田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

月間(11月)の一日平均一万歩達成!

2014-11-30 21:58:43 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 人様が聞いてもどおーってことのない話題であるが、私にとっては例え一ヶ月間といえども、一日平均で一万歩を歩き続けることができたことに大きな意味を感じている。ささやかな記録の自分讃歌を綴ることにする。 

               

 私が一日一万歩を意識したのには二つの理由がある。
 一つは、8月末に憧れだった羊蹄山を悪戦苦闘の末、無事登頂を果たしたものの、その代償で膝を痛め寝込んでしまったことだ。膝のリハビリのために膝の周辺部を鍛える必要に感じたのが一つの理由である。
 もう一つは、これまでは登山や長距離ウォーク(フットパス)をする場合でも、特に事前の準備をすることなく、いきなり実施してもそれほど後に疲れは残らなかったのだが、最近は準備不足がかなり堪えるようになってきて、日常的に身体を鍛える必要性を感じざるを得なくなってきたことだった。

 意識し始めたのは9月中旬くらいからだった。記録を見ると、そのころから歩数計を身に付けて歩きはじめている。しかし、9月、10月はまだまだやったり、やらなかったりの繰り返しだった。
 転機は拙ブログにしばしばコメントをいただく、鳥見人さんのブログを拝見してからだった。鳥見人さんは非常に几帳面に一日一万歩を実践されている。それも2008年から継続して一日平均一万歩を欠かさず実践しているというから凄い!とても刺激を受けた。

 「それじゃ、私も見習って平均一万歩を目ざしてみようか」と11月に入ってからはかなり意識して取り組み始めたのだ。といっても私のことだ。月の前半はかなり怪しいペースだった。自分讃歌であるから遠慮することなくここに11月中の歩いた歩数を並べてみることにする。
〔 1日〕 18,310 歩   〔11日〕  4,458 歩   〔21日〕 10,817 歩
〔 2日〕  2,093 歩   〔12日〕 13,629 歩   〔22日〕 10,992 歩
〔 3日〕  8,048 歩   〔13日〕 24,350 歩   〔23日〕 11,362 歩
〔 4日〕  7,204 歩   〔14日〕 12,126 歩   〔24日〕 7,687 歩
〔 5日〕  3,038 歩   〔15日〕 11,572 歩   〔25日〕 17,458 歩
〔 6日〕 10,548 歩   〔16日〕 11,369 歩  〔26日〕 12,341 歩
〔 7日〕 10,474 歩   〔17日〕 10,596 歩   〔27日〕 11,481 歩
〔 8日〕 4,506 歩   〔18日〕 23,219 歩   〔28日〕 14,655 歩
〔 9日〕 10,516 歩   〔19日〕 12,117 歩   〔29日〕 12,672 歩
〔10日〕 10,290 歩   〔20日〕 16,993 歩   〔30日〕 10,694 歩

※ 11月総計歩数 345,615 歩  1日平均歩数 11,520.5 歩

 振り返ってみると、平均ではなんとか一万歩を維持できたが、月の前半はかなりひどいペースだったことが分かる。それでも曲りなりに毎日少しずつは歩いていた。
 前半のペースは思わしくなかったものの、「これはいけそう!」と感じ始めたのはやはり13日、18日の二万歩以上を歩いたときだ。
 
 「一日一万歩を!」は高齢者の健康維持の方法として今では広く知れ渡っているが、けっこうな運動量である。一万歩というと、私の場合は距離にして約6キロ少々といったところである。時間にすると少しゆっくりめに歩いて約1時間半といったところだ。ふだん特に運動をしていなかった私にはけっこうな運動量である。

 私のウォーク(散歩)は、ブログでも何度も触れているように、毎日決まったコースを歩くものではなく、街中の珍しい光景を探しながら、あっちにぶらぶら、こっちにぶらぶらという方法である。もちろんそれだけではなく、講演や講座を受講する行き帰り、あるいは会議や所用の場合もできるだけ歩くよう努めるようにした。
 だから、毎日の歩数が極端に上下するのである。これが長続きさせる場合には鬼門になりそうだが…。

 歩き続けた結果、心なしか体調も良くなってきたように思われる。ただ、歩き終えた後に膝に違和感が残るように感じられる点が若干の不安点である。
 こうしてブログに投稿したからには簡単には止められないとも思っている。
 問題はこれからの積雪期である。この期間をどうするか?前出の鳥見人さんは「冬の雪の造形を見ながらの散歩もいいのでは?」と提案していただいたのだが…。

          
          
 鳥見人さんからは、さらに「トマソン」なる言葉も紹介していただいた。(興味のある方はウェブ上で繰ってみてください)私が始めた「札幌ぶらり散歩」に面白おかしく学術的(?)色彩を加えるものようだ。
 関係図書を今図書館から取り寄せようと手続きしたところである。

 とこまで続けることができるか、分からないができるだけな長続きさせたいものと考えてはいるのだが…。

気温上昇より海水温上昇が問題?

2014-11-29 20:36:22 | 講演・講義・フォーラム等
 気候変動を語るとき、気温の上昇について語られることが多いが、海水温の上昇もかなり深刻らしい。そして海水温の上昇がもたらす影響は?南極海域の海水温の変化を追っている研究者から話を聞いた。 

          

 11月23日(日)夕刻、紀伊國屋インナーガーデンで北大CoSTEPが主催する「サイエンス・カフェ札幌」が開催され参加してきた。
 今回のテーマは「つめたい海が氷をとかす ~南極の海流と気候変動~」と題して、北大低温科学研究所の青木茂准教授が語った。
          
 青木氏の説明は明快で、良く理解できたのだが、いかんせんスピードが速すぎた。私のメモ力ではまったく追いつかないのだ。
 私がメモできた確かなことだけレポすることにする。

 青木氏が話されたことで、まず私が認識を新たにしたのが、「地球に注がれるエネルギーの大半は海に蓄積される」という事実だ。大気や地表などは問題外だ。その比較の図は写真のとおりだ。

          
       ※ このグラフを注視していただきたい。熱エネルギーが蓄積するのは浅い海と深海が圧倒的です。

 その蓄積された熱エネルギーが徐々に寒冷な南極海の海水温度を上昇させ、南極の氷を溶かし始めているという事実があるという。南極海の海水は今でも低温であるが、以前は結氷温度のマイナス2℃以下だったものが、最近は季節によって海水温が上昇しブラス1℃くらいになることもあり、ゆっくりではあるが氷を溶かし始めているという。

 その溶かされている氷というのは、南極大陸を覆う「氷床」から海に突き出た「棚氷」なのだが、棚氷が融けて南極海に漂うのが「氷山」である。
 一方、海水が凍ることによってできる氷は「海氷」と称される。「流氷」と称される氷もあるが、それらは海氷が海上を漂っている状態のものを指し、海氷のほとんどは流氷になるという。

          
          ※ 講演をする北大低温科学研究所の青木准教授です。

 南極海の海水温の上昇によって棚氷が徐々に溶け出していることについては既に触れたが、やはり極寒の南極である。冬季には海水も凍るのである。
 その海水が凍るとき、海水中の塩分は外に押しやられ、より純水に近い状態で「海氷」が生成されるという。すると濃い塩分を含んだ海水は重量があるために深海に沈んでいくことになる。その深海に沈んだ冷たい海水が、深海において地球上を移動しているという。それを深層海流と称するらしい。
 その深層海流が、暖かな海水を南極地方に運ぶ役割をしているらしい、というところまでは私にも理解できたところだ。(と云いながら事実誤認があるかもしれない)

          
          ※ 会場には南極の海中を観測する数々の機器が展示されていました。

 講師の青木准教授が後段に不気味なことを話された。
 南極の氷が溶けるという動きは、例え今CO2の排出量を抑えたとしても、その動き(トレンド)は変わらないであろう、と…。地球のこうした動きは100年単位で推移していくと考えた方が良い、というような主旨のことを話された。

 今すぐに地球温暖化の動きは止められないまでも、遠い将来のことを考えると、世界はもっともっと真剣に温暖化ストップへ向けての動きを加速しなければならない時を迎えているのではないか、と思えるのだが…。

札幌ぶらり散歩 28 ウサギ小屋化は進んでる?

2014-11-28 22:33:24 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 かなり以前に、欧米において日本を揶揄する言葉として「日本人はウサギ小屋のような小さな家に住んでいる」と表現されたことがあったことを記憶している。それが現代に至って改善されたかというと…。 

 相変わらず今月は一日一万歩をキープしている。その多くは、講座や所用の行き帰りを自転車から徒歩に切り替えて、ともかく一万歩をクリアすること努めている。
 この日(11/26日)は久しぶりに「札幌ぶらり散歩」を目的に八軒地区を歩くことにした。このところ八軒地区を重点的に歩いているのだが、スタート地点がだんだん遠くなり、
 この日は自転車で約20分、距離にして自宅から4~5km行ったところからのスタートとなった。

 この日歩いたのは、八軒地区の6~9条の西1~2丁目界隈だった。
 このあたりはJRの駅が近い(函館本線琴似駅、学園都市線八軒駅)ということもあってか住宅街が広がっている。といっても大型の集合住宅は比較的少なく、小規模の集合住宅と一般住宅が混在している地区である。

          

 私はその住宅街に広がる網の目のような小路(大きな通りもあるが)をくまなく縦横に歩いた。しかし…。
 ない! 無い! ナイ! これといった光景にまったく出会わなのだ。
 最近はどうも当たりが悪くなったようだ。あるいは私自身の求めるレベルが高くなったのだろうか?

          
          ※ まるで軒を接するように住宅が建っています。

 2時間近く歩いたがまったくの空振りだった。私は自分の不成績に腹を立てていた。腹立ちまみれに一つの話題を思いついた。それが本日の話題である。(私の話題に付き合っていただく方には大きな迷惑だが…)

          
          ※ こちらは小規模の集合住宅のようです。

 以前のような木造住宅を目にすることが少なくなった八軒地区の瀟洒な住宅街を眺めながら歩いているとき、「一戸建ての住宅の敷地は以前より狭くなっているのではないか?」と思い始めたのだ。
 私の若い頃だった。日本経済が右肩上がりで成長を続けていたとき、欧米ではそうした日本の姿を語るとき「日本人はウサギ小屋のような小さな家に住み、中毒のように働き続けている」と揶揄したのは昭和50年代だった。
 それから30余年、当時のような経済成長は止まったとはいえ、それなりに住宅更新はなれてきた。その結果は?

 私が思うには、少なくとも都市における住宅の一戸当たりの敷地がますます狭くなったのではないか?と思われるのだ。
 八軒地区を歩いていると、たまあに木造住宅の家にもぶつかるのだが、そうした家のほとんどは大きな木が植わっていたり、庭があったりと、住宅とともにその周囲に庭が広がっているところが多いように感じられた。
 一方、コンクリート製の瀟洒な新しい住宅は軒を接するように住宅が建てられている。庭があるといっても猫の額程度といったら失礼か?

          

 私は想像するのだが…。
 広いとまでは云わないまでも、ある程度の敷地を持っていた方が何らかの事情で土地を手放したとき、建設業者はそれを小区画に区切って新たな住宅を提供した結果ではないのだろうか。つまり「ウサギ小屋化は進んでる?」のではないのかと…。

          

 いやいや、私のまったくの想像である。
 不成績に不機嫌だった私は、つまらぬことを連想したのだった。

札幌ぶらり散歩 27 謎の病院??

2014-11-27 16:21:55 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 札幌市内のあちこちをぶらりと散歩しながら心ときめく光景を捜し歩いている私だが、肝心の足元にちょっと不思議な病院があることを思い出した。その病院の表玄関はいつも閉まったままなのだが、確かに病院内には人がいるような気配はあるのだ…。 

          

 昨年(平成25年)9月だった。もともとは道立近代美術館の駐車場だったところに、1ブロックを全て建坪(長さ100m強)とする3階建ての建物が完成した。病院らしいが、かなり大きな病院のようだ。
 近くの私たちは「何科を診察する病院だろうか?」と期待していたが、いっこうに診察領域などについての表示が表れない。
 病院名は「平成会病院」と称するのだが、そうした表示もガラス戸の向こうに病院名が表示されているだけで、外部の壁面などには何も表示されなかった。

          

 私はしばしば病院の前を通ったのだが、ガラス戸の向こうに患者や看護師の姿を見ることはほとんどなかった。確かに人の気配はするのだが…。
 そして、極めつけは病院の玄関前に次のような表示が出ていたのだ。「ただいまの時間、こちらの入口は施錠しています。病院北側入口のインターホンで、守衛へお声掛け下さいますよう、お願い申し上げます」と書かれていたが、私が見るかぎりは「ただいまの時間」ではなくて「常時」施錠されている状態だった。

          

               
            ※ 外部の者は、このドアのインターホンで許可を得なければ入れないようだ。

 「う~ん。ちょっと不思議な病院だなぁ~」と思いながら日が過ぎていった。
 ある時、思い立ってウェブ上を繰ってみた。
 すると、病院のホームページの冒頭に「当院は平成15年9月に、我が国初の『Post-ICU人工呼吸センター』を開設しました」と出ていた。
 Post-ICU、つまり集中治療室で回復の叶わなかった患者の長期人工呼吸患者を専門に診療する病院のようなのだ。
 私たち一般の患者はお呼びでない病院ということだった。

          

 それにしても、都心に近く交通量の激しいところがこうした病院の立地として相応しいのだろうか、と思ってしまう。
 もっと、緑豊かな郊外の静かな場所で養生するのが相応しいのではと思うのは素人考えだろうか?

大学が研究する観光最前線とは?

2014-11-26 22:14:37 | 大学公開講座
 北大は国立大学では初の「観光」研究を担う「観光学高等研究センター」を2006年に設置したそうである。国が「観光立国宣言」をしながら、観光学研究への支援は潤沢とはいえないという。そうした状況で孤軍奮闘(?)する研究センターの公開講座を受講した。

               

 観光学高等研究センターの公開講座はここ3年ほど毎年受講しているが、今年のテーマは「連続対談『観光創造の最前線』」と謳い、センターの教員とゲストが観光研究の魅力と課題を語り合うという、これまでとは少し趣を異にした講座だった。
 日程と内容、登壇者を私自身の記録のためにも紹介することにする。

 ◇第1回(10月23日) 「地域づくりにおけるよそ者のダイナミズム」
                  吉元美穂氏 × 敷田麻実教授
   ※ 吉元氏はNPO法人登別自然活動支援組織モモンガくらぶ事務局長

 ◇第2回(10月30日) 「広告・旅行会社のプランナーと考える観光・地域振興の仕事」
                ~「交流」仕掛け人たちの北海道新幹線カウントダウン~

                  原田亜紀氏、林純也氏 × 内田純一准教授
             ※ 原田氏は(株)JTB北海道 札幌法人人事部コミュニケーション営業部
             ※ 林氏は(株)電通北海道 コミュニケーションデザイン室 コミュニケーションデザイン部

 ◇第3回(11月06日) 「文化遺産を千年先に引き継ぐには」
               ~カメルーンで王様一族になってしまった先生と、
                            千二百年前の池を復元した先生の話~
 
                  下休場千秋氏 × 真坂昭夫教授
             ※ 下休場氏は大阪芸術大学教授、真坂氏は京都嵯峨芸術大学教授で北大観光学高等研究センターの研究部門教員を兼ねる。

 ◇第4回(11月13日) 「“昭和の旅と娯楽”再考」
              ~秘宝館からカラオケまで、日本人は何を楽しんできたのか?~
 
                  妙木忍氏 × 山村高淑教授
             ※ 妙木氏は北大国際本部留学生センター特任助教

 ◇第5回(11月20日) 「観光をめぐる『不都合な真実』とは?観光創造学のススメ」 
                  石森秀三氏 × 西山徳明教授
             ※ 石森氏は観光学高等研究センターの初代センター長であり、現在の北海道開拓記念館館長

 このラインナップを見ると、観光学に関心のある人、あるいはそうでない人にとっても、なかなか興味あるテーマが並んでいると思えないだろうか?事実、私は毎回毎回興味深く対談を拝聴した。特に今回のような対談形式による講座は、講師が一方的に話すのではなく、そこに対話があることによって、同じような内容であっても新鮮に聴こえてくるという効果があったように思う。

 ただ、このラインナップから観光学高等研究センターが受講者に何を伝えようとしたのか、というメッセージは伝わってこなかった。そのことはセンターもはっきりとした何かをというよりは、今回の講座を通してセンターの取り組みや成果を披露する。平たく言うと「センターのことを知ってほしい」ということが今講座の秘められたねらいだったと私は解釈した。

 そんな中において、唯一メッセージ性に富んでいたのが、前センター長の石森秀三氏のお話だったように思われる。
 石森氏は現職ではないという気安さもあったのだろうか、日本における観光行政や観光学に欠けていることについて忌憚なく語った。
 石森氏曰く、日本は観光立国を宣言しながら観光振興に関する予算が極端に少ないという。これは日本の各界(政界・財界・官界・マスコミ界・学界)における観光軽視・蔑視的見方が影響していると指摘する。
 そのことが、例えば自国への外国人旅行者数に表れている。欧米諸国とは比べるべくもなく、アジア内においても中国、タイ、マレーシア、香港などから大きく後れを取り、隣国韓国の後塵を拝しているのが我が国である。

 石森氏は言う。今やツーリズム産業は省資源・省エネルギー型産業として世界のリーディング産業であると…。氏によるとツーリズム産業は全世界のGDPの9.9%、全世界の雇用の8.4%を産み出しているという。
 その他、氏は「観光国富論」、「観光民福論」、「観光地域創造論」、「観光安全保障論」と多岐に渡って観光の利点を強調した。
 そして、国は、各界はもっともっと「観光」にこそ光を当て、潤沢な資金と優秀な人材を投入すべきだと熱を帯びた主張を展開した。

 「観光は単なる遊びに過ぎない!」と考える日本人はまだまだ多いのかもしれない。しかし、氏の主張をうかがい、アジアにおける観光ビッグバンが到来している現在、もっと観光産業に目を向ける時代が到来しているのではないか、という感想を抱いたのだが…。

 楽しい講座だった。

田中陽希 グレートトラバース再放送決定!

2014-11-25 22:07:44 | スポーツ & スポーツ観戦
 関心のある方はすでに情報を入手されているかと思いますが、拙ブログにおいて「田中陽希」関連のアクセスがかなり多いので、先ほど入手したばかりの情報をお伝えします。
 先の投稿で再放送は12月7日(日)午後1時から、とお知らせしました。もちろんその時間にも再放送されますが、先日の放送が地震のために中断したことを受けて、NHKでは急遽その前にも再放送の予定を入れたようです。いきな計らいですね。


 その日は、 11月29日(土)午後9時からNHK・BSプレミアムで放送されるとのことです。
 私はすぐに録画予約をしましたが、関心の方はお忘れなく!

マザークロス in ファクトリー

2014-11-25 20:46:26 | ステージ & エンターテイメント
 わずかな時間ではあったが、彼女たちを一年前に聴いたときと同じ感動が蘇ってきた。楽しそうに目いっぱい謳い上げる彼女たちは心から歌うことを楽しんでいるように見えた。それを聴く私もまた彼女たちの歌声を心から楽しんだ。 

 ちょうど一年前になる。東区の聖ミカエル幼稚園のママさんコーラスが母体だというゴスペルグループ「Mother Cross(マザー クロス)」のライブに私はすっかり感動した。
 彼女たちの歌声を再び聴いてみたいと思い、Mother CrossのHPを繰ったところ、11月21日(金)、夜7時からサッポロファクトリーアトリウムでライブがあることを知った。

          
          ※ 歌っている彼女たちの表情がいいでしょう。歌うことが大好き!と云っているようで…。

 
 ファクトリーでは「ファクトリー・ウィークディライブ」と称して、いろいろなミュージシャンがライブを繰り広げているようで、Mother Crossもその一環としてのステージのようであった。

               
          ※ ファクトリーのアトリウムは大きなツリーが飾られクリスマスムードいっぱいだった。

 私は音楽好きの友人H氏に声をかけ、二人でサッポロファクトリーに出かけた。
 聴衆は思ったより少なかったが、まあママさんのグループで、しかもバリバリのアマチュアとあっては仕方ないことなのか。
 しかし、聴衆の多寡は彼女たちには関係ないようだった。
 ライブが始まると彼女たちは躍動した。
 全身をゆすって、口を可能なかぎり大きくあけて、お腹の底から彼女たちは声を振り絞った。ゴスペルの魂を体現する伝道師のように…。

         
        ※ グループの前に立つリーダーのリーダシップが彼女たちをあそこまで高めたのだろうか?

 歌の巧拙は私には分からない。しかし、彼女たちのほとばしるような熱気だけは間違いなく聴いている者たちに届いた。
 あそこまで歌うことを楽しみ、表現できるのはアマチュアであることの強みなのだろうか?
 伴奏するのもママさんたちが演奏するキーボード、ベース、カホンの3種の楽器が効果的にMother Crossの歌声とシンクロする。

 わずか30分のステージはあっという間に時間が過ぎてしまった。
 確か歌った曲は6曲か? ほとんどは曲名の紹介がなかったが、その中でジョン・レノンとオノ・ヨーコの楽曲「Happy Christmas (War Is Over)」が印象的だった。

 Mother Cross…、また聴いてみたいグループである。

札幌ぶらり散歩 26 マンション?戸建住宅?

2014-11-24 11:36:02 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 あれっ? マンションなのだろうか? それとも戸建住宅なのだろうか? 一見したところでは、どちらにも見て取れた建築物は果たしてどちらだったのだろうか? 

          

 11月18日の午後の「札幌ぶらり散歩」は午前とは反対に新札幌から南郷通り沿いの南側を地下鉄「大谷地」駅までの小路を歩くことにした。
 午前中は市営住宅である「ひばりが丘団地」の大住宅群を目にしたが、今度は中央区などではなかなか見られない大規模なマンションが目立った。厚別区には中央区などと違い広大な土地がまだ残っていたからだろうか?

 そんなことを思いながら歩いて厚別区厚別南2丁目1番にさしかかったときだった。
これまでには目にしたことのない建物にぶつかった。「うん? これはマンションかな? それとも戸建の住宅なのかな?」どちらともつかない建物に出くわした。
 それぞれが独立しているようにも見えるが、全てが同じ意匠(デザイン)で統一され、なおかつ狭い敷地に建っている。う~ん、不思議である?

          

 ともかく写真に撮っておこうとシャッターを切っていると、建物の住人らしい婦人が車で帰ってきた。
 すかさず私は質問した。「これはマンションですか?戸建住宅ですか?」と…。
 すると、その方は「これは戸建の住宅です」と答えてくれた。

          

 そう言われて見直してみると、確かに各戸の間がわずかに空いているようにも見える。通りからはどうやら4戸で一つの固まりを作っているようだった。

          

 こうした住宅のメリット何なのだろう?
 一つは戸建にこだわるタイプの方の思いを満たすことがあるかもしれない。
 それでいながら、同じ意匠、同じ建材、狭い土地の有効利用ということでコストを相当分下げることが可能ということだろうか?
 住まいの形もいろいろと進化をしているということかもしれない…。

 この日は結局、23,219歩と14Kmくらいのウォークとなり、11月の一日平均歩数1万歩を確保できそうな気配となってきたぞ~。

田中陽希 地震には勝てず!

2014-11-23 13:26:37 | スポーツ & スポーツ観戦
 う~ん。残念だった! 待ち焦がれていた田中陽希の挑戦第5集の模様は、放送の途中で発生した長野県北部を襲った地震のために田中の挑戦の放送は中断されたままとなってしまった。モンスター田中も地震には勝てなかった。 

          

 拙ブログでもこれまで2度にわたって取り上げてきたが、プロアドベンチャーレーサー田中陽希が挑戦していた「日本百名山完全人力一筆書き突破 グレートトラバース」の第5回(最終回)の放送が昨日午後9時からNKH・BSプレミアムで放送が始まったのだが…。

 番組は「最終回 7800km完全踏破へ!東北~北海道24座を巡る」と題して、午後9時から始まった。初めは東北各地の百名山である蔵王山、月山、岩木山などを次々と踏破する様子が映された。そして津軽海峡をカヤックで渡り、いよいよ北海道の地に渡った。
 今秋、私が苦戦した羊蹄山を私と同じ真狩口から登ったが、田中は軽々といった様子で山頂に到達した。山頂付近は厳しい冬山到来間近しという感じだった。
 そして道央の幌尻岳に向かって移動しているときだった。午後10時を過ぎていただろうか?テロップに地震速報が流れた、と思ったら直ぐに臨時放送に替わってしまった。

 この後は、私も登ったことのある大雪山、十勝岳、阿寒岳、斜里岳と続く期待の場面が待っていた。
 また、富良野の両親との再会の場面もおそらく映像の中にはあったろう。
 そして彼にとって最も悪戦苦闘したという利尻島へのカヤックでの移動、さらに利尻岳での登頂断念、再登頂の様子と、見どころ満載の番組後半だったのだが…。

 臨時放送から再び切り替わるかと思っていたが、番組終了時間まで切り替わることはなかった。
 う~ん。残念だったが、刻々と変わる地震の状況、被災を受けた方々や関係者への情報提供が優先されるのは当たり前のことだ。番組はまたいつか放送してくれれば良い。

 番組を楽しんでいた私としてはいささか消化不良の感は否めなかったが致し方のないこと。
 NHKのHPを繰ってみたら、再放送が12月7日(日)午後1時からNHK・BSプレミアムで放送と出ていた。
 そのときを楽しみに待つことにしよう!

札幌麺紀行 107 萬字醤油屋本店

2014-11-22 18:08:03 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 昔ながらの大きなやかんから、アルミのコップに注がれるお冷。そしてちゃぶ台が置かれ、店内には昭和レトロの世界が広がっていた。徹底したコンセプトは私を驚かせたが、えてしてコンセプトにこだわり過ぎる店の味は? 

          

 この日(11/18)私は新札幌方面の「札幌ぶらり散歩」に取り組んでいたのだが、昼どきとなって「札幌麺紀行」を再開したこともあり、昼食はラーメンに決めていた。
 そこで私にとっては魔宮とも思える新札幌の〔サンピアザ〕、〔duo〕、〔カテプリ〕という商業施設が集合した施設のレストラン街でラーメン店を探すことにした。ところが! 店内案内を見るとラーメン店はわずか2店しか載っていなかった。その中の1店は過日撤退したという。

          

 残されたのは、サンピアザの地下3階にあるファストフード店的な店が集まる飲食店街にある〔萬字醤油屋本店〕しか選択肢は残っていなかった。正直言ってあまり期待を抱いての入店ではなかった。
 私にとって魔宮である建物群を巡り歩いてなんとかサンピアザ地下3階の醤油屋本店の前に辿り着いた。すると、店の前からなんとなく賑々しい感じなのだ。店の入口のところには学校の教室にあるような机とランドセルが見えた。
 そして店内に入ってみると、昔懐かしいオルガンや石炭ストーブ、そして小上がりにはなんと丸いちゃぶ台が並んでいる。
 私は一人だったのでカウンター席に座ったのだが、出されたお冷は大きなやかんから注がれたアルミ製のコップだった。

          
          ※ オルガンに、石炭ストーブ、そしてマッチが転がっています。石炭箱が懐かしいですなぁ。


          
          ※ 小上がりはお客さんがいて写真が撮れなかったため、唯一ウエブ上から破折しました。

          


 ここまでの徹底ぶりには驚いた。そしてちょっぴり心配もした。案外こうした類いの店はコンセプトにこだわるあまり、味の方はイマイチではないのかと…。
 この店は、店名のとおり醤油味一辺倒である。それでもメニューは豊富なのだが、私はやはりトップメニューである「二代目醤油ら~めん(626円)」を注文した。

          
          ※ やかんからアルミのカップに注がれたお冷はおいしかったですなぁ~。


 私のカウンター席の前の壁には、「二代目醤油ら~めん」について次のような説明書きがあった。
 「2種類のちゃーしゅう(ロースとバラ)、揚げ玉ネギの旨みとコクあり。スープは、小鳩ら~めんと同じです」(小鳩ら~めんとは初代の醤油ら~めんであっさり味のスープとあった)

 いよいよ「二代目醤油ら~めん」の登場です。見た目は少し脂が浮いていてあっさり味かな?と思いましたが、塩味ラーメンのようなあっさり味ではなく、しつこさのないがコクも感じられるコッサリ味と称してよい味かと思った。
 麺も茹ですぎずほど良い固さが残っていた。また、売りの一つ(?)2種類のちゃーしゅうもほど良く味付けがなされていた。

          
          
          
          ※ スープの中に揚げ玉ねぎが浮いていますが、スープに甘みを出していましたよ。

          
          
 総じて、私の中の評価ではかなり高い評価となった。コンセプトづくりばかりでなく、味の方の追求もしっかりなされているラーメン店とみた。
 この店はラーメンばかりでなく、ラーメンをメインにした給食的献立の面白企画もあるようだ。我が家からは少し遠いのが玉にきずだが、機会があれば再訪してみたい店の一つとなった。

【萬字醤油屋本店 データー】
札幌市厚別区厚別中央二条5-6-2 サンピアザ メトロモール B3F
電話    011-890-2327
営業時間  [月~金]  10:45~21:00
      [土・日・祝]10:30~21:00
定休日   不定休(サンピアザに準ずる)
駐車場   有(サンピアザ、duo、カテプリ共通)
座席    カウンター席12、小上がり席18
入店日   ‘14/11/18