いよいよ2009年最後の投稿となりました。「私的に’09を振り返る」シリーズも最後となります。少し長編となりますが、今年をしっかり振り返り、来年へと繋いでいけたらと考えています…。
【札幌ウォークの達成状況】
【札幌ウォーク】とは、札幌市保健福祉局が各区に呼びかけウォーキングコースの設定を提唱した。これに応える形で中央区25、北区6、白石区6、豊平区9、清田区5、西区21、手稲区9、厚別区13、さらに今年になって東区の10コースが加わり104コースが設定された。そしてこの9月末さらに南区に14コースが新設され、札幌市内のウォーキングコースは総計118コースとなりました。これで全ての区にウォーキングコースが出揃いました。その全118コースを実際に歩いてレポートしようと挑戦しているのが【札幌ウォーク】です。
※ 今年は昨年に引き続き、№62からのスタートとなりました。
◆№62 1/10 手稲区・冬も歩こうコース
◆№63 3/21 西区・鉄工団地コース
◆№64 3/21 西区・ぎんなん通コース
◆№65 3/28 中央区・再発見!中央区メインコース
◆№66 3/29 西区・川と山と鴨の群れコース
◆№67 3/29 西区・正路通コース
◆№68 4/04 中央区・再発見!旭山記念公園コース
◆№69 4/11 厚別区・停車場通メモリアルコース
◆№70 4/11 厚別区・住宅街と公園散策さわやかコース
◆№71 4/11 白石区・にじいろ厚別川コース
◆№72 4/11 白石区・かもかも月寒河畔コース
◆№73 4/18 中央区・のんびりゆっくり宮の森の公園めぐりコース
◆№74 4/18 中央区・札幌開拓の原点「島判官」出会いコース
◆№75 4/25 白石区・あかつき米里川緑地コース
◆№76 4/25 白石区・北郷こもれびコース
◆№77 4/29 手稲区・手稲の昔を訪ねよう手稲記念館コース
◆№78 5/02 清田区・平岡公園よくばりコース
◆№79 5/03 西区・発寒いこい公園と新川河畔コース
◆№80 5/03 西区・小鳥のさえずる西陵公園コース
◆№81 5/03 西区・八重桜並木と農試公園をめぐるコース
◆№82 5/04 中央区・お花見コース
◆№83 5/06 中央区・旭山公園探検コース
◆№84 5/10 厚別区・四季の並木を楽しもうコース
◆№85 5/10 厚別区・森林公園緑のエキスコース
◆№86 5/17 手稲区・富丘宮の沢いきいき健康づくりコース
◆№87 5/17 手稲区・中の川桜づつみコース
◆№88 5/30 中央区・伏見の風情あふれる参道と日中友好ロード
◆№89 6/06 中央区・新緑と紅葉のコース
◆№90 6/07 中央区・豊かな川の流れと花と緑いっぱいロード
◆№91 6/13 北区・新川コース
◆№92 6/28 西区・福井清流コース
◆№93 7/12 東区・C-1コース
◆№94 7/12 東区・C-2コース
◆№95 7/12 東区・C-3コース
◆№96 7/12 東区・B-2コース
◆№97 8/01 東区・B-1コース
◆№98 8/01 東区・D-1コース
◆№99 8/01 東区・D-2コース
◆№100. 8/21 東区・Aコース
◆№101. 8/23 東区・E-1コース
◆№102. 8/23 東区・E-2コース
◆№103. 9/08 中央区・都会の森コース
◆№104. 9/23 中央区・都会の花コース
◆№105. 10/11 南区・澄川用水遊歩道コース
◆№106. 10/11 南区・豊平川・山鼻川コース
◆№107. 10/18 南区・桜山コース
◆№108. 11/08 南区・藻南公園・川沿公園コース
◆№109. 11/28 南区・真駒内公園コース
「札幌ウォーク」はなんとか今年のうちに完成したいと思っていましたが、嬉しいことに今年になって未設定だった東区、南区が次々とウォーキングコースを新設したために、ウォークの完成が後へ後へと延びてしまうことになりました。残りの南区の9コースを来春、陽気の中を歩くことを夢見ています。
【どんなボランティアに参加したか】
◆さっぽろ雪まつり 大雪像制作ボランティア(1/13,1/17,1/23,1/30,2/03)
◆バスケットボール レラカムイ試合運営ボランティア(1/31)
◆日本ハム試合運営ボランティアFVS(4/05,5/01,5/22,7/01 他に研修として2/15,3/05)
◆コンサドーレ試合運営ボランティアCVS(5/05,6/07,7/25,8/22,9/27,10/04,11/29)
◆ゴルフ大会運営ボランティア(明治チョコレートカップ 7/10)
◆北海道マラソン大会運営ボランティア(8/30)
◆鴨々川清掃ボランティア(10/04)
◆日ハム優勝パレードボランティア(11/22)
今年のテーマの一つだった「スポーツボランティアに参加する」という目標はある程度達成されたかなぁ、と振り返っています。しかし、日ハムのボランティアなどは基準数にまったく足りていません。というのも、スポーツボランティアは試合開始の数時間前から立ち続けることが基本です。腰に不安のある私には辛すぎるボランティアでした。来年は一度体験したことで良しとし、撤退しようかと考えています。
【どんな映画を観たか】
◆「ヨコズナマドンナ」(韓国映画の話題作 招待 6/11)
◆「天の記 劔岳」(新田次郎原作 力作! 6/23)
◆「ディア・ドクター」(笑福亭鶴瓶主演 6/28)
◆「火天の城」(安土城築城秘話 9/12)
◆「引き出しの中のラブレター」(秀作! 試写会 10/01)
◆「地球交響曲~ガイアシンフォニー~」(最高の感動作! 11/07)
◆「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作 11/25)
◆「クリスマス・キャロル」(3D映画 12/16)
特に映画ファンでもない私としては、比較的良く映画を観た年となりました。話題作を中心に映画館に足を運びましたが、特に「点の記 劔岳」や「地球交響曲~ガイアシンフォニー~」はとても感動しました。シニアを大切にする映画にはこれからもできるだけ足を運びたいと思っています。
【どこに旅したか?】
◆沖縄離島の旅 (2/21~28 石垣島、与那国島、波照間島、竹富島 7泊8日)
◆旭川ツーデーウォーク(7/03~04 1泊2日)
◆ニセコ高原の旅(教互会厚生部事業 10/05~06 1泊2日)
◆釧路 AMOEBAの会(12/19~20 1泊2日)
旅では何といっても「沖縄離島の旅」がエキサイティングでした!久しぶりの一人旅は旅の醍醐味を満喫させてくれました。私の喜びように妻は「また一人でいったら?」と背中を押してくれています。来春密かに…。
【読 書】
◆山岡荘八歴史文庫《全100巻》読破への試み ~ 現在46巻(徳川家康第24巻)まで進んでいます。
読破の道いまだ遠し・・・。
【その他の活動】
◆札幌青年会議所の「札幌魅力マップ」制作に協力(7/31,8/02,8/08,8/20,8/22)
◆「おやじの仲間づくり21の会」に参加、活動中(3/07,5/23,6/16,7/21,9/21 11月会合体調不良で不参加)
◆マンションだよりの発行「Oooooooo Life」の編集・発行(4月以降毎月発行 A4版裏表印刷)
◆札幌商工会議所主催「大人のまちなか探検隊!」に参加(10/18,11/01 自主活動10/19,10/20,10/22,10/27)
と、3回にわたって私の今年を振り返ってきました。
あるとき、友人が「おまえは田舎に住むタイプの人間ではないのか」と私を評して言ったことがあります。確かに私の中にアウトドアライフを志向する気持ちがありましたから、友人の指摘もあながち的外れではありません。
しかし今、私は田舎から札幌へ出てきて、この街に永住することを決めました。
そう決めたからには、自らの選択を信じて、その環境を満喫すべきだと考えました。
「札幌という街を満喫したい」という思いがこの3年間、私を突き動かしてきたように思います。
満喫という言葉が当てはまるかどうかは別にして、私は私なりにこの3年間を生きてくることができたと振り返っています。
そしてそのことをブログという手段を通じて、自らの足跡を記すことができたことを嬉しく思っています。
来年からも自らの足跡をブログに記し、ブログに記すために自らを奮い立たせる生き方を志向していきたいなぁ、と心密かに決意しています。
今年一年、私のブログに立ち寄ってくださったみなさんに感謝申し上げ、来年もまたぜひお立ち寄りいただくことをお願いし、今年の締めくくりとしたいと思います。
どうぞみさなま、良いお年をお迎えください!
私と息子の年末の恒例行事になりつつあるスキー行ですが、今年はめったに行くことのできない夕張市のマウントレースイスキー場に行ってきました。
一昨年はニセコ、昨年はルスツ、そして今回はマウントレースイと、このところ年末になると息子と二人でスキーを楽しんでいます。
なぜスキーかというと…。
私がスキー指導者の資格取得を目指してスキーに夢中になっていた頃、自然と息子もスキー場に連れ出していました。見よう見まねでスキーを操る息子も自然に上達していきました。しかし、彼が学生時代くらいまではまだまだ私の足前にはかないませんでした。(と私一人で思っています)
ところが息子は就職してからも趣味としてスキーを続けていたようです。何年か経ったある年に一緒にスキーをしてみて、彼の上達ぶりに内心驚きました。反して私の方は年齢とともに筋力が衰え、技量の低下も目立ち始めました。
※ 冷水山の山頂付近から夕張市内を望んだところです。
まあ、そんなこんなで、スキーは私と息子を繋ぐ大切なアイテムなのです。
「今年はどこへ行く?」と私から誘い、札幌からは近いようで遠い「マウントレースイはどう?」と提案したところ、彼が即座に応えてくれ今日(30日)行ってきたというわけです。
※ 昼食を摂ったホテルのレストランからレースイスキー場
を望んだところです。写真上部に見える灯りはレストラン
の電球の光がガラスに映ってしまいました。
マウントレースイは遠かったです。高速を利用しても2時間強かかりました。
時間をかけてたどり着いたマウントレースイのスキー場は、というと…。
「それなりに満足させてくれるスキー場」と云えそうです。
1本のゴンドラと4本のリフトが効果的に配置されていて、雪の状態も悪くはありませんでした。(唯一、超上級者コースはオープンされていませんでしたが)
私たちは時間を惜しむようにバンバン滑りました。息子のスピードに負けまいと、私も自分の上限ぎりぎりのスピードで追いかけます。(滑るフォームはかなり怪しいものですが)滑り終える頃には、膝はガクガク、足はパンパンに張っていました。
※ 反対にゲレンデからホテルマウントレースイを写しました。
こうして息子と二人でスキーを楽しむことができるのも「あと何シーズンあるかなぁ」などと考えながら、年末のスキーを楽しんできました。
‘09Part Ⅱでは、受講した講座、堪能したステージ、参加したスポーツイベントについて振り返ってみました。
【どんな講座を受講したか】
◆市民カレッジ 札幌学「札幌の歴史をふりかえる」(ちえりあ 1/15、1/22、1/29、2/05)
◆市民カレッジ 札幌学「緑豊かな街札幌」(ちえりあ 4/07、4/14、4/21、4/28)
◆北大博物館土曜市民セミナー(北大博物館 5/09)
◆市民カレッジ 札幌学「蝦夷地から北海道へ」(ちえりあ 5/13、5/20、5/27、6/03)
◆北海商科大学公開講座(北海商科大学 5/16)
◆フォーラム in 札幌時計台(時計台ホール 3/18、3/26、4/23、5/07、5/14)
◆地域学習活動活性化セミナー(かでる2・7 8/27)
◆札幌学院大学公開講座(札幌学院大学 8/29)
◆札幌市資料館大通公園モニュメント解説会(大通公園 9/12)
◆「ほっかいどう学」かでる講座(かでる2・7 9/24、11/24)
◆行動するオヤジ講座(中央区役所 9/26)
◆ボランテイア研修センター講座「団塊がゆく!」(リンケージプラザ 10/17)
◆市民カレッジ 札幌学「北の大地の羅針盤になった先達」(ちえりあ 11/10、11/17、11/24、12/01)
◆道民カレッジ大学放送講座「ほっかいどう学」(自宅 10/03、10/10、10/17、10/24、10/31、11/07、11/14、11/21 )
◆「ほっかいどう学」実践講座 in 札幌(かでる2・7 12/12)
今年受講した講座の中で特徴的なのは、意識的に受講したのは市民カレッジの「札幌学」です。札幌の過去を、そして今を学ぶことによって、未来の課題も見えてくるような気がします。Part Ⅰでも触れた「フォーラム in 時計台」も刺激的な講座でした。
【どんなステージを堪能したか】
◆桂枝光新春落語会(エルプラザ 1/04)
◆アカペラフェステイバル「ハモサツ」(サンピアザ劇場 2/07)
◆黒岩静枝ジャズコンサート(厚別区民センター ジャズシンガー 3/01)
◆亀吉社中演劇公演(ZOOシアター 3/21)
◆大平まゆみ With 弦楽四重奏(南区民センター 3/28)
◆北海学園大学演劇部定期公演(BLOCH 4/26)
◆劇団四季「ウェストサイドストーリー」(厚生年金会館 5/26)
◆YOSAKOIソーランまつり(麻生球場 6/13)
◆時計台まつり記念演奏会「高島拓哉リサイタル(オーボエ奏者)」(時計台ホール 6/26)
◆小樽カントリー & ウェスタンカーニバル(小樽市民センター 6/27)
◆PMFオーケストラオープンリハーサル(シェン・ジャン指揮・指導 札幌芸術の森 7/16、17、18)
◆PMFオーケストラ演奏会(シェン・ジャン指揮 キタラ 7/18)
◆アリス復活ライブ(厚生年金会館 7/24)
◆フォークジャンボリー2009 in 岩見沢(岩見沢野外音楽堂 7/26)
◆ワイルドワンズライブ(道立体育総合センター 9/05)
◆サーカスライブ(札幌市民ホール 9/06)
◆伊藤多喜雄ライブ(民謡 9/08)
◆全国ナイスミドル音楽祭 北海道ブロック大会(STVホール 10/10)
◆桂枝光落語独演会(道新ホール 10/26)
◆劇団めまんべつ札幌公演(「ニコ没物語」 琴似パトス 11/28)
◆ザ・北海道ベンチャーズチャリティーコンサート(札幌大学 11/08)
◆亀渕友香 & The Voices of Japan(厚生年金会館 12/13)
◆札響の第九(キタラ 12/26)
今年もいろいろと素晴らしいステージを堪能しました。年金暮らしのおじさんとしてはあれもこれもというわけにはいきませんが、懐具合と相談しながら興味関心の赴くままに駆けつけ楽しみました。
どれもみな素晴らしかった中で特に、アリスの復活ライブ、そしてPMFのオープンリハーサル、そして本番の演奏会を聴くことができたことが私としてはハイライトだったと振り返っています。
【どんなスポーツイベントに参加したか】
《参加型》
◆滝野公園歩くスキー大会(6キロの部 1/12)
◆HBCラジオ歩くスキー大会(5キロの部 1/18)
◆原始林クロスカントリースキー大会(5キロの部 2/01)
◆札幌国際スキーマラソン大会(10キロの部 2/08)
◆花・水・木ウォーク大会(18.6キロ 5/30)
◆札幌ツーデーマーチ(一日目30キロ、二日目30キロ 6/20~21)
◆旭川ツーデーウォーク(一日目20キロ、二日目20キロ 7/04~05)
◆北海道を歩こう ウォーク大会(33キロ 9/13)
◆北海道ツーデーマーチ(一日目のみ参加 40キロ 9/19)
《観戦型》
◆高校野球南北海道大会準決勝戦 札幌第一 VS 函館工業 札幌新川 VS 小樽北照(円山球場 7/20)
◆北都プロレス観戦(プリンスホテル 8/06)
◆フットサル エスポラーダ北海道 VS 名古屋(道立体育総合センター 10/11)
◆プロ野球クライマックスシリーズ 日本ハム VS 楽天戦(札幌ドーム 10/21)
◆真駒内選抜スピード競技会(真駒内屋外競技場 11/28)
◆コンサドーレホームゲーム観戦 多数
私の最大の興味関心事のスポーツの観戦が意外と少ない今年という印象です。それは次回に触れるスポーツボランティアに意識的に参加した結果かなと分析しています。反面、参加型のイベントへの参加が増えてきました。このこと自体は私の思いの反映でもあります。来年以降も自らの健康づくりも考え積極的に取り組んでいきたいと思っています。
「‘10 AMOEBAの会」でレポートしたものを利用しながら、私の今年を振り返ってみようと思います。一年を振り返るとはいっても、まったく個人的なことであり、ブログを読んでいただく方にとっては退屈きわまりない内容ですが数回にわたり私的に’09を振り返ってみたいと思います。
今年は昨年とは違ったカテゴリーに分けて振り返ることにしました。(昨年のはこちら⇒)
まず初回は【誰の講演を聴いたか】と題して振り返ってみることにします。
【誰の講演を聴いたか】
◆村田 兆治 氏(野球評論家 中央区主催「オヤジの仲間づくり講座」 1/24)
◆福島 敦子 氏(キャスター ‘09エネルギー講演会 1/29)
◆庄野 真代 氏(シンガー マレーシアロングスティセミナー 2/05)
◆見城美枝子 氏(青森大学教授 経済・金融講演会 2/12)
◆山口 二郎 氏(北海道大学教授 フォーラム in 時計台 3/18)
◆東郷 和彦 氏(元オランダ大使 フォーラム in 時計台 3/26)
◆武田 鉄矢 氏(俳優、ミュージシャン 札幌青年会議所「心のふれあい」講演会 4/04)
◇小菅 正夫 氏(旭山動物園名誉園長 紀伊国屋書店インナーガーデン講演会 4/04)
◆寺島 実郎 氏(多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長 フォーラム in 時計台 4/23)
◆外岡 秀俊 氏(朝日新聞編集委員 フォーラム in 時計台 5/07)
◆川平 慈英 氏(俳優、スポーツキャスター NHKプロフェッショナルトーク 5/07)
◆寺脇 研 氏(元文部科学省課長、映画評論家 フォーラム in 時計台 5/14)
◆岩田 公雄 氏(読売テレビ解説委員 札幌信用金庫経済講演会 5/19)
◆竹田津 実 氏(獣医師、エッセイスト NHK「ラジオ深夜便の集い」での講演 5/28)
◆笑福亭鶴瓶 氏(落語家、テレビタレント 笑福亭鶴瓶トークショー 6/05)
◆栗城 史多 氏(登山家 栗城史多講演会 8/09)
◆グナー・オキュスト 氏(ノーベル財団事務総長 国際シンポジウム「北方圏の環境と文明」 8/27)
◇太田 明子 氏(道内女性起業家の代表 「札幌学院大学公開講座」 8/29)
◇土田 光男 氏(日ハムファイターズシニアディレクター まちづくりフェスタ2009 9/05)
◆崔 洋一 氏(映画監督 ねんりんピックシンポジウム 9/08)
◆三浦雄一郎 氏(スキーヤー、冒険家 ねんりんピックシンポジウム 9/08)
◆和泉 雅子 氏(俳優、冒険家 ねんりんピックシンポジウム 9/08)
◆西田 善夫 氏(元NKHKスポーツアナ ねんりんピックシンポジウム 9/08)
◆立松 和平 氏(作家 アサヒビール環境文化講座 10/02)
◆藤原 和博 氏(元杉並区立和田中学校長 立命館・読売トークセッション 10/03)
◆陰山 英男 氏(立命館小学校副校長 立命館・読売トークセッション 10/03)
◆小林 誠 氏(物理学者 ノーベル賞受賞者 科学フォーラム札幌 10/10)
◆江崎玲於奈 氏(物理学者 ノーベル賞受賞者 科学フォーラム札幌 10/10)
◆藤巻 健史 氏(株式トレーダー 札幌学院大学学術講演会 10/16)
◆養老 孟司 氏(作家、医事評論家 市民医療フォーラム 10/31)
◆瀧村 仁 氏(映画監督 映画鑑賞会「地球交響曲」 11/07)
◇合田 一道 氏(ノンフィクション作家 ちえりあ・札幌学 11/10)
◇渡辺 陽子 氏(HBCアナウンサー こころの健康まつり 11/21)
◇椿 延子 氏(タンザニアでの農村生活36年 活動報告講演会 12/10)
こうして振り返ってみると、今年もほんとうに多種多彩な方々のお話を聴いていることになります。
お聴きした方々の顔ぶれを見ると、良く云えば多士済々な方の話を伺うことができたいうことになります。しかし、悪く云えば何の脈絡もなく行き当たりばったりに誰でも彼でも聴いているということにもなりそうです。
まあ私としては、こうした方々のお話を聴くことが出来るのは札幌に住んでいることの大きなメリットの一つでもある考え、足繁く講演会に足を運んでいるのですが、こうしたことがいつかどこかで記憶の彼方から甦ってくれればいいかなぁ・・・、というくらいのスタンスで足を運んでいます。
その‘09の講演で特徴的だったことを挙げれば、5回にわたって行われた「フォーラム in 時計台」が何といっても印象深い講演でした。日本の行く末を論じる硬派の講演会でしたが、全ての講師が論客として名が通っている方ばかりで聴講料わずか1講座1,000円で聴くことが出来たのはとても幸運でした。それは主催者の山口教授の培ってきた人脈の豊富さがあればこそと思っています。’10にも「フォーラム in 時計台」が開かれればぜひ参加したいと思っています。
そして私が心がけたことは、講演をただ聴きっぱなしにするのではなく、例え咀嚼する力が弱いとしても私なりに受け止めた感想を書き留めるように努めたことです。そしてそれを恥ずかしげもなくブログ上で公開してきました。そうすることで、私自身の中では受講することがより意味をもってくるだろうと考えたのです。
はたして意味をもったかどうかは別にして、こうして受講したラインナップを振り返ってみて、我ながら「よく受講したもんだわい」というある種の感慨に浸っています。
なお、名前の前の印は◆は少なくとも全国的に名の知れた方、◇は北海道内でご活躍の方と考えました。
札幌市内にも本格的な降雪があって市内のクロカンコースもオープンしました。
四つものクロカンや歩くスキー大会にエントリーしている私はそれなりに練習を積まねばなりません。
そこで今日、私は「札幌ウォーク」で見つけた真駒内公園のクロカンコースを体験してきました。
自宅から車で25分、適度なところにクロカンコースを見つけたと喜んだのですが、メインコース(3km コース)はクラシカル(パスカング)走法だけしか認められていません。
※ クラシカルコースはご覧のように二本のシュプールの跡
をスキーを縦にして滑り(走り)ます。
フリー(スケーティング)走法のコースは公園の一部に短い距離のものが設定されているだけでした。
歩くスキー大会とはいっても、大会は全てフリー走法で行われます。
ですから私は短いフリー走法のコースで練習を開始しました。
※ フリー走法のコースには私以外に二人の人が練習していました。
体力や筋力の衰えにはガックリきましたが、これが現実です。
休みを中に何度も挟みながら、亀のようにゆっくりと、それでもフリー走法とクラシカル走法を合わせて約10km程度の練習をすることができました。
タイムを意識した滑りなどまったく頭にありませんが、せめて楽しく大会に参加したいと思っています。
※ 私の愛機です。かなり古くなった中級品です。
そのためには、最初の大会である1月11日(祝)の「滝野公園歩くスキー大会」まで時間を見つけて何度か練習をして体を慣れさせなくてはと痛感させられた初滑りでした。
当初そうした予定はなかったのですが、ふとしたことから友人と「第九を聴いて、忘年会をしよう!」ということになりました。
そんな不埒な動機に大金を払えるはずがありません。最も安価なステージ後方のP席を入手しました。しかし、これが大正解でした!
※ 演奏会前に私の席からステージを見たところです。
ステージが間近、合唱団の方たちは手の届くくらいの位置です。
指揮者の尾高忠明氏の一つひとつの表情がよく見えます。
コンサートマスターの大平まゆみさんの位置もちょうど正面になりました。
演奏に関して個々を評する力は私にはありません。
しかし、ベートーヴェンが作曲した交響曲の中では最高傑作と評されるだけに、指揮者も交響楽団もこの一曲にかける気持ちが伝わってくるような演奏であったと思います。
第Ⅲ楽章の終わりあたりから、静かな弦の流れに乗って聞きなれた「歓喜の歌」のメロディーが流れてきて、私の中で期待が徐々に高まります。
そして第Ⅳ楽章、四人の独唱に続いて、総勢144名の大合唱が始まりました。
圧巻です!会場を揺るがすばかりの「歓喜の歌(喜びの歌)」が響き渡りました。
日本人が年末にこの交響曲を愛する気持ちが分かったような気がしました。
P席に陣取ったことで、指揮者尾高忠明氏の表情が刻々と変わるのがよく見て取れました。その表情からは氏の団員に対する暖かい眼差しが絶えず注がれていたように私には思えました。
そして「歓喜の歌」を合唱団とともに歌う氏の姿が印象的でした。さらには全ての演奏を終えた後の脱力感に満ちた表情を目撃することができたのもP席ならではの特権と思いました。
その後の忘年会? もちろん美味しくお酒がすすみましたよ!
北海道の主要産品である農水畜産物を材料として、高い付加価値を付けた食品、化粧品、医薬品原料などを開発し、製品化する試みが始まっているそうです。それが北海道ブランドとして早く実を結んでほしいものと思います。
道民カレッジ「ほっかいどう学」大学放送講座の第8回(最終回)講座は「北海道ブランド健康食品~動き出したさっぽろバイオクラスター構想~」と題して北海道情報大学の西平順教授の講義でした。
今回の講座は第6回の講座(そのレポートはこちら⇒)と通ずるところがありますが、北海道の一次産業である農水畜産物の付加価値を高めて、北海道経済を発展させるというところに主眼が置かれています。
その付加価値を高めるためには産学官が緻密な連携でブランド化を志向しなければならないことのようです。
それでは私の最終回のレポートに目を通していただければと思います。
なお、実際のテレビ放送で内容をご覧になりたい方はこちらをクリックください。(⇒)
「北海道ブランド健康食品~動き出したさっぽろバイオクラスター構想」感想レポート
北海道の主要産業が一次産業にあることは論を待たない事実です。そして北海道の発展のためには、それら一次産品にどれだけ付加価値をつけることができるか、ということも共通のコンセンサスを得ていると云えると思います。
今回の講座は、北海道が産出する一次産品から健康機能を有する有用物質を見出し、付加価値を付けた製品を産み出すために産学官が共同してコトにあたるシステムについて論じたものと受け取りました。
一つの製品を産み出すためには、「基礎研究→素材研究→機能評価(試験)→商品化→審査→製造」という素人には考えも及ばないようなプロセスを経なければならないこと知らされました。
現代人の健康志向が高まる中、食品がもつ機能性への注目度がますます高まっています。それはこれまでの単なる加工の変化による付加価値などではなく、高機能化された食品、化粧品、医薬品原料などを開発するというより高い付加価値を伴ったものです。
そのためには北海道内の知の結集が不可欠です。それが今動き出した「さっぽろバイオクラスター構想“Bio-S”」ということです。
解説いただいた一つ一つのプロセスは素人には理解できないほど高度であり、広範な知の結集が必要だということは理解できました。
北海道の産業育成のため、そして北海道の経済の発展のため、ぜひとも関係者には努力いただき、「さっぽろバイオクラスター構想“Bio-S”」が機能することを願いたいと思います。
※ これで今年の道民カレッジの大学放送講座は終了です。私は全8回のレポートを提出して、無事8単位を取得したのでした。(別に単位を収集するのが目的ではありませんが…)
23日、札幌芸術文化の館ホール(旧厚生年金会館)で、「Gospel X’mas 2009」と題した「亀渕友香 & The Voices of Japan」のコンサートがありました。
23日とはグッドタイミングです。クリスマスイブ前夜、「亀渕友香 & The Voices of Japan」が繰り出すゴスペルの世界に酔いました。
ゴスペルそのものはよく分からないものの、あの群唱(と言うのでしょうか?群れるようにして歌う様)に何ともいえない迫力と心地良さを感じて、これまでも札幌のグループのゴスペルを何度か聴いてきました。
それが今回は全国的に活躍する「亀渕友香 & The Voices of Japan」の公演ですからいやがおうにも期待が高まりました。
ステージは期待通りでした。
日本のゴスペルシンガーの第一人者といわれる亀渕友香さんの歌唱力はいささかも衰えてはいませんでした。
1944年生まれといいますから当年65才です。あの巨体(失礼!)のために膝を痛めて歩くのが辛そうですが、豊かな声量と歌の巧さは抜群です。聴く者を豊かな世界へ誘ってくれました。
そしてThe Voices of Japanのメンバーです。
総勢は70名を超えるそうですが、そのうち52名が来札し、聴く者を圧倒する迫力のステージを繰り広げてくれました。
これまでの札幌公演は中心メンバーの12名だったとのこと。今回初めてフルメンバーに近い公演が実現したとのことでした。
数多くの歌が披露された中で、作詞家阿久悠さんの遺作となった「神様がくれた愛のみち」が歌われました。
この広い空の下の 小さい人間として
よく遊ぶよろこびと・・・ よく話すたのしみと・・・
阿久悠さんらしい詩に、亀渕友香さんの歌唱力がマッチした素晴らしい瞬間でした。
ステージの最後は、ステージタイトルのようにクリスマスソング満載の楽しいステージとなり、ステージと客席が一つになり、おおいに盛り上がった「亀渕友香 & The Voices of Japan」のコンサートでした。
少し時期を逸してしまった感はありますが、10日ほど前に海外へ雄飛した一人の女性の物語を聞きました。
椿延子さんとは、1946年蘭越町に生まれています。
帯広蓄大を卒業後、生活改良普及員を務めていましたが、タンザニアに海外青年協力隊員として2度にわたり計4年間赴任したことが縁で、本格的にタンザニアに移り住むことになりました。
タンザニアでは農業省の生活改良普及員、兼農業専門学校教師、兼兼業農家として働き、現地のンズルンゲ氏と結婚、一男一女を設けました。
現在は熊本県に本部があり、タンザニアの環境保全型農業の普及を目ざすNGOでNPO法人の「地球緑化の会」の現地世話人として活動を続けています。(履歴などかなり割愛している部分があります)
その椿さんの講演会が某日、教育文化会館であり参加してきました。
講演会は椿さん一人ではなく、「地球緑化の会」の事務局長、椿さんの主人のンズルンゲ氏、椿さんの息子のンダキ氏(日本名「大」だい)、そして椿さん本人というリレー講演のような形でした。
「地球緑化の会」の事務局長からは、会の理念やタンザニアにおける植林活動の様子が語られました。
椿さんの主人ンズルンゲ氏は早口のスワヒリ語でまくしたてられましたが、椿さんが通訳してくれました。氏は、タンザニアの森林はどんどん失われている現状にある。木材の輸出は禁じられているのだが守られていない。日本は木材輸入国だが、輸入を抑える努力をしてほしいと訴えました。
※ 講演をする椿さんの夫ンズルンゲ氏です。横に通訳
をする椿さんがいます。
椿さんの息子の大くんは、昨年春から津別町で酪農研修をしているそうです。たどたどしい日本語で懸命にお話ししてくれました。
彼は日本の農業に若い人が少ないことを指摘した。そしてそれは日本の機械化農法に原因があるのではないかと言及し、日本の農業は機械に振り回されて借金が貯まるために若い人が少ないのではないかと分析した。タンザニアでは規模は小さいが負債はないと強調しました。
※ 現在、津別町で酪農の研修をしている息子の大
大(ンダキ)さんです。
最後に登場した椿氏は、息子が日本の農業を自分と同じように見ていることに驚くとともに、成長した息子を「嬉しい」と語っていました。
椿氏は生まれ育った昔の蘭越での農業のような形態に還りたいと思っていたところ、それがタンザニアだったと語りました。
※ 淡々と、にこやかに語る椿さんの表情が印象的でした。
淡々と、気張らずに語る姿に、「もう自分のふる里はタンザニアなんだ」という思いがひしひしと伝わってきました。
63才になってなお郷愁を感ずるどころか、エネルギッシュに前進し続ける椿氏に同世代として尊崇の念を覚えたひとときでした。
すでに10年を越える我々仲間の冬の恒例行事、「AMOEBAの会」が今回は釧路市で開かれ、一年ぶりに仲間と再会してきました。
すでに何度もこのブログでも紹介している「AMOEBAの会」(昨年の投稿はこちら⇒)です。今回は釧路管内の教育行政に関する役所に勤めるY氏が幹事となり、釧路市で開かれ先日参加してきました。
前回は小樽市の温泉ホテルでじっくりと語り合う会でしたが、今回はなかなか訪れることのない釧路市をしっかり堪能してほしいと、Y氏が氏の人脈を駆使して粋な企画を用意してくれました。
まずは教育大学の現状を知ってほしいと「教育大釧路校」を某准教授の案内で見学させてもらいました。
時代の変遷を感じました。私たちが学んでいた40年前とは雲泥の差です。その施設の充実ぶりは目を見張る思いがしました。当たり前といえば、当たり前ですが・・・。
施設の充実ぶりに比し、講義室の机・椅子の質素さが印象的でした。最近私は札幌市内の私学の公開講座を何度か受講していますが、どこも快適な机・椅子を備えています。それと比べると・・・。ここらあたりは私学と国立大学の違いなのでしょうか?
※ 教育大釧路校の前で記念写真を
続いて、「釧路遊学館」を訪ねました。ここでは館長さんが対応してくれました。
遊学館とは青少年科学館と児童センターの機能を有した施設だそうです。釧路市内中心部に位置するこの施設は、展示物も新しく、新規事業も次々と打ち出して入館者数が好調に推移しているとのことでした。
プラネタリウムも完備(私たちも楽しみました)し、修学旅行先としては最適な施設に思えました。
次からは夜の部です。
釧路の観光スポット「フィッシャマンズワーフMOO」の中にある「港の屋台」の一軒で、クジラの刺身や生の牡蠣など海の幸を堪能しながら、和やかに交流しました。いつ果てるともない交歓に一応のピリオドを打ち、釧路の歓楽街末広町に移動です。
仲間内のリクエストで、創業50数年、炉ばた発祥の店という「炉ばた」を訪れました。
歴史を感じる古い建物、薄暗い照明、煙で黒光りする内部の柱や梁、どれもこれも雰囲気が出ています。
ばあちゃんが目の前の炭火で焼く魚や野菜はとても美味しく、酒もすすみました。
※ ばあちゃんが焼く魚や野菜は絶品です!
翌日はこの「AMOEBAの会」の本番です。
Y氏が手配してくれた「釧路芸術館」の一室で、それぞれの一年間の成果と課題を交流する場です。
私以外は全員現役です。いつの時代も教育現場には課題が山積しています。彼らのレポートからそれらの課題解決のために悪戦苦闘している様子が読み取れました。
この時の交流が私にとっては現役時代に還るひとときです。体験を語り、失敗談を披露し、彼らを励まします。現場での健闘を祈るばかりです。
さて私はというと、この場が私自身の一年間を振り返る貴重な場になっています。ブログを読み返し、手帳を繰りながら、自分の一年をまとめてレポートにして提出しました。
私には彼らのフロントランナーとして、良きにつけ悪しきにつけリタイア後の在り方を彼らに伝える義務があると思っています。
今年もまた、それなりに充実した一年を送れたと振り返っています。
そこで報告した私の一年をこのブログにおいても年末特集として綴っていこうかな、と考えています。
さて、会の方は成果と課題の交流を終えた後、釧路芸術館の展示を見せていただき、その後釧路のソウルフードと言われている「レストラン泉屋」の「スパカツ」を頬張ってお開きとしました。
※ 「スパカツ」とは「スパゲティミートカツ」のこと。ご覧のよ
うなボリュームが泉屋の売りだそうです。凄い量です!私
にはとても食べきれませんでした。
わずかな時間の中で釧路の要所をチェックし、その上それぞれの一年も振り返り交流することができた中味の濃い、心もお腹も満たされた二日間を過ごすことができました。