※ 一時中断しましたが、「札幌市の都市緑地めぐり」を再開しようと思います。50,000㎡以上の
緑地、残り8ヵ所のレポを続けます。
「ハイテクヒル真栄緑地」は、小ぶりながらも気持ちよく森林浴ができる散策路が設けられていた。ただ市民が利用できるのは緑地の半分程度のため、本格的な森林浴を楽しむにはやや物足りないかな?という感じもした。
※ スクッと立つ木はカラマツと見ましたが、この中を歩くと緑に包まれた気分になります。
ハイテクヒル真栄緑地(清田区) 229,652㎡(ドーム4.5個分) 探索日 ‘20/06/25
※ 一般市民が立ち入ることができるのは、緑の中に細い線が入ったところです。
「ハイテクヒル真栄」は、札幌テクノパークが手狭となったために清田区の奥地に札幌市が開発・分譲した工業団地だそうだ。ただ、分譲開始後にリーマンショックが襲ったこともあって、分譲は終了したものの、社屋を建設し事業を行っているのは3社に止まっているようである。
※ ハイテクヒル真栄に進出している企業の一つの社屋が見えます。
緑地は工業団地を取り囲むようになっており、環境の良さを売り物の一つにしていることがうかがえる。緑地は大きく北側と南側に二分されているが、市民に開放されているのは北側部分だけである。南側の部分は「環境保全林」ということで立ち入りはできないようだ。
※ ハイテクヒル真栄の敷地の真ん中を貫く道路です。
現地は清田の市街地から滝野丘陵公園に向かう道々真駒内御料札幌線の途中から「ハイテクヒル真栄」の案内に沿って脇道に入って間もなく、大きな「ハイテクヒル真栄緑地」という立派な看板に歓迎される。その看板のやや手前に緑地の案内板が立っていて、そこが緑地の入口となっている。
※ 「ハイテクヒル真栄緑地」を表す園名板です。
※ 緑地散策路の入口に掲げられていた案内板です。
※ 案内板のところからいきなり階段でした。その上に東屋が見えます。
緑地内に入ると大きな木が茂り、森林に包まれるような感覚で散策路を進むことになる。途中には緑地の形状に沿って階段を登るところがあったり、休憩コーナーや東屋があったり、さらには樹海広場、見晴らし広場と名付けられた広場が存在し、そこにはベンチなどが配されていた。
※ 緑地内の形状に合わせて、階段状の登りもありました。
※ ここは確か休憩コーナーでした。
※ こちらは樹海広場だったと思います。
※ 上り階段があれば、当然下り階段もありました。
散策路には砕石状のビリ砂利が敷かれていたが、できれば自然のままの路のほうが緑地の雰囲気に合っていると思われるが、管理する側としては致し方のない選択なのかもしれない。
※ 南西出入口にあった案内標です。散策路は1kmと書かれています。
そんなことを考えながら歩いていると、もう一方の入口である「南西出入口」に着いてしまった。そこの案内板には 散策路は1kmと出ていた。ちょっとあっけないとも思ったが、それは仕方のないことかもしれない。小さなお子さん、あるいはお年寄りと一緒に森林浴を楽しむには適している緑地と言えるかもしれない。