本日、札幌ドームにおいて日本ハムファイターズ vs オリックスバファローズの対戦を観戦した。その座席が私にとっては初体験となるダイヤモンドシートでの観戦という得難い体験ができた。
札幌ドームのダイヤモンドシートとは、バックネット裏の特等席である。このようなプレミアムな席がなぜ入手できたかというと、まったく幸運にもある方からプレゼントされたものだった。
そこで、私はせっかくの機会なので、プレミアム感をじっくり味わいたいと思い、試合開始の1時間半前にドームに着いた。
すると入場口から通常とは違っていた。私のこれまでの経験では普通に私たちが購入するチケットでは北口か南口からの入場だったが、今回入場したところはトレーニングルームや会議室が並ぶ西口ゲートからだった。そこから進むと、ドーム内に入る入口もまた違っていた。ドームに入る入口には専用のスタッフがカウンターにいてチケットをチェックしたうえで、別のスタッフが席に案内してくれた。
※ ドーム内の座席へ向かうには、写真のようなスタッフの前を通過して入ります。
※ 案内スタッフが座席の案内、ラウンジの案内など細やかに対応してくれます。
その席はバックネット裏で、座席は軟席(クッションが効いている)で幅もあり、座席下には荷物入れがあった。さらに引き出し式のテーブルも備えられ、隣の席とはコロナ対策のためにアクリル板が設置されていた。そのうえ足元も広く取られているというように普通の座席とは全く違い、プレミアム感に溢れていた。
※ ダイヤモンドシートです。一般の座席とはかなりの違いがありました。(文章参照)
私がドームの座席に着いたときにはオリックスナインが試合前の打撃練習を行っていた。名前を知っている選手はごくわずかだったが、短い練習時間を効率的に使っているように見えた。一方、座席の上方を仰いでみると、放送陣が放送前の準備に忙しそうだった。放送の解説を担う、岩本勉氏や森本稀哲氏の顔を伺うことができた。
※ 解説の岩本勉氏です。
※ こちらは森本稀哲氏ですね。
対戦開始前に腹ごしらえしようと、ダイヤモンドシートなどプレミアム席専用の「プレミアムラウンジ」に赴いた。時間が早かったこともあり、ラウンジはまだ閑散としていたが、ラウンジの一方に飲食のカウンターがありそこでオーダーし、受け取る仕組みとなっていた。(通常はスタッフが座席までデリバリーしてくれるらしい)ここの料理はプリンスホテル提供だということだったが、価格はわりあいリーズナブルな設定だった。
※ プレミアムラウンジの食事スペースです。飲食カウンターは奥に位置しています。
私は「ロースカツカレープレート」(850円)と「ノンアルコールビールテイスト」(450円)を頼んだ。(この時期、ドーム内はアルコール類販売禁止となっていました)カツは柔らかくて満足なカレーだったが、ビールテイストは私の好みではなく余してしまった。
※ 私がオーダーした「ロースカツカレープレート」と「ノンアルコール」です。
ラウンジのソファ、さらにはトイレなども十分にプレミアム感を感じさせる仕様となっていた。ただ、ダイヤモンドシートの価格を見た時、とても個人として再び利用できるような価格ではないなぁ、と思ったことも事実である。今回は貴重な体験をさせていただいたということで満足しておこう。
※ プレミアムラウンジのソファスペースです。
お―――っと肝心の試合の方だが、こちらは先発の上沢投手が7回1失点と好投し、打っては西武から移籍の佐藤、木村、さらには日ハム期待の若手野村と3人の適時打で3対1として、上沢の後、堀、ロドリゲスと繋いで理想的な勝利をものにした。
※ 私の席から球場内を俯瞰して見たところです。
※ 先発した上沢投手の投球フォームです。
※ 野村選手が1回裏、バットを折りながらライト前ヒットを打ったシーンです。折れたバットが宙に浮いています。
※ 最期を占めた新守護神(?)ロドリゲス投手です。
※ 勝利を決め、讃えあう日ハムナインです。
快適な座席で観戦でき、しかも日ハムが理想的な試合運びで勝利を挙げるという何とも心地良い一日だった。