田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

なぜ札幌へ Part Ⅳ

2006-05-29 11:34:58 | その他
 今日は昨日(日曜)出勤の代休です。ゆっくりと書き込みしてみようと思います。
 前回までは逡巡した私の思いを書き綴りましたが、今回はそうした葛藤を私の中で昇華(?)して札幌移住を決心した理由を書き綴ってみたいと思います。
 その第一の理由についてはPart Ⅰで述べたように一人息子の存在です。このことについては繰り返しません。
 第二の理由は、転勤族のためにこれまで自宅を所有できていなかったことがあります。これから自宅を所有するとなると、私の趣味(?)でもある「花」を楽しむためには庭付きの家が理想です。しかし、それを楽しむことができるのも限りがあります。それより、家のメンテナンスや除雪のことなどを考えると、マンション住まいの方がより現実的ではないかと考えたのです。
 さらに第三の理由として、田舎での家の所有は財産価値としてはかなり不利だということです。私は今回、札幌市の中央部にマンションを求めました。このことは、これから私たち夫婦に今は考えられない想定外の事態が起こった時にもマンションを処分することで対応することができるのでは、という思いが今回の選択に繋がったのです。

 今、世の中では、団塊の世代を対象にして、田舎住まいを提唱している団体や自治体が多いようです。そしてそれに反応している人もかなりに上っているようです。私のケースはまさにその逆を行っているといえます。
 しかし、人にはそれぞれの価値観がありますから、いろんな動きがあっていいのだろうと思います。
 いろいろな逡巡や葛藤の末、出した結論ですから、これから後は、自分自身がいかに意味ある生き方を見出し、実践していくかということだと思っています。
 

なぜ札幌へ Part Ⅲ

2006-05-28 17:14:54 | その他
 Part Ⅱで私は逡巡した二つの理由を述べましたが、さらにもう一つ私には思い悩むことがありました。
 それは私たちの退職後の生活は年金に頼るわけですが、私たちの世代は63才までは支給される年金が満額支給されないという問題があります。
 それで私たちの世代の多くの人は、退職後も何らかの職を見つけて再就職をしているのが現状です。私もこちらの田舎に居住するかぎりは、何らかの職を斡旋してもらえそうな状況なのですが、札幌へ行くとなると、その可能性はゼロに近く私を悩ませていました。
 しかし、札幌移住に積極的な妻は「何とかなるから大丈夫!」と力強く言ってくれるのです。もともと再就職ということに対して消極的だった私は、妻の言葉を信じることにしました。

 さて、いろいろと逡巡した私でしたが、結局のところ札幌へ移住することにしたわけですが、そのあたりのことについては次回から述べていくことにします。

なぜ札幌へ Part Ⅱ

2006-05-26 17:31:33 | その他
 私が札幌に住むことを逡巡した最も大きなことは、生まれ育ちこれまでの人生の大半を過ごした地に対する愛着と、そこを離れることへの不安でした。
 近辺を転々とする転勤族でしたから、田舎特有の濃い人間関係ができたわけではありませんが、それでも友人、知人の大半は現在地、またはその近郊です。そうした方たちと疎遠な関係になってしまうことを覚悟するにはそれなりの決断が必要でした。
 札幌には学生時代の友人が多少はいますが、それとて浅い関係の付き合いでしかありません。60才を過ぎて、はたして新たに友人、知人がどれほどできるでしょうか。都会の孤独を味わう老人とならないよう、積極的に外部に飛び出し、新たな人間関係を築かねばならないと思ってはいるのですが…。

 もう一つ、私は自分でも説明がつかないほど土と戯れることが好きらしいのです。らしい…などと書くとずいぶん他人事に聞こえますが、若いときには全く意識していなかったのですが、私は花を育て、庭や花壇を飾ることがことのほか好きだということがここ10年位の中で分かったのです。
 家庭菜園などにはあまり興味はなく、とにかく「花」なのです。この夏、私にとっては最後の作品と思い、花壇を設計し、まもなく植え付けをしようと準備しているところです。

 「そんなんなら、札幌などに行かなければいいのに…」とこれを読まれた方は思われると思います。
 そのあたりの心の内をまた次の機会に語ってみたいと思います。




なぜ札幌へ PartⅠ

2006-05-24 17:27:24 | その他
 終の住処が決まったところで、少し落ち着いてこのブログのテーマについて考えてみたいと思います。
 つまり、田舎者の私がなぜ札幌に住もうと決心したのかということについてです。

 まず最も大きな要素となったのが、一人息子の存在です。
 その息子がなんとか就職することができたのですが、その就職先が札幌近郊にあって、転勤が考えられない職種なのです。つまり、息子はこの先ずーっと札幌住まいとなるのです。そうなると、私以上に妻が札幌移住を強く望んだのです。
 自分たちにとって唯一の家族の近くにいたいというのは自然の心情なのではと思います。私には逡巡する気持ち(この点については、これから何回かに渡って書き綴ろうと思っています)がなかったわけではありませんが、結局同意をすることになったのです。
 こうした理由で札幌などに転居する例は多いのじゃないのかなと想像します。
  
 次回は、逡巡した心の内を述べてみたいと思います。
 

契約完了!

2006-05-23 22:06:17 | その他
 予定通り、今日札幌往復を敢行し、マンションの契約を完了してきました。
 妻と一緒に「これで一段落だね」と語り合いました。
 販売会社の方の話によると、購買層はやはり私たちのような団塊世代が中心のようです。どのような人たちとご一緒するのか、興味と不安が募ります。私はできれば良い意味でのコミュニティーを形成できればと思っています。
 
 ところで、初めての札幌往復(往復でおよそ600km)でしたが、意外に楽にこなせたというのが実感です。その主たる理由は、高速道路での定速度行です。私の車には、スピードを一定に保つ装置(何ていう装置でしょうか?)が装備されています。高速に入ると、私は時速100kmにセットします。そうすると、ほとんどの車は100km以上で走行しますので、私の車を次々と追い越していきますが、私は定速でアクセルを踏むことなく、ラクラク運転が可能となるのです。
 今日、往路は雨のために理想的にはいきませんでしたが、復路は高速に入ってから、降りるまでの約160kmくらいをずっーと100kmで走行することができました。その間、私が追い越した車はたったの一台、私の車を追い越した車は数知れず・・・。まったくの楽々運転でした。高速運転はこの方法に限ると思いました。

明日札幌へ

2006-05-22 17:40:45 | その他
 久しぶりの投稿となりました。
 明日は平日ですが、休みを取り札幌へ出かけることにしました。
 用件は、希望していたマンションの正式契約のためです。
 なんとか正式契約にこぎつけましたが、前回のようなことがないよう祈るのみです。
 私が住んでいるところから札幌までは車で4時間30分から5時間かかる遠距離にあります。明日はそこを往復することにしました。今まで一日で往復した経験はありません。この歳になって少々冒険とも思いますが、妻も一緒なので安全運転に徹して、初めての経験をしようと思います。

あぁ・・・つま恋は遠い

2006-05-16 19:57:54 | ステージ & エンターテイメント
 一週間前、「吉田拓郎&かぐや姫 2006つま恋」が当面の関心事だと記し、ネットオークションでチケットを入手すべく、帰宅後はPCに張り付きオークションに参加しているのですが、ことごとく落札できないでいます。
 私としては、席はどこでもいいのですが、ペアで4万円(販売価格より1万円上乗せ価格)を限度として参加しているのですが、いつも締め切り直前に引き上げられて落札できないでいます。
 コンサートの希少価値からいって、1万円程度では無理なのでしょうかね?
 う~ん、それ以上の値を出すのは厳しいなぁ・・・、ということで「つま恋」が遠くなってきたかな、というのが偽らざる現在の心境です。くやしいなぁ。

札幌の住処決定???

2006-05-14 22:01:26 | その他
 本日、希望していたマンションの販売先から連絡がありました。
 「仮の(かな?)契約書を送るので必要事項を記入し、FAXで返信するように」とのFAXがありました。どうやら希望していた階数のところを確保することができたようです。早速、返信すると共に近日中に契約金を振り込み、正式契約のために札幌に出向くことになりました。
 ようやく札幌の住処が決定できそうです。
 難点は来年の11月入居ということで、札幌へ出ても(来年4月)当分は古いマンション住まいとなることですが、まあ私たちにとっては理想のマンションが手に入りそうなので、良しとしましょう。

 ところで、私のブログ名が「田舎おじさんの札幌学」と命名しましたが、ちょっと趣旨と違うかな?と思えてきたので、当面は「田舎おじさん札幌を目ざす」あたりのほうが相応しいかな?と思えてきたので、近いうちに変更しようかなと思っています。

 ところで今日のコンサドーレの不甲斐ないた戦いぶりには本当にがっかりしました。あ~ぁぁ。

つま恋・・・

2006-05-10 21:39:42 | ステージ & エンターテイメント
 私の現在の最大の関心事は「吉田拓郎&かぐや姫 つま恋2006」コンサートです。
 妻と二人でぜひ行きたいと思っていました。チケット発売日が4月29日だったのですが、ちょうど29日はねらっているマンションのモデルルームの初公開日ということもあり、札幌への移動日でした。札幌に着いてすぐに発売元にアクセスしましたが、すでに完売ということで時既に遅しでした。
 そこで高いのを承知でネットのオークションで手に入れようと、このところ勤めから帰るとPCに張り付き、オークションとにらめっこしています。
 価格の推移を見守りながら、時にはオークションにも参加しているのですが、予定価格の上限を超えたりして、現在のところまだ手にすることができていません。
 何せ、ネットオークションは初心者で、及び腰の姿勢なものですから、はたして手にすることができるのかどうか自信がないというのが正直な気持ちです。
 ネットオークションの達人の方、何か極意があれば教えてください。

とりあえずは北欧へ

2006-05-08 19:07:22 | 海外の旅

 札幌をアチコチと探訪することと共に、私の退職後の大きな目標は海外を旅することです。
 というのも、もう40年前になってしまいますが、私は大学時代に一年休学してヨーロッパ・アジアを放浪して歩いた経歴があります。
 40年前の旅を再び、というわけではないのですが、若かった頃に訪れた地に再び立ってみたいという思いが私を突き動かします。
 とりあえずは北欧です。
 二ヶ月にわたってアルバイトをしたスウェーデンのニナサムの町、深緑の中に佇むノルウェーのフィヨルド、不思議な感覚に陥ったナルビクの白夜などなど、まずは旅感覚を呼び覚ますためにも北欧を訪れてみたいと思っています。
 夏季の北欧はハイシーズンのために割高ですが、さび付いた英会話を呼び戻すために、そして旅人に比較的安全な北欧は、再び海外を旅しようとする者にとっては恰好の対象だと考えているのですが…。どうなのでしょうね?
 あっ、私の旅のスタイルは、ツアーで行くものではなく、あくまで一人旅と考えています。
 どなたかアドバイスを!