田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘23を振り返る Part Ⅴ

2023-12-31 14:34:28 | 私的に〇〇年を振り返る
 いよいよ2023年も大晦日です。私の「私的に ’23を振り返る」シリーズも本日が最後です。今年一年の自分を振り返ってきましたが、今年もまたそれなりに充実した一年を送ることができたかなぁ、と振り返っています。そうできたのも、健康で一年を過ごすことができたからだと思っています。健康で過ごすことができたことを感謝し、私の一年を締め括りたいと思います。
 それではPart Ⅴは、【どこに旅したか?】、【どんなボランティアをしたか?】、【その他参加したイベント・体験等】で締め括ります。 
【どこに旅したか?】
◆道東の旅(遠軽町、北見市、網走市、大空町などを2泊3日で)8/09~8/11
◆「ウポポイ、ピリカコタン周遊 日帰りバスツアー」(友人二人と3人旅で2ヵ所を見学)8/22
◆北東北の縄文遺跡を巡る旅(念願の北東北の縄文遺跡を8泊9日で巡る旅を敢行した)10/11~10/19
     

 旅についてはやはり加齢とともにその機会が少なりつつあると感じている。その中、今年は北東北の縄文遺跡群を巡り歩くことができたのは大きな喜びだった。また、故郷オホーツクの地はやはり懐かしい。これからも機会は少なくなるかもしれないが、年齢に相応しい旅を探し続けたい。      

【どんなボランティアをしたか?】
◆北海道立近代美術館前の歩道の清掃活動「近美を愛するブリリアの会」の活動
 ◇第1回 3月24日 ◇第2回 4月06日 ◇第3回 4月20日 
 ◇第4回 5月04日 ◇第5回 5月16日 ◇第6回 6月06日
 ◇第7回 6月22日 ◇第8回 7月07日 ◇第9回 7月20日 
 ◇第10回 8月03日 ◇第11回 8月19日 ◇第12回 8月30日
 ◇第13回 9月14日 ◇第14回9月26日  ◇第15回 10月10日
 ◇第16回 10月24日 ◇上記の他に、5月31日に「花苗の定植」
     
◆シーズネット大通花壇奉仕作業
 ◇第1回 4月20日(ボーダー花壇へのパンジーの植栽作業)
 ◇第2回    5月25日(4月に植栽したパーンジー花壇の除草、花がら除去作業)
 ◇第3回 6月22日(植栽したパーンジー花壇の除草、花がら除去作業)
 ◇第4回 7月27日(春花壇から夏花壇へ、ベゴニアなどへの植え替え作業)
 ◇第5回    8月24日(朝から気温はぐんぐん上がり33℃の中での作業はきつい!)
 ◇第6回 8月31日(夏花壇の除草、花がら除去作業)
 ◇第7回 9月28日(夏花壇の除草、花がら除去作業)
   ※ 第10回の10月の花壇整理作業は都合により不参加
         
◆シーズネット植樹地の下草狩り奉仕作業
 ◇6月20日 当別町青山地区の「道民の森」に植樹したドングリの苗木の周りの下草狩り
 ◇7月04日 江別市の野幌森林公園内に苗木を植樹したところの雑草除去作業

 今年は例年続けてきた北海道立近代美術館前の清掃活動に加え、シーズネットのボランティア活動に参加した。年齢を考えると「少し無理をしたかなぁ」という思いが残る。14年間活動を継続してきた近美前の清掃活動については、一緒に活動している方々とは「来年が潮時ですねぇ…」と話し合っているところである。シーズネットの活動については、来年どうしようか考慮中である。残念だが加齢と共に身体が悲鳴をあげ始めた。

【その他参加したイベント・体験等】
◆円山動物園の絵馬(お正月三が日限定で配布される干支の絵馬が配布される)1/01
◆初詣(参詣・干支の楽焼・お御籤・甘味処というルーティーンを今年も)六花亭円山店 1/03
◆「大人の小さなお話し会」(「札幌お話の会」の催しに参加。期待以上だった)中央図書館 1/08
◆「ユネスコカレンダー市」(例年どおりに3ヵ月カレンダーを購入)かでる2・7   1/09
◆「“北方領土を考える”高校生弁論大会」(大会運営に疑問を感じた大会)かでる2・7   1/14
◆「和みの本棚」(ハープの演奏をバックにした朗読会。面白い試み) SCARTSスタジオ 1/24
◆「さっぽろ雪まつり」(雪像が完成したまつり前日に全雪像をカメラに収める)大通公園 2/03  
      
◆「モエレ沼爆走そり大会」(モエレ山で手作りのそり滑り大会を観覧した)モエレ沼公園 2/05
◆「狸二条酒まつり」(600円で6杯まで日本酒の試飲ができるお祭り)創成川公園狸二条広場 5/06
◆「エスコンフィールド・スタジアムツアー」(遅まきながらようやく実現。新球場はいい!)5/07
◆北海道赤れんが庁舎改修工事見学(2022年から改修工事に入り、2025年オープン予定)6/05
◆白老町・ウポポイ(民族共生象徴空間)見学(JRウォーキングの帰途ちょっとだけお邪魔)6/10
◆北海道神宮例祭・神輿渡御見物(地下鉄西18条駅近辺で長々と続く神輿渡御を見物)6/16
     
◆花フェスタ2023(目的は「ガーデニング甲子園」の見物のため。大賞:岩見沢農高)大通公園 7/01 
◆C SPORTS PARTY(さまざまな新スポーツ、軽スポーツを体験)北ガスアリーナ 7/09
◆木下大サーカス(6年ぶりに6年ぶりに現代サーカスを堪能!)元月寒グリーンドーム跡地  7/22
        
◆都市型水族館AOAO入館(既存の水族館のイメージを覆す新コンセプトの水族館である)8/29
◆私の喜寿の祝い(妻と息子家族6人での祝いの食事会)鶴雅ビュッフェダイニング 9/09
◆ラーメン店(道内人気№1になった店「醤油らぁ麺」1,300円)Japanese Ramen Noodle Lab Q  9/13
◆シーズネット祭(NPO法人シーズネットが4年ぶりに会員向けに開催したお祭り)エルプラザ 9/14
◆新装オープンしたCOCONO SUSUKINOを見物 11/30 

 私が設定したどのカテゴリーにも属しない催しやイベントにもかなり参加した一年間だった。拙ブログでもしばしば触れているが、私の行動は足の向くまま、気の向くままにといった感じが強い。つまり何ごとに対しても興味関心を抱くタイプなのだ。専門性を持たない小学校教師の性なのかもしれない。いまさらこの性は変えることはできない。これからも体が許すかぎり札幌のマチのあちこちに出没して札幌の街を味わい尽くしたい。
 今年一年間、拙ブログにお立ち寄りいただきありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
どうぞ良いお年をお迎えください!

私的に‘23を振り返る Part Ⅳ

2023-12-30 13:53:20 | 私的に〇〇年を振り返る
 いよいよ暮れも押し迫ってきたが、「私的に’23を振り返るシリーズ」も残り2回である。今回のPart Ⅳでは、【自然観察 & 観察会】、【訪れた世界遺産 北海道・北東北縄文遺跡群】、【御朱印収集巡り】を取り上げた。

【自然観察 & 観察会】
◆西岡公園月例散歩(西岡公園管理事務所主催の西岡公園の自然観察会)西岡公園 1/15
◆旭山記念公園スノーシュー観察会(残雪が残る春の旭山記念公園の植物を観察)3/04
     
◆西岡公園おさんぽガイド(今年の第1回目に参加。雨模様もあって私一人に4人のガイド)4/07
◆チシマザクラの一般公開(国立寒地土木研究所の構内に咲くチシマザクラの満開を堪能) 4/18
◆札幌枝垂れザクラ巡り(中島公園、円山公園、発寒公園、北海道大学構内、旧軽川沿い)4/22,23,25
     
◆春のありがとう観察会(北海道ボランティアレンジャーの方々による観察会)野幌森林公園 5/13
◆森の新緑観察会(北海道ボランティアレンジャーの方々による観察会)野幌森林公園 6/08
◆西岡公園おさんぽガイド・夏バージョン(今年2回目の参加。夏の山野草をガイドと共に観察)6/23

 以前は積極的にこのような観察会に参加していたが、今年は振り返ってみるとかなり減ってしまった。それも上半期だけで、下半期はまったく参加していない。意識しているわけではないが、戸外での催しに参加することに消極的になっているのだろうか?

【訪れた世界遺産 北海道・北東北縄文遺跡群】
◆№7 二ッ森貝塚(七戸町、ガイド付き、「二ッ森貝塚館」無料、人面付き土器)10/12
◆№8 是川石器時代遺跡(八戸市、ガイド付き「是川埋蔵文化財センター」250円)10/12
◆№9 御所野遺跡(一戸町、ガイド付き「御所野縄文博物館」300円、「ききのつりはし」)10/13
◆№10 大湯環状列石(鹿角市、ガイド付き「大湯ストーンサークル館」320円) 10/13
     
◆№11 伊勢堂岱遺跡(北秋田市、ガイド無「伊勢堂岱縄文館」無料、板状土偶)10/15
◆№12 亀ヶ岡石器時代遺跡(つがる市、ガイド付き「つがる市木造亀ヶ岡考古資料室」200円)10/15
     
◆№13 田小屋野貝塚(つがる市、ガイド付き「つがる市縄文住居展示資料館カルコ」訪れず)10/15
◆№14 大森勝山遺跡(弘前市、市職員のガイド付き「裾野地区体育文化交流センター」無料)10/16 
◆№15 太平山元遺跡(外ヶ浜町、ガイド無「外ヶ浜太平ふるさと資料館」訪れず) 10/16
◆№16 小牧野遺跡(青森市、ガイド付き「縄文の学び舎・小牧野館」無料) 10/17
◆№17 三内丸山遺跡(青森市、ガイド付き「三内丸山遺跡センター・縄文時遊館」410円) 10/17
     

 ある意味で北東北の縄文遺跡群を訪ね歩いた旅は、私にとって今年のハイライトだったと振り返っている。「北海道・北東北縄文遺跡群」が世界遺産に登録されて以来、その遺跡群の全てを巡ってみたいというのは私の目標となった。昨年北海道の遺跡を全て巡ることができたことによって、「今度は東北へ!」との思いが強くなった。
 年齢的に車で巡ることに躊躇があったが、何とか無事に巡り終えることができ、今は満足感に浸っている。
                                                                                                            
【御朱印収集巡り】
◆№1 上野幌神社(三が日しかいただけないということで3日参拝)  1/03
◆№2 北海道神宮(直筆の御朱印をいただくために、2月を待って参詣) 2/07
     
◆№3 開拓神社(北海道神宮と同じ個所でいただく。但し書置きの御朱印) 2/07
◆№4 北海道神宮頓宮(札幌市の街中にある北海道神宮の境外末社。直筆なのに初穂料300円) 2/10
◆№5 札幌三吉神社(札幌の街中に明治11年創建の古い神社。書置きだったのが残念!) 2/10
◆№6 札幌護国神社(かなり広い敷地を擁する神社。直筆の御朱印をいただくことができた)        2/21
◆№7 多賀神社(山鼻神社)(護国神社の社務所で書き置きをいただく。山鼻神社は現存しない)2/21
◆№8彌彦神社(境内が中島公園の一角を占める比較的小規模の神社。直筆をいただく) 2/21
◆№9 祖霊神社(ススキノから繁華街から少し離れたところにある小さな神社。直筆御の朱印) 4/03
◆№10  札幌水天宮(中島公園に隣接したこじんまりこじんまりとした神社。直筆の御朱印) 4/03
◆№11 札幌伏見稲荷神社(藻岩山の裾野の高台にある。27基の朱色に塗られた鳥居。直筆の御朱印)4/11
◆№12 白石神社(境内に「神寄谷」という森があり、特別感を醸し出していた。書置き) 4/19
     
◆№13 月寒神社(月寒公園に隣接して、高台に建つ落ち着いた感じの神社。直筆の御朱印) 4/25
◆№14 新川皇大神社(新川の住宅街の中にある神社。書置きだったが、米や塩をいただく) 4/29
◆№15 西野神社(西野地区の奥まったところに建つ緑豊かな整備された神社。書置きの御朱印) 5/19
◆№16 琴似神社(琴似の市街地区にありながら厳かな雰囲気の神社。書置きの御朱印) 5/19
◆№17 星置神社(星置地区の小高い丘の上に鎮座する神社。御朱印帳を忘れて書置きに!残念) 6/03
◆№18 発寒神社(JR発寒中央駅から近いところに立地。二つの正面がある特殊な造り。書置き)6/07
     
◆№19 上手稲神社(手稲と称しながら西区の地下鉄「宮の沢」駅から近いところの高台に立地。書置き)6/07
◆№20 信濃神社(JR厚別駅の直ぐ近くに立地。ささ寂しい感じが否めないが厳かな雰囲気。書置き)7/02
◆№21 篠路神社(安政2年創建の札幌最古の神社。「篠路獅子舞」でも有名。書置き) 7/18

 今年新たに取り組み始めたカテゴリーの一つがこの【御朱印収集巡り】である。御朱印の収集自体に私自身それほどの思い入れがあるわけではない。札幌の光景を別な角度から見てみるのも一興かな?という思いで始めたものである。巡ってみることで新たな札幌の景色が見えてきた思いである。しかし、振り返ってみると巡り歩いたのは今年上半期に偏っている。下半期にはいり関心度が低下していた。私の調べでは札幌市内の47社で御朱印がいただけるようだ。今年はそのうち21社に訪れることができたが、残りは26社である。できれば来年中と思っているが、まあボチボチと残り2年間くらいで完成するつもりで取り組んでいきたい。             



私的に‘23を振り返る Part Ⅲ

2023-12-29 13:52:52 | 私的に〇〇年を振り返る
 Part Ⅲは自ら身体を動かして自然に働きかけるようなカテゴリーを集めてみた。【どんな山に登ったか】、【JRヘルシーウォーキング】、【スポーツ&ウォーキング】とした。そして関連して【スポーツ観戦】に関する1年間を振り返ってみた。
 
【どんな山に登ったか】
◆元日登山・藻岩山(初日の出を拝もうと登ったが、曇天のため目的果たせず) 1/01
◆円山登山観察会(北海道ボランティアレンジャー協議会の催しに参加 晴天) 1/08
◆赤坂山(標高わずか140mの超低山の冬山登山。しかし札幌市内の眺望はそれなりに) 1/18
     
◆手稲丸山(標高141mのミニ山の冬山登山だった。札幌50峰の一つ) 1/31
◆大倉山(標高307m。小さな山だが、雪が積もった階段の登行は危険がいっぱい!) 2/14
◆荒井山(標高185m。積雪で登り跡がなく苦戦する。駐車場がないので要注意!) 2/15
◆硬石山(標高371m。春山時に狙うも、登山路がはっきりせず裾野を彷徨するも断念)3/01
◆盤渓市民の森トレッキング №1(サンカヨウ狙いで山に入るも時期尚早)4/14
◆盤渓市民の森トレッキング №2(シラネアオイは開花したもののサンカヨウはまだ早かった)5/10
◆盤渓市民の森トレッキング №3(3回目にしてようやくサンカヨウの開花を目撃!)5/15
     
◆藻琴山(標高1,000m 現職時代に学校登山で子どもと登った懐かしい山) 8/11
◆お試し登山・藻岩山(元旦登山を目ざしてその体力があるかどうか試した。自信を付けた!) 12/26

 登山については私の中で3年前に卒業したという感覚である。それなのに今年は低山を中心に冬期間に山に向かっていたことに気付いた。へぇ~、という思いだが、スノーシューで歩く(登る)感覚が私を山に誘うのかもしれない。来春も多少は山に向かってみようかな?とも思っている。

【JRヘルシーウォーキング】
◆№1春の訪れを感じる、安春川と新川さくら並木ウォーク(イベントウォーク) 11.5km   4/29
◆№2 梅の花咲く、平岡公園・新札幌ウォーク(イベントウォーク) 13.0km  5/03
◆№3 港湾都市と自然の調和、緑が丘公園・苫小牧ウォーク(イベントウォーク) 12.0km  5/07 
◆№4 石狩湾の眺望と十万坪線の桂並木・銭函ウォーク(いつでもウォーク) 11.5km  5/18
◆№5 自然が織りなす海岸美、名勝ピリカノカ・室蘭ウォーク(イベントウォーク)12.0km  5/28
     
◆№6 星観緑地と山口運河・星置ウォーク(イベントウォーク) 12.0km  6/03 
◆№7 人と自然が輝く清流と健康のまち、むかわウォーク(いつでもウォーク) 12.5km  6/09
◆№8 ポロトの森と湖畔周遊、仙台藩陣屋跡・白老ウォーク(いつでもウォーク)13.0km  6/10
◆№9 田園風景とスゥエーデンヒルズの丘、ロイズタウンウォーク(イベントウォーク)13.0km  6/18
     
◆№10 野津幌川緑地と陽だまりロード、厚別ウォーク(いつでもウォーク) 11.5km  7/04
◆№11 伏籠川、発寒川と百合が原公園・篠路ウォーク(いつでもウォーク) 13.5km  7/18
◆№12 琴似発寒川と西野緑道、二十四軒・琴似ウォーク(イベントウォーク) 12.0km  7/23
◆№13 石狩川の流れる、れんがの街・江別ウォーク(いつでもウォーク) 10.0km  8/05
◆№14 ハッカの歴史を今に伝える、北見ウォーク(いつでもウォーク) 13.5km  8/10
◆№15 オホーツク海を眺め、歴史を体感する網走ウォーク(いつでもウォーク)14.0km  8/11
     
◆№16 牧歌的風景と爽やかな風になびかれて安平町追分ウォーク(イベントウォーク)10.5km   9/09
◆№17 世界最大級の大臼で餅つき、「いわみざわ百餅祭り」岩見沢ウォーク(イベントウォーク)12.0km  9/17
◆№18 青葉公園とインディアン水車をめぐる千歳ウォーク(いつでもウォーク) 11.0km  9/24
◆№19  “ジェットコースターの道” と田園に広がる街並み、由仁ウォーク(いつでもウォーク)12.0km  10/01 
◆№20 栗山公園と美しき丘陵風景、北の錦酒蔵ウォーク(いつでもウォーク)7.5km  10/01
◆№21 北海道ボールパークFビレッジと北広島ウォーク(イベントウォーク)12.0km  10/07
◆№22 豊穣な大野平野に拓けたまち、新函館北斗ウォーク(いつでもウォーク)12.5km  10/19
     
                 ※ 新函館北斗駅です。
◆№23 砂川ハイウェイオアシス館と、すながわスイートロードウォーク(イベントウォーク)12.0km  10/28
◆№24 日本遺産「炭鉄港」構成文化財と小樽ウォーク(イベントウォーク)11.0km  11/12

 今年の新たな取り組みの一つがこの「JRヘルシーウォーキング」である。その存在は以前から知ってはいたのだが、今年初めて体験してみたところ一気にハマってしまった。その魅力の一つが、コース設定の素晴らしさである。参加することで市町村の魅力的なスポットに誘ってくれるところが素晴らしい。また距離的にもほとんどが12~13kmくらいと私には適度であるという点もある。今年は全道各地に設定されたコースのおおよそ半分を巡ることができた。できれば来年一年間で残されたコースを踏破してみたいと思っている。

【スポーツ & ウォーク】
◆スキー初滑り(ゲレンデスキーとクロカンスキーの二刀流初滑り)藻岩山スキー場、真駒内公園 1/06
◆札幌近郊スキー場巡り №1(当別町の石狩平原スキー場。それなりの規模を誇るもスキー客が極少)1/20
◆札幌近郊スキー場巡り №2(北広島市のダイナスティスキーリゾート。規模としては物足りない)1/30
     
◆札幌近郊スキー場巡り №3(長沼町の北長沼スキー場。町のスキー場としては素晴らしい規模)1/30
◆白石歴(れき)しるべウォーキング №1(Aコース 平和通・本通・本郷通 4.5km)4/13
◆白石歴(れき)しるべウォーキング №2(Bコース 本郷通・本通・平和通り 4.5km) 4/19 
         
◆白石歴(れき)しるべウォーキング №3(Cコース 菊水・菊水町巡り 5.2km) 4/21
◆白石歴(れき)しるべウォーキング №4 (Dコース 東札幌・白石中央通り 4.7km) 4/23

 自ら何かのスポーツに取り組むということはほとんどなくなったが、唯一スキーだけは身体が動くかぎり細く長く続けたいと思っている。そこで思いついたのが「札幌近郊スキー場巡り」である。近郊のスキー場というと、残りは岩見沢市の二つのスキー場であるか、来年はぜひ訪れてみたいと思っている。

【スポーツ観戦】
◆フットサル観戦(エスポラーダ北海道 vs 立川アスレティックFC戦、北海道惜敗)中央体育館 2/05
◆プロ野球オープン戦(対楽天戦 エスコンFオープンの年に札幌ドームでの初戦とは?) 3/04
◆高校総体ボクシング決勝戦(見る機会のないアマボクシングを生観戦)北ガスアリーナ 8/04
     
◆日本ハム公式戦観戦(対福岡ソフトバンク戦 6対11で日ハム敗戦)エスコンフィールド 8/05
◆コンサドーレ札幌戦観戦(対ガンバ大坂戦 4対0で7試合ぶりの勝利!)札幌ドーム 9/02
◆レバンガ北海道戦観戦(対京都ハンナリーズ 77対64で勝利!不調から脱出できるか?)きたえーる 12/24

 私としては意外なのがスポーツ観戦の少なさである。それぞれのプロスポーツを、それぞれ一試合しか観戦していない。最近の私は現場の観戦でその迫力を感ずるより、テレビ観戦でプレーの仔細を確認できることに魅力を感じているところがある。来年もスポーツ観戦はそれほど増えないかなぁ、と思っている。その中で、一度プロの男子バレーボールを観戦したいと思っている。男子バレーボールは意外に迫力あるゲームを見ることができそうな気がしているからである。


私的に‘23を振り返る Part Ⅱ

2023-12-28 16:45:19 | 私的に〇〇年を振り返る
 Part Ⅱは【ステージ鑑賞】、【映画館観賞】、【展示会等】について振り返ってみる。近年の私はPart Ⅰの講演・講座を受講するよりも、むしろステージ鑑賞の方がその数において上回って場合が多い。
これはまさに私が何事にも興味を示す面白がり屋であるということと共に、札幌に住んでいることのアドバンテージがそうさせていると考えている。札幌都心からそれほど離れていないところに住んでいる私にとって、主として札幌都心で開催されるステージに気軽に参加できる点が大きいと考えている。
 たまたま本日の北海道新聞で、東京育ちの北海学園大学の池田真歩教授が「札幌は都市機能がぎゅっと凝縮されているところが好き」と述べているが、私もその思いが強い。凝縮されているからこそ、その中心において様々な催しなどが展開されていると思うからだ。

【ステージ鑑賞】
◆「ヴァイオリンとヴィオラの調べ」(大谷大音楽科のトリオを演奏)SCARTSコート 1/05
◆「道警ふれあいコンサート」(お馴染みの曲を軽快に演奏し、楽しませてくれた)Kitara  1/09
◆「ダンディ・フォー・オン・ステージ」(一人を除いて他は全員が80代のコーラス)時計台 1/10
◆「高校演劇Special Day」(札幌北斗高、網走南が丘、二つの高校の演劇を観劇)かでる2・7   1/11
            
◆「OTANI OPERA」(大谷大芸術部の学生による「魔笛」他のオペラを楽しむ)大谷ホール 1/14
◆「さつらく寄席」(久方ぶりの落語。札幌市内で活動する札幌落語倶楽部の高座)エルプラザ1/28
◆「札幌ジャズアンビシャス定期演奏会」(札幌市内で活動するプロのビッグバンド)Kitara 1/29
◆「EZO音楽祭」(札幌を中心に活動する主としてJポップの歌手のステージ)札幌時計台 2/10、11
◆「箭原顕アフタヌーンコンサート」(ジャズシンガーの珠玉のステージ)旭山公園通センター 2/11
◆「歌と笑いのスターステージ」(三山ひろし、水森かおり、タカ&トシなどのステージ、STV主催
知人からチケットを譲り受ける)カナモトホール 2/16
◆「富良野塾OBユニット演劇公演」(「エレベーターガール」舞台づくりが秀逸)かでる2・7   2/18
◆「NHK公開録音」(NNKラジオの「タカアンドトシのお時間いただきます」)NHK札幌 2/19
◆「北部方面音楽隊定期演奏会」(道内最高峰の吹奏楽の演奏はブラボー!)Kitara   2/23
◆「律綴(おとつづり)研究発表会(クラシックの発表会 歌唱、演奏)ルーテルホール 2/25
◆「MUSIC LAMP」(小・中・高の4団体がジャズを中心としたチャリティコンサート)Kitara 2/25
◆「かでるde かなでるFoster Concert」(自衛隊第11音楽隊が恵庭高、千歳北陽高の吹奏楽部を指導し、合同で演奏するコンサート)かでる2・7  2/26
◆オペラ「フィガロの結婚」(道内関係者のキャストによる本格的オペラを鑑賞)hitaru  2/28
                    
◆かでるひな祭りコンサート(クラリネット、ピアノ、ドラムのトリオによるジャズ演奏) 3/03
◆宮の森アルテ・ムジクスアーベントムジーク(かなり本格的なアマの管弦楽団)hitaru  3/04
◆土田英順チャリティコンサート(東日本大震災のチャリティ)大地みらい信用金庫札幌支店 3/08
◆札幌の奏響Ⅲ(札幌市内で活動するプロのクラシック音楽家の集まりの演奏会)Kitara 3/11
◆中の島小ジャズバンド卒業ライブ(小学校のジャズバンドとして有名なバンド)中の島小 3/12
◆ドイツ歌曲リサイタル(「二人のメンデルスゾーン・二人のシューマン」)ザ・ルーテルホール 3/12
◆大通スプリングコンサート(アマチュアのアコーステックコンサート)札幌市資料館 3/19
◆札幌ウィンドアンサンブル定期演奏会(1994年発足の社会人の吹奏楽団)Kitara  3/19
◆演劇「ヴェニスの商人」(札幌の弦巻劇団のシェイクスピア劇を観劇)シアターZOO  3/25
◆札幌室内管弦楽団演奏会(札幌では数少ない?アマチュアの本格的な管弦楽の楽団)hitaru  4/02
◆札幌市民ギャラリースプリングコンサート(ポジティブオルガンの調べ。奏者吉村怜子さん)4/05
◆ロジネットジャパンコンサート(札響+サックス奏者寺久保エレナのジョイント)Kitara   4/15
    
◆北海道交響楽団定期演奏会(総勢72名の大迫力の演奏は素晴らしかった)Kitara   4/15
◆西区オーケストラ定期演奏会(数あるアマオーケストラの中でも注目の楽団)Kitara   4/30
◆スプリング・コーラス・セレクション~中学生スペシャル(17中学校の合唱部が集合)Kitara  5/04
◆男声合唱団ススキーノコンサート(何より合唱を楽しんでいる姿がいい!)Kitara  5/13
◆道銀ライラックコンサート(札響と二人のソプラノ歌手による競演)Kitara  5/19
◆札幌フィル管弦楽団演奏会(アマのレベルとしては一流。札響の田島高宏氏の客演)Kitara  5/20
◆マンドリン音楽祭(札幌市内のマンドリン奏者が一同の会したコンサート)Kitara  5/21
◆札幌北一条教会「昼休みコンサート」(バロックトランペット、同ヴァイオリン、同オルガン)6/01
◆北海道神宮フォークうたごえまつり(15組のアマチュアシンガーが懐かしの歌を披露) 6/15
◆道銀ロビーコンサート第1日(フルート、ヴァイオリン、アコーディオンのセミクラシック)6/19
◆道銀ロビーコンサート第2日(パーカッション二人による珍しい形でのコンサート) 6/20
◆ほくでんファミリーコンサート(友人の好意で札響のベートーヴェンの交響曲2番)Kitara  7/04
◆札幌北一条教会「昼休みコンサート」(ヴァイオリン2台とオルガンのトリオの演奏)7/06
◆ひがしくハッピー・タッピーコンサート(大谷大の音楽関係者によるコンサート)大谷ホール7/10
    
◆PMF2023オープニングナイト(バーンスタインの「キャンデード序曲」で開幕)Kitara  7/12
◆サッポロシティジャズ・パークジャズライブ(大通公園、札幌市役所などをつまみ食い)7/15,16
◆北大チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」創立100周年記念演奏会 かでるホール 7/16
◆PMF時計台コンサート(アカデミー生の弦楽アンサンブル4組が登場)時計台ホール 7/20
◆カルチャーナイトin 知事公館(夕刻から夜にかけて様々な音楽プログラムが展開)知事公館 7/21
◆PMF「JR TOWER MYOMU CONCERT」(駅構内の殺到の中で金管バンドの演奏)札幌駅 7/24
◆PMF豊平館コンサート(弦楽四重奏、ヴァイオリン二重奏、コントラバス二重奏)豊平館 7/25
◆時計台まつり記念演奏会(自衛隊北部方面音楽隊の様々な組み合わせのアンサンブル)7/28
◆PMFピクニックコンサート(今年のPMFの総仕上げとなる野外コンサート)札幌芸術の森 7/29
     
◆PMF GARAコンサート(友人から譲り受けたチケットで前日の全曲をキタラで)Kitara  7/30
◆時計台まつり記念演奏会(セミプロのシンガーソングライター浅沼修さんのステージ) 8/25
◆大通オータムコンサート(スプリングコンサートの秋版。アマのミュージシャン)札幌市資料館 8/27
◆NHK交響楽団演奏会(念願のフルオーケストラでチャイコフスキーを聴く)Kitara  8/28
◆札幌北一条教会「昼休みコンサート」(ヴァイオリンとオルガンのデュオでの演奏) 9/07
◆札幌市民芸術祭ギター音楽祭(コンテスト形式で行われたギターのコンサート)Kitara  9/10
◆マリンバ デュオ リサイタル(肥田野恵里、佐藤尚子の二人の名手のコンサート)北一条教会 9/18
◆ラブ&サンクスコンサート((株)あいプラン提供の札幌交響楽団コンサート)Kitara  9/20
◆平和ととりでを築くコンサート(ウクライナの歌手ナターシャさんの歌に感動)エルプラザ 9/23
     
◆札幌北一条教会「昼休みコンサート」(ファゴットとオルガンのデュオでの演奏) 10/06
◆月寒高校マンドリン部定期演奏会(総勢35人のマンドリン部は道内唯一)かでるホール 10/09
◆札幌市民芸術祭市民合唱祭第2部(全33組、総計510名の合唱を聴く)Kitara  10/21
◆アイヌ音楽ライブ マレウレウコンサート(女性3人のボーカルグループ)北海道博物館10/29
◆かでるロビーコンサート(「Esperanza」マリンバ、ドラム、ピアノのトリオ) 10/24
◆札幌北一条教会「昼休みコンサート」(チェロとオルガンのデュオでの演奏) 11/02
◆文化の日カルチャーコンサート(出演「always modest」、「フルーツパフェ」)札幌市資料館11/03
◆NHK北の文芸館(NHKアナウンサー朗読とピアニストのジョイントライブ)かでるホール 11/17
◆朗読劇「すぐ死ぬんだから」(泉ピン子と村田雄浩の朗読劇)北広島市芸文ホール 11/18
◆全開!エール2023(道内吹奏楽有名高校6校510名が出演。マーチングイベント)札幌ドーム 11/19
◆東京キューバンボーイズ VS アロージャズオーケストラの競演  Kitara  11/21
    
◆旭山公園通地区センターふれあいコンサート(札幌ブラスバンドの出演) 11/23
◆中央区民センター・ゴスペルコンサート(ブライトサッポロゴスペルクワイアのステージ)11/24
◆西区民センターファミリーコンサート(西区オーケストラのコンサート)11/26
◆演劇「宿りして」(札幌劇場祭の一環、劇団5454。難しかったぁ)コンカリーニョ 12/01
◆演劇「林の中のナポリ」(札幌劇場祭の一環、座 れら。感動作、山田太一脚本)山びこ座 12/03
◆道銀ロビーコンサート(バリトンの大久保光哉さん、ピアノの大久保咲恵子のコンサート)12/05
◆NHKクリスマスクラシックコンサート(弦を中心にした6人のアンサンブル)Kitara  12/06
     
◆NHK公開ラジオ放送(チェリスト向井航さんのチェロ演奏とお話)NHK札幌放送局 12/08       
◆音楽朗読劇「ふたりしずか文芸館(「セロ弾きのゴーシュ」の音楽と朗読)市民交流プラザ 12/07
◆落語「北芸亭 寄席演芸講座」(上方落語:笑福亭羽光師匠の講義と実演)かでる2・7  12/09     
◆かでるクリスマスコンサート(道警音楽隊とカラーガード隊のコンサート)かでるホール 12/15
◆札響の第九 XV(15年連続での鑑賞である。指揮松本宗利音氏、ソプラノ中江早希)Kitara  12/16
◆ウインターコンサート(ソプラノ高橋茉椰、ピアノ千葉皓司)札幌市民ギャラリー 12/16
◆ライラックチャペルクリスマスコンサート(双子ゴスペルデュオのコンサート)12/22

 振り返って数えてみると、実に86回ものステージ等に出かけたことになっている。内容的にはこれも種々雑多ではあるが、比較的クラシック関係のステージが多くなっている。札幌におけるクラシック音楽の殿堂(?)札幌コンサートホールKitaraに今年は24回も訪れていた。
 数多くのステージを鑑賞した中で、強く思い出に残るのはやはり2月28日に鑑賞したオペラ「フィガロの結婚」ということになろうか?本格的オペラの鑑賞が初体験だったこともあり印象深い。しかし、言語がイタリア語だということはやや抵抗がある。舞台袖に翻訳が掲示されるが、本場の方たちと同様のレベルで楽しめないというところがディスアドバンテージである。鑑賞料が高額なこともネックで私にとっては足繁く鑑賞するという対象にはなり得ないかなぁ、と思っている。
 その他ではやはりPMF関連のコンサートに何度か足を運んだことが思い出となっている。

【映画観賞】
◆「戦前・戦後の札幌 上映会」(カメラ愛好家が撮り貯めた8mmフィルムの上映会)北海道博物館 1/15
◆「映文連アワード2022受賞作品上映会」(一日かけて短長編13作品を観賞)ちえりあホール 2/24
◆「シャイロックの子供たち」(池井戸潤原作の映画。非常に楽しめた作品)シネマフロンティア 3/08     
◆「ゴッホ・青く揺らめく炎」(札幌市民ギャラリーの美術映画会。奇人ゴッホの生涯を描いた)3/15
◆「ある男」(2022年度日本アカデミー賞作品賞他受賞。人物相関図が難解)シアターキノ 3/16
◆男はつらいよ「寅次郎忘れな草」(AFC「映画と握手」で取り上げた映画)サツゲキ 3/17
◆「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」(札幌映画サークル主催)白石区民センター 3/29
    
◆「エブリシング・ウブリウェア・オール・アット・ワンス」(アカデミー作品賞授賞作品だが、まったくの荒唐無稽な内容にガッカリ)フロンティアシネマ 4/12
◆「Coda あいのうた」(2001年のアカデミー賞作品賞も納得の感動の映画)市民交流プラザ 4/15
    
◆「すずめの戸締り」(アニメ界の逸材・新海監督が3.11をモチーフに)フロンティアシネマ   5/02
◆「幸せの黄色いハンカチ」(山田洋二監督AFC「映画と握手」で取り上げた映画)共済ホール 6/16
◆「東京物語」(名匠小津安二郎監督の代表作の一つが道立文学館特別展に合わせて上映された)6/25
◆「突貫小僧」「出来ごころ」(小津安二郎監督の無声映画。弁士:澤登翠さん)エルプラザ 7/08
◆「こんにちは、母さん」(山田洋二監督。吉永小百合、大泉洋主演)ユナイテッドシネマ 9/08
◆「Love Letter」(岩井俊監督、中山美穂主演、小樽市が舞台の映画)共済ホール 9/22
      
◆「グレート・グリーン・ウォール」(アフリカに緑の長城を築くための歌手の旅)エルプラザ 10/08
◆「キリエのうた」(岩井俊二監督の新作。キリエ役はアイナ・ジ・エンド)ユナイテッドシネマ 11/02
◆「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」(パロディ映画の最たるもの)シネマフロンティア 11/29
◆「ぶどうのなみだ」(大泉洋の「北海道映画三部作」の2作目。空知が舞台)かでる2・7   12/11
◆「ゴジラ1.0」(ゴジラ生誕70周年記念映画。初めての「轟音」スクリーン)TOHOシネマズ12/13
    
◆「ローマの休日」(オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックの不朽の名作)かでる2・7 12/21
◆「ビリーブ 未来への大逆転」(米国の男女差別を覆す女性弁護士の物語)エルプラザ 12/21
◆「ヤジと民主主義」(地元テレビ局HBCが制作したドキュメンタリー)シアターキノ 12/27

 今年観賞した映画は合計23本だった。この本数は例年並みといえる。私の中で映画は最もコストパフォーマンスに優れた娯楽だと思っている節がある。シニアに優しい料金設定も嬉しい。これからもできるだけ楽しみたいと思っている。
 今年観た中で印象に残っているは、「シャイロックの子供たち」、「Coda あいのうた」、「幸せの黄色いハンカチ」、「ゴジラ1.0」といったところか?
 ドキュメンタリー好きの私としては、「映文連アワード2022受賞作品上映会」とか「ヤジと民主主義」も見応えがあった。

【展覧会等】
◆「野田弘志展」(リアリズムの巨匠野田弘志のギャラリーツアーの参加)芸術の森美術館 1/07
◆道立文学館特別展「細谷源二と齋藤玄」(道内の俳句界を牽引した二人の展覧会) 3/16
◆道立近代美術館特別展「トリック × イリュージョン」(不思議な作品の数々を鑑賞) 5/31
◆道立文学館特別展「小津安二郎」展(小津安二郎の経歴や遺品、関連本を展示) 8/18
    
◆「北の縄文世界と国宝」展(縄文時代の6点の土偶・土器と遠軽の黒曜石)北海道博物館 9/03

 私は展覧会などのようなものは、どちらかというと苦手である。道立近代美術館が近くにあるというのに、どうも足が向かない。道立近代美術館で開催される特別展はできるだけ観たいとは思っているのだが…。


私的に‘23を振り返る Part Ⅰ

2023-12-27 14:13:04 | 私的に〇〇年を振り返る
  •  今年もまたこの季節がやって来た。私にとっては恒例の一年間を振り返ってみるシリーズである。振り返ってみると、私が「 ’00を振り返る」シリーズを始めたのは2008年からである。当初は3日間にわたって振り返っていたのだが、2011年からは5日間にわたってこのシリーズを続け、以来このスタイルを踏襲している。私にとってこのシリーズはとても意味のある5日間だと思っている。このシリーズをまとめるために私は例年10月頃からその作業に入るのだが、今年もまた10月の末頃からぼちぼちと手を付けてきた。このまとめる作業が何とも言えなく楽しい時間である。自らの一年を振り返り、走馬灯のように過ぎ去った一年を振り返ることは私にとってとても意味あることだと思っているのだ。
 今年は一つ嬉しいお話をお聴きした。それは11月のはじめにビジネス EXPOでお聴きしたRapidus社長の小池淳義氏が、講演の中で「毎年、年末には自分の手帳を繰って一年間を振り返っている」と話されたことだ。世界を股にかけてビジネスを展開する経営者が同じようなことをされていることを聞いて、なんだかとても嬉しく思ったことが思い出される。
 それでは本日より、5日間にわたってカテゴリー別に私の一年間を振り返ってみることにします。
 第一日目の本日は【どんな講座を受講したか】(付随してデジタル講座)、【「めだかの学校」の学び】、【どんな著名人に会ったか】を振り返ってみるにする。

【どんな講座を受講したか】
◆クラーク博士の言葉(「Boys, be ambitiousの真意とは」元北大副学長藤田正一氏の講和)時計台ホール 1/10
◆札幌豊平館講座(「北海道の結婚式」北海道博物館学芸員の講演・北海道の結婚式の特徴)豊平館 1/20
◆札幌市中央図書館講座(「我々のルーツを宇宙に探る」大場康弘北大准教授の講演)中央図書館 1/21
◆スポーツの力 × まちのミライ(秋元札幌市長、コンサ:三上大勝GM、レバンガ:横田陽CEO、寺田明日香選手などが登壇し、それぞれの立場から街づくりを語る)ホテルモントーレエーデルホフ札幌1/23
◆私の生き方セミナー 1月(「遺志を継ぐものPrat Ⅱ」相続と遺贈について)社会福祉総合センター 1/25
◆札幌市博物館センター講演会(二人の学芸員から、それぞれの専門〈植物、古生物〉のお話を拝聴)チカホ 2/04
◆北海道分水嶺大横断・野村良太講演会(大変な困難を乗り越えての冒険の報告に大感動!)かでる2・5  2/05
  
◆フィンランド一日大学(フィンランド大使と大学教授の講演を拝聴した)かでる2・7  2/11、12
◆豊平館講座(「開拓使による洋風建築技術の受容と発展」講師:北海道博物館研究職員)豊平館 2/16
◆私の生き方セミナー 2月(「最新の葬儀事情とお墓の話」)社会福祉総合センター 2/22
◆健康づくり交流会(「健康な身体づくり」スケート元 五輪選手:鈴木靖氏)中央区民センター 3/03
◆MeCCS推進会議(AI技術について中島秀之助札幌市立大学長の講演)ニューオータニイン 3/15
◆天売島オロロン鳥復活物語(「天売島ウミガラス100羽記念祭~海と海鳥と私たちの未来~」)共済会館 3/15
◆みんなの終活フェア(2日間に渡って「ここが危ない、初めての終活」他4講座を受講)ロイトン 3/18・19
◆お米と健康セミナー2023(料理研究家と慶大医学部教授のお二人からお話を聴く)道新ホール 3/23
◆カザフスタンを知るセミナー(国際交流員がカザフスタンの実状を紹介してくれた)札幌国際プラザ 3/26
◆北海道立近代美術館アーティストトーク(特別展トリック×イリュージョン展 須田悦弘氏) 4/22
◆わたしの生き方セミナー№1(「特殊詐欺…狙われるシニア世代」弁護士・鈴木賢治氏)福祉センター 4/26
◆学びの広場で学ぼう講座(「北海道における銅像巡り」郷土史研究家:武石詔吾氏)かでる2・7  5/11   
◆道立近代美術館特別展見どころトーク(「トリック×イリュージョンの学芸員解説」)道立近代美術館  5/14
     
◆北海道信金経済講演会(森本卓郎氏「激動の日本経済、これからどうなる?」)プリンスホテルパミール館 5/17
◆札幌彫刻美術館友の会講演会(「北の銅像 誕生余話」元道新記者:小沢信行氏、興味深い話)エルプラザ5/20
◆わたしの生き方セミナー№2(「旬の道産食材で元気いっぱい!」食材研究者木村光江さん)福祉センター 5/24
◆道民カレッジかでる講座(ストレスに負けずに元気に暮らす)精神科医:香山リカ氏の講演)かでる2・7  5/26
◆中央区民センター美術講座(道立近代美術館のボランティアによる解説講座「美術への誘い」) 5/24
◆世界高血圧の日 市民公開講座(高血圧症について専門医から高血圧の危険性を聴いた)札幌医大 5/27
◆さっぽろラウンドウォークオープン記念シンポジウム(140kmのコースが完成)北大学術交流会館 6/04
◆北海道ガストロミックサイエンス研究会セミナー(函館市のシェフの先進的な取組みの講演)さとらんど 6/19
◆道民カレッジかでる講座(柏葉脳神経外科の3人の医師がそれぞれ専門分野を講演)かでる2・7  6/21
◆北海道の楽しい100人(道内で地域おこしに活躍する4人の方々の奮戦ぶりを聴く)エルプラザホール 6/21
◆第1回中央区いきいき講座(「札幌都心のまちづくり」札幌市職員による講和)中央区民センター 6/28
◆北海道再犯防止推進フォーラム(大半はPaix²ペペという女性デュオのコンサート)エルプラザ 6/30
◆道立文学館講演会(「小津安二郎と北海道」北海道文学館副理事長:中澤千磨夫氏の講演) 7/01
    
◆第2回中央区いきいき講座(「チョコレートの世界へようこそ」明治の管理栄養士)中央区民センター 7/05
◆学びの広場で学ぼう講座(「知られざる北方四島の自然」元道新記者:相原秀起氏)かでる2・7  7/06
◆第4回中央区いきいき講座(現地講座で「飼育員の仕事」を拝聴し、動物園見物。第3回欠席)円山動物園7/19
◆北海道洋上風力フォーラム2023(風力事業関係者がさまざまな角度から風力発電を語った)かでるホール7/20 
◆第5回中央区いきいき講座(「美術への誘い」道立近代美術館協力会のレクチャー)中央区民センター 7/26
◆第6回中央区いきいき講座(「あへあほ体操」考案者のしものまさひろ氏が指導する)中央区民センター  8/02
◆ミャンマー情勢講演会(ミャンマーを撮り続ける映像作家の久保田徹氏と、その彼を撮ったNHKディレクター家坂徳二氏の二人の対談的なお話を聴く。映像論的な話となった) 北大学術交流会館 8/02
◆道新フォーラム(「札幌五輪招致の現在地」開催支持派と反対派がそれぞれ意見を開陳)道新ホール 8/03
◆第7回中央区いきいき講座(「身近な犯罪被害防止対策」札幌中央署担当警察官が講師)中央区民センター 8/09
◆第8回中央区いきいき講座(「札幌市の街づくりと大通公園の歴史」資料館ボランティア)札幌市資料館8/16
◆「北海道・北東北の縄文遺跡群」フォーラム(北海道内の関係者が一堂に揃ったフォーラム)北海道博物館 8/19
◆「『北の縄文世界と国宝』開催記念シンポジウム(俳優の井浦新さん登場)ホテルエミシア札幌 8/20
◆北海道・札幌2030冬季五輪公開討論会(札幌青年会議所主催。杉村太蔵氏が大人の対応)共済ホール 8/21
◆第9回中央区いきいき講座(「エゾシカの6次産業化を目指して」音威子府秋山實氏)中央区民センター 8/23
◆日本尊厳死協会北海道支部講演会(3名の方のミニトークとパネルディスカッション)共済ホール 8/26
◆第10回中央区いきいき講座(「パリ文化と観光を学ぶ」フランス人講師フランソワ)中央区民センター 8/30
    
◆北海道不動産鑑定士協会講演会(「道と橋の物語」街歩き研究家:和田哲氏)ニューオータニイン札幌 9/01
◆北海道博物館講座(「『北の縄文世界と国宝』展ができるまで」三人の学芸員たちの国宝展の舞台裏話) 9/03
◆学びの広場で学ぼう講座(「北海道観光の可能性」道新特別編集委員:鈴木徹氏)かでる2・7  9/05
◆道生涯学習協会賛助会員の集い(市電に乗って「和田哲さんと巡る札幌路面電車ミニトリップ」)市電内 9/06
◆秋山生命科学振興財団特別講演会(「地域に貢献する経営」セコマ会長:丸谷智保氏)プリンスホテル 9/06
◆第12回中央区いきいき講座(現地講座「見て・触れて・体験し・学ぼう」、11回欠)札幌市防災センター 9/13
◆民団北海道講演会(「韓国の歴史と料理」世宗研究所:陳昌洙氏)民団北海道 9/16
◆第13回中央区いきいき講座(「屯田兵の歴史」郷土史研究家:有馬尚経氏)中央区民センター 9/20
◆平和のとりでを築く講演(札幌弁護士会主催、「憲法って、何だろう」、「へいわとせんそう」)エルプラザ 9/23
◆第14回中央区いきいき講座(「3B体操」の体験 道具を使ったシニア向けの体操)中央区民センター 9/27
    
◆野生生物基金ネイチャーフォーラム(「アナログで見る北海道の高山植物」梅沢俊)道新プラザDO-BOX 9/29
◆北海学園大学人文学部開設30周年記念シンポジウム(テーマ「新人文主義のフロンティア-「耕すこと」と「食べること」人間を深く考えるための人間中心主義批判~」京都大:藤原辰史准教授)北海学園大学 9/30
◆第15回中央区いきいき講座(「骨・カルシウムセミナー」雪印メグミルク管理栄養士)中央区民センター 10/04
◆国際シンポジウム(「北海道・北東北の縄文遺跡群の価値理解と普及」国内外の関係者が集う)北海道大学 10/05
   
◆第16回中央区いきいき講座・閉講式(「路面電車でまちを元気に!」札幌市担当課)中央区民センター 10/11
◆札幌ユネスコ協会講演会(NPO法人Kacotam理事長の高橋勇造氏の講演)札幌パークホテル 11/06
◆曹洞宗「禅をきく会」(曹洞宗老師の講和と、プロ野球評論家・白井一幸氏の講演)札幌パークホテル 11/06
◆学びの広場で学ぼう講座(「北海道経済の行方」道新特別編集委員・鈴木徹氏)かでる2・7  11/07
◆ビジネスEXPO「ビジネスセミナー」(Rapidus社長の小池淳義氏「北海道から世界へ…」アクセス札幌 11/09
◆ヒグマフォーラム in 札幌(ヒグマ関係者が集い、様々な角度からヒグマ対策を提言する)エルプラザ  11/11
◆生活クラブ生協組合講演会(「フェイク食品・加工食品と外食産業」野本健司氏)北区民センター 11/14
◆わたしの生き方セミナー(「いつまでも自分の足で歩き続けるために」フットケア代表)福祉センター 11/22
◆フィンランド独立記念日講演会(フィンランドの過去と現在を語る。名誉領事)ガーデンパレス11/23 
◆道新みんなの終活フェアセミナー第1日(「シニアのための株主優待生活」他1セミナー)ロイトン札幌 11/25
◆道新みんなの終活フェアセミナー第2日(「介護は突然やってくる。その日の為に」他1セミナー) 11/26
◆北大市民公開講座(「メディアの沈黙とジャーナリズムの力」江川紹子氏、遠藤乾氏、山崎裕侍氏) 12/02
◆札幌大公開講座(元米国通商代表部所属のグレン・S・フクシマ氏の講演。日米の協調の必要性を強調)12/05
    
◆野村良太スペシャルトーク(初のヒマラヤ遠征失敗談を明るく服部文詳氏と対談)チカホ交差点広場 12/13
◆労文協リレー講座№3(梯久美子講演「この父ありて~二・二六事件と昭和史の中の旭川」)自治労会館 12/20
◆敬老健康パス意見交換会(札幌市が改定を企画中の敬老パスについて市民の意見を聞く会)ラソラ札幌 12/22
◆れきぶんワークショップ①(札幌市内の歴史的な事物に市民目線で見直そうとする会議)プラザ星園 12/23
【道民カレッジ・デジタル活用講座~スマホ教室】
◆6月29日(月) 第1回(〈株〉BWORKSの宮澤一政氏が講座全体を紹介)以下、第14回目までは北海道ハイテクノロジー専門学校の生徒による指導
◆第02回 「はじめの一歩」        8月17日
◆第03回 「アプリを使おう」       8月24日 
◆第04回 「スマホの基本操作」      8月28日 
◆第05回 「スマホの基本操作」     8月30日(午前)
◆第06回 「インターネット利用の基本」  8月30日(午後)
◆第07回 「インターネット利用の基本」  8月31日
◆第08回 「インターネット利用の基本」  9月04日
◆第09回 「インターネット利用の基本」  9月06日(午前)
◆第10回 「アプリを使おう」        9月06日(午後)
     
◆第11回 「SNSを始めよう」       9月07日
◆第12回 「SNSを始めよう」       9月11日
◆第13回 「ネット犯罪を知ろう」      9月19日(午前)
◆第14回 「ネット犯罪を知ろう」     9月19日(午後)
◆第15回 「電話のかけ方と文字入力の仕方」10月13日
◆第16回 「アカウントの作成」      10月20日
◆第17回 「アカウントの入れ方」     10月24日
◆第18回 「Wi-Fiの使い方」        10月31日
◆第19回 「インターネットの使い方」   11月07日
◆第20回 「メールの使い方」       11月14日
    
◆第21回 「カメラの使い方」       11月24日
◆第22回 「SNSの活用」           11月28日
◆第23回 「マップを使いこなす」       12月05日
◆第24回 「フリースタイル」                 12月12日
【道民カレッジ・デジタル活用講座~パソコンセキュリティ教室】
◆第1回 「デジタルの基本操作」               11月10日
◆第2回 「SNSの正しい使い方と運用及び設定」         11月17日
◆第3回 「クラウドとは何か」                12月01日
◆第4回 「情報流出防止策の徹底」              12月08日
◆第5回 「迷惑メール対処法、フィッシングメールの取り扱い方」12月15日
 
 私にとって講演・講座を受講することは、私の生活の中で一丁目一番地と言っても過言ではない関心事である。今年も数多くの講演・講座を受講してきた。内容的にはそれこそ種々雑多、雑学を重ねるのみである。それでもテーマや講師の名を聞くと、その時のお話の内容がけっこう蘇ってくるのが嬉しい。                                                     
 特に印象的なものとしては、登山家の野村良太氏や街歩き研究家の和田哲氏の2度にわたるお話が印象深い。また、今年中央区の高齢者教室「いきいき講座」の16回にわたった講座も思い出深い。 
 そしてコロナ禍時はリアルな講演・講座が激減したが、今年は復活傾向にあったことが嬉しかった。それでも以前は各大学が市民公開講座を競うように開催していたのだが、それがまだあまり復活していないのが寂しいが、早く復活してくれることを望みたい。
  これからも体の許すかぎり、市内で開催される講演・講座は積極的に受講していこうと思っている。
【「めだかの学校」の学び】
◆ 1月16日(月)SDGs学習会 札幌市出前講座「家庭ごみの分け方・だし方・減らし方」
◆ 1月23日(月) 北海道遺産DVD観賞「摩周湖 他11件」 
◆ 2月13日(月) SDGs学習会 札幌市出前講座「さっぽろの都市計画」
◆ 2月27日(月) 北海道遺産DVD観賞「流氷とガリンコ号 他11件」 
◆ 3月13日(月) SDGs学習会 札幌市出前講座「子どもの貧困対策」
◆ 3月27日(月) 北海道遺産DVD観賞「積丹半島と神威岬 他11件」
◆ 4月10日(月) 終活学習「人生のフィナーレを悔いなく」 ① 小規模葬の留意点」
◆ 4月24日(月)歩いて巡ろう!札幌の公園「大通公園」
◆ 5月08日(月) 終活学習「人生のフィナーレを悔いなく」②
◆ 5月22日(月) 歩いて巡ろう!札幌の公園「中島公園」
    
◆ 6月12日(月) 終活学習「人生のフィナーレを悔いなく」③
◆ 6月26日(月) 歩いて巡ろう!札幌の公園「モエレ沼公園」
◆ 7月10日(月) 終活学習「人生のフィナーレを悔いなく」④
◆ 7月25日(火) 歩いて巡ろう!札幌の公園「百合が原公園」
◆ 8月14日(月) 終活学習「人生のフィナーレを悔いなく」⑤
◆ 8月25日(金)歩いて巡ろう!札幌の公園「西岡公園」  ※ 酷暑のため中止
◆ 9月11日(月) 終活学習「人生のフィナーレを悔いなく」⑤
◆ 9月25日(月)歩いて巡ろう!札幌の公園「円山公園」&「円山動物園」
◆ 10月11日(火) 映画観賞会「しあわせのパン」
◆ 10月22日(月) T&D 学習会「統一教会の真実」、「統一教会実体験」
◆ 11月13日(月)  DVDフォーラム「平成30年史~報道死闘編~」
◆ 11月27日(月) T&D 学習会「ウォーキングあれこれ」、「思いがけない体験」
◆ 12月11日(月) 映画観賞会「ぶどうのなみだ」

 私にとっていわば本拠地とも言えるのが「めだかの学校」である。自分たちで学習計画を企画し、そして学ぶという「めだかの学校」スタイルは学びの成就感がまったく違ってくる。これからも「めだかの学校」を第一番に考え、大切にしていきたいと思っている。
 
【どのような著名人に会ったか】
◆荻原 次晴 氏(冬季五輪複合選手・WC大会パブリックビューの解説者として)NHK札幌局 1/21
◆サヘル・ローズ氏(イラン出身のタレント。凄絶な幼少期を過ごしたことを講演された)かでる2・7  3/05
◆南こうせつ 氏(シンガーソングライター。天売島関連のイベントでミニコンサート)共済会館 3/15
◆高石ともや 氏(シンガーソングライター。労音主催のコンサート。懇意にしていただいたシンガー。御年81歳、さすがに衰えは隠せず)クリエイティブスタジオ 4/30
    
◆森本 卓郎 氏(経済評論家、大学教授 北海道信用金庫主催の経済講演会)プリンスホテルパミール館 5/17
◆香山 リカ 氏(精神科医、現むかわ町在住 「かでる講座」で講師を務めた)かでる2・7  5/26
◆杉村 太蔵 氏(薄口評論家も今や全国区。冬季五輪公開討論会に登場。大人の対応光る)共済ホール 8/21
◆白井 一幸 氏(WBCジャパンヘッドコーチ。「禅をきく会」のメイン講師)札幌パークホテル 11/06    
◆泉 ピン子 氏(俳優 朗読劇「すぐ死ぬんだから」に出演のため来道)北広島市芸文ホール 11/18
     
◆村田 雄浩 氏(俳優      同   上          )  同  上     11/18
◆江川 紹子 氏(ジャーナリスト、北大市民講座でジャーナリスト論を基調講演)北大MC研究院 12/02 
◆グレン・S・フクシマ氏(元米国通商代表部所属。日系三世。札幌大公開講座で講演)札幌大 12/05
◆野村 良太 氏(北海道分水嶺積雪期単独縦断がNHKで放送され今や野村氏は全国区である)チカホ 12/13
◆梯 久美子 氏(ノンフィクション作家、骨太のノンフィクションで注目される作家)自治労会館 12/20
 
 このカテゴリーは全国的に名の通った方々のお話や舞台をどれだけ体験できたか、を振り返るカテゴリーである。こちらは以前と比べまだまだ来道・来札する有名人の方は少ないようだ。以前だと今年の2~3倍くらいの著名人の話を聴いたり、舞台を楽しんだりすることができたのだが…。来年以降に期待したい。
 
※ 掲載した写真に特に意図はありません。過去に投稿した写真を運良く見付けられたものを掲載しました。


藻岩山を試しに登ってみた…

2023-12-26 18:03:49 | 北海道低山紀行 & Other
 はたして今の自分にまだ藻岩山を登ることができる体力はあるのだろうか?ここ数年続けてきた元旦の藻岩山登山が可能なのか、否かを知るために今日試しに藻岩山登山を敢行してみることにした。結果は果たして?

 私の過去の元旦の藻岩山登山を調べてみた。すると、2014年から初めて2023年までの10年間に6度(2014年、2015年、2016年、2020年、2021年、2023年)登っていることが分かった。意外に疎らであるが、このうち初日の出がきれいに見えたことは一度もないのだ。微かに太陽の顔を拝めたのが2度ほどという残念な結果である。一度くらいはきれいな初日の出を拝みたいと思っているのだがなかなか叶わない。
 ※ 慈啓会病院口の登山口です。
 私の体力が尽きぬうちになんとか一度くらいはと願っているのだが…。そこで2024年の元旦に登ることができるだろうか、とやや不安なところもあったので本日試しに登って観ることにしたのだ。そこに私はさらに自身に負荷をかけた。それは我が家から登山口までも徒歩で往復することを課したのだ。
 満を持して11時25分我が家を出発した。慈啓会病院登山口まで約4.3km、約1時間で到達することができた。天候も穏やかだったこともあり、途中で汗ばみ始めたので慌ててミドルレイヤーを脱いで体温調節をした。
 ※ 藻岩山には33体の観音像があるそうですが、その一つです。
 登山口で軽アイゼンを装着したり、ホットコーヒーを一口含んだりして12時30分、登山口をスタートした。けっして焦らず「ゆっくり、ゆっくり」と己に命じながら登り始めた。
 ※ 第一の区間の上りはそれほどではありません。
 藻岩山登山は大きく分けて三つに大別することができると私は考えている。第一の部分は登山口から米軍駐留軍が藻岩山に設置したリフト台跡のところまで、第二の部分はリフト台跡から馬の背まで、そして第三の部分が馬の背の標識から山頂までと大別している。

※ 日本で最初のスキーリフトが設置されたそうです。
 第一の部分はいわば助走区間である。困難な箇所は少なく徐々に、徐々に高度を上げていく区間である。私は今日この区間に30分を要した。
 続いて第二区間であるが、前半は平坦に近い道が続くが、後半には階段登行をはじめけっこうな急斜面が続き、藻岩山の稜線に出る。ここが「馬の背」である。この区間は20分を要して馬の背に到達することができた。ここまで私は意外に順調に登り続けることができた。

  ※ いよいよ厳しい階段登行の始まりです。コースは上方右のほうへトラバースします。
 そして第三区間である。この区間も前半はそれほど厳しい登りはない。私はこの比較的広い登山道を「藻岩山ゲイトウェイ」と密かに称している。というのも、この稜線では私が登ってきた「慈啓会病院口」、その他に「旭山公園口」、「小林峠口」、「北の沢口」と四つの登山口から登ってきた登山者の誰もが通る登山道だからである。(藻岩山にはもう一つ「藻岩山スキー場登山口」がある)
※ 私が密かに「藻岩山ゲイトウエイ」と呼ぶ道幅の広い登山道です。
 「藻岩山ゲイトウェイ」を過ぎると厳しい登りが始まる。まずは岩石がゴロゴロと転がっている中を直登する上りである。続いて、山肌を縫うようにジグザクのコースが長々と続く。そして最後は山頂目ざしての二か所の直登が待っている。疲れがピークの中での直登は辛い。そこを耐えると待望の山頂である。
※ 胸突き八丁、最後の直登です。
 意外や意外!ペースを自分なりに抑えたからだろうか?思っていたほどきつい思いをせずに山頂に到達することができた。もっとも登山に要した時間は1時間30分とそれなりに要したが…。
※ 産地用には「藻岩観音奥の院」が建てられています。
 時間は問題ではない。私に藻岩山を登るだけの体力があるか否かを推し量る登山だったのだから…。これで少なくとも藻岩山を登ることは可能と分かった。
※ 山頂から札幌市内の眺望は薄く靄っていました。
 問題は元旦の天気であるが、これが今のところの予報では見通しが暗い。どうも札幌は元旦の天気には恵まれていないようだ。奇跡が起こることを微かに信じながら登ることにしようと思っているのだが…。
 ちなみに今日は25,600歩、17.7kmの距離を歩いたとスマホの歩数計が示している。帰宅した私は疲労困憊だった…。           


ライラックチャペルクリスマスコンサート

2023-12-25 13:45:16 | ステージ & エンターテイメント
 まるでクリスチャンの集会に紛れ込んだようなコンサートだった。私は新聞でコンサートの告知を知り、安易に出かけたのだが…。若干の居づらさを感じながらも4年ぶりに出会った双子デュオの「Milk & Honey」の上質のハーモニーを楽しんだ。

 私の住まいの近くにある「ライラックチャペル」で12月22日(金)の夕刻にクリスマスコンサートがあり、双子のゴスペルデュオが出演すると新聞に掲載されていたので気軽に出かけてみた。
 私はコンサート開始の30分前に会場のライラックチャペルに着いたのだが、小ぶりな教会は真新しく、調べてみると2019年末にスタートしたばかりの教会と分かった。(プロテスタント系ということだ)
 会場では双子のデュオのリハーサルが行われていた。その二人を見た時、懐かしさがこみあげてきた。実は4年前の2019年11月に「ローズガーデンクライスト教会」で開催されたコンサートに出演した「Milk & Honey」の二人ではないか!当時はまだ10代だと思われたが、この日見た彼女たちは女性として成長した姿だった。
   
※ コンサートの写真はNGだったが、リハーサル中に一枚撮らせてもらった。真ん中の人物はコンサート中も歌詞を手話に翻訳する役目で出演していた。

 そして予告どおり午後7時コンサートが始まった。しかし、普通のコンサートとは勝手が違った。初めに牧師の話が始まった。なんだか「ミサ」のような雰囲気なのだ。
 参会者全員が起立したり、何かを唱えたり…。「う~ん。これは場違いなところに足を踏みこんでしまったかな?」と思われたのだが、いまさら抜け出すわけにもいかない。成り行きに任せるしかなかった。すると今度は全員で「荒野の果てに」という讃美歌を全員で歌い出した。これはもう信徒のための信徒のクリスマスイブの集いである。迷い込んだ子羊(?)はじーっと小さくなっているしかなかった。
※ 4年前のまだ少女らしい素顔の二人です。

 一連の行事(?)が終わり、ようやく「Milk & Honey」のコンサートに移った。とは言っても披露された曲目は全て讃美歌であった。曲目は①「神さまの贈り物」、②「たがいによろこび」、③「まぶねのなかに」の3曲だった。
「Milk & Honey」の二人は4年前と比べて成長したハーモニーを披露してくれた。しかし、3曲だけとは私にとってはいかにも少ない曲数だった。
 この後、信徒たちのグループによる手話の披露があり、最後に参会者全員で「清しこの夜」を合唱してコンサートは終わった。やっぱり私は迷い込んだ子羊だったのだ。
   
   ※ 真ん中はアフリカ系アメリカ人の彼女らの父親である。彼女らは日本人の母親とのハーフである。

 コンサート、というよりは集会が終わり、教会側では飲み物やケーキなどの菓子類を用意し、歓談するようにと案内があったが、私はそそくさと教会を後にしたのだった。
 「Milk & Honey」の歌声は魅力だが、どうやら教会の外ではあまり活動をしていないようだ。彼女たちの歌声を純粋に楽しんでみたいと思うのだが、難しそうである。


レバンガ北海道 勝つには勝ったけれど…

2023-12-24 21:09:54 | スポーツ & スポーツ観戦
 今シーズン初めてレバンガ北海道戦を観戦した。不振が続くチームだが今日は対京都ハンナリーズになんとか一矢を報いることができた。しかし、残念ながら前途はけっして明るくない。健闘を期待しているのだが…。

 私は「スポーツは生ものだから…」とよく言うのだが、戦いが終わって時間が経ってしまうと興味を削がれる。他の話題はおいておいても観戦したばかりの試合をレポすることにする。
 本日午後、「北海きたえーる」でBリーグの対京都ハンナリーズ戦があり今シーズン初めて観戦した。と言ってもチケットを購入して観戦したのではなく、購読している北海道新聞の販売店が提供する観戦チケットに応募して当選したからである。
   
   ※ 対戦前の両チームの練習光景です。
 当選チケットはレバンガ北海道のホームゲームの中から希望の試合を観戦できるというものだった。レバンガ北海道は毎シーズン苦戦が続いているが、今シーズンは特にその傾向が強いと見ていた。何せ昨日までの戦績が5勝18敗で東地区8チームの中で第7位と低迷している。私はできるならレバンガ北海道が勝利する試合を観戦したいと思っていた。
   
   ※ 試合開始のティップオフの場面です。
 検討したところ昨日と本日対戦する「京都ハンナリーズ」は西地区で8チーム中最下位に沈んでいるチームである。私は「京都ならあるいは勝てるのでは?」と考え観戦を決めたのだ。ところが、昨日の対京都戦にレバンガ北海道は69対86と完敗したのである。「これは本日もダメかもしれない」と思いながら「北海きたえーる」に向かった。   
 昭和男の私はいつも思うのだが、最近のプロスポーツは野球やサッカーもそうだが試合前の演出が過剰に思えるのだが、バスケットは特にその傾向が強く感じられる。今日もチームの不振など関係ないがごとく派手な演出の中試合が始まった。
   
   ※ 対戦の合間合間ににはこうした演出が数多く見られました。
 試合は不振の両チームを象徴するように両チームともにゴールを外しまくる試合展開となった。私が記録したメモによると試合開始から4分を経過して1対3というロースコアの出だしだった。試合展開の激しいバスケットボールの試合で4分間も闘って1点しか取れないとは、いかにシュート成功率が低いかを物語っている。試合は後半になってレバンガ北海道の選手たちのシュート成功率が上がってきたこともあり、下記のような経過を辿り逆転で勝利し、今季5勝目を手にすることができたのだが…。
  第1クォーター  12  対 19
  第2クォーター  24  対 14
  第3クォーター  24 対  11
  第4クォーター  21  対 20       
    合 計     77  対 64
 一見完勝のようであるが、実際は京都のシュート成功率が試合を通じて上がってこなかったことがこのような試合結果に繋がったのではないかと、私は見た。
   
   ※ レバンガ北海道の勝利が決定した瞬間です。
 レバンガ北海道の苦戦がなぜ毎年続くのかと考えると、それはチームが高給をとるような優秀な選手を獲得できていないところ行きつくように思える。その要因は多々考えられるのだが、同じような環境下にある「コンサドーレ札幌」がこのところJ1の中位に踏みとどまっていることが注目される。経済的にはコンサドーレもけっして安泰ではないと思うのだが、ここ数年上位チームに伍して健闘している。その要因はチームマネジメント力の違いではないかと思うのだがどうだろうか?
   
   ※ 試合結果を告げるスコアです。

 難しいことは良く分からないが、Jリーグに比べてBリーグはプロ化されてまだ日が浅い。一日も早く多くの優秀なマネージャーが育って、レバンガ北海道を導いてほしいと思うのだが…。(スポーツのことなら多少は蘊蓄を述べることができるのだが、今日は長々と綴ることは止めることにした) 

札幌市敬老健康パス 意見交換会

2023-12-23 20:21:57 | 講演・講義・フォーラム等
 私は早合点していたようだ。新制度が来年度からと思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。札幌市は慎重にコトを進めようとしていることが分かった。民主主義の国に生きていることを実感した瞬間だった…。

 11月23日の北海道新聞に下のように記事が掲載された。つまり、札幌市ではこれまで70歳以上の老人に対して、最大1万7千円の自己負担で7万円分の公共交通機関を利用できる優待制度(敬老優待パス)をとってきた。それを改めて自己負担なしで上限2万円まで公共交通機関を利用できる制度(敬老健康パス)に転換する、と掲載されていた。
    
 記事を読んだ私は「おーっと、これは大変!」と思った。と同時に「札幌市も高齢者が増え、財政が賄いきれなくなったかな?」という思いもよぎった。
 ただ記事には、ウォーキングやボランティアなどをすることでポイントを付与し、それを上積みして利用できる制度を考えていると付記されていた。
 「はて?ポイント制度とは何ぞや?」という疑問が頭をもたげてきた。そう思っていたところ、今月に入って追随記事が出て、転換する「敬老優待パス」についての市民向けの意見交換会を各区毎に実施すると出ていた。その最初の回が昨日(12月23日)白石区で午後2時から実施すると出ていたので、一刻も早く知りたいと思っていた私は白石区の商業施設「ラソラ札幌」まで行ってみることにした。
 「ラソラ札幌」は我が家から約6キロあるのだが、趣旨が趣旨であり、時間にも余裕があったので私は約1時間半をかけて歩いて向かった。
         
 ところが私はここでもポカをしてしまった。会場には定刻の20分前に着いたのだが、会場には関係者らしい市役所の担当者の姿しか見当たらないのだ。すると担当者からは午後2時から2時間は掲示物を見ながら担当者が訪れた市民に対して個々に説明し、全体説明は午後4時からだというではないか!ガックリである。しかしまだ周りに参加者らしい市民がいなかったこともあり職員の方が私に付きっ切りで親切に説明してくれた。それによると次のようなことが判明した。
       
 ◆ 新制度「敬老健康パス」の実施は、現在のところ2026年度以降の見通しであること。
  (つまり早くても3年後からの実施見通しということだ)
 ◆ つまり来年度(2024年度)は、今年度内に実施する意見交換会、あるいはパブリックコメントなどを参考にしながら、詳しい制度設計をする。
 ◆ 2025年度は構築した新設計による「敬老健康パス」の試行を実施して問題点などを抽出して、改善を進め次年度からの実施に備える。
ということだった。
 またポイント獲得(付与)の仕組みについては例えば、〇歩くこと、〇介護予防、〇人とのふれあい、その他活動が難しい方へのポイントを付与する仕組みについても考えていきたいということだった。なお、ポイントの付与は最大で2万円までとする案のようである。
       
 ここまで聴いて私の疑問は解消された。前述したように私は高齢者が激増している今、市の財政負担が伴うこの仕組みの改定はやむを得ないことかなぁ、という思いがある。その改定にあたって、改定をキッカケにして健康づくりや社会参加を後押ししようとする札幌市の姿勢を理解したいと思う。
 また、制度を改定するにあたって、市民の声を聞きながら慎重にコトを運ぼうとしていることについても好意的に受け止めたい。為政者の声一つで物事を決めるのではなく、社会の構成者である市民の声を聞きながら慎重にコトを進めようとしていることに「あゝ、自分は民主主義の国に生きているんだなぁ…」との思いを強くした。
 私はここまで説明を聴いて納得することができたので午後4時からの全体説明会には出席せずに会場を後にしたのだった。
 すると私が訪れた翌日の今日、北海道新聞には「利用上限下げに疑問の声」と題する見出しと共に、「ラソラ札幌」での意見交換会の様子が掲載されていた。多くの市民の声を聞いて、より多くの市民が納得する形で新制度がスタートしてほしいものである。

映画 №371 ビリーブ 未来への大逆転

2023-12-22 16:53:07 | 映画観賞・感想
 アメリカで実在した女性法律家の物語である。85歳にしてなお米国最高裁判事を務めたルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)は1970年当時100%負けると断言された“男女平等裁判”を見事に勝訴に導いた敏腕法律家の物語である。
          
 12月21日(木)夜、札幌エルプラザで開催された「エルプラシネマ」に参加した。この日上映されたのは、「ビリーブ 未来への大逆転」という映画だった。この日のテーマは「ジェンダー社会を考える」ということでこの映画が上映されるとのことだった。
 “ジェンダー”について、私のような昭和男は最も縁遠く、関心も薄いテーマである。関心は薄いが気にしていたこともあり、参加してみようと思い立ったのだ。
 ギンズバーグはハーバード大の法科大学院に進学するが、当時の米国の法曹界は男性優位の社会であり、米国社会自体も男女差別が横行していた社会だった。
 ギンズバーグは大学院を優秀な成績で卒業するも女性であったために法律事務所に職を得ることができずにやむなく大学に職を得ることになった。大学で性差別の講義をしながら、なんとか米国の性差別の法律の改定を目論むのだが、男性社会の法曹界の壁は厚かった。
 そうした中、米国の法律で未婚の男性が働きながら母親を介護することに対しては所得控除が受けられないという法のために、苦しんでいる事例に遭遇した。ギンズバーグはこの男性が不利という事例を好機ととらえ、裁判を支援することによって100%不利と言われた裁判を粘り強く闘うことによって見事勝訴を勝ち取るのである。 
         
     ※ 裁判の最終陳述に立ったRBG(フェリシテイ・ジョーンズ)です。
             
 この裁判を契機に米国社会は現在のような男女平等社会が実現していったとされている。
 彼女は、ジョン・エフ・ケネディがJFKと呼称されるように、RBGと呼ばれ大衆の人気も高く、米国で最も尊敬される最高裁判事として亡くなる87歳まで27年間にわたって最高裁判事を務めた方である。
 映画自体は言葉のやり取りが続く地味な映画だったが、裁判の最後の陳述に立ったRBG(フェリシテイ・ジョーンズ)の論理的な陳述、理知的な立ち居振る舞いが印象的だった。
       
  ※ 実際のルース・ベイダー・ギンズバーグです。左側は大学院生時代のものと思われます。右側は最高裁判事を務められていた時代の彼女です。

 映画上映の後、エルプラザに入居している「札幌市男女共同参画センター」の若い女性職員(確か25歳と聞いたが)が、「ジェンダー」について短い講和をされた。それを拝聴し、職員の方が話されていることが良く理解できたし、時代は確実に変わってきていることを実感させられた。