田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘19を振り返る Part Ⅴ

2019-12-31 11:21:32 | 私的に〇〇年を振り返る

 いよいよ大晦日である。私自身の中では一年の区切りを以前ほど感慨深く迎える気持ちが失せてきている。だからこそ、このように自分自身の一年を振り返ることで一年の区切りをしたいと思っているのだ。そうして振り返ったとき、今年一年も健康に過ごすことができ、いろいろなことを体験できた一年だったことを感謝している。できれば来年も健康でたくさんの体験ができたらいいなぁ、と願っているところだ。それでは、これまでどのカテゴリーにも入らなかった【どこを旅したか?】【どんな店に入ったか(初めて訪れた店)】、【どんなボランティアをしたか?】、【その他参加したイベント・体験等】について振り返ってみたい。

 

【どこに旅したか?】

◆道南山と花を巡る旅(函館市、北斗市、七飯町) 4/30~5/03

      

◆ノスタルジックジャーニー(遠軽町、置戸町、北見市、津別町、網走市 他) 8/12~13

◆息子のサッカー全国大会応援ツアー(函館市) 10/12~13 

 私にとってこれまでとの顕著な違いは、一年間北海道を離れなかったことである。自分では特別に意識してはいないのだが、振り返ってみるとやはり徐々に出不精になってきているのかもしれない。それは老化を速めてしまうことになりかねない。来年は積極的にどこかへ出かけようか?

 

【どんな店に入ったか(初めて訪れた店)】

◆ワンコインランチ紀行 33「手打ちそば ひさご」とり南そば 500円) 1/09

◆ワンコインランチ紀行 34「レストラン クリナーレ」(日替り定食〈キーマカレー〉500円)1/10

ワンコインランチ紀行 35蝦夷前そばと豚丼 北堂」(ミニ角煮丼と田舎そば500円)1/18

◆ワンコインランチ紀行 36魚活鮮とあぶり焼 海へ」(北の黄金鶏塩ザンギ御膳 500円)1/21

◆ワンコインランチ紀行 37「手打ちそば さくら 大通店」(磯のり花巻そば 500円)1/23

◆ワンコインランチ紀行 38「ラパウザ 時計台前店」(ベーコンとタマネギのトマトソースパスタ 500円)1/28

◆ワンコインランチ紀行 39「麺屋サスケ 時計台店」(醤油ラーメン 500円)1/31

◆ワンコインランチ紀行 40「中華厨房 肴や TOSHI」(よだれ鶏の油そば 500円)2/02

ワンコインランチ紀行 41「Beyond Age 北22条店」(チキンキャベツカレー 500円) 3/21

◆ワンコインランチ紀行 42「ひこま豚 食堂&居酒屋 Piggy Boo」(バラカツ丼定食 500円) 3/23

      

◆ワンコインランチ紀行 43「Café  BEAN’s」(煮込みハンバーグ定食 500円) 3/26

◆ワンコインランチ紀行 44「オムライス&カフェ エスプーマ」(選べるオムライス 500円) 3/27

◆ワンコインランチ紀行 45「油そば専門店 たおか 札幌駅北口店」(油そば野菜盛 500円) 3/31

◆ワンコインランチ紀行 46「串カツはな ウエストイレブン」(地養豚の豚丼 500円) 4/01

◆ワンコインランチ紀行 47「麺café maruyano」(函館あっさり塩ラーメン 500円) 4/02

ワンコインランチ紀行 48「中華そば うさぎ」(追い鰹チャーシューワンタン麺 500円) 4/03

ワンコインランチ紀行 49「パパヒデヒコ」(和ボロネーゼ 500円) 4/04

◆ワンコインランチ紀行 50「そば処 一紗」(肉ぶっかけ蕎麦 500円) 4/05

◆ワンコインランチ紀行 51「EZO café」(梅山椒茶漬け&カフェラテ 500円) 4/07

◆ワンコインランチ紀行 52「お好み焼き千房 札幌アスティ45店」(豚玉焼きそば 500円) 4/09

◆ワンコインランチ紀行 53「天下一品 すすきの店」(ラーメン並 こってり 500円) 4/14

◆ワンコインランチ紀行 54「じき 南2条店」(親子丼 スープ、サラダ付 500円) 4/16

◆ワンコインランチ紀行 55「にぼShin. 北24条店」(にぼちゅう 500円) 5/09

◆ワンコインランチ紀行 56「宮の森珈琲 さっぽろテレビ塔店」(12種の野菜カレーセット 500円) 5/15

◆ワンコインランチ紀行 57「やば珈琲店 札幌店」(鉄板ナポリタンドリンクセット 500円) 5/19

◆ワンコインランチ紀行 58「BEER HALL BäRENWALD 南1条店」(焼きチーズビーフカレー&サラダ&ウーロン茶 500円) 5/25

◆ワンコインランチ紀行 59「ミートギャング」(ミートドリア+サラダ+スープ 500円) 5/29

     

◆ワンコインランチ紀行 60「北海道スープスタンド 札幌エスタ店」(北海道ひき肉と大地の豆のチリコンカンセット 500円) 6/01

◆ワンコインランチ紀行 61「ラーメン薫薫」(アルプスのパワーラーメン 500円) 6/18

◆ワンコインランチ紀行 62「タイズ 札幌パセオ店」ガパオガイ&サラダ&ドリンクバ 500円) 6/20

  振り返ってみると、今年の上半期は「ワンランチ紀行」に夢中(?)になっていたことを今さらながらに思い出す。これはこれで新しいお店を発見できるという喜びがあり面白いのだが…。どうも気持ちまでがチープになってしまうような気がしてしまったのだ。このイベントに参加していないお店でランチをして500円以上だと「高い!」と思ってしまう自分がいて、これはまずいと思い下半期は取り組むことを止めてしまった。しかし、それは自分の心の持ちようだから、そうした気持ちにならぬように気を付けながらまたいつか再開したいとも思っている。

   

【どんなボランティアをしたか?】

近美を愛するブリリア会の活動(近代美術館前の歩道を清掃する活動。10年目を迎えた。)

  4/01,4/16,4/29,5/15,5/28,5/30,6/10,6/26,7/10,7/25,8/11,8/24,9/05,9/20,10/05,10/18,10/31

      

◆近美を愛するブリリアの会 会報発行 年間20回発行 №195~ 214

◆冬の児童館学習支援活動(二条はるにれ児童会館、緑丘児童会館の児童を支援)1/09,1/10,1/16

◆夏の児童館学習支援活動(上記の夏版)7/29,7/30,8/01

◆「ほっかいどう学」かでる講座運営ボランティア 6/18、11/14 

 ボランティアについてはここ数年変わらずに取り組んできたものばかりである。私の中ではやはり近美を愛するブリリア会の活動」がメインである。課題はご多聞に漏れず会員の高齢化である。いつまで活動を継続できるか?今のところ身体が続く限りは、と思っているのだが…。このカテゴリーの中に明記はしなかったが、退職組織の業務も私にとってはボランティアの一環である。札幌中央支部の活動と、北海道組織の活動を併せるとかなりの日数がこの業務に割かれているのが実状である。

 

【その他参加したイベント・体験等】

◆初詣(お詣り、お神酒、お御籤、干支の楽焼、甘味処 いつものように、いつもの手順で)1/03

◆手作りのお雛様展示会(「雛の会」、「古裂の雛」の二つのグループの手作り雛)旧三菱鉱業寮 3/03

◆「文具メーカー見本市」(文具メーカーが一堂に揃い新作品の展示会)大丸藤井セントラル 3/08

◆毒毒毒毒毒毒毒毒毒 展(特別毒モノに興味はないが、そのインパクトに惹かれて)札幌バルコ 3/23

◆ミズバショウ観察会 in 星置緑地(札幌市内唯一のミズバショウの名所の星置緑地)4/14

◆在札幌ロシア連邦総領事館見学(総領事館でロシアの旅行の案内、ロシアの菓子を試食)4/18

◆札幌管区気象台 見学(「めだかの学校」の「大人の社会見学」第1弾)4/22

◆伝統舞踊「ハカ」のパフォーマンス(マオリ族の若者18人による迫力ある踊り)北海道博物館 5/11

     

◆ライラックまつり&札幌ラーメンショー(札幌の初夏の到来をよろこぶ祭り)大通公園 5/16

◆札幌地方裁判所 見学(「めだかの学校」の「大人の社会見学」第2弾)5/20

◆東山魁夷展(日本画家の幽玄なる世界観を満喫)道立近代美術館 6/20

◆札幌市立中央中学校 校舎見学(退職校長会札幌中央支部の研修会の一環)7/18

◆テオ・ヤンセン展(風を動力にして動く“ストランドビースト”を鑑賞)札幌芸術の森美術館 7/30

    

◆食虫植物展(ちょっとおどろおどろしい植物に興味をもって…)豊平公園緑のセンター 7/31

◆AMOEBA MEETING 2019 in 札幌(22回目を迎えた元同僚との年に一度の会合)8/03~04

◆HCS宇宙展(北海道情報専門学校〈HCT〉主催のかなり本格的な展覧会)8/10

◆札幌刑務所施設見学(第34回北海道矯正展の一環として刑務所内部を見学した)9/29

     

     ※ 見学時はもちろん撮影はNGです。この写真はウェブ上から拝借しました。

◆北海道区水産研究所 見学(「めだかの学校」の「大人の社会見学」第3弾)9/30

◆33rd ビジネスEXPO(道内の製造業が一堂に会して新製品のPRの場)アクセスサッポロ11/7,8

◆きのとやファーム店オープン記念イベント(清田に開店した新しいコンセプトのスィーツ店)11/27

◆さっぽろホワイトイルミネーション(進化したイルミネーションを堪能)大通公園 12/03

ミュンヘン・クリスマス市(札幌の年末の恒例イベント、冬の風物詩)大通公園2丁目 12/03

 

 最後はどのカテゴリーにも属さない体験などをまとめて記載した。その中でも印象的だったことは、

 ニュージーランドのマリオ族の若者たちの迫力ある「伝統舞踊「ハカ」のパフォーマンス」、風の力で動く不思議な工作体“ストランドビースト”に魅せられた「テオ・ヤンセン展」、ふだんはなかなか見ることができない「札幌刑務所施設見学」などが特に記憶に残っている。

 今年もまた5日間にわたって自分自身の2019年を振り返ってきた。おかげさまで今年も私らしく落ち着きなく、しかし充実した一年を過ごすことができたと振り返っている。その私と共に伴走してくれているブログ「田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!」を多くの皆さまに読んでいただいていることが大きな励みとなっている。来年も健康で今年同様に充実した日々を送ることができたらと思っている。

 今年一年間、拙ブログを通してお付き合いいただきましたことに感謝し、皆さまが健やかな新年をお迎えになることを願い、今年最後の投稿といたします。ありがとうございました!!


私的に‘19を振り返る Part Ⅳ

2019-12-30 12:56:07 | 私的に〇〇年を振り返る

 札幌市に居住していることのアドバンテージを最も感ずるのは本日のカテゴリーの「ステージ観賞」である。有料・無料を問わずさまざまなステージが市内いたるところで開催している。私は自分のスケジュールを睨みながら、そして自分の興味関心と照らし合わせながらできるかぎり馳せ参じて楽しんだ。映画とてやはり札幌に居住することによってさまざまなジャンルの映画を楽しむことができた一年だった。 

【どんなステージを堪能したか】 

「北海道高校演劇Special Day(帯広北高等学校「放課後談話」の上演)かでるホール 1/11

「江差追分 札幌コンサート」(幼・成・壮の歴代優秀者が勢ぞろい)文化芸術劇場hitaru 1/19

「富良野塾OBユニット 札幌公演」(倉本聰門下の「みずのかけら」)かでるホール1/20

「オリンピアン コンサート」(Les pommes²のクラシックコンサート)道庁赤レンガ 2/02

「かでるdeかなでるFoster Concert(道警音楽隊×前田北中吹奏楽部)かでるホール 2/24

HAFアンサンブルコンサート」(フルートカルテットの演奏)道庁赤レンガ 3/02

近代美術館ピアノコンサート」(ピアニスト小野寺あいのソロ)近代美術館ホール 3/03

「陸上自衛隊 北部方面音楽隊定期演奏会」(重厚な音 新・祝典行進曲他)キタラ 3/09

「オペラ 土方歳三 最後の戦い」(教育大岩見沢校の教員他による実験オペラ)文化芸術劇場 3/23

    

「札響スプリングコンサート」(フルオーケストラではないパート毎の演奏)キタラ 3/26

「おバカな高校演劇対決2019(4つの高校演劇部による競演)教育文化会館 3/30

「酪農学園大学ブルーグラス研究所コンサート」(巧拙ありのコンサート)ドラマシアターども 6/20

「クラーク大サーカス」(北大生による文科系クラブのパフォーマンス)クラーク会館 6/30

「PMFオープニングコンサート2019(PMF生のオケによる野外演奏会)芸術の森 7/06

SAPPORO CITY JAZZ 2019 PARK JAZZ LIVE(丸二日間ジャズに浸る)STVホール 7/13,14

    

アイリッシュハープコンサート」(中央区民センターのロビーコンサート)中央区民センター 9/27

北海道矯正展ライブ」(半崎美子、国際情報高吹奏楽部のライブ)札幌刑務所 9/30

「平岸ミュージックフェスティバル」(バルミゼット楽団 ラ・ゾーヌ他の演奏)平岸小学校 10/19

「民謡和楽器コンサート 北彩南美」(沖縄と北海道の民謡聴き比べ)かでるホール 11/01

「ドラム演奏とパーカッションの夕べ」ローズガーデンクライスト教会 11/04

「ミュージカル Little Step(TGR参加の成少年混合のミュージカル)コンカリーニョ 11/09

「さっぽろスクール音楽祭」(40校が参加した合唱・吹奏楽の大音楽祭)キタラ 11/24

「琴似工業高校定時制演劇部公演」TGR参加の演劇「ロボタン」)シアターZOO  11/24

総合芸術ユニットえん公演」(TGR参加の演劇、野田秀樹脚本「半神」)コンカリーニョ 12/01

◆「アラマキトリオ in SCARTS(鮭箱を利用した楽器でサンバ、ジャズを奏でる)SCARTS 12/07

「シネマ de ジャズ」(ナビゲーター付き、札幌で一流ミュージシャンのライブ)文化芸術劇場 12/13

「札響の第九」(尾高忠明氏指揮、hitaruで初めての第九の演奏会)hitaru  12/14

      

「SITダンプレライブ」(札幌国際情報高校吹奏楽部Dancing & Playing )北海道科学大学 12/20

RAUMAクリスマスイヴコンサート」(カンテレと馬頭琴のユニット)さっぽろ創世スクエア12/24

「オペラクァルテット クリスマスコンサート」(弦楽四重奏と声楽のコラボ)北海道科学大学 12/25 

 今年も上記のように数多くのステージを楽しんだが、私の中でのベスト3を挙げるとすると、「オペラ 土方歳三 最後の戦い」SAPPORO CITY JAZZ 2019 PARK JAZZ LIVE「札響の第九」といったところだろうか。特に「札響の第九」はブログでも触れたが11年連続で鑑賞していて、もはや私にとっては年末の風物詩といった感がある。その他で印象に残ったこととしては、バルミゼット楽団 ラ・ゾーヌの演奏を久しぶりに聴けたこと、念願だった半崎美子の歌声、国際情報高吹奏楽部のダンプレライブを楽しめたことがある。 

 

【どんな映画を観たか】 

「こんな夜更けにバナナかよ」(筋ジス・鹿野靖明の物語)ユナイテッドシネマ  1/04

「ボヘミアンラプソディー」(クイーンのボーカル・フレディの物語)フロンティアシネマ 1/12

「最強の二人」(身障者の富豪と貧しい若者の介護人の物語)ちえりあホール 1/17

「モダンタイムス」(ご存知チャプリン主演の名作 「めだかの学校」で鑑賞)かでる試写室 1/21

「野ばら」(1958年製作 ウィーン少年団に入団した少年の物語)かでる試写室 1/22

「七つの会議」(池井戸潤原作、野村萬斎主演 企業内の抗争を描いた)ユナイテッドシネマ 2/27

◆「FIGHTERS THE MOVIE(日本ハムの北海道移転15年記念映画)ディノスシネマズ 3/06

「運び屋」(クリント・イーストウッド監督・主演)ユナイテッドシネマ 3/06

       

「翔んで埼玉」(埼玉県を、埼玉県人を徹底してパロった映画)ユナイテッドシネマ 3/27

「一杯のかけそば」(1992年制作 当時話題となった寓話の映画化)かでる試写室 4/24

「カレーライスを一から作る」(冒険家で医師の関野吉春氏の実践記録)プラザ2・5 5/19

「次郎物語」(1987年制作 下村湖人原作の映画化)かでる試写室 5/30

「あん」(ドリアン助川原作、樹木希林主演の映画、ドリアン助川トークショー)プラザ2・5  6/09

「僕たちは希望という名の列車に乗った」(冷戦時代の東ドイツの実話)シアターキノ 6/13

       

「それから」(1985年制作 夏目漱石原作、森田芳光監督、松田優作主演)かでる試写室 6/25

「天のしずく」(料理研究家・辰巳芳子の実践を記録した映画)エルプラザホール 7/03

「飛べ!ダコタ」(戦後、英空軍機が佐渡島に不時着した実話の映画化)ちえりあホール 7/11

「アイ・ラブ・ピース」(聾唖者で技師装具士が障害者を支援する物語)エルプラザホール 7/19

Most Likely To Succeed(札幌新陽高校生が主催、教育問題を問いかけ)教育文化会館 7/21

「福沢諭吉」(1991年制作、福沢諭吉の半生を描いたもの。柴田恭兵主演)かでる試写室 7/23

「旅路」(1967年制作、TVドラマの映画化、佐久間良子、仲代達矢主演)かでる試写室 8/21

「あらうんど四万十」(2015年制作 四万十市の地域おこしを描いたもの)ちえりあホール 9/11

「深夜食堂」(2015年制作 安倍夜朗のコミックの映画化 小林稔主演)かでる試写室 9/18

       

「ビューティフル アイランズ」(2009年制作 気候変動で変化する地域)エルプラザホール 9/27

「続・深夜食堂」(2016年制作 「深夜食堂」の続編)かでる試写室 10/17

「グッモーエビアン」(2012年制作 風変わりな家族の在り方を描いたもの)ちえりあホール 10/21

「ぼけますから、よろしくお願いします」(監督の両親の老いを追いかけた映画)プラザ2・5  10/29

STAR SAND-星砂物語-」(軍隊を脱走した日米兵の物語)エルプラザホール 11/09

「冒険写真家という仕事」(2007年制作 危険を冒して記録する映画)エルプラザホール 11/12

「アルジャーノンに花束を」(脳を手術して知能指数を延ばすというSF映画)かでる試写室 11/26

「ナディアの誓い」(ノーベル平和賞のナディア・ムラドの活動を記録)エルプラザホール 11/26

「私を野球に連れてって」(1947年制作、札幌映画サークル主催の上映会)教育文化会館 12/14

「ローマの休日」(1954年制作 名作中の名作、オードリーヘップバーン主演)かでる試写室 12/17

「一粒の麦 荻野吟子の生涯」(日本初の女性医師の生涯を描いたもの)フロンティアシネマ12/19 

 今年は映画もたくさん楽しめた。というのも、「ちえりあ映画会」、「懐かしのフィルム上映会」、「エルプラシネマ」といった無料の映画会が開催されていて、それぞれが上質の映画を提供してくれたことが大きい。もちろん有料の映画もたくさん楽しんだが…。その中からベスト3を選ぶと…。「運び屋」「僕たちは希望という名の列車に乗った」STAR SAND-星砂物語-」といったところか。

 私は「映画」に対して一つのこだわりがある。それは「映画は映画館やホールで観てこそ、映画を真に楽しめる」という思いがある。もちろん、自宅の大型テレビで映画を観てもいっこうにかまわないのだが、私の場合はスクリーン以外の何かが目に入ったり、他の音が耳に入ったりする環境では真に映画を楽しめないという思いが強いのだ。一つのエピソードがある。そのことを少し古いのだが、2011年5月16日付の拙ブログに「小さな町の小さな映画館」という映画を観た感想を投稿した(https://blog.goo.ne.jp/maruo5278/d/20110516)。この映画は北海道・浦河町にある「大黒屋」という映画館をドキュメンタリーとして取り上げたものだった。

 私はその感想の一節に「4代目館主の三上さんはその朴訥とした語り口で『映画館で映画を見るのは、母親の胎内にいるときのような気分になる』と語っている。母親の胎内と似ているか否かは私には判断できないが、映画館で映画を見ることが、自宅のテレビでDVDを見るのとは明らかに違うと私も思っている」と書いた。

 すると全く意外なことに、この映画を制作したした森田恵子監督から直接コメントをいただいたのだ。そのコメントには「○○さま、感想をありがとうございました!<映画館で映画を見ることが、自宅のテレビでDVDを見るのとは明らかに違うと私も思っている。>というご意見に、私も賛成です」と…。私はこの時以来、このこだわりを持ち続けている。

 来年も大いに映画館で、ホールで映画を楽しみたい。


私的に‘19を振り返る Part Ⅲ

2019-12-29 12:48:40 | 私的に〇〇年を振り返る

 個人的な嗜好としては本日の三つのカテゴリーは私が日常的に最も興味関心をもっているカテゴリーである。特に前半二つのカテゴリーは自らの身体を駆使する活動だけに、自らの身体奥深くに記憶が刻み付けられるからだ。ただ加齢とともに思うように楽しめなくなりつつあるのも事実である。その点をどう克服していくかが今後の課題である。そうしたこととは対照的に三つ目のスポーツ観戦は私の趣味として最も歴史が長く、これからも楽しめる分野である。 

【どんな山に登ったか】

◆北海道低山紀行 82「写万部山」(2年ぶりの山行、春の道南遠征の第1弾、花曇り 449.1m) 4/30

     

     ※ 今シーズン初の登山「写万部岳」の山頂を望む稜線です。

◆北海道低山紀行 83「横津岳」(写万部岳に続いてこの日二つ目の登山 残雪、強風 1167m)  4/30

◆北海道低山紀行 84「御殿山(函館山)」(道南遠征第3弾 霧雨で函館山からの眺望ゼロ 334m)5/01

◆北海道低山紀行 85「当別丸山」(道南遠征第4弾 春の山野草がたくさん目に付いた 482.3m)5/02

◆北海道低山紀行 86「烏帽子岳」(道南遠征第5弾 残雪のため登山道消え苦戦の登頂 1078m) 5/03

◆北海道低山紀行 87「手稲山(乙女の滝コース)」(長距離の登山に大苦戦の末の登頂 1023m)6/06

◆北海道低山紀行 88「美利河丸山」(山里深い登山口 山親爺出没の空気にヒヤヒヤ 674.1m)6/14

◆北海道低山紀行 89「黒松内岳」(ブナの原生林、山頂直下の急登にヒヤリ 740m)6/15

◆北海道低山紀行 90「朝里天狗岳」(登山口に迷い3度目の挑戦で登頂果たす 抜群の眺望 683m)7/07

     

     ※ 登山口に迷い、三度目の挑戦でようやく山頂に立てた「朝里天狗岳」山頂からの眺望です。

◆北海道低山紀行 91「盤渓山(夏)」(こちらも登山口に迷い2度目で登頂果たす 604m)7/12

◆北海道低山紀行 92「北広山」(トレッキングコース的な楽な山 山頂平坦で登頂感なし 487.8m)7/16

◆北海道低山紀行 93「八剣山(西口コース)」(小さな山ながら急登に苦戦、山頂の眺望抜群 498m)7/28

◆北海道低山紀行 94「斜里岳」(懐かしの斜里岳で大苦戦 体力の衰えを自覚させられる 1547m)8/14

      

      ※ 懐かしの「斜里岳」山頂にようやくの思いで立つことができました。           

◆北海道低山紀行 95「西別岳」(斜里岳の翌日、濃い霧と雨模様の中登山決行 799.5m)8/15

◆北海道低山紀行 96「ピンネシリ」(長い長い林道歩きに苦しめられるも、眺望抜群 1100.4m)10/01 

 登山について、昨年の記録を見て驚いている。昨年は一つも登っていないのである。思い返すと、昨年は膝痛に悩まされて山に向かう気持ちになれなかった一年だった。それに比べると、今年は順調というか、けっこう山に向かうことができた一年だった。ただ、後半の「斜里岳」、「ピンネシリ」では体力の衰えを痛感させられて、その後秋のシーズンにはほとんど山に向かうことができなかった。あるいは登山からの引退が近づいているのかなぁ、と寂しい気持である。ただ、目標としていた100座登頂は目の前まで来たので、来年中にはぜひ達成したいと思っている。

 

【どこを歩いたか】 

◆盤渓山登頂 With スノーシュー    1/20

◆スノーシュー in 盤渓市市民の森 Ⅱ   1/24

◆スノーシュー in 宮丘公園        1/29

◆スノーシュー in 野幌森林公園(瑞穂口) 1/30

◆スノーシュー in 野幌森林公園(トド山口)2/03

         

        ※ これからいざ!スノーシュートレッキングのスタートです。      

◆冬の石狩川河岸を遡る 29  留辺志部橋 ⇒ 白雲橋  2/06

◆冬の石狩川河岸を遡る 30  白雲橋 ⇒ 層雲峡オートキャンプ場 2/07

◆冬の石狩川河岸を遡る 31  層雲峡オートキャンプ場 ⇒ 層雲峡温泉  2/08

◆冬の石狩川河岸を遡る 32  大函 ⇒ 大雪ダム           2/09

     

     ※ 石狩川の最上流部分の様子です。

◆札幌ぶらり散歩 77(北区・北24条付近を17キロウォーク) 3/21

◆札幌ぶらり散歩 78(北区・北24界隈をウロウロ 18キロウォーク) 4/03

◆札幌ぶらり散歩 79(北区・北24条界隈 札幌飛行場跡など17キロウォーク) 4/04

◆札幌ぶらり散歩 80(この回は77~79で歩いた中で印象的な事柄を取り上げたもので歩きレポではない)

◆札幌ぶらり散歩 81(   同   上   )

◆札幌ぶらり散歩 82(手稲区星置界隈を小樽ドリームビーチまで往復9.7キロウォーク)4/14

◆札幌ぶらり散歩 83(藻岩山登山 登山シーズンを迎え膝の不安を払拭するため)4/24

◆「北海道を歩こう!」(暑さのため日射病気味となり10キロ地点で無念のリタイア) 5/26

◆「石狩川河岸遡行トレッキング 6」(奈井江町⇒石狩川・空知川合流点 約23km) 8/27

◆「石狩川河岸遡行トレッキング 7」(石狩川・空知川合流点⇒石狩川・江別乙川合流点 19.3km)8/28

◆「石狩川河岸遡行トレッキング 8」(石狩川・江別乙川合流点⇒深川橋 21.5km)  8/29

◆「石狩川河岸遡行トレッキング 9」(深川橋⇒神納橋 堤防が時おり消えるのに苦戦 19.3km) 9/15

     

     ※ 夏の石狩川河岸トレッキングはなかなか川面を見ることができないのですが…。     

◆「石狩川河岸遡行トレッキング 10」(神納橋⇒旭橋 距離長いもルート整備 旭川到達 27.8km) 9/16

◆東京五輪2020マラソンコースを歩く(コースが決定した前半20キロを実際に歩いてみた 20km)12/11 

 今年は冬期間に6シーズンもかけて「石狩川河口」から河岸を遡り目的地だった「大雪ダム」まで辿り着くことが記念碑的な年となった。そのことを知った友人・知人たちは単独での冬の河岸遡行を危険視したが、私にとっては単独でやり遂げられたことに大きな意味を見出している。

 冬期間の目標を達成した私は夏期間の石狩川河岸遡行にも取り組み始めた。今年中の完成を予定していたのだが、来年まで持ち越しとなった。来年中にはぜひ達成したい。

 今年は以前取り組んでいた「札幌ぶらり散歩」も再開した。体力的にはそれほど無理ではなく、まだまだ札幌の知らないところがたくさんあるので、来年以降も続けていきたいと思っている。

 

【どんなスポーツイベントを観戦したか】

◆国民体育大会スキー競技会 開始式(国体のスキー会場となった札幌の開始式)札幌文化芸術劇場 2/14

◆パブリックビューイングat  PARUCOビジョン(寒い戸外でのコンサ第一戦 対湘南0対2の敗戦)2/23

◆パブリックビューイング in サンピアザ(対浦和戦 武蔵の2発 2対0で快勝)3/02

◆J1リーグ戦観戦 1(今季初のスタジアム観戦 対鹿島 1対3で敗戦) 札幌ドーム 3/17

     

     ※ コンサホーム戦のサポーター席のいつもの熱烈応援風景です。

◆J1リーグ戦観戦 2(対大分戦 1対2で敗戦 これで3連敗) 札幌ドーム 4/06

◆J1リーグ戦観戦 3(対横浜戦 チャナ、福森、ロペスの得点 3対1で勝利) 札幌ドーム 4/20

◆札幌市中央体育館オープン(愛称「北ガスアリーナ札幌46 小椋久美子選手のエキシビションマッチ」4/27

◆フットサル エキシビションマッチ(対名古屋 エスポラーダ善戦し2対2のドロー)北ガスアリーナ4/28

◆パブリックビューイング in 赤レンガ(対松本山雅戦 0対0のドロー 5連勝を逸す) 5/12

◆プロ野球観戦 1(日ハム vs 楽天 有原5失点 3対5で敗戦)札幌ドーム 5/22

◆ラグビープレシーズンマッチ(トヨタ 対 パナソニック  30対21でパナ勝利)札幌ドーム 6/02

◆J1リーグ戦観戦 4(対鳥栖戦 雨中の決戦となったが3対1で見事な勝利!)厚別競技場 6/22

◆パブリックビューイング in JUNKIES(スポーツバーでの初観戦 対仙台 1対2で敗戦) 6/30

◆J1リーグ戦観戦 5(対湘南戦 外国人選手の大活躍で5対2の勝利)厚別競技場 7/20

◆プロ野球観戦 2(日ハム vsソフトバンク 日ハム打線千賀の前に沈黙 0対2で敗戦)札幌ドーム 8/02

◆パブリックビューイング in JUNKIES(AMOEBAの仲間と観戦 対広島 0対1で敗戦)8/03

◆WCラグビーパブリックビューイング at 大通公園(豪州 対 フィジー戦 豪州の勝利)9/21

WCラグビー観戦(イングランド トンガ戦 イングランド人多数観戦 イ軍勝利)札幌ドーム 9/23

      

     ※ 対戦前、トンガのウォークライ(シピタウ)を行うトンガフィフティーンです。    

◆JFA 第7回全日本O-40 サッカー大会(息子が北海道代表として出場)函館サッカー場 10/12、13

◆J1リーグ戦観戦 6(対セレッソ大阪戦 決定力に欠き0対1の無得点試合)札幌ドーム 10/18

◆全日本ボクシング選手権大会(女子選手の観戦のみで二日間とも男子は観れず)北ガスアリーナ 10/19,20

◆WCラグビーパブリックビューイング in 札幌ドーム(日本 対 南アフリカ 3対26で敗戦)10/21

◆J1リーグ戦観戦 7(対磐田戦 1対2でまさかの敗戦 不可解な判定と決定力不足)札幌ドーム 11/23 

 この分野は今年もいろいろ楽しませてもらった。特に今年のビッグイベントは何といってもラグビーWCだった。札幌ドームでイングランドVSトンガ戦の試合を生で観戦できたことは良い思い出である。

 応援しているJ1リーグのコンサドーレ札幌戦を今年は6試合を生観戦した。私が観戦した試合は3勝3敗だったが、生観戦も体力が必要である。敗戦の帰りは特にガックリと疲れてしまう。今年はラグビーも含めてパブリックビューイングで観戦が目立つ。今後は徐々にそちらに移っていく予感がする。

 ここの記録には表記できなかったが、コンサドーレサポーターにとっては忘れられぬ記念碑的な試合が今年あった。それは10月26日、埼玉スタジアムで行われたJリーグカップ(ルヴァンカップ)の決勝戦で川崎フロンターレと対戦した試合である。私はTV観戦だったが、追いつ追われつの大熱戦で、延長戦を行うも3対3のまま試合は決まらず、結局PK戦で残念ながら川崎に屈したという試合で、コンサドーレにとって初の日本一の栄誉を寸前で逃してしまったという試合だった。コンサドーレ札幌が日本一という栄誉を戴冠する日も近いことを確信した。


私的に‘19を振り返る Part Ⅱ

2019-12-28 11:38:59 | 私的に〇〇年を振り返る

 私にとって本日のカテゴリー【どんな講座を受講したか】は、私が札幌で日々生活する中でのいわば主戦場である。道民カレッジの連携講座、大学公開講座をはじめ、新聞などから情報を得て気になった講座はスケジュールさえ合えば積極的に受講するように心がけた。受講する講座に系統性などはない。いわば雑学を積み重ねるばかりなのだが…。 

【どんな講座を受講したか】

北海道退職校長会研修講座(現職の校長より「北海道教育の現状と課題」を聴く)ホテルLF 1/10

めだかの学校・体験や学びを語る会(お互いの体験や学びを交流し相互理解を図る)かでる1/28,2/25,3/25

日本学術会議 in 北海道(「Society 5.0で北海道が変わる」で3人の研究者の発表)ANAホテル 2/16

スポーツ!北海道フォーラム(「eスポーツ その可能性と課題」についての講座と討議)道新ホール2/17

道民カレッジ地域活動実践講座(道民カレッジ学ぶ者同士がいかに学びを実践するかを語り合った)2/21

放送大学講演会 in 南区センター(電波と光について小柴正則北大名誉教授のお話)南区民センター 2/22

3.11 × SAPPORO SYMPO(「南相馬中央図書館 震災後の歩み」についての実践報告)地下歩行空間 3/11

地域共生社会に向けたシンポジウム(各界実践者の講演・報告を拝聴する)コンベンションセンター 3/13

            

北海道知事選挙公開討論会(道知事選挙に立候補した鈴木直道、石川知裕両氏の抱負)道新ホール 3/13

シルクロード教養講座(旅行者主催による講座 北大・菊田悠助教の講義)SCARTS 3/14

シリーズ2未満の道(地球温暖化阻止のための方策を考える講演2題)札幌国際ビル 3/16

札幌大学公開講座(「パラリンピック概論」障碍者スポーツに対する理解を深める講座)札幌大学 4/10

めだかの学校企画講座「さっぽろの古を訪ねて」Ⅱ(お雇い外国人の事績を訪ね)/15,5/13,6/10,7/8,8/5,9/10

       

      ※ 「さっぽろの古を訪ねて」野外講座で北大第二農場を訪れた様子です。 

北大スラブ研公開講座(「再読・再発見:スラブ・ユーラシア地域の古典文学と現代」7回シリーズ)

5/10, 5/13, 5/17, 5/20,5/24,5/27,5,31

◆かでる講座①(落語家・林家とんでん平「古典落語の世界」)かでる2・7 4/17

◆かでる講座②(香り通信舎編集人・伊藤由紀子氏「北海道のラベンダー80年目の真実」 5/20

札幌学院大公開講座(「炭鉄港を巡る旅」座学と現地見学)札幌学院大、赤平、砂川、美唄等 5/23,5/25

      

      ※ 「炭鉄港を巡る旅」で住友赤平炭鉱立坑櫓を訪ねました。

◆スポーツ!北海道(国際体操連盟会長・渡辺守成氏「オリンピックの現状と改革の行方」)道新ホール 6/09

◆かでる講座③(医師・方波見康雄氏「病気には表情がある~町医者のこぼれ話」)6/18

◆めだかの学校企画講座「大人の社会見学」(下水道科学館、地方裁判所、気象台、他)6/24,7/22,

◆ミュージアムカレッジ(札幌学院大教授・奥田統己氏「アイヌ語由来の標語・愛称」)北海道博物館 6/23

◆ちゃれんがワークショップ(「ノコギリでネームプレートを作ろう」)北海道博物館 6/29

北大全学企画公開講座(「いま感じる、生かす、スポーツの力」全8回シリーズ)

7/01,7/04,7/08,7/11,7/15(2講座),7/18,7/22

◆かでる講座④(シネマエッセイスト「映画音楽で甦る映画館と名作の風景」)7/10

◆いしかり市民カレッジ①(「夕張を訪ねて」夕張市役所、石炭博物館、夕張メロン共同選果場を見学)7/24

北大法学研究科公開講座(「外国人の流入と日本社会の変容」4回シリーズ)7/25,8/01,8/08,8/22

中央大学学術講演会(「ケータイ、スマホで「思考力」があぶない!」)経済センターホール 8/01

◆北海道生涯学習協会賛助会員の集い(北大総合博物館を副館長の大原昌宏教授の案内で見学)8/06

◆いしかり市民カレッジ②(「北海道の国際物流を支える港湾の役割」二日間にわたり見学)8/23,9/02

札幌山の手高校ラグビー部佐藤監督の講演会(「私流ラグビーを通じた教育」)西区民センター 9/01

◆ラグビー元日本代表・吉田義人氏講演会(「ラグビーW杯の楽しみ方」)ウィングベイ小樽 9/03

◆かでる講座⑤(作家・合田一道氏「松浦武四郎の短歌でたどる北海道」) 9/05

いしかり市民カレッジ③(「日高路の旅」二風谷アイヌ文化博物館、旧富内駅跡、むかわ町立穂別博物館)9/06

   

   ※ 「日高路の旅」で穂別博物館に展示されていた「むかわ竜」のレプリカです。

◆道民カレッジ称号者セミナー(北海道開拓の村ボランティアの実践に学ぶ) 北海道開拓の村 9/12

冬季オリンピック中央区民ミーティング(ワークショップ形式で意見交換)中央区民センター 9/19

◆めだかの学校企画講座「ふるさと動画視聴会」(道内市町村の昔と現代の動画を視聴)10/07,11/11,12/09

◆東海大公開講座(プロクライマー尾川友子氏「未来のオリンピックへ」)さっぽろテレビ塔ホール 10/20

◆名作ドキュメンタリーをもう一度(民放の名作ドキュメントを視聴)ウィスティリアホール 10/22、12/18 

   

沖縄関連映画上映会(さっぽろ自由学校「遊」主催の「沖縄ウィーク in 北海道」の一環) 10/27

めだかの学校・出前講座(「これからに備えて」5回シリーズ)10/28, 11/25, 12/16

◆かでる講座⑥(田中酒造社長・田中一良氏「北海道米で酒を造る~北海道清酒は生き残れるのか?」) 10/29

◆「北海道教育の日」制定記念講演会(道内で子どもの教育を実践する2団体の報告)ホテルライフォート 11/01

北大保健科公開講座(「ようこそ!ヘルスサイエンスの世界へ」3講座)北大保健学院 11/03

◆セミナー「自然災害に備える!」(防災システム研究所々長・山村武彦氏の講演)グランドホテル 11/04

◆ビジネスEXPOセミナー(二日間で計9本の講演を拝聴 吉田沙保里氏他)アクセスサッポロ 11/7,8

          

かでる講座⑦(フリーアナ・伊藤治明氏「北海道の空を駆け巡った声」)11/14

北海道遺産選定記念講演会(札幌市研究員「北海道遺産になった大友堀と東区」)東区民センター 11/16

北ガスセミナー(評論家・寺島実郎氏「世界の構造変化と日本、そして北海道の進路」グランドホテル 11/18

野村證券講演会(ラグビー協会副会長・清宮克幸氏「清宮流マネジメントの極意」)hitaru 11/15

短編映像作品上映会(札幌市内の歴史に関するアマチュアの映像作品の上映会)コトニパトス 12/08

やさしさっぽろ健康講座(簡単なツボ療法と音楽に合わせた体操の講座)社会福祉総合センター 12/11

シニア時代のネット(シニア層のネット被害が増加していることに対する予防講座)市民センター 12/12

 

 今年もさまざまな講座に顔を出し雑学を積み上げた。今年受講した中で特に印象的だったのは、「ビジネスEXPOセミナー」である。私自身は民間会社勤務の経験はないが、さまざまな創意工夫を凝らし会社の成長発展をのために精魂を傾ける姿は印象的だった。

また、例年のことではあるが「大学公開講座」「かでる講座」は知的好奇心を満たしてくれる講座であった。そして近年は、そうした各種講座での学びが「めだかの学校企画講座 さっぽろ古を訪ねて」の企画・運営をするうえでの基盤になってきたことを実感している。

 さらには、「石狩市民カレッジ」で夕張市、二風谷、石狩湾新港の施設などの現地学習を体験し、体験の幅を広げることができたことも大きな思い出であり、財産となった。

 また、今年は映像を通して学ぶ機会も広がった。「名作ドキュメンタリーをもう一度」「沖縄関連映画上映会」「短編映像作品上映会」「ふるさと動画視聴会」等々、映像を通すことによる学びの楽しさを再確認できた。

 受講した講演や講座で得たことをできるだけブログにアップすることを心がけた。そうすることで受講したことが私の中により深く記憶に刻まれるのではないか、と考えて…。


私的に‘19を振り返る Part Ⅰ

2019-12-27 13:45:00 | 私的に〇〇年を振り返る

 私にとって年末の恒例としている「私的に一年を振り返る」シリーズである。今年もこれまでどおり5日間にわたって振り返ることにする。今年も振り返ってみると、いろいろな体験をすることができた一年だった。しかし、その体験も年齢と共に変化も出てきたかな?と思える一年でもあった。 

 この「私的に一年を振り返る」シリーズは、調べてみると今年で11年目である。今年も例年通りのカテゴリーに分けて今年一年を振り返ってみた。そのカテゴリーは、【誰のお話を聴いたか】、【どんな講座を受講したか】、【どんな山に登ったか】、【どこを歩いたか】、【どんなスポーツイベントを観戦したか】、【どんなステージを堪能したか】、【どんな映画を観たか】、【どこに旅したか?】、【どんな店に入ったか(初めて訪れた店)】、【どんなボランティアをしたか?】、【その他参加したイベント・体験等】の11のカテゴリーである。

 実はこれをまとめる作業は結構大変である。私は一か月以上前から時間を見つけて少しずつ作業をして完成させた。大変ではあるが、この作業は楽しい作業である。自分自身の一年を振り返る貴重な時間だからである。

 さあ、今年は私にとってどのような一年だったのか、振り返ってみることにします。 

 まずPart Ⅰは【誰のお話を聴いたか】であるが、私は講演・講座で実に多くの講師の方々から毎年お話を伺っている。そうした中からこのカテゴリーでは全国的な知名度があると思われる方を取り上げている。

【誰のお話を聴いたか】

小塚 崇彦 氏(2010冬季五輪フィギア選手 「オリンピアントークセッション」)道庁赤レンガ庁舎 2/02

鈴木  靖 氏(1984冬季五輪スピードスケート選手 「   同  上   」)道庁赤レンガ庁舎 2/02

山際 壽一 氏(京都大学総長 日本学術会議 in 北海道 講演会)ANAクラウンズホテル札幌 2/16

原田 宗彦 氏(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授 「北海道のeスポーツ」)道新ホール 2/17

鈴木 直道 氏(北海道知事 前夕張市長 「北海道知事選挙公開討論会」)道新ホール 3/13

石川 知裕 氏(元衆議院議員 「北海道知事選挙公開討論会」)道新ホール 3/13

小林さやか 氏(ビリギャルから慶応大卒 「どうしんキッズイベント」サッポロファクトリー 3/16

末吉竹次郎 氏(世界自然保護基金ジャパン会長 「シリーズ2℃未満の道」札幌国際ビル 3/16

ドリアン助川氏(作家、詩人、歌手 映画「あん」上映会にてトークショー)札幌プラザ2・5  6/09

     

渡辺 守成 氏(IOC委員、国際体操連盟会長 「スポーツ!北海道」)道新ホール 6/09

     

吉田 義人 氏(元ラグビー日本代表、元明大監督「ラグビーW杯の楽しみ方」)ウィングベイ小樽 9/03

合田 一道 氏(ノンフィクション作家 「ほっかいどう学」かでる講座)かでる2・7  9/05

尾川とも子 氏(プロクライマー 「東海大学公開講座」)札幌テレビ塔ホール 10/20

山村 武彦 氏(防災システム研究所々長 セミナー「自然災害に備える」)グランドホテル 11/04

     

眞鍋 彰秀 氏(SPACE WALKER代表取締役CEO 「ビジネスEXPO」)アクセスサッポロ 11/07

岩元美智彦 氏(日本環境設計会長 「ビジネスEXPO」)アクセスサッポロ 11/07

     

澤  俊之 氏(脳科学者 「ビジネスEXPO」)アクセスサッポロ 11/08

吉田沙保里 氏(レスリング女子五輪三連覇を達成した選手 「ビジネスEXPO」)アクセスサッポロ 11/08

石丸謙二郎 氏(俳優、ナレーター 「LRT都市サミット札幌2019」)札幌市民ホール 11/09

村井 美樹 氏(女優、司会者 「LRT都市サミット札幌2019」)札幌市民ホール 11/09

池上 浩一 氏(野村HD・SCO  「グローバル化する世界」)芸術文化劇場hitaru  11/15

          

清宮 克幸 氏(日本ラグビー協会副会長 「清宮流マネジメントの極意」)芸術文化劇場hitaru  11/15

寺島 実郎 氏(日本総合研究所会長 北ガスフォーラム「世界の構造変化と日本」)グランドホテル 11/18

菅原 公一 氏(カネカ会長 北ガスフォーラムパネリスト)グランドホテル 11/18

齋藤  健 氏(衆議院議員、元農林水産大臣 北ガスフォーラムパネリスト)グランドホテル 11/18

デニー玉城 氏(沖縄県知事、沖縄県トークキャラバン in 札幌)教育文化会館 11/19 

     

 今年は以上の26名の方々を取り上げた。ネームバリュー的には例年ほど超有名という方々のお話を聴く機会は少なかったように思う。しかし、それほど有名とは言えないが興味ある方のお話を聴くことができた今年だったように思われる。

 そうした方の一人が国際体操連盟会長の渡辺守成氏である。国際競技連盟の会長という要職を務めている日本人は渡辺氏が唯一でありIOC委員も務めている方である。世界の体操界をリードしているという自信に満ちた話し方だった。続いては、(株)日本環境設計会長の岩元美智彦氏である。今までの発想とは違う視点から石油資源の再活用を考えて事業化している。氏が云うには「この技術が確立されると、石油争奪の争いは消滅し、戦争も無くなる」と断言された。岩元氏の理想が近づくことを願いたい。次に野村HD・SCOの池上浩一氏である。池上氏は顧客に世界及び日本の経済情勢を解説する役割だと思われるが、その弁舌爽やかで流ちょうな語り口はこれまで数多くの講演を聴いてきた私を驚かせるものだった。私にとって非常に記憶に残る3人だった。

 その他、作家のドリアン助川氏、防災システム研究所々長の山村武彦氏、沖縄県知事のデニー玉城氏など、講演をする機会が多いと思われる方々の説得力ある語りも記憶に残った。いずれにしても今年も多くの方のお話を伺い参考になるお話を伺うことができた一年だった。

 


山崎豊子にはまる

2019-12-26 16:07:55 | 本・感想

 今さらの感もあるのだが、山崎豊子の作品にはまってしまった。彼女の社会の中の矛盾を鋭く突く小説の数々にすっかり魅了されてしまっている。そしてまた、彼女の小説のスケールの大きさが私がはまる一つの要因にもなっている。

 

 年の暮れである。私の2019年を特徴づけるあることに触れておくことにしたい。

 10月の初めころだったと記憶している。ある日ぷらっと中古本販売の「ブック〇〇」に立ち寄った。何気なく手にしたのが山崎豊子著「沈まぬ太陽」だった。一冊108円の文庫本で5冊分冊になっていた。そこで「睡眠薬代わりにちょうど良いかも?」と購入した。

          

 これが面白かった!明らかに日本航空をモデルとしたと思われる国民航空のあまりにも腐敗した会社経営、そして人事の扱い、等々が赤裸々に描かれている。組合の執行委員長であったばかりに主人公・恩地元に対する会社ぐるみのいじめともとれる執拗な左遷人事の数々、半官半民の親方日の丸体質の会社から甘い汁を吸おうと群がる人たち、等々。さらには大型ジャンボ機墜落事故に対しての責任逃れの対応、等々…。もう魅力満載だった。

 私は一気に山崎豊子本にはまってしまった。(単純?)それからは「ブック○○」通いが始まった。「華麗なる一族」「大地の子」「不毛地帯」「白い巨塔」とこのところおよそ3ヵ月、山崎豊子作品に没頭した。ちょっと大げさに言うと「寝る間も惜しんで」状態だった。

    

 私は拙ブログにおいて読書のことには触れないようにしてきた。それは私のようなブログおいて、いわゆる「書評」のような形になることを私は恐れていたのだ。「書評」ほど、その人間の読解力、そしてそれを表現する力など、「書評」をする者の力が如実に現れることを恐れたからだ。だからここでも一つ一つの作品についての感想には触れないようにしたい。

 だからここまで山崎豊子の五つの作品を読んできて、山崎本の魅力について考えてみることにしたい。(これって「書評」??)

 魅力の第一は「スケールの大きさ」である。「沈まぬ太陽」では、恩地元が左遷されて勤務するイラン、そしてナイロビ、さらには航空機墜落事故に伴う御巣鷹山と舞台が展開し、「大地の子」、「不毛地帯」では中国、極東ロシアなどに及んでいる。山崎の凄さはそれらの地に自ら赴いて取材を敢行しているらしいということだ。「華麗なる一族」、「白い巨塔」は地域的な広がりはないものの、巨大な組織である銀行、病院を舞台としてその状況を余すところなく描き切っている。

    

 魅力の第二は「徹底した取材力」である。各作品を執筆するにあたって山崎は執拗に取材を繰り返し、銀行でも、商社でも、病院でも、完全に自分のものにしてから執筆にとりかかっているようである。特に山崎が渾身の力を注いで完成したという「大地の子」の執筆にあたっては数度にわたり中国を訪れ各地を取材している。この取材時には当時の中国共産党総書記だった胡耀邦氏の知己を得たことからより深く中国内部を観察することができたようである。ともかく、どの作品においても作品のスケールの大きさと共に、微に入り細に入り細かな描写にもその才を発揮している。

    

 第三には「ストーリー展開の鮮やかさ」である。私の場合は、どの作品でも2~3ページ読むと、もう作品の中にどっぷりとはまり込んでしまう。それほど彼女の筆力が優れているということなのではないだろうか。そして彼女の作品は必ずしもハッピーエンドではない場合があるということだ。「沈まぬ太陽」では主人公・恩地元の最後は再びアフリカの僻地ナイロビに飛ばされてしまうし、「華麗なる家族」では倫理観の欠片もない阪神銀行頭取・万俵大介に対して異を唱える正義漢の長男・鉄平は自殺に追いやられるし、「不毛地帯」の主人公・壱岐正は会社(近畿商事)のために身命を賭して貢献するが、最後は自分から身を引いてしまう。ただ一つ、「白い巨塔」はなりふりかまわず自己の栄達を画策する主人公の外科医・財前五郎が誤診で訴えられるも裁判(地方裁判所)で無罪を勝ち取った。その裁判において医師の良心を示し、財前に不利な証言をしたとされた同僚(里見脩二)は大学を去ることになって小説は終わりを迎えた。ところが、読者の多くがあまりにも理不尽な終わり方をしたストーリーに疑問の声を挙げたことを受けて、山崎は続編を書くことになった。その続編において財前はさらに栄達を願い学術会議会員選挙に立候補をし、あらゆる手を講じて当選を勝ち取る。一方、地方裁判で敗訴した遺族は高等裁判所に上訴した。その結果、裁判は第一審の結果を覆し財前の敗訴となる。同時に財前は自らがガンに侵されて志半ばで死を迎えるという結末を辿った。

    

 ともかく一時も読者を離さないストーリー展開は見事の一言に尽きる。

 山崎豊子は「社会派作家」と呼ばれているが、銀行、商社、病院、航空会社、などの内幕をまるでノンフィクションに近い人間ドラマとして描くところに大きな魅力があるようだ。そういう点で私は山崎の初期の作品である大阪の商人や風俗を描いた作品には今のところあまり興味がない。私は昨日「ブック〇〇」から「二つの祖国」(4分冊)、「運命の人」(4分冊)を購入してきた。お正月に楽しもうと思っている。

 今さらながら山崎豊子にはまってしまっている自分である。


RAUMA クリスマスイヴコンサート

2019-12-25 12:27:00 | ステージ & エンターテイメント

 カンテレと馬頭琴という一見異質なユニットだが、国は違えどもどちらも民族楽器同士ということもあってだろうか?どこかに通底するものを感ずる二つの楽器だった。クリスマスイヴの夜、カンテレと馬頭琴の二つの音色が和するコンサートを聴いた。

    

 昨夜(12月24日)夜、さっぽろ創世スクエアのオフィスエントランスにおいて、朝日新聞社、北海道テレビ(HTB)が主催する「フィンランドに恋して~森と湖の国のサステナブルライフ~」と題するイベントの一つとして「クリスマスイヴコンサート」が行われたので駆け付けた。

    

    ※ さっぽろ創世スクエアのエントランスはイルミネーションが施されクリスマスムードいっぱいに

          

          ※ 会場のエントランスホールにはHTB制作の4mものクリスマスツリーが飾られて…

 出演はフィンランドの民族楽器カンテレとモンゴルの民族楽器馬頭琴を奏する二人のユニット「RAUMA」だった。カンテレのあらひろこさん、馬頭琴の嵯峨治彦さんはそれぞれプロ奏者として活動をしているそうだが、「RAUMA」を結成して10年目ということだった。コンサートは10分の休憩を挟んで前後40分ずつの演奏という本格的なものだった。それが無料で楽しめるのだから、朝日新聞社と北海道テレビは相当に費用を負担したのかもしれない。

    

    ※ 演奏する「RAUMA」のお二人

    

    ※ カンテレのあらひろこさん

          

          ※ 馬頭琴の嵯峨治彦さん

 コンサートの方は実力十分の二人である。時には二人で、時にはソロで、主として二つの国(フィンランドとモンゴル)の民謡を奏でた。馬頭琴の嵯峨さんはホーミーと称する喉歌も交えながら演奏した。これは不思議な発声法であり、かなりの修練が必要ではないのだろうか?

     

     ※ 39弦の大型カンテラです。手前には半音調節器のようなものが見えます。

          

          ※ 馬頭琴です。馬頭琴はわずか2弦なんですね。

 演奏された曲目はモンゴル民謡「深い海」、フィンランド民謡「トナカイの子守歌」、あるいはポピュラーな「ソリ滑り」などさまざまな分野の曲目が取り上げられたが、全ての曲目をメモすることはできなかった。

          

          ※コンサートはHTBの福永裕梨アナの司会で進められました。

 馬頭琴の野太い音色と、カンテラの繊細な音色、その二つが和する音は不思議な感覚で私の耳に届いた。しかしそれは決して不快な音ではなく、地球の北に位置する二つの国の民族楽器の意外で面白い組み合わせの音だった。


風刺漫画展で遊ぶ アンケート集計結果

2019-12-24 14:02:43 | 作品展・展覧会等

 面白い結果とも、予想どおりの結果とも受け取れるが、たくさん(?)の皆さまの協力を得てアンケート結果がまとまった。さっそく結果発表をします。

             

 12月21日(一昨日)の拙ブログで「風刺漫画展で遊ぶ」https://blog.goo.ne.jp/maruo5278/d/20191221)と題して、私が提示した10点の風刺漫画の中から、「これっ!」という作品3点を選んでもらうべくお願いした。私はSNSなどを通して友人・知人に投票を懇請したところ14名の方が私の懇請に応じてくれた。そのうち3名の方は奥さんにも投票を促してくれたため総数で17名の方にベストスリーを選んでいただいた。中にはベストスリーに順位を付けてくれたかたもいらっしゃったが、そうでない方もいて集計が複雑になるので、お一人が3票を行使したと考え、17 × 3 = 51票を総数とした。(ちなみに私たち夫婦は投票に参加していない)

 その結果…、

 ① 4票  ② 9票  ③ 2票  ④ 4票  ⑤ 12票  ⑥ 4票  ⑦ 2票  ⑧ 6票  ⑨ 1票  ⑩ 6票

という結果になった。

 つまり第1位は、最先端-以前からキャッシュレス 

 

         

 

 第2位「切れたッ」でした。

       

 

 第3位は同数で、我が世の春か 小人長居して不善をなす 反論できる? 国連気候変動サミットで怒りのスピーチ「あなたたちを許さない」となりました。

         

 

        

 

 投票していただいた方はほとんどが私と同世代(中には私の教え子もいましたが…、といっても50代?)ということで、やはり私たちの生活に直接関わる話題に票が集中した感じが見て取れる。⑤に関して「自分のようです。思わず笑いも出るほど完成度が高いです」とコメントしてくれた方がいらっしゃった。上位二つの作品は作画的にも優れているように思われる。同数で3位になった二つの作品はシニアの年代らしく公的な問題に怒りの目を向けられたということでしょうか?私と妻は投票に加わっておりませんが、納得した結果となった。

 投票と同時に多くの方からコメントが同時に寄せられていたので、それも公表すると、「大変面白い企画で楽しめました」、「家内と一緒に遊びましたよ」、「参加型とは新たな展開ですね」などというコメントが寄せられた。なかに教え子からは「ヒマ?人生を謳歌していますね」などと私を揶揄(? 教え子だから許す)するようなコメントもあった。

 「参加型という新たな展開」というコメントをいただいたが、今回は私自身が大いに楽しませてもらった。しかし、このスタイルは皆さまに多大なる迷惑もかけてしまうので多用は避けたいと思っている。でも年に一・二度なら許されるだろうか?またいつかこうしたことを楽しんでみたいと思っている。協力いただいた皆さまありがとうございました!


国際情報高吹奏楽部ダンプレ & 道科学大イルミネーション

2019-12-23 16:05:42 | ステージ & エンターテイメント

 どうして彼らはあれほど楽しそうに演奏できるのだろう、と思わせてくれる札幌国際情報高校の吹奏楽部のダンプレだ。また、一風変わった北海道科学大学のキャンバス・イルミネーションも一見の価値あるイルミネーションだった。

        

 12月20日(金)夕刻、北海道科学大学でキャンパス・イルミネーションが12月2日~25日まで開催されていて、他とは一風変わったイルミネーションだということから一度は見てみたいと思っていた。そうしたところ、20日の夕刻に札幌国際情報高校吹奏楽部が大学キャンバスで演奏すると知って駆け付けた。私は国際情報高校吹奏楽部のダンプレ(Dancing & Playing)、つまり吹奏楽を演奏しながら踊るのだ。いやダンスをしながら演奏するスタイルである。このスタイルに私は一気にはまってしまったのだ。ともかく彼らは静かに落ち着いていることなどひと時もない。指揮者などの存在はなく、司会を担当する生徒と賑やかにやり取りしながら演奏に入っていく。演奏に入ると、その動きは激しく、表情は豊かで、彼ら自身が最も楽しんでいるように見えてくる。よくぞあそこまで動いていて演奏がこなせるものだと感心する。

       

       ※ 演奏開始前の吹奏楽部員の表情です。緊張感など関係なくリラックスしています。

       

       ※ 演奏中、自らパートが休みの時もご覧のように表情を作って雰囲気づくりに努めます。

 演奏される曲も落ち着いた曲など一曲もない。全てが激しくアップテンポの曲ばかりである。全てはメモできなかったが、サザンの「勝手にシンドバット」、今年ヒットした「パプリカ」、また朝の連続ドラマ「なつぞら」のテーマ曲、そして郷ひろみの「アッチチチ」で有名な「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」といった具合である。中には部員がボーカルを務めた曲もあった。

       

       ※ 今年のヒット曲「パプリカ」の演奏時に一人の少女がキレのあるダンスを披露していました。

 この日は全員がクリスマスを意識した帽子や被り物、あるいは小物を身に着けて楽しさを倍加しているように映った。吹奏楽をやっているのだから時には静かな演奏も、とは思わないのだろうかとこちらが思ってしまう。しかし、本日配られたパンフで彼らは次のように言っている。「私たちは、活動のモチベーションをコンテストに求めない。ただ純粋に演奏に向き合い、高まってゆく」と…。その突き抜けた明るさが彼らの魅力なのだと思う。その明るさが年間80回にも及ぶ外部演奏を可能にしているのだろう。

       

       ※ 一曲終えるたびに、ご覧のような晴れやかな表情で会場に楽しさをアピールしました。

       

       ※ 演奏会後に記念写真を撮っているところにお邪魔して一枚撮らせてもらいました。

 まさに青春を謳歌しているかの如く映る国際情報高校吹奏楽部にエールを送りたい。

            

          ※ メインのイルミネーションで4mになろうかという大きなシンボルイルミネーションです。

 さて、北海道科学大の戸外のキャンパスには一風変わったイルミネーションが輝いていた。イルミネーションは、科学大の客員教授であるステンドグラス・アーティストのデザインによるものだそうだ。なるほどステンドグラス風のイルミネーションが通路を挟み雪明りのように続いていた。札幌都心からはやや離れた手稲区にある科学大としてはありきたりのイルミネーションでは自尊心が満たされないだろう。どこにもない独特のイルミネーションであってこそ、その思いが満たされるであろう。そしてそれが地域の方々に対しても大きなアピールとなっているのだと思われる。

            

            ※ その他には2mくらいのイルミネーションが10数個並べられていました。

            

      

      ※ 写真のように通路の脇をたくさんのイルミネーションが展示されていました。


映画 一粒の麦 荻野吟子の生涯 №259

2019-12-22 16:43:35 | 映画観賞・感想

  荻野吟子…、日本で最初の女性の医師である。男尊女卑の厳しい明治の世にあって、様々な困難を克服しつつ医師の国家資格を得たのである。その吟子が北海道とも深い関りがあったことから映画館に足を運んだ。

             

 12月19日(木)午後、シネマフロンティアで「一粒の麦 荻野吟子の生涯」を観た。この映画は知人のN氏から「良い映画だからぜひ観た方が良い」と勧められていた映画だった

 映画は日本初の女性医師となった荻野吟子(若村麻由美)の一生を描いたものである。女性初であるがゆえに、男尊女卑の厳しい明治の世にあって吟子は想像を絶する困難を克服し、優秀な成績で医師資格を得たのだった。

         

 吟子は東京で産婦人科医院を開業し繁盛したが、キリスト教の洗礼を受けた吟子は敬虔なキリスト教徒だった志方之善(山本耕史)と結婚する。その志方が北海道に理想郷を造ると決心して単身現在の今金町の開拓に入ったが現実は厳しかった。理想郷造りはうまく行かなかったが、東京に残っていた吟子もやがて北海道に渡ってきた。その後さまざまな経緯があったが、吟子は現在の瀬棚町で診療所を開業している。(吟子は都合10年ほど瀬棚で診療所を続けたようだ)

         

 北海道で布教活動を続けた志方だったが、夢の途中で病に倒れて亡くなった。そのことで吟子も東京へ戻り、東京で再び医院を開業し晩年を送った。

 映画では吟子役を演じた若村麻由美の凛とした美しさが際立ち、強い意志で自らの理想に燃えた吟子を好演していた。映画を観終えて帰宅してから、若村麻由美が当年52歳だったと知って驚いた。映画を観るかぎり女学生を演じていても何の違和感ももたなかった。

         

 しかし、こうした伝記的な映画が現在のコマーシャルベースに乗るのだろうか、とちょっと心配になる。私たち道産子にとっては北海道の片田舎である瀬棚町で診療所を開業した女医ということで多少の親しみをもって映画館に足を運んだが、全国的にはどうなのだろうか。そんなことは私の杞憂に過ぎないことなのか?たとえ内容が地味ではあっても、素晴らしい先達の足跡を辿りたいと思う人たちが国内的には少なからずいるということなのだろう。