田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

セカンドライフ

2007-01-31 20:14:05 | その他
 「セカンドライフ」の第三稿を本日投稿することができました。
 テーマは、このブログの1月16日に投稿した「我、敗れたり…」の内容をベースとして、60歳の体力の維持・増進をいかに図るか、というものです。
 題名は平凡ですが、「60才の体力」としました。
 
 私にとっては、大ショックの体験でしたので、「このままでは終われない。リベンジを計らねば」という思いが強いのです。
 とはいえ、予想以上の体力の衰えは思いだけではとてもリベンジできるものではありません。
 周到な準備と心がけが必須の要件でしょう。
 自由な身(?)となる二ヵ月後をにらみ、今その助走の段階にあるといえます。
 今夕もしっかり歩いてきましたよ。

 あっ、「セカンドライフ」の原稿は、2月10日前後の掲載を希望しましたので、できましたら覗いてみてください。
 なお、カテゴリーは「健康と介護」のところです。

原稿執筆

2007-01-28 21:08:39 | その他
 原稿執筆などという大げさなものではありませんが、今日は一日パソコンの前に座り、一つの原稿を仕上げていました。
 というのも、私の学校の近くにある保育園の園長さんから、保育園の保護者の前でお話(講演)をしてもらえないか、という依頼を受けてしまったのです。

 柄にもない申し出だったのでお断りしたのですが、「どうしても」ということで結局引き受けせざるを得なかったというわけです。
 これまでも数は少ないのですが、何度かそうした話をする機会があったのですが、構想を練りレジュメを用意して話をしても、後から後悔することが多かったのです。
 それでそれからは、話したいことを全文書いて用意することにしたのです。
 今回もそういうことで、今日一日かかって全文を書き下ろしてみたというわけです。
 話し慣れていない(?)私としては、これがベストの方法なのです。

 テーマはもちろん「子育て」についてです。
 そこで私は、最近私の学校でも保護者に訴えている「早ね・早おき・朝ごはん」のことを中心に原稿をまとめました。
 実際の講演までにはまだ時間があるので、今日書き上げた原稿をもとにさらに推敲していこうと思っています。

 多くの人を前に話をするとなると、これまで断片的に考えていたことを、整理しまとめなくてはいけないわけですから、苦労してまとめ終えてみると自分にとってとても貴重な機会を与えてくれたのだと思っています。

 原稿執筆というと、実は今日もう一つ、「セカンドライフ」の第三稿を書こうと思っていたのですが、先の原稿だけで時間切れとなってしまいました。
 

スキー指導員

2007-01-25 19:39:04 | その他
 実は私は、全日本スキー連盟の公認指導員(本州では正指導員とも呼ぶようですが)でした。
 でした、と書きましたが、数年前に所属していたスキー連盟内部のいざこざが嫌になって、それ以来、年次登録を怠っているのです。
 ですから現在私は正式には指導員として登録はされていないのです。

 先日、札幌にいる先輩の指導員の方から「指導員の登録をしているかい?退職して札幌へ来たら、スキー指導のボランティアの場がたくさんあるよ」と伝えてくれました。
 そこで現在の状況をお話すると、「ぜひそれは復活しておくべきだ」との助言をいただきました。

 30歳の時に真剣に研鑽を積みスキー指導員の資格を得、それ以来冬になるとスキー指導に情熱を傾けてきました。
 50歳を過ぎてからは職場での立場も変わり、スキー指導にかける時間も少なくなっていましたが、退職したら自由な時間も増え、スキー指導にかける時間もたくさん作れると思っていましたので、友人の助言に従い、早速スキー連盟の知人に資格の復活の可能性を尋ねました。
 可能性は五分五分とのことでした。
 
 復活のための手続きをお願いしました。
 退職を機に、もう一度
 スキーの指導に再び情熱を傾けてみたい
と今強く思っています。札幌のスキー場で・・・。

禁煙サポート講座

2007-01-22 19:47:59 | その他
 このブログを通じて宣言した「禁煙」・「節酒」・「ウォーキング」のうち、どうしても禁煙だけが実行できておりません。
 実は、新年を期して実行を!と意気込んだのですが、たった2日であえなく撃沈してしまいました。
 まったく意志の弱い私です。

 意気消沈していたところ、市の健康推進課が主催して「禁煙サポート講座」が開催されることを新聞紙上で知りました。
 こうなったら何にでも頼ろうと、早速受講の申し込みをしました。
 その講座が、昨日21日にありました。

 講座は、保健士による個人面談、禁煙実行者による体験談、医師による講義からなっていました。
 受講者は、若い人から熟年まで15~6名いたようでした。
 講座は、まず保健士から具体的にいつから禁煙を実行するかを問われましたが、何か記念すべき日をスタートにするのがよいと助言を受けました。
 しかし近日中に私にとって記念すべき適当な日が見つからず、とりあえず2月からとしましたが、動機付けが弱いために、なんとなく自信がありません。
 禁煙実行者は70代の方で、昨年の講座受講者でまもなく禁煙一年になるとのことで、喫煙の世界から脱出した喜びや誇らしさのようなものを感ずることができました。
 最も有意義だったのは医師の話でした。
 「煙草には何一つ益はない。身体的にも精神的にも悪いことばかりである」
という話は専門家であるだけに説得力がありました。

 さて、講座を受けて私の禁煙への自信度が増したかというと、これが自信が持てないのです。
 結局結論としては、何かに頼るのではなく、
絶対に止めるんだ!
という自分自身の固い意志以外にはないようです。あ~ぁ。

 

教え子

2007-01-18 21:02:44 | その他
 時々メールのやりとりをしている教え子から、今日メールが届きました。
 そのメールは「先生の退職を祝う会(?)をすることが本決まりになりました」という内容のものでした。
 以前から、そうしたことをしたいというやり取りはあったのですが、いよいよ本決まりになったというメールだったのです。
 なんだか面映いような、恥ずかしいような気持ちです。
 若気の至りとはいえ、めちゃくちゃをさせてもらった子どもたちです。

 その教え子とは、私が初めて小学校から送り出した子どもたちで、私が26才の時の卒業生です。その時の子どもも今やもう44~45才になっています。
 いずれもが立派な社会人となり、それぞれが社会の中堅として、家庭の柱として活躍している人たちです。
 あのときから大して進歩をしていない自分を、教え子の前に晒すのは本当に恥ずかしい思いですが、せっかく教え子が企画してくれたのですから、喜んで承諾することにしました。

 教師冥利とは、このようなことを言うのでしょうか。
 静かに舞台を去りたいと思っていた私に、思わぬ最後の晴れ舞台(?)が待っていました。
 成長した一人一人の姿を、この眼に焼き付けてこようと思っています。  
 最後の晴れ舞台(?)は半月後に待っています。 

我、敗れたり…

2007-01-16 22:18:44 | その他
 14日から今日(16日)まで、職員とスキーツァーに行って来ました。
 ツァーは、カムイリンクス、富良野、トマムの3スキー場で、新雪が降り積もり絶好のコンディションの中、おおいに楽しむ(?)ことができました。

 ところが、ところがです!
 私は見事に砕け散ってしまいました。
 初スキーの後、多少残っていた筋肉痛が、カムイリンクスの大斜面を半日滑っただけで、もう階段の上り下りにも苦痛を感じるようになりました。

 そして富良野です。
 若い職員は、滑走困難な壁を求めて滑りまくります。私も必死で後を追います。
 富良野名物、熊落としの沢にも挑戦しました。
 筋肉はもう悲鳴を上げていました。
 これ以上は無理と判断し、仲間より少し早めに切り上げました。
 ホテルへ帰ってベットに直行し、バタンキュー。

 それでも夕食時にはムクッと起き上がり、筋肉痛に痛む体をおして街での飲み会には出かけました。明日への英気を養うために、などとうそぶいて…。
 しかし、体は正直です。
 筋肉痛は最悪、歩行も困難な状態で朝を迎えました。
 およそスキーができるコンディションではないと判断し、止むなく3日目をキャンセルし、早帰り組の職員の車に便乗し、帰宅したという情けない結果となりました。

 3~40代の頃には、何日も大きなスキー場を滑りまくっていたのが夢のようです。考えてみたら50代になってからは、そうしたスキーからすっかり遠ざかっていたことに気付きました。
 なんだか寂しい報告となってしまいましたが、見方を変えれば、改めて
 今回のスキー行は、自らの肉体が確実に変化(老化)してきていることを気付かせてくれた儀式だったのかもしれません。

 さらにもう一つは、その変化(老化)を多少とも鈍化させるために、
 日々の鍛錬の大切さを教えてくれた
というきわめて明快な結論を私に示唆してくれました。
 

人生の楽園

2007-01-13 19:35:09 | その他
 今日(13日)放映されたテレビ朝日系列の「人生の楽園」に私の知人が主人公として登場しました。

 私の知人のK夫妻は、主人が道東の田舎町の役場に、夫人がその町の給食センターの栄養士として勤めていて知り合いとなりました。
 そのK夫妻が昨年四月に退職され、道東の糠平温泉に移住しレストランを開業したと聞いていました。
 私たち夫婦は、「いつかK夫妻も『人生の楽園』に取り上げられるかもしれないね」と話をしていたのですが、意外にも早くその予想が的中しました。

 番組では、K夫妻が糠平温泉にレストラン「Bistoro ふうか」を開業し、順調に地元の人たちや観光客に受け入れられていると伝えていました。
 まだ開業したばかりとはいえ、まずは順調にスタートしたことを番組を通して知ることができ、内心ホッとしています。

 しかし番組では、糠平温泉の観光客が往時の隆盛からはほど遠い状況だとも伝えていました。
 観光客相手に食事を提供するお店ですから、その点が少々心配です。
 私たちよりは若いK夫妻ですが、私たちより早くセカンドライフを歩み始めたお二人がいつまでも幸せなセカンドライフを歩んでほしいと願っています。
 
 糠平温泉はスキー場としても名高いスキー場を抱えています。今シーズン中に妻と二人でスキーを楽しみながら、「Bistoro ふうか」にひょっこり顔を出してみようかと話し合っています。

初滑り

2007-01-11 17:05:28 | その他
 今日、午後から休みを取り(学校は冬休み中で子どもが登校していないので)、妻と二人で市内のスキー場に初滑りに行って来ました。
 14日からの職場のスキーツァーが初滑りでは、他の人たちに迷惑をかけそうだったので・・・。

 コンディションは上々だったのですが、スキーを楽しんでいる人の数が少ないのに驚きました。
 いくら平日とはいえ、冬休み中です。もっと子どもや家族が楽しんでいると思いました。
 わずか一機しかないリフトは、待ち時間なしどころか、空き座席が目立つほどなのです。10万都市のスキー場とはとても思えない光景でした。
 スキー人気の低落傾向が言われ始めて久しいような気がしますが、私のように芋の子を洗うようなスキー場の混雑を体験している者にとっては淋しい限りです。
 
 なぜこのような状況になってしまったのでしょうか。
 私的な考察を試みることにします。
 マスコミや識者の分析では、景気の低迷やIT機器の発達、あるいはエンターテイメントの多様化などをその要因とする分析が多いように思われます。
 確かにそうしたことが大きな要因のように思われますが、私はそれらとともに、
 人間の希弱化や非動物化が進んでいるのではないか
と思われてならないのです。

 ゲレンデスキーが盛んな頃、機械力(リフト)で押し上げられ、ただ滑り降りるだけのスキーはスポーツではない、と言われていたことがありました。
 確かに、リフトの発達がスキー人口を爆発的に伸ばしたことは間違いありません。しかし、今やそれすらも忌避してしまう人たちが増えているのです。
 つまり、「寒い中にわざわざ出て行くことはない」、「体を動かすことは億劫だ」という人たちが増えてきているのではないか。そう思えてしかたがないのです。
 寒暖に関係なく自然の中に飛び込み季節を感ずる、体を動かすことで心身のリフレッシュを図る、という人間(動物)の本来的なものまで削がれてきているとしたら淋しいことです。
 
 私の心配が的外れなものであればいいのですが・・・。

 

駱駝はダメだ

2007-01-08 21:50:19 | 本・感想

 その後、雑誌「駱駝」を詳細に眺めてみました。
 そうすると私の第一印象に間違いはなく「こりゃ~、ダメだぁ~」と思ってしまいました。
 何がダメかというと、私などとはまったく別世界の人々を対象とした雑誌だということがはっきりしたからです。
 特集の一部を例示してみると、「世界限定161セット フランス製万年筆」、「ハワイ最高級コンドミニアムの魅力」、「純絹製『黄金真綿』布団で快眠を得る」、「名門ホテルのメニューを家庭で味わう」、などなど・・・。
 この雑誌のコンセプトをおおよそ理解していただけると思います。

 しかもこの雑誌をダメと判断する理由の二つ目は、雑誌のコンセプトが徹底して消費的だということです。
 豪華、快適、美味、・・・。
 雑誌のどこをとっても、リタイア後の生き方として、人に対して、コミュニティに対して、という視点が見えないのです。

 リタイア後の指南書(などをこの雑誌は目ざしてはいないのだろうが…)として、雑誌社が未だに徹底して消費することが美徳であるかのごとく喧伝することが、日本人の精神性をかなり歪めてきたことに対する贖罪の気持ちなど毛頭ないからこうした雑誌を発行するんでしょうね。
 まあ、こんな雑誌に目を留めた私にも責任はあるのですが・・・。

 ところで、誌名「駱駝」について、雑誌の後ろのほうに説明がありました。それによると、
  文化の交流を担ったシルクロードの駱駝のように、読者の皆様の「旅の友」としてお付き合いさせていただこうという願いをこめた
ものだそうです。


駱駝

2007-01-05 22:05:35 | 本・感想

 いよいよ退職の日まで3か月を切ってしまいました。
 きっとこれからの日々は、あっという間に通り過ぎていくのかもしれません。

 ところで、正月に息子が帰省していたのですが、彼が札幌へ帰るのに合わせて、買い物ついでに札幌へ行ってきました。
 札幌へ出た際には、入居予定の建設中のマンションを眺めることにしているのですが、どうやら外壁だけは最上階の19階まで到達したよう感じでした。

 さて「駱駝(らくだ)」です。
 予定の買い物も終わり、その他に予定のなかった私は例によって書店に顔を出しました。最近は以前と違い、教育書のところへ行くことも少なくなり、足は自然とリタイア後に関する書籍のところに向いてしまいます。
 すると雑誌コーナーのところに「駱駝」なる書名の本が平積みで置いてありました。ぱらぱらとめくるうちに「あっ、リタイア世代を対象にした雑誌だな」と思い、大して検討もせずに購入を決めました。
 まだしっかり読んではいないのですが、どうやら私たちのような階層をターゲットにした雑誌ではないな、と思い始めています。私などよりはずーっと、ずーっとハイレベルの人たちを対象とした雑誌のようです。
 それにしても「駱駝」とは奇抜なネーミングだと思います。
 雑誌のどこかにそのことが触れられているのかもしれませんが、私なりに解釈するとすれば、

 駱駝は、その動きがスローモーなことから、スローライフをイメージしたのでしょうか?
 駱駝という語感から、「楽だぁ~」という言葉を連想させたものなのでしょうか?

 もっと深い意味があるのかもしれませんが、詳読後にこの本についてもう一度こだわってみたいと思います。