いよいよ今日は大晦日です。私自身の中では一年の区切りを以前ほど感慨深く迎える気持ちが失せてきているような気がする。だからこそ、このように一年を区切る意味でも自分自身の一年を振り返ることをしている。そうして振り返ったとき、今年一年もいろいろな体験をすることができた一年間だった思う。できれば来年も健康でたくさんの体験ができたらいいなぁ、と願っているところだ。
それでは「‘15を振り返る」シリーズの最終章、【どこに旅したか?】、【どんな店に入ったか(初めて訪れた店)】【どんなボランティアに参加したか】、【その他参加したイベント・体験等】について振り返ることする。
【どこに旅したか?】
◆八重山諸島を巡る旅(石垣島・小浜島・黒島・西表島・由布島 6泊7日) 2/13~2/19
◆道東地方(「北根室ランチウェイ」踏破のための旅 3泊4日) 6/23~6/26
◆道北地方(南富良野町、新得町のフットパスコースを歩くための旅 2泊3日) 8/13~6/15
◆増毛町(「増毛山道体験トレッキング」に参加するための旅 1泊2日) 10/23~10/24
【どんな店に入ったか(初めて訪れた店)】
◆おばんざい・おせんべい かまだ(和風モダンな食事の店 中央区南2西25) 1/03
◆ぜんざい あん庵(自宅近くに開店した店主がフォークソング好きの店 中央区北3西18)1/10
◆フレンチ ヌーベル・プース(リーズナブルながら本格的フレンチの店 中央区北1西15 )1/09
◆宗さんの飲茶(都心のビル街にある中華料理店 ランチ安い! 中央区南1西2) 2/24
※ これにコーヒーが付いて950円はお得感いっぱいでは?
◆日本料理 あきず(ホテル京王プラザ内の日本料理店 本格的日本料理が味わえる) 3/07
◆地球防衛軍(奇抜なネーミングに引き寄せられて入店 パスタはgoo! 中央区南6西17)3/25
◆中華料理 人・人・人(SCマルヤマクラスに出店 大衆的な中華料理店 中央区南1西27)4/05
◆鮨処焼処 魚一心(東急百貨店内に出店 ランチセットメニューが安い! 中央区北4西2)4/06
◆和食 みやま(京王プラザホテル札幌22Fに出店 本格的な和食の店 中央区北5西7) 4/16
◆銀波露 札幌店(モダンな内外装 濃厚な味が売り 豊平区月寒東5条13丁目) 4/20
◆白樺山荘 真駒内本店(クラシックな味の味噌ラーメンが人気 南区真駒内柏丘3) 4/24
◆日本料理 車屋(全日空ホテル25Fに入店する本格日本料理の店 中央区北3西1) 4/30
◆広東料理 南園(京王プラザホテルに出店 本格的中華が味わえる 中央区北5西5) 5/19
◆スカイレストラン 丹頂(日航ホテル35Fにある日本料理店 中央区北5西2) 7/10
◆増田うどん店(人気のごぼううどんが抜群の美味しさ 中央区南3西9) 8/09
◆季の苑 エルムガーデン(素晴らしい日本庭園、高級日本料理店の趣 中央区南13西23) 8/21
◆鳥焼 車屋(東急プラザB1Fに入店するちょっとリッチな焼き鳥店 中央区南4西5) 8/24
◆炭火焼き ばんけい苑(山懐に抱かれた静かな食事処 中央区盤渓386) 9/04
◆café ブルマン(江別市大麻にあるコミュニティカフェ的な喫茶店 江別市大麻東町13)9/20
◆ダニーズレストラン(フランス人シェフの経営するガレットが売りのお店 中央区大通西18)11/13
◆六花亭 真駒内六花亭ホール店(建物の内外装がモダンで素晴らしい! 南区真駒内上町1)11/16
【どんなボランティアをしたか?】
◆近美を愛するブリリアの会 清掃活動(今年で6年目を迎え15回の清掃活動を実施 3/27, 4/30, 5/14, 5/23,5/28, 6/12, 6/22, 7/08, 7/22, 8/05, 8/21, 9/03, 9/19, 10/05, 10/15 10/30)
◆近美を愛するブリリアの会 会報発行 22回発行 №103 ~ 124
◆Salon du Brilliaの会合を5回実施 3/27,5/16,7/18,926,11/19
◆現職時代の退職者の中央区の団体の役職としてのボランティア 10日
◆現職時代の退職者の全道規模団体の役職としてのボランティア 60日以上
【その他参加したイベント・体験等】
◆めだかの学校・小倉百人一首の集い(懐かしい北海道歌留多を楽しむ)かでる2・7 1/26
◆8Kスーパーハイビジョン体験(大画面にクリアな映像が印象的)NHK札幌放送局 2/10
◆北海道知事選・札幌市長選立候補予定者の観光政策を直接聴く会 札幌市民ホール3/16
◆創作折り紙展「出会いと情熱と翼」(高校生三人による折り紙展) 8/08
◆だい・どん・でん2015(札幌中心街で繰り広げられる大パフォーマンスの祭り)9/05
◆雑紙再資源化工程見学会(マテックプラザ、日本製紙北海道工場、千歳道産市場、道新総合印刷本社工場「ふむふむ館」)9/18
◆北海道博物館「夷酋列像」展観覧(関連講座を数多く受講した後での対面で感激!)10/07
◆北大キャンパスツァー(薄暮の北大コース 大学生の案内で構内を巡る) 10/30
【どこに旅したか?】では、今年は旅することの少ない1年間だった。恒例になった感のある南の島への旅は、今年は2月に2度目の八重山諸島巡りを行った。前回の八重山諸島巡りで訪れることができなかった西表島、小浜島、黒島などを中心に巡った。今回もセルフプロデュースの旅を堪能した。もう普通の旅はできない?
その他は、旅と云ってもフットパスを楽しむために泊を要したことで、一応旅と称したものである。
【どんな店に入ったか?】は、過去に「札幌麺紀行」とか、「札幌Cafe紀行」というレポートをしていたことがあった。その延長線上でこれまで入ったことがなかったり、レポートしたことがなかったりした店を紹介しようと時おりレポートしたものをまとめたコーナーである。
レポートした中で、特にお勧めは中華の「宗さんの飲茶」は本格的中華がランチでリーズナブルにいただける。また、「和食 みやま」は本格的な和食をいただけるのでお勧めである。
「季の苑 エルムガーデン」も話のタネには一度―訪れてもいいかもしれない。
庶民的な店としては「増田うどん店」が美味しいごぼううどんを食することができる。
番外編としては、数年前から一度は入ってみたいと思いながらも、その店名に圧倒されて入れないでいた「地球防衛軍」にようやく入店することができた。意外に本格的なパスタを食することができた。
【どんなボランティアをしたか?】では、「近美を愛するブリリアの会」の活動が今年6年目を迎えた。会員と協力をしながらささやかな活動ではあるが、少しは地域のためになっているかな?と実感しながらこれからもできるかぎり継続していきたいと考えている。
また、今年はその「近美を愛するブリリアの会」の活動の延長として、会員同士が語り合う場として「Salon du Brillia」を起ち上げ、交流を図ることができたことが一つの前進だった。
実は、ボランティアとして最終項目に挙げた現職時代の退職者の全道規模の団体の事務局の仕事が今の私にとっては非常に多くの時間を割かねばならない現状にある。拙ブログでこのことについて綴ることはほとんどないのだが、ここ2年間は私の中ではかなりの部分を占めるポランティア(?)である。
【 その他参加したイベント・体験等】については、これまで取り上げてきたどのカテゴリーにも属さないものをここで拾い上げてまとめてみたものである。
以上、今年も5回にわたって私自身のこの一年を振り返ってきたが、今年もまたいろいろと見聞を深め、たくさんの体験をすることができた一年だったと感謝している。こうしたことが可能なのも何といっても健康であったことが、その最大の要因である。
来年もまた、一年を通して健康で過ごすことができることを念願して、今年のブログ投稿の最後としたい。
拙ブログにお立ち寄りいただいた皆さま、一年間ありがとうございました。
そして、良いお年をお迎えください。
いよいよ年の瀬も押し詰まってきた。どうやら元旦の天気予報ではご来光は難しいようだが、よほど荒れた天気でないかぎり今のところは予定どおり登ろうと思っている。
さて、「私的に‘15を振り返る」シリーズも今回を含めて残り2回となった。今回は、【どんなステージを堪能したか】、【どんな映画を観たか】について今年一年を振り返ってみることにした。
【どんなステージを堪能したか】
◆北海道警察音楽隊コンサート(クラシックからポップスまで幅広い演奏)ニトリ文化ホール 1/10
◆日本ハム ファンカンファレンス(大社オーナー、栗山監督が日ハムの未来を語る)道新ホール 1/12
◆市民吹奏楽祭(札幌市内の小・中・高・大学・一般38団体の演奏を堪能)教育文化会館 1/24
◆陸上自衛隊北部方面音楽隊コンサート(吹奏楽で№1の実力を誇る音を堪能)キタラ 1/25
◆PMFプレゼンツ ウィンターコンサート(チェロ + ピアノのコンサート)中央区民センター 2/1
◆マンドリン四重奏演奏会(札幌市内のマンドリン愛好家が集った発表会)かでるホール 2/11
◆NHK札幌「北の文芸館」(NHKアナウンサーによる詩などの朗読会)ポルトホール 2/22
◆琴似工業高校定時制演劇部公演(「北極星の見つけ方」感動のステージ!!)ポルトホール 3/28
◆クラシック・ミニコンサート(ソプラノ亀谷泰子・ピアノ小泉香織)すみれホテル 4/23
◆西区オーケストラコンサート(市内屈指の実力派のアマチュアオーケストラ)市民ホール 5/03
◆三岸好太郎美術館コンサート(ジャズクラリネット ハリー・スコラ― 渡部大三郎) 5/16
◆三岸好太郎美術館ミニリサイタル(ヴィオラ・ソプラノ・ピアノ 教育大岩見沢音楽卒業生) 5/16
◆三岸好太郎美術館ミニリサイタル(クラリネット・ホルン・ピアノ 大谷大音楽科卒業生) 6/20
◆八剣山オールディズコンサート(懐かしの歌が数々 おじさんたちが大健闘)八剣山果樹園 6/21
◆グラシェラ・スサーナコンサート(往年の歌姫も年齢には逆らえず?)市民ホール 7/08
◆PMF大通コンサート(PMFの指導陣達によるプレコンサート)大通公園野外ステージ 7/12
◆PMFオープニングコンサート(気持ち良く晴れ上がった中でのフルオーケストラによる野外コンサート) 芸術の森野外ステージ 7/13
◆NHKカジュアル・クラシックコンサート(弦楽四重奏+ピアノ・オーボエ)共済ホール 718
◆PMFリンクアップコンサート( PMFオーケストラと市内小学生との共同演奏)キタラ 7/21
◆琴工高定時制演劇部新メンバー公演(「北極星の見つけ方」 全国大会出演)ポルトホール 7/25
◆PMF GARAコンサート(PMFの良いとこ取りのようなお得なコンサート) キタラ 8/01
◆ばんけいミュージックフェスティバル(ばんけいの空にロックミュージックが弾けた!) 8/09
◆沖縄民謡 in 札幌(「ガジュマル」というセミプロユニットのミニコンサトート)エルプラザ 8/21
◆札響 森の響フレンドコンサート(モーツァルトとチャイコフスキーの名曲)キタラ 10/17
◆常森寿子門下生コンサート(イタリア歌曲を歌うコンサート) ザ・ルーテルホール 11/07
◆アートパフォーマンスin赤れんが(バル・ミュゼット楽団「ラゾーヌ」の演奏)赤れんが庁舎 11/22
◆International Week 2015 in Sapporo(諸外国の文化を地下歩行空間のステージで披露)11/26
◆「北の自然が育んだ歌曲の数々」コンサート(北翔大学音楽教室関連のコンサート)ポルト 12/17
◆札響の第九(恒例の年末行事、今年で6回目) キタラ 12/19
◆アートパフォーマンスin赤れんが(「ふえふきふたり」フルート・デュオの演奏)赤れんが庁舎 12/20
◆道立近代美術館コンサート(フルートとピアノでクリスマスソングの特集)道立近代美術館 12/23
【どんな映画を観たか】
◆「ウォーダンス! 響け僕らの鼓動」(ウガンダ内戦で全てを失った子どもたちが逞しく起ち上がるの物語)リフレ札幌 1/17
◆めだかの学校・懐かし映画会「じゃじゃ馬馴らし」 かでる2・7 1/19
◆コンベンションセンター・懐かし映画会「哀愁」、「第三の男」 コンベンションセンター 2/08
◆めだかの学校・懐かし映画会「アンナ・カレニーナ」 かでる2・7 2/09
◆「アメリカンスナイパー」(米海兵隊最強の狙撃手といわれた男の物語)ディノスシネマ 3/11
◆「博士と彼女のセオリー」(ホーキンス博士と妻の半生を描いた話題作)ユナイテッドシネマ 4/08
◆めだかの学校・懐かし映画会(映画の中の北海道)「蟹工船」 かでる2・7 4/13
◆ちえりあ映画会「黄色いリボン」(ジョン・ウェイン演ずる西部劇映画)ちえりあホール 4/22
◆めだかの学校・懐かし映画会(映画の中の北海道)「氷点」 かでる2・7 5/11
◆エルプラシネマ「グリーン」(自然破壊を告発する映画) エルプラザ 5/14
◆「超高速!参勤交代」(実在した貧乏小藩の参勤交代をコミカルに描いた映画)プラザ4・5 6/05
◆めだかの学校・懐かし映画会(映画の中の北海道)「トラック野郎一番星」 かでる2・7 6/08
◆めだかの学校・懐かし映画会(映画の中の北海道)「網走番外地 北海篇」 かでる2・7 7/13
◆4DX映画「ターミネーター:新起動」(五感に訴える新感覚映画体験)ユナイテッドシネマ 7/27
◆めだかの学校・懐かし映画会(映画の中の北海道)「樺太1945年夏 氷雪の門」 かでる2・7 8/10
◆めだかの学校・懐かし映画会(映画の中の北海道)「馬喰一代」 かでる2・7 9/14
◆めだかの学校・懐かし映画会(映画の中の北海道)「家族」 かでる2・7 10/05
◆「地球交響曲 第八番」(待望の第八番観賞のため恵庭まで足を運ぶ) 恵み野RBビル 10/11
◆「始終点駅 ステーション」(検事から弁護士に転じて生きる男の半生)ユナイテッドシネマ 11/13
◆「地球交響曲 第八番」(二度目の観賞 龍村仁監督のトークショー付き) 浄国寺 11/21
◆めだかの学校・懐かし映画会(映画の中の北海道)「幸せの黄色いハンカチ」 かでる2・7 12/14
◆「母と暮らせば」(山田洋二監督・脚本による長崎原爆に関わる物語)ユナイテッドシネマ 12/15
【どんなステージを堪能したか】では今年もたくさんのステージを楽しむことができた。
札幌では多額の入場料を必要とするステージも数多い。しかし、入場料を必要としなくとも良質のステージを楽しめるのが札幌のアドバンテージのように思う。
私が体験したステージでベスト3を選ぶとすれば、まずは琴似工業高校定時制演劇部の「北極星の見つけ方」である。非常に大きな感動を受けた。そこで、キャストが変わった2度目の舞台にも駆け付けたが、そこでも同じような感動を得ることができた。
そして意外に良かったと思えたのが「八剣山オールディズコンサート」である。やはりおじさん世代にはオールディズは青春時代を彷彿させるパワーがあるようだ。
もう一つは昨年もベスト3に入れた「PMF GARAコンサート」と「PMFオープニングコンサート」だ。PMFの美味しいところを満載にしたコンサートはお得感いっぱいである。
選外として、バル・ミュゼット楽団「ラゾーヌ」の存在を知ったことも思い出深い。来年はぜひとも彼女らの本拠地を訪れたいと思っている。
【どんな映画を観たか】では今年22本の映画を観ることができた。(入場料を必要としないものも含めて)
「映画は最高のエンターテイメント」であると私は常々思っている。
暗い空間の中、大画面を前にすると、そこはもう異空間。ひと時、私は映画の世界に没頭できるのである。そんな時間が私たちシニアには入場料1,100円で手にできるのだから、私は映画は最高のエンターテイメントだと思うのである。(消費税8%で、それまで1,000円だったのが、1,100円となった。10%になったときには、いくらになるのだろうか?)
さて、私が今年観た22本の中からベスト3を選ぶとすれば、まずは、待望していた「地球交響曲 第八番」である。龍村仁監督の人間も地球の自然の一部であるというメッセージに共感するからです。
つづいては、やはり「母と暮らせば」がくる。山田洋二監督が丁寧に描いたこの映画はやはり外すことができない。
そして、ドキュメンタリーとして、アフリカの子どもたちを描いた「ウォーダンス! 響け僕らの鼓動」も印象に残った映画だった。
選外としたが、エンターテイメントの究極をねらったような4DX映画(立体映画+振動・風・雨などを感ずる体感型映画)の「ターミネーター:新起動」も忘れられない体験だった。
ステージも、映画も、例え年齢を重ねても楽しめる分野である。これからもできるぎり楽しむ機会を増やしていきたいと思っている。
私的に‘15を振り返る 第三弾は【どんな山に登ったか】、【どこを歩いたか】、【どんなスポーツイベントを観戦したか】の三分野について振り返ってみた。
【どんな山に登ったか】
◆初日の出登山 in 藻岩山(1月元旦 昨年に引き続き元旦登山 無事にご来光を仰ぐ 標高531m) 1/01
◆三角山~奥三角山縦走(夏冬通して初めて奥三角山まで往復する) 1/15
◆神居尻山(私にとって2度目の登山 地元山岳会による一般募集登山の応募 947m) 6/07
◆札幌岳(悪戦苦闘の5時間25分の行動時間 山頂は穏やかで眺望も良かった! 1,293m) 6/14
※ 少し簡素な「札幌岳山頂」の標識です。
◆迷沢山(雨天のため山頂間近で撤退 林道コースが主で面白みが少ない 1005m)8/23
◆余市岳(札幌圏の最高峰 しかしロープウェイを利用した登山のため達成感半分 1,488m) 8/30
◆無意根山(総行動時間が6時間20分かかった今年最大の登山だった 1,464m) 9/06
◆イチャンコッペ山(快晴の中、息子との親子登山、私には距離的・時間的に最適の山 828m) 9/23
※ イチャンコッペ山々頂から支笏湖に映る逆さ風不死岳の図です。
◆藻岩山全コース一筆書縦走(総行動時間7時間50分の大作! 苦しくも楽しい体験だった)10/18
◆藤野富士(4日前に未踏に終わったがsakagさんの助言もあり、無事に山頂に到達! 651m) 12/13
【どこを歩いたか】
◆初スノーシュー in 円山公園ユースの森(「冬の石狩川を遡る」に備えてのトレーニング開始)1/05
◆スノーシュー in 前田森林公園(ユースの森よりははるかに広い公園内を三周)1/21
◆スノーシュー in 石狩川河口 Ⅳ 新石狩大橋 ~ 美原大橋 快晴のスノーシュー日和 約7キロ 1/29)
◆スノーシュー in 石狩川河口 Ⅴ 美原大橋 ~ 川下集落 快適なスノーシューイング 約10キロ 2/05
※ 早朝、日の出を映す石狩川の流れです。
◆スノーシュー in 石狩川河口 Ⅵ たっぷ大橋 ~ 月形大橋 公共交通機関の都合で川下集落 ~たっぷ
大橋間を後日に回して、息子の協力も得て長距離区間に挑む 直線距離で約14キロ 実質18.5キロ 3/01
◆スノーシュー in 石狩川河口 Ⅶ 川下集落 ~ たっぷ大橋 交通の便悪く悪戦苦闘 10キロ+8キロ3/12
◆ぐるっと南幌リバーサイドフットパス 41キロ 途中からコースが分からず完歩できず残念! 5/05
◆南幌町リベンジウォーク 南幌町フットパス協会の方たちとリベンジウォーク 約30キロ 5/27
◆北根室ランチウェイ 総距離71キロ 2泊3日 今年の中でベスト3のイベント! 6/24/25/26
※ 今年のフットパスでは最大の思い出となった北根室ランチウェイのコースです。
◆上富良野町・千望フットパスコース 十勝岳連山を望みながらグッドコース 約10キロ 8/14
◆新得町・サホロ湖フットパスコース 旧JR狩勝線跡を往く自然豊かなコース 約16キロ 8/15
◆増毛山道体験トレッキング(増毛山道の会が主催 一般には通行禁止の山道 約16キロ) 10/24
◆初スノーシュー in 円山公園ユースの森(「冬の石狩川を遡る」に備えてのトレーニング開始) 12/07
※ その日の行動を終え、愛機を雪に立てるのが私の儀式です。
◆スノーシュー in 藤野富士(スノーシューで藤野富士登山を試みるも地理不案内で未到達) 12/09
◆スノーシュー in 迷沢山(未踏だった迷沢山登頂を目ざしたが、深雪のために断念) 12/18
【どんなスポーツイベントを観戦したか】
◆世界女子カーリング選手権 (日本 VS カナダ 日本この試合で予選敗退決定) 月寒体育館 3/19
◆コンサドーレ戦 対福岡(2対1で勝利 福岡・井原新監督の采配) 札幌ドーム 3/21
◆伊藤杯ナイタージャンプ(シーズン最後を飾る大会 選手にとっては引退試合ともなる)大倉山 3/21
◆春の高校野球決勝戦(北海 VS 駒大苫小牧 北海が15対4で大勝)円山球場 5/31
◆ボクシング高校総体北海道予選大会(初めての高校ボクシングの観戦 独特の雰囲気)北区体育館 6/12
◆日ハム二軍 VS 北海道アマ選抜試合(アマ選抜の大健闘で3対2でアマの勝利)円山球場 8/17
◆日ハム 対ソフトバンク戦(大谷投手登板も大敗を喫す セブンイレブンくつろげマス席で観戦) 9/11
※ 今年一段と成長した日ハム・大谷投手の勇姿です。
◆ラグビーWCパブリックビューイング(対サモア戦の勝利に会場大興奮!)ユナイテッドシネマ10/03
※ 今年のスポーツ界の最大の話題、ジャパンラグビーの対戦をPVで勝利を見届けました。
◆春高バレー北海道大会決勝戦(男女ともに激戦を演ずる好試合) 北海道立総合体育館 11/15
◆レバンガ北海道 対日立戦パブリックビューイング(完敗の戦いに場内盛り上がらす)ルガール 11/27
【どんな山に登ったか】では、やはり行動時間の長かった札幌岳、無意根山が印象に残る山だった。行動時間が長いといえば「藻岩山全コース一筆書縦走」も一日中、山と格闘していたような印象だった。
別な意味で印象深いのは、息子と一緒に登ったイチャンコッペ山である。天候が最高だったこともあり、登山の醍醐味を堪能した。そして、息子とは私が山に登る意欲がある限り、これからも年に一度は同行登山をしよう!と約束した。
目標としていたガイドブックに掲載されている札幌圏の山を一応(但し付き)終えることができた。しかし、少し足を延ばせばまだまだ魅力的な山がある。来年も時間と機会を見つけて挑みたいと思っている。
また、今年リベンジの機会を狙っていた羊蹄山に登ることができなかった。来年ぜひともリベンジしたい山である。
【どこを歩いたか】は、今年の私にとっては山以上にたくさんの思い出を作ることができた分野である。
まずは、スノーシューである。「冬の石狩川を遡る」では4日間を費やして、新石狩大橋から月形町まで達することができた。一年目に比べて比較的順調に距離を稼ぐことができたために、来年もこのプロジェクトを先へ進めることに意欲を燃やしているところだ。
また、この分野では「ぐるっと南幌リバーサイドフットパス」や「北根室ランチウェイ」など超長距離のウォークを実現できた年でもあった。
「増毛山道体験トレッキング」もふだん立ち入ることのできないコースを体験することができ印象深い。
残念なことは、日常の取り組みとして、昨年から継続していた「一日一万歩運動」を膝や股関節の故障のために7月下旬に断念してしまったことだ。体重も減り、体力が付いてきたことを実感していたので非常に残念である。しかし、「毎日やらねば」という強迫観念に陥っていたこともあった。そうしたこともあり、未だに再起はしていないが、このことをどうするか宿題としておきたい。
【どんなスポーツイベントを観戦したか】は、振り返ってみて、例年に比べずいぶん少ないことに気付いた。まず高校野球の観戦が激減した。さらにサッカー、ブロ野球観戦もなしに等しい。
スポーツ観戦は私の趣味の一つなのだが、何度も生で観戦した結果、私の中で、新聞等で結果を知ったときに、そのシーンや雰囲気が十分に想像できてしまう、ということがあるのかもしれない。今年はどうも球場に足が向かなかった。
そういう意味では、初観戦だった高校のボクシング大会、また初体験だったラグビーWC、バスケット日本リーグのパブリックビューイングは、初体験という意味で興味深かった。
私の場合、あらゆるスポーツの観戦を体験してみたい、という思いがある。したがって、これからも既体験のスポーツにはあまり向かわず、未体験のスポーツの観戦に足が向きそうである。(しかし、未体験のスポーツって何があるかなぁ~?)
それはともかく、これからも心躍るスポーツイベントには生での感動を味わうために、できるだけ観戦したいとお
「私的に‘15を振り返る」シリーズ第2弾は「どんな講座を受講したか」である。
私にとっては今年最も力を入れた分野かな、と振り返っている。振り返ってみて、私自身が「よくこれほど!」と思うくらいである。思えば、講座の開催を知って、スケジュールが空いている限り講座に通い詰めた一年間だった。そして、その内容をできるかぎり拙ブログでレポートすることができた一年でもあった。
【どんな講座を受講したか】
◆北海道における再生可能エネルギーの展望シンポジウム 兼 吉田文和特任教授退官記念講演 北大 1/24
◆JRタワーおとな大学(「地域に根ざす北海道の魅力を追い続ける」萬年とみ子氏) 札幌エスタ 2/04
◆フォーラム「超高齢社会の住まいと暮らし方」 北海道建設会館 2/21
◆めだかの学校・ビデオフォーラム(「日本の世界遺産~石見銀山」) かでる2・7 2/23
◆道民カレッジ学習実践講座(エフエムもえる(留萌)の実践) かでる2・7 2/25
◆シンポジウム「気候変動の科学と私たちの未来」 京王プラザホテル 3/02
◆遠友学舎炉辺談話 Ⅱ(ハンガリー・アイカの事故から学ぶ 北大・家田教授の講義)北大遠友学舎 3/04
◆ちえりあ講演会(「北の大地の水族館に奇跡が起きる」中村元氏&若杉鉄夫氏)ちえりあホール 3/13
◆札幌青年会議所 SAPPORP Action!(木村俊昭氏らの提言) かでるホール 3/18
◆めだかの学校・ビデオフォーラム(「日本の世界遺産~古都奈良の文化財」) かでる2・7 3/23
◆4月・かでる講座(「思わず誰かに話したくなる人体の話」常瀬札幌医大教授) かでる2・7 4/24
◆フットパスフォーラム2015(北海道各地のフットパスコースの紹介)札幌学院大サテライト 4/25
◆めだかの学校・4月野外学習(日本銀行札幌支店 見学) 4/27
◆自然観察会(「春のありがとう観察会」 公園内清掃を兼ねた観察会)野幌森林公園 5/10
◆北大公開講座(「動乱のユーラシア:燃え上がる紛争、揺れ動く政治経済」7回シリーズ)社会科学棟 5/11、5/15、5/18、5/22、5/25、5/29、6/01
◆東海大ヒューマンカフェ(「椅子と生活文化」東海大名誉教授・織田憲嗣氏)紀伊國屋インナ- 5/23
◆めだかの学校・5月野外学習(円山動物園野生復帰訓練センター 見学) 5/25
◆北海道情報大公開講座(「自分が分かるカウンセリング講座」中村正巳教授)情報大サテライト 6/13
◆6月・かでる講座(「XとYのミステリー」北大・黒岩麻里准教授) かでる2・7 6/15
◆北大公開講座(「大衆文化から考える日韓の『65年体制』」4回シリーズ)6/01、6/08、6/15、6/22
◆北大スラブ研公開講演会(「少子高齢化を東欧から考える」北大・仙石学教授) 6/19
◆めだかの学校・6月野外学習(八紘学園栗林記念館 見学) 6/22
◆北大公開講座(「人と環境が抱える難問~その解決の最前線~」8回シリーズ)情報教育館他 7/02、7/06、7/09、7/13、7/16、7/20②、7/23
◆北海道医療大公開講座(「老いに備えるための五つの視点」)医療大サテライト 7/04
◆7月・かでる講座(「認知症の早期発見と予防」勤医協病院名誉院長伊古田俊夫氏)かでる2・7 6/15
◆北大博物館土曜市民セミナー(「利尻・礼文の植物保全研究」北大・高橋英樹教授)社会科学棟 7/11
◆退職校長会札幌中央支部研修会(道立文学館・札幌市立中島中 見学) 7/17
◆北大公開講座(「表現の自由と秩序」4回シリーズ) 7/23、7/30、8/06、8/20
◆めだかの学校・7月野外学習(札幌市アイヌ文化交流センター 見学) 7/29
◆北大公開講座(「北海道の野生生物:自然史と環境変化への応答」6回シリーズ 8/19、8/26、9/02、9/09、9/16、9/30
◆めだかの学校・8月野外学習(産業技術総合研究所 見学) 8/24
◆北海道自分史友の会10周年記念講演会(「生きること、死ぬこと、そして自分史」合田一道氏) 8/29
◆8月・かでる講座(「姿勢から考えられるリスク」パーソナルトレーナー岩倉徹也氏)かでる2・7 8/31
◆9月・かでる講座(「現代にとって短歌とは~三一文字の魅力」田中綾北海学園大学教授) 9/07
◆北海道博物館講座(「夷酋列像とアイヌ文化」北大・谷本晃久准教授)北海道博物館 9/20
◆赤れんが講座(「蝦酋列像展の見どころ」石森館長×春木学芸員によるトーク)道庁赤れんが庁舎 9/26
◆世界連邦ムーブメント北海道2015(「日本の世界連邦思想と運動の成果」荻野忠則道代表) 9/27
◆めだかの学校・9月野外学習(航空自衛隊千歳基地・サーモンパーク千歳 見学) 9/29
◆北大公開講座(「記憶を巡る観光論~アーカイブ構築とアイデンティティ形成~」7回シリーズ 情報教育館 10/01、10/08、10/15、10/22、10/29、11/05、11/12
◆北海道博物館講座(「武士・画人・詩人 波響」宮城学院女子大学井上研一郎名誉教授) 10/04
◆札幌学院大公開講座(「古文書に見る歴史が動いた瞬間」作家・合田一道氏 3回シリーズ)札幌学院大社会連携センター 10/08、10/22、10/29
◆10月かでる講座(「亘理伊達家中とはなに者か?」伊達市・伊達元成学芸員) 10/09
◆北大博物館土曜市民セミナー(「深海漁場開発調査で得られた魚類」北大・河合俊郎助教)社会科学棟10/10
◆スポーツによる北海道の活性化を考えるシンポジウム ホテルポールスター札幌 10/14
◆11月かでる講座(「日本の伝統楽器~三味線の歴史と楽しみ方~」和楽器奏者・沖田鈴軒氏) 10/21
◆めだかの学校・DVD講座(「世界遺産 富士山」に関する2本のDVD観賞) かでる2・7 10/26
◆「北海道教育の日」制定記念講演会(「中札内村の『共育の日』の取り組み」)ホテルライフォート 10/30
◆札幌市民カレッジ(「テレビ番組を分析してみよう!~情報を受け取るレッスン~」札幌学院大学社会情報学部の大國充彦教授)2回シリーズ 10/05、10/12
◆北海道自然観察協議会シンポジウム(寺澤孝毅氏の講演と自然観察指導員の報告)エルプラザ 10/07
◆道民カレッジ称号取得者セミナー(谷川北翔大教授の講演と事例発表)かでる2・7 10/10・11
◆札幌大学公開講座(「オリンピック・パラリンピックから考える~文化・生きる力・マネジメント~」4回シリーズ)札幌大学 11/11、11/18、11/25、12/03
◆北大博物館土曜市民セミナー(「地球深部にひそむ隕石をさぐる」北大・山本順司准教授) 11/14
◆札幌シニア大学(「坂本龍馬と北海道」詩人・劇作家の原子修氏)札幌市総合福祉センター 11/20
◆札幌大学時計台フォーラム(「村上春樹のヒロインはなぜ消えてしまうのか」)札幌時計台11/20
◆琴似屯田兵入村140周年記念講演会(「愚直ノススメ」松平保久氏) ホテルヤマチ 11/22
◆北海道情報大講座(「金星探査機『あかつき』を応援しよう!渡部重十氏」情報大サテライト 11/24
◆石川直樹写真展 & トークショー(探検家&写真家の石川直樹氏の講演)北海道博物館 11/28
◆めだかの学校 音楽会(懐かしの昭和の童謡・歌謡曲・ポップスを歌う)かでる2・7 11/30
◆心の教育推進フォーラム & 人権教育指導者研修会「ネット社会でどう生きていくか」 12/04
◆北海道博物館ワークショップ「手漉き和紙でオリジナル年賀状をつくろう!」 12/06
◆北大博物館土曜市民セミナー(「恐竜の鳥化~内臓・翼の進化」北大・小林快次准教授) 12/12
◆北海道博物館ワークショップ「博物館で新年祈願!?日本の画材で絵馬づくり」 12/20
受講した講座の中で、量的にも質的にも特徴的なのが、北大が開設する公開講座である。その全てが1回のみの講座ではなく、4~7回にわたる連続講座である。今年私は6つの北大の公開講座を受講した。その受講料だけで計算したら22,500円になっていた。けっこう貢献しているのである。いや、貴重なお話を伺っているのだ。
その他でも、かでる講座、めだかの学校など定期的に受講していたものも多い。
私が今年、この分野に力を入れた理由の一つは、道民カレッジの単位取得に一区切りつけたい、という思いがあったのだ。道民カレッジの単位取得を目指すと、道民カレッジと連携している講座ばかりを受講しようとしてしまう傾向がある。それは純粋に知見を広めようとする自分の気持ちに背いているように思えるのだ。学習する動機が違うところにあるような気がしてくるのでる。
間もなく私は道民カレッジの〔教養コース〕の博士号を取得することができる。そこで道民カレッジの単位取得には一区切りつけ、純粋な気持ちで各種の講座を受講しようと思っている。
札幌においては、その気さえあればいくらでも学習機会が用意されている。
私は費用のかかるカルチャーセンター類の講座は一切受講していないが、それらを含めると札幌には無尽蔵と思えるほど学習機会が用意されているといっても過言ではない。
私は自分自身の意欲が衰えない限り、これからもできるだけさまざまな講座を受講し、雑学の幅を広げたいと思っている。
昨年と同じ書き出しである。というよりほぼ同じセリフを繰り返している。
私にとっては年末の恒例になったかの感のある〔私的に○○年を振り返る〕シリーズを今年も綴ろうと思う。この振り返るシリーズをそのものを振り返ってみると、2008年にその原型が生れている。それ以来ずーっと継続しているのだが、現在のように5日間にわたって分野ごとに振り返るようになったのは2010年からである。
この企画について、私自身はけっこう気に入っている企画である。これをまとめるにはけっこうな時間も要するが、自分自身の一年を振り返ることによって、「この一年間を自分はどう生きたのか?」という問いに対する一つの答えがここにあるような気がするからである。
それではいつものようにPart Ⅰは「誰のお話を聴いたか」から始めることにする。
【誰のお話を聴いたか】
◆大社 啓二 氏(日本ハムオーナー代行<当時> 、日ハムファン・カンファレンス 道新ホール 1/12)
◆栗山 英樹 氏(日本ハム監督 同 上 )
◆稲本 潤一 氏(J2コンサドーレ札幌の入団会見 サッポロファクトリー 1/16)
◆外岡 秀俊 氏(札幌出身の元朝日新聞欧州総局長「戦後70年とこれからの社会」 1/18)
◆萬田とみ子 氏(雑誌「スロウ」編集長「地域に根ざす北海道の魅力を追い続ける」 1/17)
◆国井雅比古 氏(元NHKアナウンサー「田舎町には宝がある。だから挑戦できる」 2/26)
◆伊奈かっぺい氏(元青森放送管理職・タレント「かっぺいが語る!みちのくの魅力」 2/28)
◆エドアルド・ブエンディア氏(ペルー人 IPCC第2作業部会副議長
「地球変動の科学と私たちの未来」 ロイトン札幌 3/02)
◆ジム・スキー氏(イギリス人 IPCC第2作業部会副議長 他は同上 )
◆中村 元 氏(水族館プロデューサー「北の大地の水族館に奇跡が起きる ~集客倍増の仕掛けと新しいまちづくり~」 3/13)
◆木村 俊昭 氏(元内閣府企画官「『できない』を『できる!』に変える ~『共助』相互創発力を研く~」JC札幌研修会 3/18)
◆上野砂由紀 氏(ガーデンデザイナー 北海道ガーデンショー2015カウントダウンイベント 4/11)
◆田中 陽希 氏(プロアドベンチャーレーサー「日本百名山ひと筆書き」 4/12)
◆水谷 修 氏(夜回り先生 読売新聞「ネット時代だから活字を!」 かでる2・7 4/11)
◆成毛 眞 氏(書評サイトHONZ社長 同 上 )
◆中江 有里 氏(女優・作家 同 上 )
◆田勢 康弘 氏(政治ジャーナリスト「アベノミクスは日本を救うか」 東京ドームホテル 5/18)
◆養老 孟司 氏(解剖学者「脳と高齢化と医療技術」北海道科学大学キャンパス移転記念講演会 5/30)
◆白土 博樹 氏(北大医学研究科教授「癌に対する動体追跡陽子線治療」陽子線治療の第一人者 7/02)
◆遠藤 乾 氏(北大国際政治学教授「平和は可能か ~日本の安全保障を考える~」 7/20)
◆高田 礼人 氏(北大感染症センター教授「エボラウイルス研究の最前線」エボラウイルス研究の世界的権威
7/20)
◆森永 卓郎 氏(経済評論家・タレント「構造改革と日本経済の行方」北海信用金庫講演会 8/04)
◆合田 一道 氏(ノンフィクション作家 「古文書に見る歴史が動いた瞬間」を今年も受講 8/29他)
◆保坂 正康 氏(評論家「戦後70年を考える ~歴史的視点での考察」秋山記念財団講演会 9/03)
◆倍賞千恵子 氏(女優・歌手「歌うこと、演じること、そして生きること」労働者福祉協議会 10/30)
◆松本 信宏 氏(拉致被害者「松本透」さんの弟「拉致問題を考える道民集会」京王プラザホテル11/01)
◆西岡 力 氏(国際基督大教授・救う会代表 同 上 11/01)
◆寺澤 孝毅 氏(自然写真家「1羽の青い鳥から始まった軌跡の地球紀行」天売島在住 11/07)
◆鳥越俊太郎 氏(ジャーナリスト「スーパーポジティブに生きる」JTB旅行文化講演会 11/21)
◆龍村 仁 氏(映画「地球交響曲」監督 自主公開映画会「浄国寺」でのトークショー 11/21)
◆松平 保久 氏(会津松平家14代当主「愚直ノススメ」琴似屯田兵移住140周年記念 11/22)
◆石川 直樹 氏(冒険家・写真家 北海道博物館「石川直樹写真展」を期してのトークショー 11/28)
◆小林 快次 氏(恐竜学者として世界的に著名な北大准教授 北大総合博物館講座で講演 12/20)
例年に比べると、こうした有名人の講演を聴く回数はやや少ないかな、という印象もある。それでも30数名の方のお話を直接伺うことができた。
その中では、外岡秀俊氏、田勢康弘氏、遠藤乾 氏、保坂正康氏など時局を語った講演会は興味深かった。日本や世界の政治の最前線で取材したり、ウォッチングしている方々のお話は緊張感があり、興味は尽きない。
違った意味では、北大の高田礼人氏、小林快次氏は学問の世界でその道の最先端を行っている方々ということで興味深かったのだが、いずれも理系の話でお話を理解することが大変だった。
また、今年のハイライトの一つは日本二百名山一筆書きに挑戦し、まもなくゴールを迎えようとしているアドベンチャーレーサーの田中陽希氏を二百名山の挑戦前に話を伺うことができたのは、今年のハイライトの一つと言える。
こうして世の中に認められた方々に共通していることは、自分のやっていることや考え方に非常に自信を持っていることである。したがって説得力にも大きなものがあるので、受講している私たちに対する影響力にも大きいものがある。
仲間内でよく話すのだが、札幌は著名人のお話を聴くには国内でも最も恵まれた都市ではないかということだ。
挙げればきりがないくらいその傍証を挙げることができるが、ともかくそうした恵まれたところに居住しているアドバンテージを活かさない手はない。これからも機会を逃さず、多くの方々のお話を伺いたいと思っている。
※ 藻岩山山頂からの札幌の街並みの眺めです。今日の天気は曇り。街並みがよく見えません。
今朝、ベッドから起き上がるとき、まだ筋肉痛が残っていた。
22日の登山の時、自分史上最短(55分)で登ることができたとブログに記したが、実はそれより下山の方がより無理をしたのだった。というのも、私にとっては初めての経験だったのだが、下山路の全てをランニングで下った。この日、私はおよそ20分で駆け下りたのだった。
※ 登山口の駐車場はいつもより車が少なめでした。前日の吹雪の影響?
下山を始めたとき、何の気なしに腕を抱えたところ、脚のほうが小走り状態になった。夏と違い、雪に覆われたコースは滑らかで、斜度がある下山路でも軽アイゼンが小気味よく雪を掴まえてくれる。
初めての経験だったが、年甲斐もなくなんだかトレイルランのランナーになった気分になり、登山口までランニングを続けてしまった。それが悪かった。私の筋力(脚力)が長い下りに耐えられるほど強靭なものではなかったのだ。
翌朝、私はベッドから起き上がれないほどの筋肉痛に見舞われていた。歩くのも苦痛なくらいだった。
※ 前日の吹雪のためか、登山道はいつもより細い道でした。
筋肉痛は翌日も、翌々日も続いた。今朝もまだ痛みは残っていたのだが、痛みが消えるのを待っていられない。逆療法で、登ることによって早く痛みが消えるのではないかと考え、今日再び登ったということだ。
※ こうした光景は降雪のあった翌日などに見られる光景ですね。
今日は、前回のような登りは止めた。ゆっくり時間をかけて登るように努めた。
登山道は前日の吹雪で木々に着雪した雪が美しい。ゆっくり登る分には痛みはあまり感じなかった。ただ、肝心の大腿部に力が入らないせいか、ところどころで体が不安定になることがあった。
結局、前回の時より30分近く時間をかけて山頂に着いた。
※ 登山道脇のお地蔵さんたちも雪を被っていました。しかし、下山時には雪がきれいに除けてありました。
筋肉痛の影響はかえって下山時の方が辛かった。
遠い昔、高校時代であるが、定期テスト明けの体育の時間に、サッカーで夢中になってボールを追いかけ、翌日の筋肉痛のため階段を下りるのにすごく苦労したことを思い出していた。
今日の下山には約50分かけてゆっくりと下りてきた。
※ 慈啓会コースでは唯一、降雪があったときに雪のトンネルになるところです。
筋肉痛は別として、最近のスノーシューや登山で少しは体力がついてきたので、元日の藻岩山登山は大丈夫だろう。しかし、その先にあるもっと大きなプロジェクトのために、もっともっと鍛えねば、思っているところだ。
※ 近美の二階から見ると、このような状態でコンサートを聴くことになる。
椅子席はこの写真にも入らない両脇に同数程度用意されていた。
12月23日(水・祝)午前、道立近代美術館で「フルートとピアノで夢見るクリスマス」と題するミニコンサートがあった。フルート奏者が先日と同じ八條美奈子さんということで「どうしようかな?」思ったのだが、特に予定もなく、会場が直ぐ近くということもあり、近代美術館に駆け付けた。
開演の30分前に会場の近美の1階ロビーに行ったのだが、すでに正面の椅子席は一杯だった。一杯といっても正面の椅子席は50席程度である。その他ステージから遠く離れたところにも椅子が配されていたが、そこに座って聴こうとは思わなかった。
近美の場合、立ち席となるが二階のテラス状のところから聴く方が良いと思い、二階へ行って開演を待った。
※ 演奏したフルートの八條美奈子さん
※ ピアノの谷敷さなえさん。いずれもウェブ上の写真を拝借。
開演時間の11時、演奏する二人(フルート/八條美奈子 ピアノ/谷敷さなえ)が登場した。ドビュッシーの「小さな羊飼い」から演奏が始まった。
プログラムのいずれもがクリスマスに関わった曲だということだったが、20日の赤れんがの際の選曲とは明らかに違った。いわゆる本格的なにおいのする選曲なのである。言葉を変えるとやや重たい感じのする曲が多かった。
後半になって、私たちにも耳馴れた曲が演奏されたが、総じていえば私には「アートパフォーマンス in 赤れんが」vol.3の方が私好みだったかなぁ、というのが率直な感想だった。
参考までに当日演奏された曲を紹介しておくことにする。
(1)ドビュッシー/小さな羊飼い
(2)カプレ/夢と小さなワルツ
(3)サン=サーンス/ロマンス Op.37
(4)八條美奈子/mon adolescence
(5)イギリス民謡/グリーンスリーブス
(6)黒人霊歌/アメイジング・グレイス
(7)バーナード/ウィンターワンダーランド
(8)グルーバー/きよしこの夜
(9)ピアポント/ジングルベル
(アンコール)ドイツ民謡/もみの木
※ 演奏している二人の様子です。
最近は道立近代美術館においても度々コンサートが開催されるようになったようである。
身近に、そして気軽に生の音楽に触れる機会が増えることを素直に歓迎したい。そしてそうした催しにはできるだけ参加したいと思う。
昨夜(12月23日)、拙ブログに時おり登場する超人的おじさん (№1⇒) (№2⇒) ことsakagさんにお会いすることができた。sakagさんは超人的であるばかりでなく、超有名人でもあるため、例え札幌に来られても予定がびっしりで、私などが「お会いしたい」と申し出るのも憚れる。
しかし今回札幌に来ると知って、思い切って「もし、スケジュールが空いていたら」と、ご都合を伺ったところ、幸いにも空いているとのことで2度目の懇親が可能になったのだ。
場所は超人的おじさん御用達の庶民的な串鳥店が指定された。
若干賑やかだったが、それは庶民的なお店だからしかたがない。私たちは通常より少し大きめの声で話し合った。
私はこの日、超人的おじさんに三つの質問を用意して懇親に臨んだ。その三つとは…、
(1)登山用のサポートタイツorパンツの効用について
(2)スマートフォンからブログ投稿の際の写真の加工について
(3)GPSロガーの使い方について
それぞれ適切なアドバイスをいただいたつもりだったが、今思い出すと酔いが記憶の邪魔をしたらしい。おぼろげながら、タイツはメーカーによって効用は様々であること、スマートフォンからの投稿は独自のアプリをダウンロードする必要があること、GPSについては私自身が良く理解ではなかった、といったところが微かに記憶として残っている。
超人的おじさんのブログやHPを拝見すると、相当な使い手のように見えるが、氏はかなり苦手だという。それでも必要に迫られて、自分が必要とするものは何とか使いこなしているということだった。
私もすぐに投げ出すのではなく、もっと切実な必要感を持たねばならないと悟らされた。
氏のマシンガントークは3時間途切れることなく続いた。その中から氏のことについて以前よりは少しは知ることができたように思った。
氏は教員としても相当の実践家だったようだ。若き日の実践を熱く語ってくれた。また、何ごとにも非常に積極的な方であり、発言も遠慮をしない方のようだ。それでいて、人からは憎まれることがない、という徳をもった方である。それには、氏が気にする函館弁も有効だったのではと私は推測する。
マシンガントークの夜はいつ果てるとも続くかと思われたが、そこは常識人「これ以上飲んでは翌日に影響する」という量の寸前でドリンクストップとした。
そして私から「またいつかマシンガントークを聴かせてください」と再会を約し、別れたのだった。
12月20日(日)午後、ちゃれんがワークショップを終えた私は、その足で道庁赤れんがに向かった。赤れんがでは今シーズン3度目となる「アートパフォーマンス in 赤れんが」が開催されることになっていた。
今回のパフォーマーはフルート奏者のデュオだった。奏者である八條美奈子さんと立花雅和さんは大学(教育大札幌音楽コース)、パリ・エコールノルマル音楽院で先輩・後輩の関係だということで、今回がデュオとしてのデビューのステージということだった。
※ 八條美奈子さん
※ 立花雅和さん
ステージはフルート独特の柔らかな音色が会場を包むエルガーの「愛の挨拶」から始まった。その後次々と、さまざまなジャンルの音を聴かせてくれた。
さらには、バスフルート、コントラバスフルートも持ち出し、フルートという楽器の音域の広さも示してくれた。ちなみに、今回演奏された全曲を記しておくことにする。
(1)エルガー/愛の挨拶
(2)山田耕筰/ペチカ
(3)モーツァルト/鏡
(4)ドビッシー/月の光
(5)ヘンリー・ワーク/大きな古時計
(6)2CELLOS/影武者
(7)バッハ/管弦楽組曲第2番 ポロネーズ
(8) 〃 バディネリ
(9)作曲者不詳/茶摘み
(10)八條美奈子/サッポロめぐり(時計台の鐘が鳴る、好きです札幌、この道、恋の街札幌、札幌の空、虹と雪のバラード)
(アンコール)アーヴィング・バーリン/ホワイトクリスマス
以上の中で、モーツァルトの「鏡」は一つの楽譜を二人の奏者が前と後ろから同時に演奏するという面白い試みの曲である。モーツァルトの面白がり屋的な面が出た曲かもしれない。
また、「影武者」ではバスフルートを、「管弦楽組曲第2番」ではコントラバスフルートを組み合わせた曲が興味深かった。
さらには、「茶摘み」では、各国のお茶をイメージするような曲風にアレンジして演奏したところが面白かった。
※ バスフルートはこのよう感じのフルートです。
※ こちらはコントラバスフルートです。
※ このページの写真はいずれもウェブ上に公開されている写真を拝借しました。
というように、フルート鑑賞入門編を意識したようなプログラムは最後まで聴衆を飽きさせない工夫が凝らされていて、非常に満足度の高いミニコンサートだった。
12月20日(日)午前、北海道博物館において「ちゃれんがワークショップ」の第2弾の“絵馬づくり”が行われた。第1弾の「手漉き和紙での年賀状づくり」が、どちらかというと子ども向け講座だったことから、「今回はどうしょう?」と考えたのだが、申し込みをしてしまった以上、キャンセルも失礼かな?と考え、結局参加することにした。
会場に着いてみると、子どもの姿はなく、成人の方ばかりだった。「おっ、これは大人向けの講座だったんだ」と初めて認識を新たにし、ちょっと構えた私だった。
会場には、学芸員の方が全国各地の寺社仏閣から収集した絵馬が並べられていた。同じようなものを作るとなると、やはり子どもには難しいかもしれない。
※ 全国各地の寺社仏閣から収集した絵馬がずらりと並べられていました。
私は恥かしながら全くといってよいほど絵心がない。そこで今回は恥をかかないように、今年の漢字が発表された直後だったので、京都・清水寺の森清範貫主が揮毫した『安』の字をコピーして持参した。この字を中心にデザインを考えたいと思った。
指導の学芸員から「絵馬」のあれこれについてレクチャーを受けた。それによると、絵馬の始まりは天変地異が鎮まることを祈るために生きた馬を奉納したことが始まりということだ。それがやがて木や土で馬形に作ったものが奉納されるようになったのが絵馬の始まりということだった。
現代ではさまざまな願いごとを祈願するようになっているが、特に受験の合格を願う絵馬がどこでも目立つそうだ。
※ 日本画を描く際に使用される泥絵の具(粉絵の具)のセットです。
絵馬づくりは、まず下絵を描くことから始まった。私は『安』の字を真ん中に配し、脇に笹と梅の花、もう一方に羽子板を配するデザイン(いずれも主催者が用意してくれた画である)とした。
その下絵を主催者が用意してくれた板に写し取る作業をした。
そしていよいよ彩色である。ここで日本画を描いているという石田眞理子さんという方が、泥絵の具の溶き方を指導してくれた。泥絵の具は粉状になっているのだが、けっこう粒状のものも多い、それをにかわ液を水に溶いたものを使い、指の腹を使ってよく混ぜるのだ。
私は『安』の字は黒と決めたので、黒一色を溶くことで良かった。
それを終えた後、脇に配した埋め花や羽子板は同じテーブルの方が何色も溶いていたので、それを拝借することでほとんどが足りた。
※ 泥絵の具を溶かす技法について説明を受ける参加者たちです。
ということで、一応は出来上がったのだが(それでも厳密には未完成)、いかんせん私は作業が遅かった。2時間の時間内に、私の前で作業をしていた女性も、他のテーブルの人たちも、二枚目の絵馬づくりに取り掛かっていたのに、私は一枚目をどうやら形にしたところで時間終了となってしまった。作業が遅いのである。
要領をやや掴めたので、来年もう一度参加してみようかな?と思い始めている。
※ 苦戦の末、出来上がった(まだ未完成)私が作成した絵馬です。
さて、未完成ではあるが一応出来上がった絵馬であるが、私は『安』の字を「安らか」と読んだ。メディアはいろいろな読み方を伝えているが…。
私は、来年、そしてこれからの世が「安らかであってほしい」と願ったのだ。来年1月3日の初詣で北海道神宮の絵馬掛に掛けてこようかな?
※ 今日、元旦登山の下見と称して「藻岩山」に登ってきた。固くなった雪道に軽アイゼンが食い込むのを感じながら登るのは心地良い。
山頂まで55分と、私にとって最短時間を記録した。しかも雪道でである。トレーニングの効果を実感した。これからも体力づくりに励まなくては。