⅰ【誰のお話を聴いたか】から始めることにする。

【誰のお話を聴いたか】
◆奥田  誠 氏(野村総合研究所 金融経済教育フォーラム  ホテルオークラ 1/08)
◆金  美徳 氏(多摩大学教授 「北海道で考える北東アジア情勢シンポジウム」 京王ホテル 1/21)
◆丸谷 智保 氏(セイコーマート社長 地域経済の潜在力発掘プロジェクトメインフォーラム プリンスホテル国際館 2/13)
◆渡邉 芳樹 氏(在スウェーデン日本国大使 北方圏講座 北大学術交流会館 2/21)
◆金子  勝 氏(慶応大学教授 トランスポートセミナー ポールスター札幌 2/25)
◆ダニエル・カール(タレント・実業家 「東北観光フォーラム in 北海道」 北海道経済センター 3/09)

          

◆栗城 史多 氏(登山家 「栗城史多トークショー」 札幌駅地下歩行空間 3/25)
◆伊藤 隆敏 氏(東大大学院教授 「札幌信用金庫経済講演会」 東京ドームホテル 4/16)
◆滝田 洋一 氏(日本経済新聞社編集委員 「札幌信用金庫経済講演会」 東京ドームホテル 4/16)
◆丸山 和也 氏(参議院議員 「北海道JCフォーラム」 札幌コンベンションセンター 5/06)
◆一色 正春 氏(元海上保安官 「北海道JCフォーラム」 札幌コンベンションセンター 5/06)
◆藤 岡  弘氏(俳優 「北海道JCフォーラム」 札幌コンベンションセンター 5/06)
◆橋本 五郎 氏(読売新聞編集委員 「読売北海道セミナー」 札幌グランドホテル 5/24)

          

◆粗(ほぼ)信二氏(在スリランカ日本大使 「激動する世界と日本」 北大百年記念会館 6/10)
◆佐藤  満 氏(国際経営農業研究所所長 「北海信金経済・文化講演会 東京ドームホテル札幌 8/07」
◆大谷 昭宏 氏(札幌市教育研究集会 「どうなる?これからの日本」 共済ホール 8/31)
◆茂木健一郎 氏(脳科学者 演題のないトークショーのような独演会 道新ホール 9/22)

          

◆岩本  勉 氏(プロ野球解説者 「人生の壁を乗り越える 人の出会いと救いの言葉」 10/05)
◆鈴木 直道 氏(夕張市長 「やらなきゃゼロ」 道民カレッジ「かでる講座」かでる2・7 10/09)
◆竹中 平蔵 氏(慶応義塾大学教授 「日本経済復活のキーワード」 ホテルオークラ札幌 10/26)

          

◆永澤 利廣 氏(経済アナリスト 「アベノミクス効果と日本経済のゆくえ」 10/26)
◆山崎 直子 氏(元宇宙飛行士 「宇宙、人、夢をつなぐ」 札幌市教育フォーラム 共済ホール 10/29)
◆宮崎  緑 氏(千葉商大教授 エネルギーシンポジウム2013 司会者 ガーデンパレスホテル 11/06)
◆澤  昭裕 氏(政策分析研究家     同  上  パネリスト ガーデンパレスホテル 11/06)
◆安部 幹雄 氏(写真家 「剥き出しの地球 南極大陸」 道民カレッジ「かでる講座」かでる2・7 11/12)
◆崎山 克彦 氏(カオハガン島オーナー 道新ぶんぶんクラブ主催の講演会 道新本社 11/13)
◆浜  矩子 氏(同志社大学教授 一橋大・東京工大合同移動講座 プリンスホテル国際館 11/17)

         

◆遠藤 信弘 氏(〔株〕日本電気社長 一橋大・東京工大合同移動講座 プリンスホテル国際館 11/17)
◆倉本  聰 氏(脚本家 「教師に求めるもの」 北海道教育大シンポ プリンスホテル国際館 11/30)
◆合田 一道 氏(ノンフィクション作家 「記録から見る命の道」 道民カレッジ「かでる講座」かでる2・7 11/28)
◆刈屋富士夫 氏(NHKスポーツアナ 「北海道ウィンタースポーツトーク」 NHK札幌放送局 12/7)
◆山田いずみ 氏(全日本女子ジャンプコーチ 「北海道ウィンタースポーツトーク」 NHK札幌放送局 12/7)
◆本橋 麻里 氏(カーリング選手 「北海道ウィンタースポーツトーク」 NHK札幌放送局 12/7)

 こうして振り返ってみて、今年はいつもの年と比べるとネームバリュー的にはいま一つかな?といった印象である。といっても錚々たる人たちのお話を聴く機会を今年も得たと思っている。札幌で生活をするようになって多くの著名人の話を直接伺う機会が増えたことで私の感想もやや贅沢になっている表れかもしれない。
 そうした中で特に印象に残ったのは、茂木健一郎氏、竹中平蔵氏、浜矩子氏、といったところだろうか。
 茂木氏は描いていたイメージとの落差にちょっと驚いたが、脳研究者らしい視点から話が興味深かった。
 竹中氏の自説を自信満々に、滔々と語る姿はテレビで拝見している姿そのものといった感じだった。
 浜氏の語る姿からは男勝りといった印象を感じたが、自説を堂々と語る姿に論客の片鱗を見た思いだった。
 個人的にはドキュメンタリー作家の合田一道氏の話をこの欄に載せた講演と、明日の講座のところに載せたものを含めて4度のお話を伺うことができたことが印象に残る。
 その他の方々にしても、ほとんどの方が全国的に名の売れた方々ばかりだが、その方々が語る内容にはそれぞれぴかりと光る内容が含まれていたのはさすがだなぁ、との思いを強くしたものだった。
 来年はどのような人の話が聴けるのだろうか?楽しみにしたい。

 なお、明日のPart Ⅱでは【どんな講座を受講したか】を予定しているが、今回の【誰のお話を聴いたか】との取り上げ方の違いは、講師が一応全国的に名の通っている著名な方と私が判断した場合は本日の方に掲載した。。そうでないと私か勝手に判断したものは明日の【どんな講座を受講したか】に掲載することしたことをお断りしておきます。


【余話】
 昨日、今日と二日連続して軽アイゼンを装着して〔藻岩山〕に登った。昨日は「慈啓会コース」を、今日は「旭山公園コース」を登った。夏山に比べて冬山にはどこか惹かれるものがある。明日も続けて、と思っているのだがちょっと疲労困憊、無理かなぁ…。


クリスマスの夜は札響で

2013-12-26 23:03:28 | ステージ & エンターテイメント
 クリスマスの夜に札響? そんなお上品な趣味は持ち合わせていないが、たまたま招待券が舞い込んだ! というわけで、今年のクリスマスはキタラでベートーヴェン交響曲第7番を妻と二人で楽しませてもらった。 

          

 12月25日(水)夜、キタラにおいて「北洋銀行Presents クラシックコンサート ~聖夜の響き~」(指揮:十束尚弘 演奏:札幌交響楽団)が開催された。つまり北洋銀行から道民へのクリスマスプレゼントのようである。この種の招待は応募者が多いのであまり期待してはいなかったのだが運良く招待券が舞い込んだというわけである。

 招待だから全席自由であったが、私たちはそれほど早く会場に赴かなかったこともあり割り当てられた席は2階の横側という席としてはそれほど良い席ではなかった。
 いつものコンサートと若干違ったのは、HBCのアナウンサーの司会が付いたことと、北洋銀行の会長の横内氏の挨拶があったくらいで、あとはいつも通りにコンサートが始まった。

 プログラムは次のとおりだった。
 1.ベートーヴェン作曲/交響曲第7番イ短調op.92
        《 休  憩 》
 2.E.フンパーディンク作曲/歌劇「ヘンゼルとグレーテル」組曲序曲
 3.P.I.チャイコフスキー作曲/バレエ「くるみ割り人形」op.71より
 4.モーツァルト作曲/歌劇「魔笛」序曲
 5.J.シュトラウスⅡ作曲/喜歌劇「こうもり」序曲
 6.ワーグナー作曲/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲

               

 プログラムの構成は、多少クラシック初心者を意識した構成なのだろうか?けっこう名を知られた作曲家の名前が並んだ構成である。
 さてベートーヴェンの第7番である。ベートーヴェンの交響曲には3番『英雄』、5番『運命』、6番『田園』のように題名が付いているものが多いが、この7番には特に題名は付いていないようだ。だからというわけではないのだが、私が聴いたかぎりではその良さを十分に感ずるまでにはいたらなかった。全体的に明るく軽快な感じが伝わってはきたのだが…。
 私がむしろその良さを感ずることができたのは休憩後に演奏されたチャイコフスキーやモーツァルトの小品だった。いずれも、いつかどこかで耳にした記憶があったからかもしれない。

 コンサートは最後にクリスマスの夜らしく、札響の演奏をバックに「きよしこの夜」を会場全体で歌い終了となった。
 クラシックの良さを十分堪能したとは言い難かったが(それは偏に私自身の感性のせい)思わぬプレゼントをいただいた今年のクリスマスだった。

軽アイゼン on 円山

2013-12-25 22:25:14 | 北海道低山紀行 & Other
 軽アイゼンの初体験だったが、その効果に驚いた。実行するかどうかまだ未定なのだが、密かな計画(ここで述べてしまったら密かでもなくなっちゃうかな?)のために雪が降った一昨日円山に登ってみた。

 運動不足が深刻の度を加えている。
 それではならじと、自分を追い立てる意味もあって先日アウトドア店にアイゼンを求めに行ってきた。別に冬山をやろうと思っているわけではない。近郊の里山程度のところを運動不足解消のために登ってみようかな、と考えたのである。

 アウトドア店には数種類のアイゼンが展示してあった。店員に「本格的なことは考えていない。ちょっとした山を登るためには?」と伺ったところ、やはり万全を期することもあり本格的なものを勧める。しかし、本格的にものを購入してしまうと、つい余計なことも考えてしまう危険もあるで、そんなことを考えられない安価な軽アイゼンを購入した。
 購入したのは、「モンベル(mont‐bell) コンパクトスノースパイク ブラック」という6本爪の簡易なものである。非常にコンパクトで、ケースに入れるとポケットに入れて持ち運びができるほどだ。

                

 12月23日(月)雪が降ったり止んだりの天候だったが、ともかく購入した軽アイゼンの効果を確かめたいと思った。藻岩山、円山、三角山などが候補として思い浮かんだが、結局近間の円山に向かった。
 円山は街に近いとあって人気の山だ。この日も何人もの人が登山を楽しんでいた。大師堂コースの登山口のところに下山してきた人がいたので「アイゼンを付ける必要がありますか?」と問うたところ「アイゼンを付けないと滑りますね」と教えてくれた。
 アドバイスに従い軽アイゼンを装着することにした。ゴムのバントで装着は簡単だった。

          

 早速、登山(といえるほどの登山でもないが)を開始する。
 最初は階段道が続くが、夏山とは一変して滑りやすくなっている。しかし軽アイゼンがしっかりと雪を噛んでくれているようだ。
 カツラ(?)の大木が雪を被った姿で屹立しているなど、周りの景色もすっかり様変わりである。
 登山道の脇にある地蔵さんは寒さ避けの衣装を着せられた上から雪を被っている。

                

          

 中腹くらいまで登ったとき、眼下に円山動物園や円山球場が木々の間から見えてきた。夏山のときは木々の葉に遮られてけっして見えない光景に冬を感じた。
 そうこうする間も何人かの登山者とすれ違う。円山程度の山だと、ふだんの健康維持のために登っている人もたくさんいるようだ。

          

 寒さを警戒してちょっと厚着をしたこともあり、汗をかきそうだったのでゆっくりゆっくり歩を進めた。コースは一度ピークに達したと思われるところから一度下って、再び上がりきったところが頂上(225.4m)である。
 頂上から見る札幌市内の景色は雪模様だったこともあり、うっすらと靄がかかったような雪景色に中にあった。

          

          

 初体験の軽アイゼンだが、円山クラスの山にはとても有効だということが分かった。上りはもちろんだが、下りの滑り止めにも有効である。
 今冬は運動不足解消も兼ねて、軽アイゼンを有効活用しようと思う。もちろん、ゲレンデスキーも、クロカンスキーも、スノーシューも、どれもこれも貪欲に楽しみたいと思ってはいるのだが…。

さっぽろホワイトイルミネーション・コラボレートライブ2013

2013-12-24 19:13:20 | ステージ & エンターテイメント
 今年夏に出会った「ジミー東原オールスターズ」のブラスロックを再び堪能したいと「ZEPP札幌」に足を運んだ。ロックの殿堂ZEPP札幌でおじさんと若者が融合したオールスターズサウンドがけたたましく炸裂した!


           

 昼のジャズ(アートパフォーマンス in 赤れんが)に続いて、夜はロックミュージックに浸った。といっても、この日のZEPPのラインナップはロック一色ということではなかった。
 その出演陣は順に、「宇野光」(ギタリスト)、「LOVERSSOUL」(女性シンガーソングライター)、「大平まゆみ」(札響コンサートマスター)、そしてメインの「ジミー東原オールスターズ」というステージだった。

 「宇野光」は現役高校生ということだが、彼は小学生のころから天才ギタリストとしてその世界では有名な存在らしい。確かにギターテクニックは相当なようなのだが、一見騒々しいZEPPのような会場とはマッチしていたとは言い難かった。彼の演奏は小さなホールとか、CDなどでじっくりとその繊細な音を楽しむ方が向いていると思われたのだが…。

          

 「LOVERSSOUL」は本来は二人組のようであるが今回のステージはCHIHIROという女性一人のステージだった。その名にSOULという文字を入れているくらいだからSOULFULな音楽を目ざして曲も自分たちで創っているようだ。しかし、おじさんにはその曲の良さは伝わらず、ただ大音響の中で叫んでいるようにしか聞こえてこなかったのは私の歳のせいか…。

          

 三番手で登場したのは札響のコンサートマスターを務める「大平まゆみ」さんである。彼女は今年夏の「ばんけい・ミュージック・フェスティバル」にも出演していたが、最近の彼女の精力的な活動は驚嘆に値するほどだ。クラシックミュージックとポピュラーミュージックの垣根を低くしようと積極的にいろいろなところに出没する活動ぶりは、クラシックミュージシャンたちに相当な刺激を与えているのではないだろうか?
 今回もその卓越した技で正統派のクラシック曲をバイオリン一本で会場を魅了していたように私の目と耳に伝わってきた。

                  

 そして最後はメインの「ジミー東原オールスターズ」のステージである。トランペット、サックスなどをメインとする総勢13人のブラスロックである。ブラスが奏でる賑々しく、騒々しいほどの大音量が会場いっぱいに響き渡った。オールスターズの良さは、ブラスロックと銘打ちながらもけっしてロックだけにこだわらずに幅広いジャンルの音楽を取り上げるところではないかと思う。今回もオリジナルあり、ポピュラーあり、そしてもちろんロックありと、非常に多彩なステージだった。(演奏された曲名をメモする余裕はなく、ひたすらステージを堪能した)
 オールスターズはリーダーの東原と彼の兄が平均年齢を相当に上げているが、全体としてはそれほどのおじさんバンドではない。若々しい、実力あるサウンドが炸裂したと呼ぶべきステージである。

          

 4組のいろいろなサウンドを2時間半にわたりたっぷりと楽しんだ夜だった。
 今度は来年夏にまた「ばんけい・ミュージック・フェスティバル」でオールスターズサウンドを楽しみたいと思った。

          
          ※ オールスターズのバンドリーダーのジミー東原です。



アートパフォーマンス in 赤れんが

2013-12-23 17:20:25 | ステージ & エンターテイメント
 MIZUHOのヴォーカルを、蛇池雅人のサックスを、…。スタンダードジャズナンバーの数々をレトロ感たっぷりの道庁赤れんが庁舎の一室でたっぷりと堪能した。 

 12月21日(土)は私にとって“ライブ on サタディ”となった。
 午後は赤れんが庁舎で「アートパフォーマンス in 赤れんが」を、夜はZEPP札幌で「さっぽろホワイトイルミネーション コラボレートLIVE 2013」を楽しんだ。

 「アートパフォーマンス in 赤れんが」は2組のミュージシャンによるジャズを楽しんだ。
 第1部は折原寿一さんのギターの伴奏によるMIZUHOさんによるジャズボーカルだった。履歴を見るとMIZUHOさんはアメリカのバークリー音楽大学ジャズボーカル科で学んだ本格派であり、道内はもとより全国的にライブ活動を展開しているようである。
 「虹の彼方に」、「SMILE」、「上を向いて歩こう」、「この素晴らしき世界」など、スタンダードなナンバーをアンコールも含めて全9曲を情感たっぷりに謳い上げた。
 ジャズのヴォーカルの場合は人によってさまざまな歌い方があるのだろうが、彼女の場合はあまり技巧的には走らずに正統派的な歌い方をする歌手だと私には映り、好感のもてる歌い方だった。

          
     ※ ボーカルのMIZUHO

 第2部はアルトサックスの蛇池(じゃいけ)雅人を中心に、ギターの中澤一起、ウッドベースの豊田健のトリオによるインストルメントでのジャズ演奏だった。
 こちらも「酒とバラの日々」、「Take The a Train」、「枯葉」、「Take Five」などやはりスタンダードナンバーが中心演奏だった。
 このトリオは脱力派とでも称するのだろうか? サックスをはじめとして全ての音が気張っていない、聴いている私たちをゆったりとした気分にさせる演奏だった。

               
               ※ 写真右からサックスの蛇池雅人、ギターの中澤一起、ベースの豊田健のトリオです。

 面白いことがあった。私の横に座った高齢のご婦人は、私と同様に明らかに無料だから聴きに来たという感じだった。そのご婦人は彼らの演奏が始まると舟を漕ぎはじめた。そして曲が終わり拍手の音で目覚めるのだが、演奏が始まると舟を漕ぐという繰り返しだった。 全ての演奏が終わったとき、彼女の口から「やぁ~、ライブってテレビと違っていいねぇ~」と一緒に来た友人に話しかけていたのを聞いて、私は思わずのけぞりお腹の中で大爆笑していた。
 いや、それは失礼かな? 彼女は眠りながらもしっかりと生のジャズを堪能していたということだったのか??

 札幌に来た当初はライブハウスにも時々通いジャズを楽しんでいたのだが、最近はとんとご無沙汰だった。久しぶりのジャズ、それもスタンダードジャズをたっぷりと味わうことができた。
 アートパフォーマンス in 赤れんが……、年間を通してけっこう多彩なプログラムで開催しているらしい。イベントなどにはアンテナを高くしていると思っていた私だがどうやら感度の悪いアンテナだったようだ。感度を良くする工夫をしなくちゃ…。

久しぶりに枝光節を楽しむ

2013-12-22 22:52:13 | ステージ & エンターテイメント
 相変わらず元気だった。相変わらず賑やかだった。もうそれは完全に北海道に定着した(?)と言っていいだろう。上方落語を道民に提供し続ける桂枝光師匠の落語を楽しんだ。 

               

 12月20日(金)、コンベンションセンターのウォームシェア・ウィンターフェスティバル2013の一環として「桂枝光落語独演会」が昨年に引き続き開催され、楽しんできた。
 枝光師匠には申し訳ないのだが、以前は彼が月例で主宰する「平成開進亭」にも足を運んでいたのだが、ここ2~3年は今回のような無料で聴ける場合しか枝光落語を聴かなくなってしまった。

 今回は11時~13時というちょっと変則的な時間帯の中、およそ2時間にわたって三つの話を披露してくれた。その演目は、(1)動物園 (2)ふぐ鍋 (3)中村仲蔵の三話だった。
 それぞれ良く知られた演目だったが、いずれもが枝光風の味付けをほどこされ楽しめるものだった。〔動物園〕、〔ふく鍋〕ともに最後の落ちはどちらも仕込みが効いていて笑わせてくれる噺だった。さらには〔動物園〕のトラの仕草が笑いを誘った。
 ただ、最後の〔中村仲蔵〕は力作を期待していたのだが、思っていたよりあっさり終わった感じだった。まあ、枝光師匠も無料のお客を前にしては力が入らなかったのかもしれない??

 ところでリード文のところで「完全に北海道に定着した(?)…」と記したが、ウェブ上で調べてみると、師匠である5代目桂文枝が2005年に無くなった後は活動の拠点を大阪に移していたようだ。
 ということは主宰している「平成開進亭」の開始年が同じ2005年だから、北海道を離れるにあたって北海道との縁を続けるために開亭したと考えられるが、真実はどうなのたろうか?

                  

 そのことはどうあれ、2005年から今日まで毎月欠かさず「平成開進亭」を続けてくると共に、枝光師匠の言葉を借りれば北海道内のほとんどの市町村を訪れ、落語を届けているということだから、それはもう十分に「北海道に定着した」と言っていいだろう。
 少しだけ心配することは、「いつまで今のように形を続けてくれるだろうか」ということだ。若いと思っていた枝光師匠も50歳を超える年齢となった。落語は見ている以上に体力を必要とする話芸のように思う。
 身体を大切にしてできるだけ長く北海道に上方落語の楽しさを届けてほしいと願いたい。