いよいよ12月31日、寅年も最後の日となりました。みなさんとって2010年はどのような一年だったでしょうか?
私はこの「私的に‘10を振り返る」シリーズで一年を振り返りながら、今年も健康で一年間札幌の街を彷徨い続けることができたという意味では良い一年だったと振り返っているところです。
それでは最終章【どんな映画を観たか】、【どんなCaféを巡ったか】などを中心に振り返ることにします。
【どんな映画を観たか】
◆「パラレル」(車椅子バスケットの京谷選手がモデル 道新ホール 1/17)
◆「おとうと」(吉永小百合、笑福亭鶴塀主演 ユナイテッドシネマ札幌 1/30)
◆「インビクタス」(ラグビー南アフリカ代表の感動的映画 道新ホール 1/31)
◆3D版「アバター」(3D映画で大ヒット 札幌シネマフロンティア 2/3)
◆「狙った恋の落とし方」(中国映画 中国人の道東ブームを呼んだ映画 札幌シネマフロンティア 2/27)
◆「アイガー北壁」(ドイツ兵のアイガー北壁遭難の映画 シアターキノ 6/11)
◆「赤いハンカチ」(石原裕次郎主演 札幌東宝プラザ 6/26)
◆「白痴」(黒沢明監督 原節子・三船敏郎主演 札幌東宝プラザ 6/27)
◆「南極料理人」(堺雅人主演 札幌東宝プラザ 6/28)
◆「ギターを持った渡り鳥」(小林旭主演 札幌東宝プラザ 7/1)
◆「網走番外地」(高倉健主演 札幌東宝プラザ 7/2)
◆「天国と地獄」(黒沢明監督 幼児誘拐事件 「東宝公楽会館閉館記念公演」 8/31)
◆「ALWAYZ 3丁目の夕日」(昭和の東京の下町風景 〃 )
◆「氷雪の門」(樺太真岡の電話交換手の悲劇物語 シアターキノ 9/1)
◆「地球交響曲 第七番」(出演~高野孝子、グレッグ・レモン、アンドルー・ワイル 恵庭市民会館 10/2)
◆「雷桜」(試写会 岡田将生、蒼井優主演 道新ホール 10/12)
◆「壁男」(北大クラークシアター上映作品 クラーク会館 10.29)
◆「地球交響曲 第七番」(北大クラークシアター上映作品 クラーク会館 10.31)
◆「森と木の庭・ウトナイ」(北大クラークシアター上映作品 クラーク会館 10.31)
◆「禁じられた遊び」(北大クラークシアター上映作品 クラーク会館 11/1)
◆「二十四の瞳」(日本映画名作祭 高峰秀子主演 ちえりあホール 11/3)
◆「カルメン故郷に帰る」(日本映画名作祭 高峰秀子主演 ちえりあホール 11/3)
◆「喜びも悲しみも幾年月」(日本映画名作祭 高峰秀子・佐田啓二主演 ちえりあホール 11/4)
◆「野菊の如き君なりき」(日本映画名作祭 田中晋二・有田紀子主演 ちえりあホール 11/4)
◆豊平館130周年記念オータムシアター(ショートフィルム 4本 11/18)
【どんなCaféを巡ったか】
◆札幌Café紀行 №1 ease café (東区北9東1 共和女子学生会館1F 4/21)
◆札幌Café紀行 №2 カフェ&ランチの店 motty (江別市大麻扇街17-6 4/26)
◆札幌Café紀行 №3 café もいわのおうち (南区藻岩下2-2 5/02)
◆札幌Café紀行 №4 大倉山 月見想珈琲店 (中央区宮の森2-16 5/03)
◆札幌Café紀行 №5 FAbULOUS(ファビュラス) (中央区南1東2 5/04)
◆札幌Café紀行 №6 to vo café (トオンカフェ) (中央区南9西3 マジソンハイツ1F 5/11)
◆札幌Café紀行 №7 茶寮「あきもり」 (中央区南9西3 大通藤井ビルB1 5/12)
◆札幌Café紀行 №8 CAFE BLANC (中央区南19西15 5/17)
◆札幌Café紀行 №9 café Raw Life (北区北24西10 5/21)
◆札幌Café紀行 №10 Cafe siesta (東区伏古3-5 6/02)
◆札幌Café紀行 №11 カフェ 崖の上 (南区定山渓567 6/06)
◆札幌Café紀行 №12 caffe di fronte allarte (南区常盤4-2 6/06)
◆札幌Café紀行 №13 pippin(ピピン) (中央区大通西17 6/16)
◆札幌Café紀行 №14 ATELIER MORIHIKO (中央区南1西12 6/16)
◆札幌Café紀行 №15 森彦 (中央区南2西26 7/03)
◆札幌Café紀行 №16 niblick café (中央区大通西17 バークレイ2F 7/04)
◆札幌Café紀行 №17 円山茶寮 (中央区北4西27 7/10)
◆札幌Café紀行 №18 Blan Cafe (中央区南2西7 第二松井ビルB1 7/14)
◆札幌Café紀行 №19 カフェ喜庵 (西区発寒3-6 7/17)
◆札幌Café紀行 №20 サンタクリームカフェ (江別市文京台東町1-25 7/18)
◆札幌Café紀行 №21 Cafe la tour (西区琴似2-4 ダイエー琴似店 7/24)
◆札幌Café紀行 №22 カフェ倫敦館 (中央区北4西11 7/31)
◆札幌Café紀行 №23 OKONOMI DE CAFÉ MaMi6 (中央区北1西8 8/04)
◆札幌Café紀行 №24 CAFÉ to DINING GREEN CHANBER
(厚別区厚別中央2-5 セキボウビル3F 8/05)
◆札幌Café紀行 №25 CAFÉ JIMIY BROWN (西区山の手2-12 8/07)
◆札幌Café紀行 №26 石の蔵ぎゃらりぃ はやし (北区北8西1 8/12)
◆札幌Café紀行 №27 Café Amero (中央区北3西2 アストリア札幌1F 8/17)
◆札幌Café紀行 №28 caffe Art (美唄市落合町栄町 8/20)
◆札幌Café紀行 №29 Café Madu (中央区北5西2 ステラプレイス・イースト2F 8/22)
◆札幌Café紀行 №30 HANABOW (中央区宮の森2-16 8/26)
◆札幌Café紀行 №31 Café Lon (中央区南19西15 9/05)
◆札幌Café紀行 №32 喫茶 いまぁじゅ (中央区北1西18 9/10)
◆札幌Café紀行 №33 accha café (手稲区宮の沢4-3 9/12)
◆札幌Café紀行 №34 カエルヤ珈琲店 (中央区北1西17 9/20)
◆札幌Café紀行 №35 GODIVA日本生命札幌ビル店 (中央区北3西4 日本生命ビル1F 9/23)
◆札幌Café紀行 №36 工房茶庵「巧」 (中央区北1西28 9/25)
◆札幌Café紀行 №37 チャットテラス (南区北ノ沢7-4 9/29)
◆札幌Café紀行 №38 サッポロ珈琲店 厚別店 (厚別区厚別南2-13 10/10)
◆札幌Café紀行 №39 MAR’S CAFÉ (北区北12西2 10/12)
◆札幌Café紀行 №40 café sen 扇 (中央区北1西27 10/15)
◆札幌Café紀行 №41 喫茶オリンピア (中央区北4西6 北4条ビルB1 10/20)
◆札幌Café紀行 №42 TOKUMITSU COFFEE 大通店 (中央区大通西3 大通ビッセ2F 10/23)
◆札幌Café紀行 №43 高級茶房 ひので (中央区南1西4 日の出ビルB1 10/24)
◆札幌Café紀行 №44 コミュニティスペース 休憩所 (西区発寒12-3 11/06)
◆札幌Café紀行 №45 チャンドニー華麗バー (北区麻生5-4 11/28)
◆札幌Café紀行 №46 café mamas (手稲区手稲本町5-1 12/02)
◆札幌Café紀行 №47 宮の森珈琲 山の手店 (西区山の手12-6 12/03)
◆札幌Café紀行 №48 D×M(ディーバイエム) (中央区北3東6 12/15)
◆札幌Café紀行 №49 BOSSA (中央区南3西4 シルバービル2F 12/15)
【どこに旅したか?】
◆屋久島・種子島の旅 (3/4~8 4泊5日)
※ あこがれの縄文杉の前で、珍しく私自身の写真を
◆北海道ツーデーウォーク(洞爺湖畔 9/17~19 2泊3日)
◆岩内積丹の旅(教互会厚生部事業 10/1~2 1泊2日)
◆室蘭市ものづくり体験観光モニターツアー 12/11)
【その他の体験】
◆裁判員裁判初傍聴(猥褻未遂事件の裁判 札幌地方裁判所 6/15,16,18)
今年の私の一年間の特徴に一つが【どんな映画を観たか】でもお分かりのように映画を観賞する機会が多かったことです。熱狂的な映画ファンでもない私が年間25本もの映画を観たのは初めてのことです。とはいってもラインナップを見てお分かりのようにいわゆるシネコンのようなところで最近の映画を観たのはごく少なくて、懐かしの名作や問題作というようなものを中心に見たのが特徴といえるかもしれません。
どこかで述べたことがありますが、映画はコストパフォーマンスの優れた娯楽だと気付いたのが今年だったと思っています。
【どんなCaféを巡ったか】は、「札幌麺紀行」の続編的位置付けで、札幌の街をよりよく知ることを目的として始めました。こちらも5月から始めて49店を訪れたということは私にとっては記録的なことです。
しかし、このCafé巡りは札幌ではきりがないほど多くの店があり、どこかでけじめをつけねばと思っているところです。
旅ではなんといっても「屋久島・種子島の旅」がハイライトでした。
縄文杉の圧倒的存在感、白水雲水峡の幻想的な風景、屋久鹿や屋久猿との出会い、一つ一つの光景が今も脳裏に蘇ってきます。そしてまた南の島への憧憬が私の中に疼き出しました。
そして初めての体験として裁判を傍聴できたのも今年の大きな思い出でした。裁判ウオッチャーにはなりませんでしたが、できればこれからも機会があれば傍聴してみたい思いを抱いています。
このところずーっと感じていることですが、年の瀬を迎え新しい年を前にすることに対する感慨が薄れてきていることを感じています。このことは誰もがその程度は違い感じていることかもしれません。
そうした中で、こうして自分の一年を振り返ってみることは多少は意味のあることかなぁ、と思っているところです。
そして私の場合、何より今年一年間このブログを一日も欠かさず投稿し続けることができたことが、最大の出来事です。このことは私が一年間健康でいられたこと、札幌の街に好奇心を抱き続けていられたことが大きな要因です。できるならば来年も健康で、好奇心を抱き続けたいなぁ、と願っているところです。
これからもできるかぎりと投稿を欠かさないよう頑張りたいと思いながら、新年を迎えたいと思います。
皆さま良いお年をお迎えください。
当ブログをお読みいただく皆さんには退屈極まりない個人的に一年間を振り返るシリーズですが、私にとってはここ数年欠かせぬものになっています。こうして自らの一年を振り返ることで、来年への意欲も掻き立てられているのです。もう少しお付き合いください。(と言っても明日が大晦日ですが…)
さて、今回は自ら体を動かしたり、観戦したりしたイベントを振り返りました。
【どんなスポーツイベントに参加したか】
《参加型》
◆滝野公園歩くスキー大会(10キロの部 1/11)
◆リュージュ初体験(フッズスキーエリア体験教室 1/23)
◆HBCラジオ歩くスキー大会(10キロの部 1/24)
◆原始林クロスカントリースキー大会(10キロの部 2/7)
◆洋式かんじき(スノーシュー)と和式かんじきを同日に体験(滝野丘陵公園 & 札幌芸術の森 2/11)
◆花・水・木ウォーク大会(東札幌 ⇒ 北広島間ウォーク 18.6キロ 5/30)
◆北海道ツーデーマーチ(20キロ,30キロ 洞爺湖畔 9/18,19)
◆小樽市オーンズスキー場オープン初滑り(11/11)
※ とても刺激的な初体験だったリュージュの体験でした。
《観戦型》
◆HTB国際スキージャンプ大会(大倉山ジャンプ競技場 1/9)
◆春の高校バレー北海道大会(道立総合体育センター 1/31)
◆コンサドーレ道内初戦観戦 対福岡(札幌ドーム 3/13)
◆コンサドーレ第6節 対柏(札幌ドーム 4/11)
◆日本ハムファイターズ 対西武(札幌ドーム 4/30)
◆コンサドーレ第11節 対ヴェルデイ(札幌ドーム 5/5)
◆札幌国際ハーフマラソン大会(我が家近くの路上 7/4)
◆南部忠平記念陸上大会(福島美里選手登場 円山競技場 7/11)
◆高校野球南北海道大会(全試合観戦!! 7/19,20,21,22,25,26)
◆北海道マラソン2010(スタート地点、8km地点、北大構内(40キロ地点 8/31)
◆北海道ハイテクアスリートクラブ練習風景見学(福島、寺田両日本選手権者 クラブ屋内練習場 10/8)
◆コンサドーレ第36節 対徳島(札幌ドーム 11/23)
※ 連日多くのファンが詰めかけた高校野球南北海道大会です。
【どこを歩いたか】
◆札幌ウォーク 110 南区・石山神社・ハーブの小径コース(3.0Km 4/12)
◆札幌ウォーク 111 南区・真駒内・石山緑地コース(2.7Km 4/17)
◆札幌ウォーク 112 南区・芸術の森コース(3.6Km 4/17)
◆札幌ウォーク 113 南区・藻岩・南沢コース(8.2Km 5/01)
◆札幌ウォーク 114 南区・十五島公園・硬石山コース(2.0Km 5/09)
◆札幌ウォーク 115 南区・藤野・白川果樹園コース(9.7Km 5/09)
◆札幌ウォーク 116 南区・簾舞・小金湯コース(5.1Km 5/19)
◆札幌ウォーク 117 南区・定山渓コース(5.2Km 6/06)
◆札幌ウォーク 118 南区・滝野すずらん丘陵公園コース(6.0Km 6/06)
※ №117のコースだった定山渓の渓谷美です。
◆札幌ウォーク Ⅱ №1 東区・パープルロードコース(10Km ‘09/04/11 ※参考)
◆札幌ウォーク Ⅱ №2 東区・百合が原公園コース(10Km 5/05)
◆札幌ウォーク Ⅱ №3 厚別区・厚別公園コース(10Km 8/05)
◆札幌ウォーク Ⅱ №4 中央区・宮の森眺望と円山周辺を巡る散策路コース(11Km 8/19)
◆札幌ウォーク Ⅱ №5 中央区・琴似発寒川から西野緑道を辿る自然豊かな散策路コース(12Km 8/26)
◆札幌ウォーク Ⅱ №6 中央区・琴似発寒川から西野緑道を辿る自然豊かな散策路コース(平和の滝)(18Km 9/04)
◆札幌ウォーク Ⅱ №7 厚別区・信濃神社と厚別北公園コース(10Km 9/16)
◆札幌ウォーク Ⅱ №8 豊平区・月寒公園と精進河畔公園コース(10Km 10/06)
◆札幌ウォーク Ⅱ №9 豊平区・札幌ドームとリンゴ並木コース(10Km 10/18)
◆札幌ウォーク Ⅱ №10 西区・発寒河畔公園と琴似屯田兵歴史コース(10m 10/28)
◆札幌ウォーク Ⅱ №11 西区・発寒神社と宮丘公園コース(10Km 11/06)
◆札幌ウォーク Ⅱ №12 中央区・緑と水の中島公園と名刹寺院めぐり(10Km 11/14)
◆札幌ウォーク Ⅱ №12 中央区・自然豊かな円山周辺と美術・史跡めぐり(10Km 11/23)
※ №6のウォークで訪れた「平和の滝」です。
【どんな山に登ったか】(「札幌近郊低山紀行」より)
◆№1 藻岩山(531m 旭山記念公園ルート 6/9)
◆№2 八剣山(498m 南口ルート 6/13)
◆№3 五天山(303m 6/19)
◆№4 円山(226m 大師堂コース 7/9)
◆№5 砥石山(826m 小林峠コース 8/3)
◆№6 朝日岳(598m 岩戸公園登山口 9/11)
◆№7 夕日岳(594m 定山渓神社登山口 9/11)
◆№8 小天狗岳(765m 10/7)
◆№9 青山(白川市民の森 10/14)
◆№10 三菱山(盤渓市民の森 10/14)
※ 小天狗岳から見たサッポロ湖です。
【どんなスポーツイベントに参加したか】では、参加型も観戦型も減少傾向かなぁ、と思っています。
参加型ではクロカンスキーが3度と目立ちますが、体にけっして良いとは思えないので来シーズンは出場しないことしたためにますます減ることと思います。
観戦型では何と言っても夏の甲子園を目ざした南北海道大会を全試合観戦したことが大きな思い出です。あの六日間のレポートは私にとっても気合の入ったものとなりました。しかし、全体としては各種スポーツイベントの観戦の機会が少ないなぁという印象です。
【どこを歩いたか】では、足掛け3年にわたった「札幌ウォーク」を完成させたことが個人的には大きなことでした。私の中ではそのことを総括していないことが引っかかっています。
「札幌ウォーク」を完成させ、次に取り組んだ「札幌ウォーク Ⅱ」はより本格的なウォーキングですが、こちらはすでに半分ほど終えたために、来年には完成しそうです。
初めて取り組んだ【どんな山に登ったか】(札幌低山紀行)ですが、こちらは低い山とはいえウォーキングなどよりはずっと負荷のかかる運動です。しかしそれだけに達成感も感ずることができ、来年も好天の日を狙って近郊の山を登りたいと思っています。
歳末風景を…
今朝、札幌卸売市場場外売場の朝市というところで鮪を求めてきました。少しでも安くいいものをとたくさんの市民が押し寄せていました。
その傍らでは、鮪を豪快に裁いていました。
Part Ⅰの【誰の話を聴いたか】に続いては、【どんな講座を受講したか】、【どんなステージを堪能したか】、【どんな展覧会を見たか】、【どんなボランティアに参加したか】について振り返ってみました。
そこから見えてきたものは?
【どんな講座を受講したか】
◆市民カレッジ 札幌学「さっぽろ食の事始め」
(ちえりあ 2/2,2/9,2/16,2/23)
◆市民カレッジ 札幌学「おらが街“さっぽろ”再発見」
(ちえりあ 7/3,10,17,24,31,8/7)
◆観光ボランティア養成講座(エルプラザ、藻岩山など現地で数回)
(①8/18 ②8/25 ③9/1 ④9/5 ⑤10/10 ⑥10/27 ⑦11/10 ⑧11/17 ⑨12/8 ⑩12/12 ⑪1/19 ⑫1/30)
◆札幌の市電延長を考えるシンポジウム
(札幌市まちづくり局担当部長の説明 教育文化会館 9/7)
◆道総研ランチタイムセミナー「おひるの科学」 北海道庁ロビー 11/30)
※ 観光ボランティア養成講座で「サッポロカイギュウ」について学びました。
【どんなステージを堪能したか】
◆平成開進亭「桂枝光新春落語会」(シアターZOO 1/3)
◆「ソングふ~ゆ~円山」フェスティバル(円山界隈ライブハウス 1/24)
◆新琴似歌舞伎・篠路子ども歌舞伎合同公演(教育文化会館 2/6)
◆蝦夷音楽祭 第3日(札幌内外で活躍するプロのミュージシャンのライブ 2/10)
◆札幌交響楽団 & NHKウィンターコンサート「名曲への誘い」(キタラ 2/16)
◆平成開進亭「桂枝光落語会」(教育文化会館 3/11)
◆お笑い貸し切り電車(市電で札幌で活躍するお笑い芸人の漫才を楽しむ 3/28)
◆平成開進亭5周年記念感謝祭「桂枝光落語会」(教育文化会館 4/10)
◆南こうせつ40周年記念コンサート(教育文化会館 4/17)
◆道銀ライラックコンサート(札幌交響楽団 キタラ 5/19)
◆海援隊トーク & ライブ(小樽市民会館 5/22)
◆六代目三遊亭園楽襲名披露落語会(桂歌丸、春風亭小朝協賛出演 市民ホール 5/25)
◆さとう宗幸ミニライブ(「万葉の心を未来へ」のイベント 教育文化会館 6/19)
◆ちえりあ若手落語会(札幌市生涯学習総合センター「ちえりあ」ホール 6/26)
◆黒岩静江ジャズライブ(「札幌学院大 講演と音楽の夕べ」 教育文化会館 7/14)
◆Ukulele Night(ウクレレ指導者の小畠敬さんのライブ Live & Bar COO 7/15)
◆PMFフレンズ特別演奏会(PMFチェンバーオーケストラ キタラ 7/23)
◆明治大学マンドリンクラブ札幌演奏会(ニトリ文化ホール 9/10)
◆ネイチャー・アコースティック・アンサンブル(「野生生物ネイチャーフォーラム」 道新ホール 10/24)
◆桂枝光落語会(道新販売店提供 道新ホール 11/1)
◆ほくでんファミリーコンサート 札幌交響楽団 キタラ 12/15)
◆札幌交響楽団特別演奏会「札響の第九」 キタラ 12/25)
※ ご存知札幌在住の桂枝光師匠には今年も楽しませてもらいました。
【どんな展覧会を見たか】
◆「吉村作治の新発見!エジプト展」(北海道立近代美術館 3/22)
◆「棟方志功展」(大丸百貨店美術画廊 3/22)
◆「マザーテレサの世界展」(札幌三越百貨店特設会場 4/2)
◆「吉田拓郎展 in 札幌 タクロニカル」(札幌東急百貨店特設会場 4/4)
◆「古代ローマ定刻の遺産」(北海道立近代美術館 7/16)
◆終戦65年企画「代用品が生み出された時」(江別市セラミックアートセンター 7/18)
◆「棟梁 宮大工の世界」展(JRタワープラニスセンター 8/17)
◆500m美術館(地下鉄大通駅⇒バスセンター駅間の地下コンコース 11/27)
※ 「棟梁 宮大工の世界」展の入口です。
【どんなボランティアに参加したか】
◆さっぽろ雪まつり 大雪像制作ボランティア
(1/16,1/20,1/25,1/30)
◆サマーフェスタ2010(中央区の幼児のお祭りの運営手伝い 資生館小学校体育館 7/29)
◆鴨々川清掃運動(10/3)
◆札幌軟石発掘大作戦 南区の陣
(南区担当区域 7/17,9/12,9/29,11/27)
◆道立近代美術館前歩道の除草・清掃活動
(7/5,7/21,8/2,8/22,9/4,9/21,10/9)
◆道立近代美術館前の空き地の花壇化作業
(“ART”文字の作成、ジャンボヒマワリ育成 5/31 その他随時)
※ 私的には今年のハイライトの一つである“ART”文字です。
【どんな講座を受講したか】では昨年に比べて市民カレッジの受講が減ってしまいました。これは年間の半年ほどを「観光ボランティア養成講座」に割かれてしまったことがその要因です。その「観光ボランティア養成講座」が期待していたこととやや違っていたことが残念なことでした。
1回だけの講演会やシンポジウムなどに比べて、講座は一つのテーマについてじっくり学び・考えられる点が魅力です。来年は積極的に講座の受講を志向したいなぁ、とも思っています。
【どんなステージを堪能したか】については、札幌の場合はステージを楽しもうと思えば限りがないほどあらゆるステージが用意されています。その中から自分の価値観に合致したものを厳選しています。まだまだ楽しみたいとも思いますが、このあたりが私にとっては適度な回数のようにも思われます。
【どんな展覧会を見たか】ですが、近代美術館や三岸美術館が近くにある割には美術館へ向かう回数がけっして多くありません。美術にまったく造詣のない私にとって、美術館は「近きにありて遠きもの」といった存在です。
それでもその年度の大きなイベントだけはこれからもチェックしていきたいと思っています。
【どんなボランティアに参加したか】ですが、ここの部分が私の場合昨年とはすっかり様変わりした感があります。昨年はさまざまなスポーツボランティアに参加しましたが、今年はすっかり手を引きました。その理由はほとんどのスポーツボランティアが長時間立っていることが求められます。腰にやや不安のある私にはかなり辛いことでした。
代わって近代美術館前の清掃活動や花壇の整備といったボランティアを開始したのが今年でした。
昨年に引き続き、今年も自分自身の一年を振り返ってみることにしました。
やみくもに札幌の街を歩き回っている自分にとって、こうして自分の歩いてきた足跡を振り返ってみることも非常に貴重のような気がしています。
それではPart Ⅰでは【誰のお話を聴いたか】ということで振り返ってみることにします。
【誰のお話を聴いたか】
◆竹田津 実 氏(動物写真家 道新主催「野生生物基金ネイチャートーク」 1/16)
◆あべ 弘士 氏(絵本作家 道新主催「野生生物基金ネイチャートーク」 1/16)
◆岩本 勉 氏(野球評論家 道新主催「スポーツトークショー 1/17)
◆小谷野栄一 氏(日ハム野球選手 道新主催「スポーツトークショー 1/17)
◆京谷 和幸 氏(車椅子バスケット選手 道新主催「スポーツトークショー 1/17)
◆海老名 誠 氏(小樽商大教授 「時代が読める経済・ビジネス講座」 1/23)
◆春口 廣 氏(前関東学院大学ラグビー部監督 映画公開記念講演 1/31)
◆村木 祐介 氏(JAXAの一員 「宇宙セミナー in 青少年科学館」 2/6)
◆橋本 五郎 氏(政治評論家 北海道自動車協会講演会 2/26)
◆吉村 作治 氏(考古学者、前早大教授 吉村作治トークショー 3/20)
◆中渓 宏一 氏(アースウォーカー 国内・海外を歩いて旅する人 4/3)
◆宮本 太郎 氏(北大大学院教授 「知の森へ・ポプラ広場」 札幌国際ビル 4/24」
◆竹信 恵子 氏(朝日新聞編集委員 「知の森へ・ポプラ広場」 札幌国際ビル 4/24」
◆内田 忠夫 氏(国際ジャーナリスト 「APEC記念シンポジウム」 ロイトン札幌 4/28)
◆野々村芳和 氏(サッカー解説者 「野々村芳和トークライブ 札幌第一ホテル 5/4」
◆寺島 実郎 氏(評論家・多摩大学学長 「極東ロシアフォーラム」ロイトン札幌 5/13)
※ 寺島氏の写真はおぼろげながら寺島氏と分かる写真です。
◆峰崎 直樹 氏(民主党代議士 「民主党政権の250日~朝日フォーラム」)
◆山口 二郎 氏(北大法学部教授 〃 共済ホール 5/29)
◆若宮 啓一 氏(朝日新聞コラムニスト 〃 〃 )
※ 写真は上記三氏とコーディネーターの方たちです。
◆合田 一道 氏(ノンフィクション作家 北海道の龍馬研究者 すみれホテル 6/5)
◆中濱 京 氏(ジョン万次郎の直系子孫 「ジョン万次郎」講演 すみれホテル 6/5)
◆リービ英夫 氏(作家 西洋人(米国)で初めての日本文学作家 教育文化会館 6/19)
◆柳 美里 氏(芥川賞作家 在日韓国人 「万葉の心を未来へ」 教育文化会館 6/19)
◆楊 逸 氏(芥川賞作家 中国人 「 〃 」 〃 〃 )
◆合田 一道 氏(ノンフィクション作家 「龍馬が目ざした北海道」札幌市資料館 6/20)
◆合田 道人 氏(歌手・歌謡史研究者 「あの日の歌景色」 ちえりあホール 6/29)
◆品田 雄吉 氏(映画評論家 「シネマの風景フェスィバル」札幌東宝プラザ 6/27」
◆山崎 直子 氏(宇宙飛行士 「JAXAタウンミーティング」札幌市青少年科学館 7/10)
※ この写真は新聞記事からの転写です。
◆池澤 夏樹 氏(芥川賞作家 「札幌学院大 講演と音楽の夕べ」教育文化会館 7/14)
◆安永 愛香 氏(関東圏で25の保育園を経営 「子どもの心の教育講演会」ホテルさっぽろ芸文館 8/1」
◆木村 俊昭 氏(農水省大臣官房企画官 「北海道を元気にする講演会」自治労会館 8/8)
※ 今北海道で話題の木村氏の話を聴きました。
◆小川 三夫 氏(宮大工 「頭領 宮大工の世界」JRタワーオフィスプラザ 8/22)
◆荒木 重雄 氏(前ロッテ球団事業本部長「スポーツビジネスと地域の共生」 )
◆池田 敦司 氏(楽天野球団副社長 〃 北海道経済センター 8/26)
◆前沢 賢 氏(日本ハムファイターズ事業推進部長 〃 )
◆小田 清 氏(北海学園教授 〃 )
◆菅 直人 氏(民主党代表選挙立会演説会 大通公園3丁目 9/9)
◆小沢 一郎 氏(民主党代表選挙立会演説会 大通公園3丁目 9/9)
◆大杜 啓二 氏(日本ハムオーナー 「日本経済新聞シンポジウム」パークホテル 10/5)
◆村上 憲郎 氏(グーグル日本名誉会長「日本経済新聞シンポジウム」 〃 )
◆小磯 修二 氏(釧路公立大学長 「日本経済新聞シンポジウム」 〃 )
◆植松 努 氏(植松電機専務取締役 「日本経済新聞シンポジウム」 〃 )
◆三浦里紗子 氏(羅臼町観光協会事務局長 「日本経済新聞シンポジウム」 〃 )
◆中村 宏之 氏(北海道ハイテクアスリートクラブ監督 恵庭市・クラブハウス 10/8)
※ 今年大活躍の福島美里選手の監督を務める中村氏です。
◆高山 昌行 氏(道新前中国・北京駐在記者「道新国際問題講演会」 グランドホテル )
◆井田 哲一 氏(道新前韓国・ソウル駐在記者「道新国際問題講演会」 〃 10/21)
◆瀬戸口 剛 氏(北大工学研究院教授 「北大サステイナビリティ市民フォーラム」 10/22)
◆宇都宮輝夫 氏(北大文学研究科教授 〃 北大学術交流会館 10/22)
◆手嶋 龍一 氏(外交評論家 「市民医療フォーラム」 札幌市民ホール 10/23)
◆矢本 純一 氏(自然写真家 「野生生物ネイチャーフォーラム」 道新ホール 10/24)
◆早川 渉 氏(映画監督 映画「壁男」監督 北大クラークシアター 10/29)
◆中島 宏章 氏(動物写真家 自然写真の「田淵賞」受賞 エルプラザ 10/30)
◆瀧村 仁 氏(映画監督 映画「地球交響曲 第七番」監督 北大クラークシアター )
◆北川 陽稔 氏(映像作家 映画「森と水の庭・ウトナイ」監督 〃 10/31)
◆高柳 毅 氏(西郷南洲顕彰館々長 「“ラストサムライ”西郷隆盛に迫る」 KKR札幌 11/13)
◆斎藤 憲二 氏(在ドバイ日本総領事館主席領事 「ドバイに見る国際化のヒント」11/15)
◆松下 譲 氏(札幌管区気象台 主任予報官 「平成22年夏の大雨と高温」 エルプラザ)
◆大久保智子 氏((財)日本気象協会 気象キャスター 「例年にない暑さ」 〃 11/16)
◆廣田 知良 氏((独)農研機構 研究チーム長 「天候が及ぼす北海道農業への影響」〃 )
◆吉田 隆 氏(札幌管区気象台 技術部長 「地球温暖化と平成22年夏の天候」 〃 )
◆上田 文雄 氏(札幌市長 ふらっとホーム2010 in 北区 11/25)
◆伊吾田宏正 氏(酪農学園大講師 エゾシカを追いかけている人 エルプラザ 11/27)
◆坂東 元 氏(旭山動物園々長 「旭山動物園~ペンギン翔ぶ~」 ちえりあ 12/3)
◆合田 一道 氏(ノンフィクション作家「ほっかいどう学」実践講座 かでる2・7 12/12)
◆根岸 英一 氏(‘10ノーベル化学賞受賞者 道新ホール 12/24)
※ 太字の講師は一般的に全国に名の知れていると思われる方を太字で表示しました。
こうして振り返ってみると、一年間に実に多くの方々からお話を伺っています。数にすると65名ということになります。中には同じイベントで複数の方の出席されていた場合もありましたが、それにしても我ながら「よく出かけていたなぁ」というのが実感です。
だからといって「お前の考え方や生き方に何かの変化があったのか」と問われると、そうしたことに明確な自覚はありません。その時々、講師の話や問いかけに真剣に考えることはあったとしても、私自身の価値観がそう簡単に崩れるわけはないということなのでしょう。まあ、雑学の幅は多少増えたような気がしますが…。
しかし、その道の専門家のお話を聴けるということはとても貴重なひと時です。これからもできるかぎりそうした機会を数多く作っていきたいと思っているところです。
※こぼれ話
実は今回掲載した写真を相当な数のファイルから探し出すために大変時間を要しました。でも何枚かの写真が挿入されることによって、味気ない一覧表にも多少の彩りが出てきますよね。
「ランチ忘年会」なる言葉を友人から初めて聞いた。近ごろシニア層を中心に密かなブームらしい。そこで早速私たちも友人夫妻とランチ忘年会を楽しんだのでした。
「ランチ忘年会」とは言いえて妙に思います。
「ランチする」と言えば、ふつうはだんな達が働いている昼時、夫人たちがホテルなどで会話を楽しみながら優雅に昼食を摂るというイメージです。
ホテル側としては比較的廉価な設定で、昼間客層の呼び込み策としてさまざまなプランを展開しています。そして、昼間に時間がある夫人たちにすれば、ディナーのように財布の中身を心配しないで安心して楽しめるという両者の思惑が合致して、ホテルのランチはなかなか好評だと聞いていました。
おそらく「ランチ忘年会」はそこからの延長線上で発想されたものなのでしょう。
※ 典型的なバイキング風景といったところです。
ということで私たちは友人夫妻と12月26日、某ホテルでのランチ忘年会を楽しみました。
コースはランチバイキングで2,200円とお得価格です。しかもその上、プラス500円でワインを自由にいただいてよいというプランでした。
人気のプランとあって満席状態のようでしたが、日曜日とあってシニア層よりはむしろ若いカップル、家族連れなどが目立っていたようでした。
バイキングは洋食・中華が約30品用意されていて、過不足はなく、味のほうも十分満足ゆくものでした。(まあ、私の舌では、ということですが…)
※ 私の最初の皿です。もちろんこれから次々といただいたのですが…
「明るいうちからアルコールはどうも…」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちは美味しい料理とワインを楽しみながら、今年一年を振り返り、また日常のあれこれを語り合ったものでした。
※ ホテルの窓から覗いた札幌の街の風景です。
たまたま今回は日曜日ということでしたが、シニア層にとってはウィークディに「比較的リーズナブルでありながら優雅な気持ちで飲食を楽しむことのできる『ランチ忘年会』は有りだな」と思いながら帰宅したのでした。
おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか
という歌いだしで始まる(といっても実際はもちろん原語ですが)第4楽章のシラー作の「歓喜の歌」が流れ出すと、「あゝ、今年も一年が終わるんだなぁ…」との感慨を抱きながら聴き入りました。(なお、この歌いだしの部分はベートーヴェンの作といわれている)
西洋かぶれと揶揄されるかもしれませんが、日本においては年の暮れに「第9」を聴く(演奏する)はことはいわば恒例にもなってきている感があります。
昨年末「札響の第9」を聴き感動を覚えた三人が「今年も聴きましょう!」ということになり12月25日、キタラに赴きました。
会場は私たちと同じように「札響の第9」で年の暮れを感じようとする人でほぼ満席状態です。また、ステージ上はオーケストラ陣だけで90人弱、それに合唱団の150余名が加わるためにステージ狭しと椅子が並べられました。
オーケストラの演奏についてはいつも述べるように、それを評論することはできませんが、4人のソリストと150余名の合唱団が発する歌声には迫力があり、歓喜の歌声がホールいっぱいに響き渡り、迫力十分でした。
「第9」を堪能した三人は、その余韻を楽しむために某所に寄って「できればこれからも年の暮れは『札響の第9』を楽しみましょう!」と誓い合ったのでした。
わずか2週間前にノーベル化学賞を受賞されたばかりの根岸英一氏の講演を伺うことができました。
これはご存知のとおり根岸氏が「北海道大学触媒科学研究センター特別招聘教授」に就任され、その称号授与式に来札されたのを機に実現した講演会です。
根岸氏の講演を一般市民が聴けるのはおそらく札幌市民だけなのではないでしょうか。
※ 講演中の写真はもちろんNGでしたので、休憩中にステージ
に投影されたスライドを写しました。以下の写真も全てスライド
からです。写真はノーベル賞授賞式から帰り、ノーベル賞の賞
状を掲げる根岸氏です。
12月24日、道新ホールに満員の聴衆を前にして「夢と幸せを求めて」と題して講演されました。
氏は聴衆が一般市民であることを意識され、ユーモアを交えながら平易な言葉で私たちにこれまでの氏の来歴を語りかけてくれました。
その中で氏は、自分が幸福を掴んだ人間だとしたらその要因は次の四つであると述べました。その四つとは…、
①健康
②伴侶・家庭
③仕事
④師
を挙げられました。
その中のエピソードを一つ紹介します。
④の師のことについての説明が始まったとき、それまで明るく語っていた根岸氏が突然沈黙してしまったのです。「どうしたのだろう?」と会場全体が静まり返ったとき、根岸氏が感極まって言葉がでない状況だったようです。
根岸氏は氏の恩師として二人を挙げました。一人は言わずと知れたパデユー大学の故ブラウン教授、そしてもう一人が根岸氏の奥さんすみれ夫人の父親だそうです。
すみれ夫人の父親は東京芸大を卒業し、根岸氏の中学校の音楽教師として赴任したそうです。根岸氏によると優秀な音楽家だったにも関わらず、当時の社会状況の中で中学校に勤めねばならなかった父親の不遇に思いをいたし、感極まったようでした。そして根岸氏はその父親からヒューマニズムの何たるかを教えてもらったということでした。
※ これぞ文字どおりノーベル賞メダルです。
昨年聞くことができた二人の日本人ノーベル賞受賞者(江崎玲於奈氏、小林誠氏)の話に比べると、とてもきさくに平易な言葉で話されたことに私は好意を持ちました。 そうした話の中で、氏は自身の経験や考えから、次に続く人たちに次のような言葉を強調されました。
自分の好きなこと、自分の得意なことから“夢”を抱きなさいと…。
そして、成功するためには最高の師を仰ぐことが大切であると主張されました。
※ 奥さんのすみれ夫人とのツーショットです。
その他にもさまざまな語録を披露されましたが、世界の頭脳から直接話を聴くという素晴らしいひと時を味わうことができた至福のひと時でした。
12月18日の私たちのグループの例会は、「札幌スタイル」のオフィシャルショップを覗くことと、北大博物館を見学することでした。
今回の企画担当者があらかじめお願いしていたこともあり、博物館の職員が館内を案内してくれることになりました。
※ 館内職員から説明を受ける私たちです。
北大博物館は正式名を「北海道大学総合博物館」と称し、1998年、旧理学部本館建物を利用して開館したとのことです。
3階建ての博物館の中にはこれまでの研究の成果がびっしりと詰まっていますから、全てを案内していただくわけにはいかず、要所要所を案内していただきました。
1階は、「北大歴史展示」と「学術テーマ」
2階は、「学術テーマ展示」と「ユニバーシティ・ラボ」
3回は、「学術資料展示」
という展示構成です。ちなみに「ユニバーシティ・ラボ」とは、博物館の一角が実際の大学の研究室を兼ねたようなものになっているところを指すようで、考古学とか、海洋学などに関する資料と共に、研究用の机なども備わっています。
※ 展示資料の一つ、足寄から発掘された「アショロア」の骨格標本です。
私が今回訪れて興味を抱いたのは、北大のスラブ研究センターが連続的に展開している境界研究の第4弾「先住民と国境-北米先住民ヤキの世界」という展示でした。
それほど多くの資料が展示されているわけではありませんが、世界中どこの地域においても先住民とそこを後から襲った民族との対立があるのだ、ということ改めて理解させてくれる展示でした。
私たちが訪れて見ることのできる博物館資料は、大学が有する膨大の資料のごく一部なのでしょうが、それでも私たち一般人には圧倒される資料の数々です。
さまざまな分野の資料の中から、自分が興味をもった展示をじっくり見るだけでもかなりの時間を要するくらい充実しているといえます。
※ 博物館ではなく、北大のインフォメーションセンター「エルムの森」内
にあったノーベル賞受賞者の鈴木章氏の立像です。
北大博物館…、まだ訪れたことのない方にはぜひ一度訪れてみることをお勧めします。
※ 店が入っているビルの外に出されていた店の表示です。
PorocoのCafé本は同じカフェでも、ごはんカフェ、スィーツカフェ、アートカフェ、パンカフェなどいろいろなタイプに分けて提示されています。
その中でBOSSAは夜カフェにカテゴライズされています。
※ Cafe BOSSAの入口のドアです。
店の場所は狸小路近くの駅前通りという札幌の中でも最も繁華な一角に位置しています。
ほくでんファミリーコンサートの帰りに友人と寄ることにしました。
ビルの2階に上がり、店内に入るとジャズのレコードが店内の壁の一角にズラーッと並んでいました。そして店内にはジャズミュージックが溢れていました。
※ 店内に入ると壁面にズラーッと並んだLPレコードに圧倒されます。
店内のお客さんは静かにジャズを楽しんでいると思いきや、ジャズミュージックをバックにして会話を楽しんでいるといった様子でした。夜でしたからアルコールも入っていて、静かに聴くという感じではなかったようです。
※ 店内ではサラリーマン風の人たちが談笑していました。
そんなことにも影響されて、私たちもビールをオーダーしました。
私はハイネケンを、友人はバドワイザーをそれぞれオーダーしました。(いずれも350mlの缶ビールが880円でした)
※ ハイネケンビールは私にとって思い出のビールなのです。
ビールの味を云々言ってもはじまりません。店によって味の違いがあるわけではなく、ハイネケンはハイネケンであり、バドワイザーはバドワイザーです。
私たちはオーナーがかけるLPレコードの柔らかな(と思える)音色をビールと共に楽しんだのでした。
※ 店内ではターンテーブルが回り、LPレコードの音色が流れていました。
BOSSA…、じっくりと、ゆっくりとジャズミュージックを楽しむには昼間の方が良いのかもしれません。
【BOSSA データ】
札幌市中央区南3条西4丁目 シルバービル2F
電 話 011-271-5410
営業時間 11:00~25:00
定休日 なし
座 席 60席
駐車場 なし
入店日 ‘10/12/15
こんなことを述べると、札幌の皆さまから総スカンを食いそうで恐ろしいのですが…。
正直に言うと私はどうも大通公園のイルミネーションがいま一つ好きになれないみたいなのです。
なぜかと問われると、「あまりにも作られすぎているように感じられる」とでもいうのでしょうか…。特に2丁目、3丁目の「宇宙の領域」とか、「スズラン」&「ライラック」を見るとそう思ってしまいます。
※ こつらはご存知の「宇宙の領域」というシンボルオブジェです。
イルミネーションそのものが作られたものであることに違いないのですが、私にはできれば同じ作るにしてもそこにある既存の形をできるだけ利用(活用)しながら作られたものを見たいという思いがあるのです。
ですから私の眼には立木を巧みに利用して装飾している駅前通り会場や南一条通り会場の素朴な光の方が好ましく映ってしまうのです。
それでも今年は新たなオブジェ「クリスタル・レバー」の動きがあるイルミネーションに期待して出かけました。
※ こちらは「クリスマスツリー」と「スズラン」ですね。
出かけたとはいってもわざわざ出かけたのではなく、某グループの忘年会の帰りにちょっとだけ寄った(酔った?)というだけということなのですが…。
ちょっと冷え込んで雪化粧を施した12月18日の大通公園のイルミネーションはいつものように光り輝いていました。
「宇宙の領域」も「スズラン」も「ライラック」もいつものように…。
※ そしてこちらは「イルミネーションゲート」と「ライラック」です。
期待の「クリスタル・リバー」はというと…。
やはり動きがあるのは他と違って見えますね。仕組み(原理)としては家庭のイルミネーションでもありますから、それほど複雑なものではないのだと思いますが、いいですね。(全てがそうだとまたうるさすぎるかもしれませんが…)
※ 二つの写真を見比べてみると、光が流れているのがなんとなく分かりませんか?
ホワイトイルミネーションは十分に美しく、華麗な光のページェントです。
それでも人は贅沢です。
私は仙台・定禅寺通りの欅並木の一つ一つの木の枝に灯りを灯す「仙台 光のページェント」を一度見てみたいなどと贅沢なことを考えてしまうのです。