田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市の緑道めぐり⑥ 西野緑道

2020-05-31 16:23:05 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 いよいよ真打登場!という感じである。札幌市内にある緑道の中では最も理想的ではないか、と私が思う「西野緑道」である。大木が繁り、整備が行き届き、距離も適度、そして何より地域の住民の方々が憩いの場としていることがうかがわれる緑道だった。

   

   ※ 「西野緑道」はこのような大木に囲まれた素晴らしい散策路が続いていました。

西

   

   ※ 私はマップの東端から西端へ向けて、そしてそこから折り返して往復しました。

 「西野緑道」はマップにあるように琴似発寒川の上流に広がる住宅街に伸びる緑道である。実はこの緑道巡りを始めた時に最初に訪れたのがこの「西野緑道」である。そのレポを今日まで温めてきたのは、最初に「西野緑道」を紹介してしまうと、他の緑道が色褪せて見えてしまうのを避けようとの思いからだった。

 私はマップの左側、つまり緑道の東端から入ろうと思い、発寒川緑地の駐車場に車を停めて「西野緑道」に入った。

   

   ※ 緑道の東端に立てられていた園名板です。

 まず見えてきたのは緑道を散歩する地域の方々だった。通りには手入れの行き届いた花壇とともに、憩いのベンチが配されている。次に目に入ったのは見事な白樺の並木道…。素晴らしいと思ったのは、木々の間の芝生が見事に短く刈り取られていたことである。

   

   ※ まずはご夫妻とおぼしき犬を連れて散策する人に出会いました。

   

   ※ 手入れの行き届いた花壇とベンチが配された休憩スペースです。

   

   ※ この見事な白樺並木には目を洗われました。

   

   ※ ここの緑道にもやはりバーコラが備えられていました。

 また、さらに進んでいくとちょうど遅咲きの八重桜が散り頃を迎えていたのだが、桜並木のあるところでは散ってしまった桜の花びらが通路を埋め尽くしていたのも見事だった。そして、エゾノコリンゴ、ナナカマドの白い花が満開の時を迎えていたのも幸運であり、この緑道の印象を良くしてくれた。

   

   ※ 運良く桜の花びらロードに出会うことができました。

   

   ※ エゾノコリンゴの花が満開でした。(下の写真はその大写し)

   

   

   ※ こちらナナカマドの花も満開でした。(下の写真も)

   

 さらにさらに、予算をかけすぎではと思われたのが緑道の端を走る小川である。完全に人工の小川だと見た。全てを石で囲んだ小川が続いているのだが、水は一滴も流れていなかった。融雪期か大雨の時しか流れないのではないだろうか?途中にあった「徒渉池」と称する池も同様だった。

   

   ※ この小川はそうとうにお金がかかっていますよ!

   

   ※ こうした水無し小川が緑道の傍を延々と走っていました。

   

   ※ 小川に続く「徒渉池」も水なし池でした。

 資料によると「西野緑道」の延長距離は1.4キロだという。人々が散歩するには適度な距離だろう。

   

   ※ 個人的に思入れの強いプンゲンストウヒの木を思わぬところで目にしました。

   

   ※ 大木に日差しを遮られた中で休憩ができるベンチです。

   

   ※ 「西野緑道」の西端の入り口の標識です。

 敢えて注文をつけるとすれば、通路のすべてがアスファルト舗装がされていたことだ。管理するには最適かもしれないが、人々が散歩を楽しむ緑道だとしたら、北郷緑道のようなウッドチップなど脚に優しい道が理想かな?と思うが贅沢な望みだろう。

   

   ※ 緑道沿いの住宅はこのように借景を楽しむことができるのではないでしょうか?

 なんといっても、私が素晴らしい!と思えたのは、緑道全体が良く整備されていたことだ。それは行政が絶えず整備しているのだろうか?それとも地域住民が積極的に緑道整備に関与しているのだろうか?実情は分からないが、ともかく雑草はほとんど見当たらず、気持ちよく散歩できる条件が整えられている緑道だった。

《西野緑道訪問日 ‘20/05/26》


札幌市の緑道めぐり⑤ 北郷緑道 & 川下公園のライラック

2020-05-30 19:06:54 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 生い繁る木々、ウッドチップを敷き詰めた通路、適度に配置されたベンチやバーコラ、それなりの距離…。私の描く“緑道”のイメージを具現化したような「北郷緑道」だった。併せて「川下公園」のライラックの花も楽しんだ。

   

   ※ 北郷緑地の月寒川以西に伸びる通路は素晴らしかった…。

   

 「北郷緑道」はマップにあるように月寒川を挟んで東西に真っすぐ伸びる緑道である。

 私は車を駐車させるには白石高校側の傍にある「川下公園」駐車場に駐車するのが便利と考え、白石高校側からスタートすることにした。しかし、このことが大きな混乱を呼んだ。

   

   ※ 私にとってのスタート地点となった北海道白石高等学校の校舎です。

 私はマップを頼りに白石高校の周りにあるであろう「北郷緑道」の入り口を探した。周りの人にも尋ねたりしながら探すのだが一向に見つからない。この日(29日)札幌は23℃まで気温が上がったが、その暑さの中を私は30分近くも白石高校の周りを右往左往したが見つからなかった。諦めようと思いながらも、最後の一縷にかけて小道を入ったところ緑道らしきところにぶつかり、それが「北郷緑道」だった。この件について、後述する。

   

   ※ ここが一方のスタート地点です。柵の向こうは白石高校のグランドです。   

 さて、ようやく見つけることができた「北郷緑道」はちょっとワイルドな印象だった。通路には草が生え、周りも雑草の整備もあまり行き届いてない。人々が散策する道としてはそれほど利用されていないのでは、と思わせられた。

   

   ※ 通路も草で覆われちょっとワイルドな感じです。

   

   ※ お休みどころのベンチもどこか寂れた感じで…。

 しばらく行くと、月寒川が交差するところに出た。この緑道は月寒川の対岸の道に直通する橋は架かっていない。緑道から100mほど迂回した両側に橋が架かっている。私は東側の「清栄橋」を迂回して(帰りは反対の「川北橋」を渡った)対岸の緑道に戻った。

   

   ※ 月寒川の堤防に出ると、川向うに北郷緑道が広がっています。しかし、橋は無く…。

   

   ※ 向こう岸にわたるにはグルっと迂回して写真の橋を渡って向こう岸に行きました。

 対岸に渡ると緑道の様相は一変した。まず、通路がウッドチップを敷き詰め、それを固めた歩きやすい通路となっていた。また、入ってすぐにバーコラがあったのだが、その周りにはツツジなどが配され、明らかに手入れがなされている感じだった。そして適度にベンチも配置されている。途中、三度ほど車道と交差したが、いずれも交通量が少ない車道で問題はなかった。

   

   ※ 西側の塘路は写真のようなウッドチップが敷き詰めら、とても歩き良かったです   

   

   ※ 東側とは明らかに違った雰囲気の通路が待っていました。

   

   

   ※ 体力づくりの用具が準備されていたり…

   

   ※ バーコラとベンチが適度に配置連れていたり…。

   

   ※ 中にはこうした整備が行き届いていない箇所もありましたが…。

 月寒川を挟んで、東側と西側では明らかに緑道の様相が違った。緑道の利用度にも違いがあるのだろうが、予算のかけ方にも違いがあるのではないだろうか?と思いながら一方の始発点であり、終点の道央自動車道とぶつかるポイントに達した。白石高校のスタート地点から約2キロだという。往復4キロの緑道ウォークだった。

   

   ※ 一方の始発点であり、終着点の道央自動車道が目の前を横切っています。

   

   ※ 立派な園名板が立てられていました。

 ところで白石高校側のスタート地点であるが、混乱したもの無理はない。スタート地点が白石高校のグランドの裏側がスタート地点となっていたのだ。そこにいたる案内は一切なかった。これでは事情の知らない者にとっては近づくことさえできない。そこで唯一近づくことのできるルートをここに記しておきたいと思う。まず、「白石高校」と「川下公園」の間を走る道路(8号幹道線と書かれていた)を北に約500mほど歩くと、〔川北〕と書かれた信号機があるので、そこを左折してさらに150mほど進んで再び左折する。その道路は舗装されていなく、資源回収会社や建設資材を扱う会社の資材置き場の引き込み線のようである。その道路をやはり150mほど行くと、「北郷緑道」のスタート地点にようやく至るのである。ここまで来て、緑道は地域住民のためのものであり、私のような酔狂なものは想定もしていないのかもしれない。それはそれで構わないと思うのだが、今回尋ねた人の中には地域住民でありながら「北郷緑道」の存在を知らない人がいた。せめてその存在をPRする意味からも、入口の案内はしていただきたいと思ったのだが…。

 また、月寒川で分断される緑道を繋ぐ人道橋のようなものも計画していただければと思った。

《エルム緑道訪問日 ‘20/05/29》

 

川下公園のライラックの森

 「札幌の木」がライラックであることは市民の間で定着している。そのライラックの多様な品種を栽培しているところとして川下公園は有名である。ちょうど見ごろを迎えた川下公園のライラックの森をちょっとだけ覗いた。園内にはいると満開のライラックが放つ甘い香りに包まれた。さまざまな色のライラックの花が咲き誇っていたが、私はその中から何種かカメラに収め、緑道巡りへと向かった。

   

   ※ 川下公園のライラックの森を概観したところです。

   

   ※ 植えられているライラックの品種は200品種とか…。ゆっくり鑑賞する価値あり?

   

   

   

   


札幌市の緑道めぐり③&④ エルム緑道 & 里塚緑が丘緑道

2020-05-29 18:57:41 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 二つの緑道共に「あれっ?」という間に歩き終えてしまうほど短い緑道だった。そこで二つまとめてレポすることにした。それにしても短すぎるのでは?という感が拭えなかった…。

エルム緑道

   

 「エルム緑道」は7つある緑道の中では唯一市街地の中にできた緑道といえる。スタート地点となった「エルムの森公園」は北26条西12丁目に位置し、札幌市の中心街からもそれほど遠くない住宅街である。

   

 外出自粛が解除された公園ではたくさんの親子連れが久しぶりの戸外で楽しんでいたように見えた。

 さて「エルム緑道」は公園の一隅にあるパークゴルフ場の脇をスタート地点としていた。そのスタート地点には「K435遺跡」と記された表示板があり、一帯から遺跡が発掘されたことを知らせていた。

   

   

 ※ エルムの森公園の一角にパークゴルフ場がありましたが、この日は封鎖されていました。

   

   ※ エルム緑道の一方の始発点です。

 緑道はちょうど「札幌聾学校」の敷地を取り囲むように造られていた。片方に札幌聾学校の敷地を視界に入れながら心地よい林の中を進んだ。さあて、このような光景がどれくらい続くのだろう、と思いながら進んでいると「エルム緑道」と書かれた園名板が見えると、その先は道路となっていて緑道の終点を示していた。長さ200m前後ではないだろうか?「あっ!」という間に緑道の終点を迎えてしまった。

   

   ※ 緑道のフェンス越しに札幌聾学校の敷地を望むことができました。

   

   ※ 緑道ではこのようなバーコラが目立ちます。緑道の必須アイテム?

   

   ※ もう一方の始発点にはこのような園名板が立っていました。

《エルム緑道訪問日 ‘20/05/28》

 

里塚緑が丘緑道

        

「里塚緑が丘緑道」のある清田区里塚緑が丘地区は私がまったく足を踏み入れたことのない地域だった。道央道の札幌南ICと北広島ICの中間くらいで、かつ道央道の外側(市の中心から離れる)に位置するところにあった。私にとっては全く不案内なところで、車のナビがなければ到達するのにかなり苦労するのではと思われた。

ナビに導かれ、緑道のスタート地点となる「里塚緑が丘公園」に無事に着いた。周りは住宅地として開発間もないのか、新興住宅が軒並みに立ち並んでいた。

   

   

   ※ 里塚緑が丘公園の広々とした芝生の上では多くの市民が楽しんでいました。

この日は気温が上がったこともあって公園にはたくさんの人たちが様々な形で楽しんでいたが、やはり外出自粛が解除された歓びに溢れているようだった。こうしたことが第三波の感染拡大に繋がらなければいいのだが…。

   

   ※ 「里塚緑が丘緑道」入り口には立派な園名表示が立てられていました。

 「里塚緑が丘緑道」はその公園と繋がるように続いていた。しかし、ここの緑道も短かった。持参したマップで現在地を確かめようとしながら歩いていると、なんだか終点に到達したようだったのだ。「私はマップ上のスタート地点を間違ったのではないか?」と思い、周辺の様子とマップを照らし合わせてみたのだが、どうも間違いではなく、その時点で緑道の全てを歩き切ったようだったのだ。その距離、やはり200m程度ではなかったろうか?写真を撮る間もなく、緑道歩きを終えることになってしまった。

   

   ※ 緑道の様子は、この一枚を撮るのが精一杯でした。すぐに終点に到達しました。

   

   ※ 終点です。道路側から緑道に入るところです。

 う~ん。昨日から私の緑道に対するイメージがかなり瓦解し始めている感じがする。 

 実は今日は、この「里塚緑が丘緑道」を訪れる前に「北郷緑道」を訪れた。こちらはある意味私がイメージする緑道に近かった。その「北郷緑道」については明日レポすることにしたい。

《里塚緑が丘緑道訪問日 ‘20/05/29》

 

 


札幌市の緑道めぐり② 手稲緑道

2020-05-28 17:13:07 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 昨日の「前田緑道」、そして本日の「手稲緑道」を巡ってみて、私の「緑道」に対するイメージが揺らぎ始めている。というのも、二つの緑道ともに規模が思っていたより小さいように思えるのだ。このあたりは全ての緑道を巡って歩いた後に考えてみたい。それでは「手稲緑道」レポを…。

         

     ※ 札幌市が作成した「手稲緑道」のマップです。私は左上のスケートボード場からスタートしました。

 「手稲緑道」は先日(5月26日)、「前田緑道」を訪れた後、傍までは行ったのだが、スタート位置など詳細が分からずに撤退した緑道である。帰宅してから手稲区の関係部局に問い合わせて詳細を教えていただき、本日訪れてきた。

 今回は先日とは反対方向のスタート地点を目指した。そこはJR手稲駅近くの線路脇のところにあった。スタート地点は札幌には珍しいスケートボード場となっていた。施設としてはやや古くなってしまった感もあるが、傾斜などもついていてそれなりに楽しめる施設のようだ。

   

   ※ ちょっと施設は古くなっていたが、スタート地点にあったスケートボード場です。

 スケートボード場を過ぎたあたりに、この手稲緑道の愛称である「ぷろむなーど・ていね」の看板が立てられていた。

        

    ※ 「手稲緑道」愛称「ぷろむなーど・ていね」の標識です。

 続いてゲートボール場が現れた。一時は老人の間で人気のあったスポーツだが、今はプレーしている人を見るのが珍しいほどで、ここの施設も閑散としていて、最近使用された形跡は見いだせなかった。

   

   ※ 使われた形跡を見出すことができないゲートボール場です。

 さらには夏場に幼児が水遊びをする水場が現れたりと、どうも緑道というよりは公園という趣である。まあ「緑道」も公園の一つに括られているので問題はないのだが…。緑道というだけにそれなりに樹木も繁っているのだが、緑道の横を「樽川通」という比較的交通量の多い道路が走っているのも気になるところである。

   

   ※ 夏の幼児の水遊びの場となる施設です。

   

   ※ 藤の花が彩っていたバーコラです。

   

   ※ 手稲緑道と繋がっていた「曙ななかまど公園」に設備された遊具です。

 最も気になったのは、もう一方の緑道の始まりが不明だったことである。緑道が続いているような、続いていないような歩道が先に伸びていた。途中からは地中を流れていた川(前田川?)が顔を出し、「樽川通」と歩道と並行して伸びていた。私は不審に思いながらも歩き続け、前田川が手稲土攻川と合流するところまで歩いた。そこは、市の発行するマップでは明らかに緑道を過ぎていると思えた。市のマップでは「曙62号線」までとなっていたが、その「曙62号線」自体を見出すことができなかった。(ネット上で調べてみると「手稲緑道」は約1kmということだ。私は片道2km以上歩いたようだ。そこを往復した。)

   

   ※ この辺りはもう緑道ではないようです。

   

 ※ 緑道では地下を流れていた前田川が地上に姿を現したところです。水が流れていません。

   

   ※ 前田川(手前)と手稲土攻川(上方)の合流点です。草に隠れて水が見えません。

 となんだか消化不良に終わってしまった「手稲緑道」だが、地域に住む市民にとってはそんなことはどうでも良いことなのだろう。自分たちが日々暮らす中で、憩うことができ、健康のために気持ちよく歩くことができるスペースが存在していることが大切なことなのだから…。

   

   ※ エゾノコリンゴの白い花が満開でした。

   

   ※ 地元のロータリークラブが寄贈したオブジェが設置されていました。

 そうは思うのだが、やはり他所から来た者にとっても「ここが手稲緑道だよ」という明示されたものがあれば良いなぁ、という思いも拭えないのだが…。

 

《手稲緑道訪問日 ‘20/05/28》


札幌市の緑道めぐり① 前田緑道

2020-05-27 17:12:39 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 札幌市の緑道を巡ってみようと思い立った。しかし、札幌市で「緑道」と名の付くのはたった7ヵ所しかないことが分かった。「緑道」についての定義は後述するが、ともかく全て巡ってみようと思う。第1回は札幌市の中では最も西に位置する「前田緑道」である。

   

   ※ 前田緑道の中で、最も緑道らしい光景を切り取った一枚です。

 札幌市のあれこれを調べているうちに札幌市の「緑道」を訪れていないことに気が付いた。なかには以前「札幌ウォーク」で訪れていたところもあったが…。そこであらためて全てを巡ってみようと思い立った。

 「緑道」とは、都市計画・法律用語として「交通や建物など特定の用途によって占有されない空地を空地のまま存続させることを目的に確保した土地」を「緑地」と呼称するようだ。その「緑地」の中で「人の歩行や自転車の通行を主体とした緑地帯」のことを「緑道」と呼ぶようである。

 札幌市では、次の7ヵ所が「緑道」として指定されている。①前田緑道、②手稲緑道、③西野緑道、④あいの里緑道、⑤エルム緑道、⑥北郷緑道、⑦里塚緑が丘緑道の7ヵ所である。その中で私は以前に西野緑道とあいの里緑道は訪れて歩いた経験があるが、この際それらも含めて全てを巡ってみようと思っている。

 

   

   ※ 札幌市が発行する緑道のマップです。ピンク色の所が緑道です。

   

   ※ 「前田緑道」の一方の始発点(前田森林公園橋側)に表示されていた園名石です。

 「前田緑道」は札幌の西区から手稲区に伸びる新川に架かる「前田森林公園橋」の袂から南西に伸びる延長900mの緑道である。たった900mを歩くだけ(往復するので1,800mにはなったが…)では物足りないと思い、自転車で向かおうと思ったがあいにくこの日は小雨が降ったり止んだりの天候だったために車で向かった。(今後はできるだけ自転車で現地へ向かおうと思う)

 「前田緑道」はまるで北海道科学大学の構内に伸びているような感じの緑道だった。というのも、緑道の横を「大学西通り」という道路が走り、その両脇の片方は北海道科学大学の建物群が立ち並び、片やもう一方は北海道科学大学の各種スポーツの供するグランド群がずらーっと並んでいるといった具合だった。

   

 ※ 緑道の横には「大学西通」という道路が走り、その向こうには大学の建物が並んでいた。

 緑道そのものは人々が散策する通路とその両側を樹木が取り囲み、ところどころにベンチや東屋が配されていて、地域の方々が散策するにふさわしい環境が整えられていた。ちょうど季節はライラックの紫の花や、エゾノコリンゴ(サンナシ)の白い花が満開で、私には心地よい散策となった。

   

   ※ 出発地点の傍に建てられていた東屋です。

   

   ※ ベンチもこのように配されて…。ベンチの背後は大学のグランドです。

   

   ※ ライラックの花が満開でした。

   

   

   ※ エゾノコリンゴの白い花も満開でした。

   

   ※ もう一方の始発点となるところにも園名石が配されていました。

 ただ、私がこれまで体験した「西野緑道」や「あいの里緑道」に比べると、規模も小さく、隣を道路が走っているという環境には物足りなさが残ったのも事実だった。

 この後、同じく手稲区にある「手稲緑道」に向かったのだが、札幌市がHP上で示すマップでは細かいことが分からず、結局スタート地点を見出すことができなかった。帰宅して担当部局に問い合わせ、詳細を取材できたため他日を期すことにした。


札幌Cafe紀行 №123 コメダ珈琲店東札幌5条店

2020-05-26 16:44:19 | 札幌Cafe紀行

 名古屋由来のコメダ珈琲店であるが、店舗が東札幌ということもあり訪れる機会がなかったが、この度思わぬ形で遅まきながら訪問することができ、「選べるモーニング」を楽しんだ。

   

 5月24日(日)、先にレポしたように東札幌~北広島間のウォーキングに挑んだ。久しぶりの長距離ウォークとあって不安もあり、私は朝食も取らず朝6時半過ぎに自宅を出た。朝食はコンビニおにぎりでもと思い出発を早めたのだ。

 地下鉄「東札幌」駅から、本当のスタート地点である札幌コンベンションセンターに向かっていた時、独特の色合いの目立つ建物が目に入った。噂に聞いていた「コメダ珈琲店」だった。それを目にしたとき、急に心が変わり「そうだ!コメダで朝食を摂ろう」と入店することにした。

 朝7時ころだったのに、店内は7割程度埋まっていて、人気のほどがうかがえた。皆さん日曜日の朝をゆったりと過ごすために来店していたようだ。

   

 私はオーダーしたのは、他のほとんどの客と同じように「選べるモーニング」(450円)である。それに「コースローサラダ」(160円)を加えた。「選べるモーニング」はA.定番ゆで玉子、B.手作りたまごペースト、C.名古屋名物おぐらあん、から選ぶシステムとなっていた。私はAの「定番ゆで玉子」をチョイスし、トーストにはジャムを所望した。

   

 厚切りトーストも、コースローサラダも、そしてコーヒーも値段相応の味で満足の朝食だった。私としては予定外の行動だったが、2016年に北海道進出第一号店として開業した東札幌5条店に思わぬ形で訪問することができたことを喜んでいる。予定外に時間をとってしまったが…。

   

 ところで今回初めて知ったのだが、2016年の第一号店を皮切りに「コメダ珈琲店」はその後もどんどん進出し、現在では札幌市内に8店舗、他都市にも4店舗と大変な勢いで進出していることが分かった。

 また、「コメダ珈琲店」というと、「シロノワール」というケーキが名物らしい。次に訪問した際にはぜひとも「シロノワール」を味わってみたい。

       

【コメダ珈琲東札幌5条店 データー】
北海道札幌市白石区東札幌5条1-3-1

電  話  011-799-0275

営業時間  7:00~23:00(自粛期間中は時間変更有)

定休日   無休

駐車場   有(35台)

座 席   100席(カウンター席・ボックス席)

入店日   ‘20/05/24

 


独りぽっちの花・水・木(ハナミズキ)ウォーキング

2020-05-25 15:58:00 | 札幌ウォーク & Other Walk

 一昔前、札幌健康スポーツ財団が主催する東札幌~北広島間(19.8キロ)のサイクリングロードを歩く「花・水・木ウォーキング大会」という催しがあった。洒落たネーミングも気に入って私は2度ほど参加したことがある。(正確には「札幌歩こう会」が主催したものにも参加しているので計3回)それを思い出し、昨日(24日)独りぽっちの「花・水・木ウォーキング」を試みた。

  

 タイトルに“独りぽっち”と冠したが、私が野外で活動するときは基本的にいつも一人で活動している。なのに今回敢えて“独りぽっち”と冠したのは、これまでは私が活動する野外も人影が少なかった。しかし、この日の東札幌~北広島間のサイクリングロードは、散歩をする人、ウォーキングに励む人、サイクリングに興ずる人が大勢行き交った。その多くは、家族であり、仲間であり、カップルだった。その中を独り往くとき、私の中で“独りぽっち”という言葉が浮かんできたのだった。

 さて、この日歩いた東札幌~北広島間のサイクリングロードは、正式には「札幌恵庭自転車道線」というのだそうだ。つまり、将来は恵庭まで通ずるサイクリングロードのようだ。道中は通過する区あるいは市によってそれぞれ愛称が付けられている。白石区は「白石こころーど」、厚別区は「陽だまりロード」、北広島市は「エルフィンロード」というように…。

   

 ※ 「白石こころーど」は写真のようにアンダーバスのところに標語で表示されていました。

   

   ※ 厚別区の「陽だまりロード」の表示です。

   

   ※ ちょうど薄日が差してきて、文字どおり陽だまりの中を往きました。

   

※ 北広島市の「エルフィンロード」とは、妖精という意味で、そのイメージ表示がありました。

 私のこの日の目的は単純だった。その目的は、現在の体力を知ることだった。ひたすら、歩け歩けである。はたして20キロを元気に歩き通せるかと…。

 結果は、元気だったかどうかは判断の分かれるところであるが、ともかく無事に歩き通せたことは何よりだった。ただ、今日現在疲労が抜けないことが…。

   

   ※ 札幌コンベンションセンターの横にあるスタート地点の表示です。

   

   ※ スタート直後のサイクリングロードです。朝の散歩を楽しむ人がたくさんいました。

   

   ※ 札幌市の幹線である環状通を跨ぐ「環状夢の大橋」です。

   

  ※ サイクリングロードはこのようなアンダーパスをいくつもくぐり北広島を目指します。

   

   ※ アンダーパスにはこのようなタイル壁画を描いたところが数か所ありました。

   

   ※ 時には、こうして中央分離帯が現れました。

   

   ※ 私が最も気に入っている札幌市と北広島市の境界付近のコースです。

   

   ※ こちらは北広島市側に入ったところです。鬱蒼とした森が心地よいです。

   

   ※ いまひとつその趣旨が理解できなかった「学習の森」です。

   

 ※ 「エルフィンロート」の一部には、こうした緑の道がロードと並行して走っていました。

   

   ※ コースの3/4くらいの地点にある「自転車の駅」です。

   

   ※ 地権者からの寄贈によって造成されたという「水辺の広場」の案内です。

   

   ※ ゴール近くの北広島市内に入ると、自転車道と人道が分かれました。

   

   ※ ゴールのJR北広島駅です。

 歩いていて気になったことが一つあった。それは案内表示のことである。札幌市の区域では立派な案内表示がところどころに立っており、北広島市までの残り距離が表示されていた。その表示には近くの地下鉄の駅、あるいは公衆トイレの案内も表示されていて、安心してウォーキングやサイクリングが楽しめる。ただ残念だったのは、私が楽しみにしていた「残り10キロ」(つまり中間点)の表示がなかったことだ。時には100mおきに表示が現れるかと思えば、何キロも表示がないところもあった。おそらく何らかの理由があるのだと思われるが、私が期待した中間点の表示はなく、次に表示が現れたのは「残り8.8キロ」のところだった。

 これが北広島市区域に入ると表示がまったく変わってしまった。第一に表示が札幌市のものと比べて非常に小さいのだ。そして表示方法が残りキロ数ではなく、突然東札幌市からの距離が表示されているのだ。なんとも利用者に不親切な表示と思われても仕方がないと思われる。それが北広島市内に入ると案内表示自体が大きくなり、北広島市からの距離と、東札幌市からの距離が表示されていたのだ。このあたりは両市で話し合い、なんとか統一できないものなのだろうか?

   

   ※ 札幌市区域はこのような立派な標識が立っていました。心強い!

   

   ※ 北広島まで10キロの表示を見たかったのですが…。

   

   ※ 北広島市の地域に入るとご覧のような簡素な表示でした。表示方法も違っていて…。

   

   ※ 北広島市内に入るとご覧のような立派な標識が…。全体をこのようにしてほしい。

 今回は、これまでのイベントでは本当のスタート地点(札幌コンベンションセンターの裏手)からのスタートではなかったが、今回はしっかり本来のスタート地点からスタートし、途中これまで一度も寄ったことのなかった「学習の森」、「水辺の広場」にも立ち寄り、そのため距離的には約23.5キロ、歩数も約36,000歩を数えた。一日の行動距離20キロには自信を持つことができたが、連日となるとちょっと厳しいところもある。順調に(?)体力が衰えてきていることを自覚せねばならないが、そのことを自覚しながら今後のことを構想していきたい。

 

 ※ コース途中で出逢った花たちの一部です。

   

   

   

   

   

   

   

《特記事項》

 昨日の投稿で、野幌森林公園の山野草について不確かな名称、名前の分からない山野草について、早速函館在住のsakagさんからアドバイスいただきました。おかげさまで、全ての山野草の名称を確定することができました。興味がおありの方は、ぜひご覧ください。


野幌森林公園の花たち in May

2020-05-24 15:19:03 | 環境 & 自然 & 観察会

 野幌森林公園は山野草の宝庫と思えた。これまで巡ってきた「札幌市民の森」と比べると、その種類は圧倒的に多かった。私にとって初めて出会う山野草も多く、名称を特定できないものも多かった…。

 コロナ禍の影響もあって、我が家からはけっして近くはない野幌森林公園に今年は4月5日と4月16日とすでに2回も訪れていた。その際も興味深い山野草を観察することができた。それから一か月、野幌森林公園の山野草たちはどのように成長したろうか?あるいは新しい花たちが登場しているのではないだろうか?と思い一昨日(5月22日)、今年三度目の訪問だった。ただし、今回はいつもの「大沢口」とは違い、「トド山口」から森林に入った。

 今回のウォーキングで目にしたほとんどの山野草は、最初に歩いた「登満別線(3.8km)」でのものである。その他の「基線」、「下野幌線」で新たな山野草を見出すことはできなかったし、二つの線は山野草そのものもすくなかったようだ。

 それでは、まず名前の分かったものから順に紹介していくことにした。なお、私の思い違いのものもあるかもしれないので、それぞれに№を付記しておき、もし間違いにお気づきの場合は№でご指摘いただきたい。また、私が検索しきれずに名称不詳のものについても、もし教えていただける場合も№でご教示いただければ幸いである。よろしくお願いします。

№.1 オオバナノエンレイソウ 

    私が野幌森林公園で最も見たかった花です。「市民の森」では一度も見ることができませんでした。

   

   

№.2 ヒトリシズカ

    どこでもよく見ることのできたヒトリシズカでした。

   

№.3 ミヤマハコベ

    函館在住のsakagさんからご指導いただきました。以下の№9、13、14、15、16についてもご助言いただき、私の方でも確かめさせていただき、名称を特定させていただきました。さすがに山での体験が豊富なsakagさんは山野草についてもたいへん詳しい方だと再認識させられました。ありがとうございます!

   

№.4 タチツボスミレ

    この紫色のスミレもどこでも見られる花です。

   

№.5 ホウチャクソウ

    ラッパ形の花が特徴です。

   

   

№.6 マムシグサ

    マムシグサの花の頭長もとても変わった形をしています。また、茎の表面がマムシのような模様をしています。

   

   

№.7 クルマバソウ

    クルマバソウはこれからが本番のようです。

   

№.8 マイヅルソウ

    マイヅルソウがいよいよ満開の時を迎えようとしています。下の写真

   

   

№.9 ツルキシミ  ※ 草女さんという方からご指導いただきました。      

   

№.10 オオウバユリ

    オオウバユリは成長が早く、他の山野草と比べると群を抜いて成長していました。

   

№.11  フキノトウ

     フキノトウの花が成長した姿は初めて見たような気がします。

   

№.12 ニリンソウ

     ニリンソウはどこへ行っても花盛りでした。

   

※ 以下は私が判別できなかったものです。

№.13 シャク

   

№.14 ルイヨウショウマ

   

№.15  サッポロスゲ

   

№.16 スダヤクシュ

   

 その他にも、私の眼にとまらなかった山野草がたくさんあると思われます。野幌森林公園は山野草の宝庫のように思えました。 

                        


野幌森林公園(トド山口)ウォーキング

2020-05-23 16:30:22 | 札幌ウォーク & Other Walk

 4月半ばに訪れた野幌森林公園の山野草たちはどのようになっているだろうか?そのことを確かめたくて訪れた。野幌森林公園はやはり山野草の宝庫だった。私には名前の分からない多くの山野草に出逢うことができた12キロの森林公園ウォーキングだった。

        

 昨日(22日)、一か月ぶりに野幌森林公園を訪れた。但し、今回はいつもの「大沢口」ではなく、そことは正反対に位置する「トド山口」から入ることにした。そして公園の北半分を歩いてみることにした。具体的には「トド山口」から「登満別線」(4.1km)を通り、「基線」(3.6km)を東から西に横断して「瑞穂口」に至り、そこから「下野幌線」(4.2km)を通って「トド山口」に戻ってくるコースである。合計11.9kmのルートである。

   

   ※ 「トド山口」には「野幌森林公園」の表示看板が立っていました。

   

   ※ 「トド山口」の広い駐車場にはそれなりに車が停まっていました。

   

   ※ 「トド山口」から森林公園への入り口です。

 コースの状況としては「登満別線」が最も山野草が多く魅力的だった。「基線」はいわゆる管理道路的性格を有し、車が自由に走ることができるような道路のため山野草も目立たなかった。「下野幌線」はコースとしては最もワイルドで、道は細く、山坂もあり、ウォーキング(トレッキング)をするには楽しいコースだった。山野草は私自身の疲れもあり、注意力が散漫になっていたため、特別に発見するものはなかった。

   

   ※ 入口から300mほど行くと、看板によって「登満別線」のへ誘われました。

   

   ※ 典型的な「登満別線」のコースの様子です。

   

   ※ 「登満別線」の途中で名もなき沼と出会いました。

 さて、私は「市民の森」を巡った際にはトレッキングと称し、「野幌森林公園」ではウォーキングと称した。その理由はトレッキングの場合は山坂を含むコースであるのに対して、ウォーキングの場合は比較的平坦なコースを歩いた場合と、私の中では区別している。実際にスマホのアプリによると、「白川市民の森」では103階分上昇したとあるが、昨日の場合は28階分だった。1階分が約3mだそうだ。だから昨日も約83m昇ったことになるのだが、それくらいではトレッキングと称しない方がよいのではという私の判断である。

   

   ※ 「登満別線」の終点に「登満別園地」の駐車場、休憩舎がありました。

 さて、目的の山野草であるが、これまでの市民の森トレッキングで何度も目にしたものももちろんあった。しかし、それ以上に初めて出会う山野草の種類の多さに目を奪われた。

また、今回の目的の一つだった「オオバナエンレイソウ」の白い大きな花にも何度も出会うことができた。

   

   ※ こちらは典型的な「基線」で車が安全に走られるように整備されていました。

 帰宅して初めて出会い、名前の分からぬ山野草を検索してみたが、素人の悲しさでなかなか自信をもって判断できない。あやふやなものもあるが、「これでは?」というものには名前を付けてみたが、分からぬものは写真だけ掲載し、今後名前が判明した時点で書き加えていくことにしたい。

   

※ 野幌森林公園の西端「瑞穂口」の駐車場です。その先には瑞穂沼に通ずる遊歩道があります。

   

   ※ 瑞穂沼への方向とは反対側に「下野幌線」の入り口のゲートが立っていました。

 ここで申し訳ない事態になった。ブログにアップする写真を整理していたら、山野草以外の写真も含めると40数枚になってしまった。gooブログでは一度にアップできる写真は30枚までとなっているようだ。そこでやむを得ぬ措置として山野草は明日アップすることにした、本日はこの日のウォーク全体を説明する写真のアップだけに止めることをお許しいただきたい。

   

   ※ こちらは典型的な「下野幌線」のコースの様子です。

   

   ※ ちょっと目立ちませんが北コブシの花が満開でした。(遅いですね)

   

   ※ 北コブシの花のアップです。

   

   ※ 「下野幌線」では、こうした風倒木が目立ちました。地盤の問題でしょうか?

 なお、「トド山口」なる呼称についてだが、ちょっと変わった名称に興味を持った。あるいはアイヌ語由来なのでは、とも考えた。しかし、私が調べた限りでは、もともとの地名が「椴山(とどやま)」というそうである。ところが「椴」という漢字が当用漢字にはないためにカタカナ表記をして「トド山口」としたそうである。漢字表記だと「椴山口」となるようだ。

 


特別定額給付金の申請書が届きました!

2020-05-22 16:58:02 | その他

 我が家にも昨日、札幌市から話題の「特別定額給付金」の申請書が届きました。申請はそれほど複雑、面倒ではないようです。我が家では遠慮なく申請しようと思いますが、さて給付金をどのように有効活用しようか?考えてみます。

 札幌市内からブログを発信されている方の昨日、今日の話題としてこの話題を取り上げられる方が多いのではないだろうか?昨日、本日で札幌市内の相当数の家庭に送付されたと聞いている。

 申請書は「重要」との赤字が書かれ、その下に「札幌市からのお知らせ」と書かれた封書で郵送されてきた。

   

 開封してみると、「特別定額給付金についてのお知らせ」という文書が入っていて、そこに同封されていた札幌市へ届ける返信用封筒の中に入れる提出文書についての案内が説明されていた。(オンラインシステムの案内もあるが、いろいろと問題が生じているようなのでここは郵送を利用する)

        

        

 それによると、提出文書は①「申請書」と②本人確認書類と振込口座確認書類のそれぞれの写しを貼り付ける「貼り付け台紙」の二つ文書を、8月25日(火)まで札幌市へ届ければよいことになっていた。

        

        

 我が家では早速、「申請書」必要事項を記入し、確認書類の写しを用意して、本日投函を済ませたところである。案内では「5月下旬以降、順次振り込み致します」とあった。

        

 さて、我が家ではこの給付金をどのように活用するかであるが、我が家では常につましい生活をしていることから、日常の生活資金はなんとか事足りている。そこで今回はそれぞれが自由に活用することにした。

 そこで私であるが、それほど深く考えたわけではない。ただ、今回のコロナ騒動によってかなり行動が制限されたことから、自粛が解除され、行動の自由が戻ってきた暁にはどこかへ旅したいという思いがある。その資金として活用させていただこうかな?と今のところ考えている。それまではひとまずしかるべきところに預けておきたいと思っている。

 はたして自由に行動ができる日が来るのは何時のことなのだろうか?