一昨日(6月29日)、二か所目のヘルシーウォーキングとなった深川ウォークを実施した。午後の暑さと、二か所目のウォークということで、疲労が蓄積し、スピードも大幅ダウン、日陰があるとすかさず水分補給をくり返しながらのウォークだったが、深川らしさも垣間見たウォークとなった。
旭川市の〈イベントウォーク〉を終え、休む間もなく〈いつでもウォーク〉を踏破すべく深川市に移動した。昼食もクルマの中でパンとバナナを頬張るだけで済ませた。
スタート地点の深川駅をスタートしたのは12時40分だった。気温が最も高くなる時間帯だった。(この日の深川市の最高気温は午後2時現在で29.6℃だった)
※ スタート地点となったJR深川駅です。
※ 深川駅前はかなり整備された印象を受けました。
コースは駅から真っすぐ南下して石狩川堤防に導かれた。この辺りの「石狩川」はかなり大河となっており、河原も広がっていた。河原は「石狩緑地」と称され、広大な森が広がっていた。
※ 石狩川と堤防の間の河原が「石狩緑地」となっていました。
途中から石狩川堤防から、石狩川の支流にあたる「入志別川」沿いに導かれた。その先には深川市の野球場、陸上競技場、テニスコート、総合体育館が集中する「滝川市総合運動公園」に至った。
※ 深川市の総合体育館の建物です。
そこから折り返し「大正緑道」なる緑道に導かれた。この「大正緑道」にはコース中で3度も出会ったのだが、深川市の街の光景を語る一つの特徴かもしれない。というのも、もともと深川市は空知の米どころである。そのため大正年代に市内には水田に水を引くために灌漑設備が縦横に走っていたようだ。その灌漑溝を「大正用水」と呼称していたという。灌漑溝には、やがて蓋がかけられて(ボックス化)、上部を緑道化して市民の散策路が造られたようだ。資料によると、市内には「大正緑道」と称する緑道が延長6.5キロとも表示されていた。
※ 深川では住宅街のすぐ裏に水田が広がり、まさに米どころといった感じでした。
※ 「大正緑道」の成り立ちを説明する掲示板です。
※ 最初に出会った「大正緑道」です。まだ通路が付いていますが、二か所目は雑草が生い茂り、どこを歩けばよいのか迷うほどでした。
ただ、私が歩いた3ヵ所の「大正緑道」のうち、2ヵ所は整備が行き届いていないのではと思われたのだが…。(緑道内の歩くところがはっきりしていなかった?)最後に訪れたJR函館本線沿いの「大正緑道」は、緑道下の流路を大量の水が流れ、地上にも市民が憩えるような小川が流れ、歩行路もしっかりと整備されていた。
※ 「大正緑道」の所々では、このように緑道下を潅漑水が流れていることが確認できました。
※ 3番目に出会った「大正緑道」は大変整備され、地上にも小川が配されていました。
最初の「大正緑道」を歩くあたりから、疲労と暑さから緑道内の東屋を見つける度に一休みし水分補給をしなければならなかった。
3ヵ所の「大正緑道」巡りをする中、街中からやや離れたところを歩いたが、その途中踏切を横切った。マップを確かめると「留萌本線」の踏切だった。
※ 2026年には廃線となる予定の留萌本線の踏切です。
「留萌本線」というと、2016年12月に増毛⇔留萌間が廃線となり、昨年(2023年)4月には留萌⇔沼田間が廃線となり、残る沼田⇔深川間も再来年の2026年3月をもって廃線することが決定しているようだ。したがって、私が渡った踏切もやがては無くなる運命ということだ。道民としては鉄路がだんだん短くなってしまうことは断腸の思いがする。
コースの途上に「深川西高校」があった。その校舎の壁に「今、青春爆発中」という生徒会作成のスローガンが大書され、掲げられていた。こうしたスローガンを照れもせずストレートに表現している「深川西高校」の生徒たちが眩しく思えた。
※ 深川西高校の校舎の壁の真ん中ほどに「今、青春爆発中」というスローガンが掲げられていました。
そしてコースの後半、再び石狩川堤防に導かれた。その河原近くに「グリーンパーク21」と称する整備されたパークゴルフ場があったが、プレイしている人は見当たらなかった。さすがの暑さにプレイする意欲が起こらなかったのかもしれない。
※ プレイする人が見当たらなかったパークゴルフ場です。
堤防に上がると、前半の「石狩緑地」とは別の「石狩緑地」が広がっていた。こちらは緑というより野球場やサッカーコートなどが広がっていた。
※ こちらも「石狩緑地」と称していますが、こちらはスポーツグランドが広がっていました。
そしてスタートした深川駅に帰り着いたのだが、暑さと疲労が重なりなかなかタフなウォーキングとなったが、これで私は今季14コースを踏破したことになる。
※ コースを踏破したことを証明していただく駅の窓口です。
◇ウォーク実施日 2024年6月29日(土)
◇歩いた距離 11.0 km