昨日札幌は最高気温29℃を記録したそうだが、日差しは樹々に遮られ、石狩川の堤防では川を渡る風が心地良く、意外に暑さを苦にすることなく歩き通すことができた13キロだった。それにしても石狩川堤防上の一直線約5キロは長かったぁ…。
昨日(6月28日)、「めだかの学校」札幌ラウンドウォーク踏破クラブとして4度目となるラウンドウォーク セクション5を実施した。
メンバーは常連の一人が脚を痛めてしまい、4人でのウォーキングとなった(男性3人、女性1人)。朝9時20分、JR拓北駅に集合した4人は皆コンディションも上々のようだった。
9時30分、拓北駅をスタートして、「拓北小学校」を横目に見ながら最初のルート「あいの里緑道」入った。「あいの里緑道」はあいの里ニュータウンの造成に合わせて、主にあいの里地区の北側を中心にニュータウンを取り囲むように造成された約3キロの緑道である。
※ 「あいの里緑道」の南側の入口です。
陽光が照りつけるコンディションだったが緑道の樹々が陽光を遮り、気持ち良くスタートすることができた。ただ、今回も気になったことだが特に住宅街の裏側となる緑道の雑草がどうしても気になった。その緑道も教育大の北側になると整備されていたのだが、その違いは何なのだろうか?私たちはスタートして30分、緑道内の東屋で給水休憩をとった。
※ 住宅街の裏側に伸びる「あいの里緑道」は雑草が目立ち、柵が倒れていて、ちょっと残念な光景でした。
※ 「あいの里緑道」を往くメンバーです。
※ 「あいの里緑道」内の東屋で給水休憩をとりました。
その後「あいの里公園」内の中心を占める「トンネウス沼」の周囲を巡り、「あいの里公園駅」へ向かった。「トンネウス沼」の周囲の樹々の上でカラスが数羽異常な鳴き声を発していた。沼を見ると、カモの親子が水上を列を組んで進んでいたが、あるいはそのカモの雛をカラスが狙っていたのだろうか?
※ 水深が浅く、流れが僅かな「トンネウス沼」には水草が繁っていました。
※ カラすが盛んに狙っていた(?)カモの親子連れです。でもかなり成長していますね。
「あいの里公園」を後にし、少しランチタイムとしては早い11時10分に「あいの里公園駅」内のベンチで昼食を摂ることにした。というのも、この後には適当な休憩施設が見当たらなかったからだ。
昼食後は、「あいの里公園駅」から石狩川の堤防に出るルートだった。住宅街から石狩川の堤防に出るところに短い距離だったが獣道のような雑草が生い茂ったところを通り、石狩川堤防に出た。
※ コースの中にはこのような獣道のようなところもありました。
堤防は舗装され、ひたすら真っすぐ伸びていた。石狩川の川面も望めない単調なウォーキングは、皆言葉もなく黙々と歩くだけだった。ただ、吹きわたる川風が心地良かったのが救いだった。
※ 石狩川沿いの堤防が真っすぐに延びていました。
※ その石狩川堤防を往くメンバーたちです。
豊平川が石狩川に流入する地点から、堤防に別れを告げ車がようやく交差できるような
細い道に入り、やがて「リサイクル団地」と呼ばれるリサイクルに関連した施設や企業が道路の両側に立ち並ぶ地域を進んだ。
その時、N氏がミツバチが蜂蜜を集める養蜂箱を道端に見つけた。そこでしばしミツバチ談義となった。この時だけではない。ウォーキング中に時々立ち止まり、目にした光景や、施設について立ち止まって情報を交換することが何度かあり、それが単調なウォーキングを少しは意義深いことにしているのでは、と思っている。
※ N氏が道端で見つけた養蜂箱です。
やがてウォーキングはこの日の目的地の「モエレ沼公園」に到着した。「モエレ沼公園」はメンバーの誰もが一度は体験していたようだが、園内の中心部から離れたところにもイツム・ノグチが設計した遊具などが展示されているのを見たことがなかったメンバーが多かったようだ。
※ 幼心に帰って、ノグチの作品で楽しみました。
最後にセクション1で撮って以来、なかなか撮れなかった4人の集合写真をガラスのピラミッドの前で通りかかった人の好意で撮っていただき、この日のウォーキングを終えた。
※ この日のゴールのガラスのピラミッド前でメンバー4人の集合写真です。