ラグビー界において瞬足ウイングとして一世を風靡した大畑大輔氏が来札し、自己の来歴、ラグビートップリーグ、そして来年のWCラグビーについて明るく饒舌に語った。
※ トークショーは向こう側のフリーアナウンサーの方の質問に大畑氏が応える形ですすめられました。
8月29日(水)午後、道新プラザDO-BOXにて「大畑大介トークショー」が開催されると知り駆け付けた。
トークショーはフリーアナウンサーの方の質問に大畑氏が応える形ですすめられた。
トークショーは大畑氏のラグビー事始めから語られた。
大畑氏はけっしてスポーツ万能の少年ではなかったという。ただ、足だけは速い少年だったそうだ。そのため、大畑氏が育った大阪においてはラグビーこそが自分の居場所を見つけられるスポーツだったそうだ。
※ ラグビー選手としてはけっして大柄ではない大畑氏ですが、その脚力は群を抜いていたようです。
高校は東海大暁星高校に進学するが、暁星高校は当時大坂の強豪校ではなかった(現在は強豪校)ので、自分の力が生かせるチームだと思っての進学だったという。
すると、その暁星高校において、現在巨人軍の上原投手、元日本ハムの館山投手が同じクラスだったそうだ。そのことが縁で今も館山氏とは交友が続いているそうだ。
大学も、高校進学と同じ考えで京都産業大学に進学し、そこで日本代表に選出され、やがては「日本代表に山畑あり」と注目されるようになった。
その後は神戸製鋼のチームに加わり、実業団でも日本代表でも大活躍したのは多くのラグビーファンの知るところである。
※ 私は最前列に陣取ったために、このように大写しした一枚もモノにできました。
山畑氏は現在「SPORTS JAPAN アンバサダー」として、全国各地や各種メディアなどでラグビーの振興・普及活動に努めている。
自己の来歴を語った後は、アンバサダーとして9月から始まるラグビー日本トップリーグ、さらには来年開催のラグビーWCのPRに努めた。
大畑氏によると、サッカーのJリーグ発足が日本サッカーのレベルを飛躍的に向上させたのと同様、2003年トップリーグができたことによって日本のラグビーのレベルは相当に向上したそうだ。
そうした状況の中、今シーズンは神戸製鋼に世界最高のスタンドオフと言われているニュージーランドのドン・カーターという選手が加入したことが大きな話題となっているそうだ。
その神戸の公式戦、神戸製鋼 vs 宗像サニックスの対戦が9月8日(土)、月寒屋外競技場で行われる。
トップリーグに参戦している選手たちにとっては、来年のラグビーWCの代表選手に選出されるための真剣な闘いが繰り広げられため「半端ない緊張感の中で行われる」とした。
※ トークショーを終えた後も、会場外で気軽に写真撮影に応えてくれました。
大畑氏はメディアの露出も多く、また大阪人だからだろうか? とても饒舌で、面白おかしく語り続け、会場は終始笑いの中ですすめられた。
大畑氏は「SPORTS JAPAN アンバサダー」として最適な人なのかもしれない。