田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

かでるホールライブ 配信事業 Vol.3

2020-09-30 19:23:48 | ステージ & エンターテイメント

 昨日は午後の「PMF Connects LIVE!」に続いて、夕刻「かでるホールライブ」を楽しんだ。こちらはクラシックだけではなく、昭和歌謡を謳う熟年男性コーラスと、クラシックのソプラノの二部構成だった。

          

 ライブは二部コンサートとなっていて、第一部は札幌市内を中心に活動する熟年男性コーラスDA NDY FOURの4名のコーラス歌謡。第二部はソプラノの倉岡陽都美さん、フルートの大島さゆりさん、クラシックギターの亀岡三典さんのトリオによるクラシックという二部構成だった。

 「DA NDY FOUR」は、彼らのお話によると70歳(山田政光さん)、79歳(安斎勲さん)、82歳(穴水重雄さん)、83歳(西村公男さん)という酸いも甘いもわきまえた堂々たる熟年男性コーラスだった。彼らは30年以上にわたり「北のデュークエイセス」と称され市民に愛され続けているアマチュアのグループということだ。 

          

   ※ コンサート中のダンディフォーです。(左端のトップティナーは違う方です)    

 コンサートは彼らの十八番らしい「青い山脈」で登場し、楽しいトークを交えた時間だった。披露された曲は…。(作曲者省略)

 ◆青い山脈

 ◆東京キッド

 ◆哀しき口笛

 ◆女一人

 ◆いい湯だな

 ◆北の風になれ!(コンサドーレ応援歌)

 ◆フアィターズ讃歌

 ◆好きです!札幌

〈アンコール〉

 ◆青春時代

 いずれもが一世を風靡した曲の数々である。誰にとっても馴染みのある曲とあって場内はかなり盛り上がっていた。もちろん私も楽しませてもらった。ここで歌唱力云々を語るのは野暮というものだ。トップテノールの山田さん、セカンドテノールの安斎さん、バリトンの穴水さん、バスの西村さん、それぞれが持ち味を発揮されていたと私は聴いた。それよりなにより彼らが実に若々しいことに驚いた。好きなことに傾注する心が若々しさを保っていることの何よりの証明のように思われた。

 休憩を挟み、第二部は倉岡さん、大島さん、亀岡さんのトリオによるクラシックのステージだった。ステージは倉岡さんのソプラノを中心としたもので、途中に大島さん、亀岡さんの二人によるインスツルメンツの2曲が挿入された。ソプラノ歌手として円熟期に入ったと思われる倉岡さんの歌声は会場を圧したように響き渡った。披露された曲目は…。

 ◆作曲者不詳/アメイジング・グレース

 ◆武満徹/小さな空

 ◆木村弓/いつも何度でも

 ◆木村弓/世界の約束

<フルートとギターのインスツルメンツ>

 ◆ピアソラ/エスクワロ(鮫)

 ◆モンティ/チャールダーシュ

<トリオに戻って>

 ◆シークレット・ガーデン/ユー・レイズ・ミー・アップ(You Raise Me Up)

 ◆フランチェスコ・サルトーリ/タイム・トゥ・セイ・グッバイ(Time To Say Goodbye)

<アンコール>

 ◆ハインリッヒ・リヒナー/忘れな草

 倉岡さんの印象については前記したとおりだが、フルートとギターのインスツルメンツで演奏されたモンティの「チャールダーシュ」は運指がとても速い難曲として知られている。もともとはマンドリンの曲として書かれたそうだが、私が「チャールダーシュ」を初めて聞いたのは大平まゆみさんのヴァイオリンだったが、その超絶技巧には驚いたものだ。その後、他のヴァイオリン奏者が弾くのを聴く機会があったが、私がより驚いたのは札響のコントラバス奏者があの大きなコントラバスで「チャールダーシュ」を弾きこなしたのにも驚いた。この日の大島さゆりさんのフルートによる「チャールダーシュ」も以前に一度聴いたことがあったが、いつ聴いても見事な演奏であった。

          

           ※ ソプラノの倉岡陽都美さん

          

           ※ フルートの大島さゆりさん

        

        ※ クラシックギターの亀岡三典さん

 残念だったのはクラシックギターの亀岡さんのソロの場面が無かったことだ。一曲でもクラシックギターの名曲を聴いてみたかった。

 ところで、最近徐々にではあるが日常が蘇りつつあるのかな、と思わせてくれた昨日の二つのコンサートだった。日常とは云っても、どちらのコンサート共に入場の際には検温があり、マスク着用は必須であり、会場内は座席間を離しての着席と、さまざまな制限が加えられた中での日常なのではあるが…。

 昨夕の「かでるホールライブ」もかでるホールのキャパの半分の200名の聴衆の中で開催された。以前のような日常に戻るのはまだまだ先になるだろうが、こうした多少不自由な形でも心のビタミン剤を与えてくれる機会をありがたいと思っている。

 

※ なお、タイトルの「配信事業 Vol.3」とは、ライブの様子をユーチューブでオンライン配信をしているそうだ。その3回目ということである。

                                            


PMF Connects LIVE! SCARTS 

2020-09-29 17:03:01 | ステージ & エンターテイメント

 9月5日の「PMF Connects LIVE!大通公園」に続いてのConnects LIVEである。会場を市民交流プラザのSCARTSに変えてのコンサートだった。今回はいずれも札幌で活躍するPMF修了生のトリオによるコンサートだった。

 本日(9月29日)午後2時より、札幌市民交流プラザSCARTSにおいてToro Bellaによるクラシックコンサートが開催され、参加の機会を得た。

      

      ※ SCARTS内でのコンサートの様子です。

 Toro Bella(トリオ ベッラ)とは、PMF1998修了生で第一ヴァイオリンを務める能登谷安紀子さん、同じく2006、2016修了生で第二ヴァイオリンを務める小林佳奈さん、そして2003、2004修了生でチェロを担当する中島杏子さんのトリオである。いずれも札幌市内でプロの演奏家として活躍する一方、後輩の育成指導にもあたっているという。

      

      ※ 左上-能登谷安紀子さん、右上-小林佳奈さん、左下-中島杏子さん

 コロナ対策から聴衆を50名に抑えてのコンサートだったが、室内に弦の響きが心地よく響いた。私は比較的早く会場に入ったためにプレイヤー(演奏者)の間近で聴くことができたが、静かな室内ではかなりの音量で耳に入ってきた。

 演奏された曲は以下のとおりである。

 ◇ヘンデル/王宮の花火

 ◇J.S.バッハ/主よ人の望みの喜びよ

 ◇J.S.バッハ/アリオーソ

 ◇能登谷安紀子/「サマーフォレスト組曲」1.森の雫 2.夏の記憶 3.波 4.風

 ◇ヘンリー・マンシーニ/ムーンリバー

 ◇レナード・ローゼンマン/エデンの東

 ◇マルグリット・モノー/愛の讃歌

 ◇ヴィクター・ヤング/Around the World

〈アンコール〉

 ◇能登谷安紀子/ミントブルームーン

  演奏された曲は全体に聞き慣れた曲が多く楽しめたが、興味深かったのは演奏メンバーの一人である能登谷安紀子さんが作曲した「サマーフォレスト組曲」だった。4つの楽章からなった曲であるが、それぞれの楽章に命名された曲の感じが良く出ていたのが印象深かった。

 得奏者に若干の違いがあるが、彼女たちの演奏をもう一度聴く機会が予定されている。メンバーの増減で奏でる音の違いを楽しみたいと思っている。

 今夜はこれからもう一つのコンサートが控えている。そちらも楽しんできたいと思う。

※ 写真はHPから拝借しました。

 

 


石狩川河岸遡行トレック 15 ライブレポ⑤

2020-09-28 19:01:22 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

 午後4時半すぎ、200数キロをドライブして無事自宅に帰着しました。

 すぐに風呂に入り、夕食を摂ったところです。妻がプロジェクトの完成を祝ってシャンパンで乾杯してくれました。

 ともかく今は自らが企てたことに一応の終止符を打てることができホッとしているところです。

 明日から昨日、本日のことを詳しく報告するとともに、プロジェクト全体も振り返ってみようと思っています。

 年ですね。けっこう疲労感を覚えています。今はゆっくり休みたいと思います。

 二日間お付き合いいただきありがとうございました。

 写真は私がゴールと設定した大雪ダムの様子です。ダム湖はいつもと変わらぬ様子で静かにたたずんでいました。

   

 本日の行動 28,591歩 21.1Km


石狩川河岸遡行トレック 15 ライブレポ④

2020-09-28 12:13:00 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

層雲峡のラーメン店にいます。

11 時30分、長〜い「銀河トンネル」を再び歩いて、無事に今日スタートした「滝見台」に帰ってきました。
トレッキングの方はこれで無事終了ですが、プロジェクト自体は札幌に無事帰着して終了となります。慎重運転で帰ります。
200キロも走って来たんだから、もう一泊して黒岳の紅葉を眺めていったら?という考えもありますが、明日札幌でクラシックのコンサートを聴くことになっているのです。雑食性の私はアウトドアが大好きですが、インドアも欠かせぬビタミン剤なのです。というわけで、ちょっと心を残しながら帰札することにします。

石狩川河岸遡行トレック 15 ライブレポ③

2020-09-28 09:28:00 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

9時20分、目的地の大雪ダムに到達しました。考えていたより距離は短かったようです。

若干薄日が差してきました。私の無謀とも思える企てを多少は祝ってくれたのでしょうか??
標高800mまで上ると気温がぐっと下がり現在8℃しかありません。建物の陰で風を避けていますが、長居はできません。第2信での宿題については、結局戻りも自らの足で戻ることにします。
ひと休みして、再び帰りのトレッキングです。
次信は層雲峡に着いてから投稿します。

石狩川河岸遡行トレック 15 ライブレポ②

2020-09-28 08:29:00 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

行動開始後1時間15分、層雲峡のもう一つの名所「大函」に到達しました。ここでスマホを確認したところ、なんと通信環境が○とのことで投稿しています。

恐れていた「銀河トンネル」は約3.4キロ(正確には3,390m)約45分の難行苦行でした。
トンネルを出ると、なんと霧雨状態です。今のところそれほど酷くはないですが、これ以上辛い状況にならないことを祈りながらトレッキングを続けます。
問題はここから大雪ダムまで残り2時間程度て到達できるのでは、とみています。そうすると、バス時間まであまりにも時間があります。特別休むところなどなかった記憶していますので、その後の行動をどうするか?現地に着いてから考えたいと思っています。
「大函」の写真添付します。


 

石狩川河岸遡行トレック 15 ライブレポ①

2020-09-28 06:46:00 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

3年越しの石狩川河岸遡行プロジェクトの最終日を迎えました。

天気は残念ながら微笑んでくれませんでした。雲が山裾低くまで垂れ下がっています。ただ、今のところ雨が降っていないのが幸いです。
気温はさすがに低いです。手持ちの温度計で15℃です。寒さ対策のためレインウェアを着込みたいと思います。
今はコンビニの前で朝食を済ませたところですが、これから昨日のゴール地点の「滝見台」まで移動してトレッキング開始です。いきなりの長い「銀河トンネル」が待っています。
昨日、「滝見台」で電波が不安定でしたから、それ以降はさらに悪環境になるのではと思われます。したがって、しばらくは投稿できないと思われます。
投稿可能なところから第2便を発信します。

石狩川河岸遡行トレック 14 ライブレポ⑤

2020-09-27 17:28:00 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

本日の最終便です。

結局本日は「滝見台」までで、早々と層雲峡に帰り、温泉に浸かった後、横になって体を休めていました。
妻からは最終日だから、道民割を利用してホテルに宿泊したら?と提案されましたが、ここはこだわって車中泊をすることにしました。
層雲峡には「層雲峡駐車場」という車中泊族にとってはとても便利な施設があります。おそらく先日黒岳などを縦走された私が私淑するsakagさんも利用されたと思われます。
「層雲峡駐車場」はまず2階建の建物で、1階駐車場は屋内になっています。もちろん水洗トイレ完備で、周りにはコンビニ、食堂、温泉などがあり至れり尽くせりです。
周りにも車中泊をすると思われる車が結構目立ちます。
問題はこの季節になると気温が低くなるので、寒さ対策だけはしっかりとする必要があります。
明日はいよいよ最終日です。大雪ダムからの唯一のバス便を逃さぬよう早めの行動をとりたいと思っています。
 
本日の行動 25,975歩 19.5km

石狩川河岸遡行トレック 14 ライブレポ④

2020-09-27 13:18:00 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

層雲峡の景勝地として有名な「流星の滝」、「銀河の滝」が眺められる「滝見台」というところに来ています。というのも、第3信の後それほど経たない12時過ぎに層雲峡に到達してしまいました。それで層雲峡を通過しておよそ3キロ大雪ダム寄りのここまで足を伸ばしました。

明日の負担を少しでも軽減しようと考えました。また、明日の最大の難所の「銀河トンネル」の状況を把握する目的もありました。トンネルは見たところ、車道と歩道の間に柵が設けられていて安全策を講じているようなので安心しました。
「滝見台」にはそれなりに観光客の姿を見ることができます。
小雨がパラついてきましたが、これも明日大雪ダムから層雲峡まで一日一本だけのバスが13時49分にここを通ることが分かったので、それに乗って層雲峡まで戻ります。
今はバスを待ちながら妻が朝早く握ってくれたおにぎりを頬張っています。
 
通信環境が不安定ということで、層雲峡についてから発信しました。

石狩川河岸遡行トレック 14 ライブレポ③

2020-09-27 11:25:00 | 石狩川河岸遡行トレッキング(夏バージョン)

行動を開始して2時間が経過しました。 

順調に歩を進めています。現在スタートからおおよそ10キロ地点です。
トレッキングを始めた頃から雨はほとんど降っておりません。思い出したようにポツリポツリと降る程度です。
途中、サイクリング専用道路があったのですが、わずか3キロ半程度で再び国道に戻されました。
石狩川は国道に沿いながら流れています。さすがに上流に来た感が強くなり、全面白く泡立っていて、かなり流れも速くなっています。ラフティングなどに適していそうです。
木々の葉は黄ばんでいるのもありますが、紅葉にはもう少し時間が必要のようです。
次信は層雲峡に到達した時になりそうです。