那覇から羽田へ。
羽田で乗り換えて21時09分無事に新千歳空港に還ってきました。
さすがに寒く感じます。我が家は間もなくです。
今は8日間の旅を無事に終えることができそうなことにとりあえずホッとしています。
No.66までレポートを続けたこの「沖縄の離島を往く」シリーズもひとまず終了とします。携帯からの投稿で十分な説明ができなかったり、変換ミスで意味不明な文章もあったりした中、多くのみなさんにアクセスいただいたようです。それがレポートするうえで励みになったり、旅するうえで勇気をいただくことになりました。 ありがとうございました。
写真は新千歳空港駅から発つJRエアボートライナー(そんな列車ありましたっけ?)です。
石垣空港は15分の遅れで何の問題もなく離陸し、現在那覇空港で羽田行きの搭乗を待っています。
人間は不思議なもので、つい先ほどまでは「旅を楽しもう!」と意識を集中していたのに、いざ帰途に就くと一刻も早く自宅に帰り着きたい、と今思っています。 時間的にはもうそれほどではありませんが、まだ日本の南の端にいて、一方の日本の北の端を目指しているんですよね。
今、羽田行きの搭乗が始まりました。
石垣空港で15時ちょうどのフライトを待っています。
ところが不穏な空気が漂っています。私が乗る前の機が大幅に出発が遅れているのです。理由は天候ではなく、飛行機の不具合ということなので、私が乗る便には影響がない、と勝手に思っているのですが…。
さて、どうなることやら…。
石垣島一周観光の最後の見物箇所「玉取崎展望台」を見終えました。間もなく一周終了です。
全行程4時間30分、石垣島の小ささが想像されると思います。島自体は小さかったですが、変化に富んだ魅力的な島でした。
ガイドの説明ではリタイアした人たちの移住が増えているということでした。
別に昼食のことを紹介しようとして載せた写真ではありません。「じゃ、何のため?」と突っ込まれそうですが…。
実は今日改めて「一人旅に観光バスは似合わない」ということ再確認しました。 今日の同乗者は19名。私以外は全てご夫婦かカップルばかりです。話しかけようにも二人の世界に入っていて話しかけようがありません。
昼食もご覧のようにテーブルに私用の個食が用意されていて寂しくいただきました。(涙)
川平湾で海底を見るグラスボートに乗りました。
サンゴ礁やカラフルな南の魚をたくさん見ることができました。しかし、同時に死滅したサンゴも目立ちました。残念なことです。
石垣島一周定期観光がスタートしました。
ガイドは写真のとおり男性の方です。会社で唯一の男性ガイドだそうです。聞きやすいバリトンの声で豊富な知識を披露してくれます。
おはようございます。
写真は石垣市の午前7時20分のホテルの前の道路です。まだ空が十分に明けきっていません。確認すると、石垣市の今日の日の出時刻は午前7時06分でした。
北海道では十分に空が明けている時刻です。それだけこちらが西方に位置しているということでしょう。
さて、旅もいよいよ最終日となりました。
あいにく朝から小雨が降っています。
今日の予定は、この旅に出て竹富島で水牛車に乗って観光客していらい、2度目の観光客をすることにしました。
この旅で、ここ石垣島は中継点として利用しましたが、島自体はまったく見ていません。そこで最後に手っ取り早く観光業者のお世話になって島全体をざっと概観しようと思い、島一周の観光バスに乗ることにしました。
一日コースですから、それで私の沖縄離島の旅は終了となります。
午後3時石垣島空港を発つことになっています。
本日も何度か石垣島の様子をレポートします。
沖縄離島の旅最後の夜は最高の夜になりました!
焼肉店「金牛」の後、ネットで調べて好評だったライブハウス「まじゃ」を訪れました。「まじゃ」は石垣市の比較的郊外にあるため、最初は私の他に一組の客しかいませんでした。その客もどうやら音楽目当てではないようでした。
午後8時ステージが始まりました。ステージは「石垣島のプーちゃん」というブルースシンガーでした。ブーちゃんのステージが私には素晴らしく聞こえてきました。声量を抑え気味にしてスゥイングする歌声は私の中に染み透るように伝わってきました。他の一組が音楽目当てでなかったため、私とブーちゃんは歌の合間に会話をしながらステージが進められました。
ブーちゃんの歌声は沖縄のテイストをベースにし、ビギンのメインボーカルを彷彿とさせる歌声でブルースしてくれました。
ステージで私を認めたブーちゃんは、ステージが終わった後、私の席に来てくれていろいろとお話をさせてもらいました。
ブーちゃんは沖縄各地で活躍されているシンガーだということでした。
「チャンスがあればぜひ札幌に!」とお願いしておきました。
続いてのステージは「まじゃ」のマスターでした。マスターはフォーク世代のようで若い頃はかなり活躍していたとか。きれいな音声が印象的で、懐かしい歌をたくさん披露してくれました。
そうすると、途中から来店した沖縄民謡の師匠がステージに登場しました。私が北海道から来ているということで、「ソーラン節」「知床旅情」などを三線を伴奏にして披露してくれました。
そうなると、私も返さなければいけません。
マスターの許しを得て、松山千春の「オホーツクの海」をアカペラで歌わせてもらいました。
最初はノリの悪かった店内でしたが、北海道からの珍客が来たということでおおいに盛り上がった沖縄の最後の夜でした。
石垣市内の焼き肉店「金牛」(きんぎゅう)に来ています。オーダーは予定どおり「特上ロース」としました。メニューを見ると3000円とのこと。私は肉はふだんあまり食しませんので、その価値があまり分からないのですが、柔らかな美味しい肉でした。旅の最後の夜を一人で食事をしていると、いろいろな思いが駆け巡ります。一人旅の良さ、寂しさなどなど…。
そのことは別としても沖縄の離島の魅力は色あせません。今から「次回もまた沖縄の離島に」の思いが私の中にうずき出しています。