今日はアニメ映画の制作発表上映会でした。
「日本野鳥の会」の会が、初めてアニメ映画を制作したということで、その制作発表会が「かでる2・7」でありました。
映画は丹頂鶴の生存危機をアニメ的な展開で救うとというストーリーを通しながら、自然保護・環境保護を考えようというものでした。
会場には、日本野鳥の会々長で俳優に柳生博さんや、監督(プロデューサー)、アニメ作家、音楽監督なども駆けつけて、会場に向かって挨拶しました。
アニメと共に、月寒小学校の合唱部の子たちが自然をテーマにした合唱を4曲聴かせてくれました。
この合唱が会場に大きな感動を与え、会場に一体感が生まれたように思います。
とても心豊かなひと時を送ることができました。
ところで、アニメ的な展開というものが、私のような者にはどうしても馴染めなかったのですが、柳生博さんも同趣旨のことを言っていて、どこかにホッとしたものを感じたものです。
私たちの世代と、子どもや若者とでは価値観にかなりの違いがあるのではと考えされられました。そしてそれは私が考えるよりはもっともっと大きいのかな、と思わされた夜でした・・・。
今度は高校ラグビーである。
高校ラガーマンの憧れの地“花園”を目ざす北海道大会の決勝があった。
しかも北大会の決勝は、ふるさと網走勢同士の決勝である。
見ないわけにはいかない。
29日、月寒ラグビー場に向かった。
北見北斗高校 VS 遠軽高校、さながら古豪対新興勢力の戦いの様相だ。
試合は拮抗していたが、個人的な能力に優る遠軽高校が終始リードしながら進んだ。
しかし、終盤伝統の力でそれを押し返し、22対22の同点で試合を終えるというスリリングな試合だった。
結局、トライ数の差で北見北斗高校が“花園”のキップを掴んだ。
南大会は札幌山の手高校と函館工業高校の対戦となったが、このところ南大会の雄にのし上がった山の手高校が“花園”に駒を進めた。
思い立った時、そこにレベルの高いものが用意されている。
それが札幌の魅力の一つではないだろうか。
先日、このブログ欄に「図書貸し出しシステム」について掲載したところ、それを見た職場の友人がアドバイスしてくれました。
A氏は「〇〇さん(私のこと)図書館にはもっと便利なシステムがありますよ」と話かけてくれました。
そのシステムとは、図書館の大通カウンターに図書館の端末があって、そこで図書の予約、取り寄せが可能だということなのです。
大通カウンターは地下鉄「大通」駅のコンコースにあって、私の職場からだとかなり便利になります。
そのシステムは次のようになっています。
① 中央図書館、地区図書館で「仮パスワード」の交付を受けます。
② 大通カウンターで仮パスワードから本パスワードに変更する。
③ 自分で端末を操作し、本の予約をする。
④ 本の用意ができたら、カウンターから電話で連絡がくる。
⑤ カウンターで本を受け取る。(もちろん返却もできます)
その他、端末では自分の借出状況(何を借りていたか、いつまで借りられるか)、自分の予約状況の確認(何を予約していたか、予約した本の現在の状況)ができるそうです。
いたれり、尽くせりのサービスは、「札幌市民よ、本を読みなさい!」と言われているかのようです。
その命令(?)に、私は「ハイ」と素直にうなずくのでした。
そして今日、中央図書館(ここはけっこう遠いのですが)まで出向き「仮パスワード」の交付を受けてきたのでした。
9月24日(祝)「札幌まちめぐりパス」を利用し、以前サタデー・テーリングで訪れた時に入り口で引き返してしまった「北海道開拓の村」を再訪しました。
【北海道開拓の村】
◇住 所 厚別区厚別町小野幌50-1 ◇面 積 54.2ha
◇開園時間 900~17:00 ◇駐車料 300円
(冬季9:30~16:30) ◇入園料 4~11月 830円
◇休園日 普通車 300円 12~3月 610円
この公園は、北海道の人たちには広く知られているところですが、明治・大正期の北海道の建築物を復元・再現したものです。
資料によると実に52の建築物が復元・再現されているとのことです。
私たちも初めは丁寧に見ていたのですが、あまりに建物が多いために最後まで根気が続きませんでした。
というのも、旧官庁や名士宅の洋風建築物は札幌市内を巡る中で何度も目にすることができましたし、商店や農家、民家などは子どもの頃に田舎ではごく普通に見られたものだったことが、私の中に飽きを呼んだのかもしれません。
とはいえ、52もの建築物を復元・再現し、維持・管理することは大変なエネルギーを必要とすることです。そうしたエネルギーを注いでまで現物を保存するところに大きな文化的価値があるということなのでしょう。
私たちが訪れたときには、旧信濃神社(この建物も移築保存されています)の祭典が昔の様式どおりに執り行われていました。
こうした動態保存にも力を入れているようです。
珍しもの好きの私は早速買い求めてみました。
そして食してみたのですが、これが不味い!
缶から鍋にあけて、加熱してから食しました。
一応「醤油らーめん」ということでしたが、それなりのスープの味でした。
麺を食すると、いわゆる普通のラーメンとは食感が違うのです。
「面白い食感だなぁ」と思っていたのですが、どうもおかしいのです。
缶詰の表記を確かめました。
するとそこには「蒟蒻麺」という文字が記されていました。
「えーっ!?」思わず仰け反りました。私は蒟蒻はあまり得意ではないのです。
表記を確かめてからはすっかり食欲を失いました。
私は「らーめん缶」をほとんど残してしまいました。
今日(26日)STVテレビの「どさんこワイド」でその「らーめん缶」を取り上げていました。
街中の評判や、木村洋二アナは「なかなかいけますよ」とコメントしていました。
ほんとかいな?
札幌市の図書館の蔵書検索システムがとても整備されていることに、新鮮な驚きと悦びを感じています。
今では札幌市だけではなく、どの都市や地方でも優れた蔵書検索システムが整備されているのかもしれません。
しかし、これまであまり図書館を利用していなかった私のような者にとって、札幌市の蔵書検索システムは新鮮な驚きを感じさせてくれました。
私が知りえた札幌市の実状をレポートします。
札幌市内には、中央図書館をはじめとして、地区図書館が9館、区民センター図書室が7室、地区センター図書室が20室、(この他に6つの施設に図書コーナーがあるようです)都合37ヶ所の図書館、図書室があり、職員も配置され、全体でネットワークを組んでいるようです。
ある作家の、ある著書を読みたいと思ったとき、中央図書館のWebサイトにアクセスします。
そして、蔵書検索サイトに作者名、作品名を入力すると、たちどころにどの図書館、図書室に何冊所蔵しているかが一目で分かります。その上、現在の貸し出し状況、貸し出し可能数も明示されます。
ですから、どこの図書館、図書室へでも出かけることの出来る人は、貸し出し可能か否かを確認して、そこへ行き貸し出しを受けることが出来るのです。
それが無理な人は、近くの施設で予約をすることで、その施設に希望の図書を取り寄せてくれる仕組みになっています。
試みに、現在のベストセラーの一つ、宮部みゆき著の「楽園」を検索したところ、上巻が10館(室)で14冊、下巻は24館(室)で28冊所蔵していましたが、全て貸し出し中でした。そして予約件数が1,208件と出ました。(これは大都市のつらいところかもしれません)
私が愛読してやまない「沢木耕太郎」本は、全市内で92種、676冊の蔵書があることも分かりました。
先日、近く(といっても自転車で15分ほどかかります)の地区センター図書室へ出かけ、ある作家の本を予約したのですが、今日図書室より「予約の本の用意ができました」と連絡があり、夕方に借り受けてきました。
同行の妻が「えっ、こんなにきついの?」ともらすほど、短い距離で高度をかせいでいきます。
しっかり登山気分を味わわせてくれる山でした。
鬱蒼とした藻岩山原始林(全てがそうではないということでしたが)の中を行くと、木々の葉がこすれあう音が耳に心地良く聞こえ、住宅地のすぐそばにいることを忘れさせてくれます。
ゆっくりとしたペースで歩を進めながら、リーダーが所々で歩を停め特徴的な植物の説明を丁寧にしてくれます。
2時間ほどかけて尾根の馬の背に出ました。そうすると、視界は一変して札幌市街が眼下に広がりました。
藻岩山頂上は、そこからもう一頑張りが必要なのですが、今回はそこへは行かないとのこと。
昼食をとった後、登山を開始した旭山公園口ではなく、慈恵会病院口を目ざして下山しました。
私の想像外だったのは、今回の場合はトレッキングというよりは、藻岩山の植物説明会の様相が濃く、そこにかなりの時間を費やしました。
山の楽しみというのは、そこの植生を理解してこそ、登山の楽しみも深まるものということを教えられた思いです。
天候が良かったこともあり、とてもたくさんの市民が登山を楽しんでいました。
一つ発見したことは、コースの中にベンチのような造作を目にしなかったことです。そのことが私にはかえってそれが清々しく感じました。
ガイドブックによると、こうしたトレッキングコースが札幌にはたくさん用意されているようです。
これからも機会を見つけて、トレッキングを楽しんでみたいと思います。
私の札幌ワールドがまた一つ広がった思いです!
それは、「札幌市内外の野山を歩き回ってみたい」ということでした。
都市と自然が近接するという札幌の魅力を満喫するためには、市内を巡り歩くだけでは方手落ちというものです。
渋る妻を説得し、とうとうそのチャンスが巡ってきました。
「北海道自然観察協議会」という恐ろしく堅い名称の団体の存在をWeb上で見つけました。その団体がさまざまなトレッキングを企画し、市民(道民)に参加を呼びかけていました。
その一つ、「もっともっと藻岩山」という企画に参加することにしました。
9月23日(日)、空は秋晴れ、気温は寒くもなく暑くもなく、絶好のトレッキング日和です。
自宅から車で10分ほど走ると、集合場所の旭山公園の登山口でした。
参加者は16名。男性はわずか4名。残りは中年というより初老の婦人ばかり・・・。
みなさんはそれぞれ足下、恰好もトレッキング仕様にバッチリ決めています。
私たちも今日のために、シューズとトレッキング用パンツを新調しました。
穏やかそうなリーダーの合図で午前10時、予定通り出発しました。
(以下、次回に続く)
本格的なレーサー仕様の若者があっという間に通り過ぎていく。
コースの脇のベンチでは老夫婦が会話を楽しんでいる。
親子がほほえましくペダルをこいでいる。
近くの公園からサッカーに興ずる少年たちの元気な声が聞こえてくる。
そんな穏やかな土曜の昼下がり、私は白石サイクリングロード上を走っていた。
私はまた一つ、札幌の魅力を発見した思いだった。
白石サイクリングロードは、道路と交差するほとんどがトンネルで回避され、川には専用の橋が架けられるなど、車を気にすることなくサイクリングに専念できる自転車専用道路である。
そんな素晴らしい専用道路が都心近くの東札幌から郊外に向かって延びている。
私は基点となっている東札幌のコンベンションセンター前からスタートした。
最初は都心とあって、やはりマンションや商店、工場などが目につく。
しかし、意図的に配置したのだろうか、並木がロードを取り囲むように植わっている。
公園がある。
住宅街が広がる。
道路は自転車ばかりではない。ランナーやウォーカー、そぞろ歩きをする人、買い物帰りの人・・・、さまざまな人たちが行き交っている。
都心から10キロを過ぎたあたりから様相を異にしはじめた。
深い森が広がっているのだ。
鬱蒼と繁る森の中を自転車は駆け抜けた。(添付写真)
そして道は、白石サイクリングロードから、北広島サイクリングロードへと続いた。
東札幌 ~ 北広島間、往復約38km、私は爽快な気持ちで駆け抜けた。
そう、風の唄を聴きながら・・・。
と書くとカッコイイのだが、年齢は正直である。
後半はバテバテであった。
特に尻が痛くなったのには閉口した。
大都市の真ん中にこうした素晴らしいサイクリングロードがあることに驚いたし、嬉しかった。
札幌市の魅力をまた一つ見つけた思いである。
そこはジャズを中心にラインナップを組む「JAMSICA」(ジャムシカ)というライブハウスです。
Webサイトを繰っていると、ディキシーランドジャズのバンドが出演することを知りました。「ベーシックなディキシージャズもいいな」と思い、出かけることにしまた。
友人は他に予定があるとのことで、妻にあきられながら、一人で出かけることにしました。
店は都心から離れ、地下鉄「西28丁目」駅の近くにありました。
地下1階にあるJAMSICAは、30人も入れば超満員かなと思われるほどのこじんまりとしたお店でした。
めあてのバンドは、「ジョニー黒田とディキシープリンス」という7人編成のバンドです。
ディキーシー独特のノリノリの演奏と、各パートが奏でるアドリブもほどよく効いて、大いに盛り上がりました。
ただ、狭い店内に7人のバンドの大音量は「ちょっと辛いなぁ」というのが偽らざる私の思いでした。
小さなスペースでは、しっとりとしたスローバラードなどが似合うのかな、などと思ったのですが、それは単に私の好みが変わってきたということでしょうか・・・。