田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ノー・マネー、ノー・フリーダム

2006-06-29 20:48:46 | その他
 私はここ十数年、月刊誌「文藝春秋」を定期購読しています。
 今月号に定年後の生き方に触れた記事がありました。そうすると、私たちの定年後の生活の経済生活はかなり厳しいものであることが記述されていました。
 「何を今さら」と思われる方もいらっしやるでしょう。しかし、私はまったくこの点に関してはノー天気なのです。
 私(私たち)の老後は、公的年金が唯一の頼りなのです。その年金制度がかなり危機的状況にあるという認識は一応持ってはいても、自分の問題として切実に感じられないところに私のノー天気さがあります。
 田舎から都会に移り住むということは、これまでは必要でもなかったことに経費がかかってくることもあるんだろうと思われます。そしてまた、ノー天気に私は退職後の海外旅行を夢見ています。
 いったい大丈夫なんだろうかと、自分のことながらこの「文藝春秋」の記事を読んでいて不安になっています。
 これまでは入ってくる給料の範囲内でのつつましい生活をしてきました。これからもその延長のように考えていたのですが、その頼りとする年金の支給額が将来どんどん減額されてしまうとしたら…。今になってからでは遅いのですが、ノー天気な私は今になって、自分の置かれている状況がこの先バラ色などではなく、かなり灰色っぽいことを自覚しなくちゃいけないのかなぁ、と思いはじめました。
 まさにノー・マネー、ノー・フリーダムです。
 さあ、どうしようか・・・。

札幌秘境100選

2006-06-27 20:41:59 | 札幌(圏)探訪
 本夕のSTVテレビの夕方6時台のSTVニュースの特集で「札幌秘境100選」という興味深い特集が放映されていました。
 この「札幌秘境100選」というのは、北大前教授の青木由直さんという人が独自の視点で、札幌の隠れた名所(?)を発掘する作業をしているというものでした。
 その秘境とは、例えば「旧北部軍司令部防空指令所跡」とか、世界一大きな「大乗院の巨大鈴」、札幌市庁舎最上階(19階)に設けられた札幌五輪の際に外国人賓客を接待するために作られた「茶室」、さらには手稲山の山中に放置された「札幌五輪の運営本部跡」、あるいは「札幌・北広島・江別の三市の境界点」などといったものです。
 これらは人によって興味の度合いが極端に異なるものばかりです。言葉は悪いのですが、いわばどうでもよいものばかりです。しかし、そこが興味をそそられるのです。
 青木氏はいずれ「札幌秘境100選」としてまとめてみたいというようなことを言っていました。
 こうしたトレビア的な営みって面白いと思われませんか。そんな思いにかられ投稿してみました。



落胆と光明と

2006-06-25 19:29:28 | スポーツ & スポーツ観戦
 時期はちょっと逸した感はありますが、ジーコジャパンのWCは終わりました。
 ブラジル戦の直後は、その無惨な戦いぶりを嘆きました。しかし、少し時間が経って考えてみると、私たちがマスコミに踊らされて分不相応の期待をしていたようにも思います。
 と言うのも、アジア予選を振り返ってみれば、けっして余裕で予選を突破したわけではなく、ギリギリの攻防を勝ち抜いたにすぎません。そのアジア勢はことごとく予選リーグで敗退しました。ということは、アジアのレベルも、日本のレベルもその程度であったということを私たちサポーターは冷静に認識する必要がありそうです。
 スポーツの世界では、参加するからには誰もが悪い結果をはじめから想定するはずがありません。ですからジーコの大言壮語も戦い前の指揮官の言としては許されなければならないのだと思います。
 しかし、誰もが期待していただけに落胆が大きいのも事実です。2010年へ向けて、オシムジャパン(?)の巻き返しを期待したいものです。

 さて、ジーコジャパンの残念な結果と対比するのは、どうかと思いますが、我が愛するコンサドーレ札幌が俄然息を吹き返し始めました!
 昨日も対ベルディ戦に4対0という見事な試合で4連勝を飾りました。5月の不調がうそのような快進撃を見せています。しかもこのところは上位チームを撃破しての4連勝です。この調子を維持し、ぜひJ1昇格争いに絡んでほしいものです。
 札幌に出る楽しみが増えたことを喜んでいます。

いいぞ!コンサドーレ

2006-06-21 21:23:33 | スポーツ & スポーツ観戦
 私の投稿も多岐にわたります。
 今ちょっと前、私の愛するコンサドーレの対横浜FC戦が終わりました。
 結果はまさかの(といったら怒られるかな?)終了直前の曽田の決勝ヘッドで見事な勝利でした。
 柳下監督のしっかりしたコンセプトでチーム作りを進めているコンサですが、なかなか結果が出ない今シーズンでした。しかし、ここにきてようやく3連勝です!しかもここのところはアウエーでの2連勝ですからサポーターとしてもちょっとだけ溜飲の下がる思いです。
 札幌に出る時は、できるだけコンサの試合に合わせて札幌に出るようにしているのですが、ここのところはあまり応援にも力が入らない状態が続いていました。これからは、ちよっと心を改め気合を入れてドームに、厚別に出かけようと思います。頑張れ!コンサ 頑張れ!柳下
 今夜はちょっとだけいい気分です!
 

思い切って世界一周 夫婦二人でクルージング

2006-06-20 20:25:13 | 本・感想

 昨日、表題の本をようやく読了しました。
 内容は、普通のサラリーマン(と言っても博報堂ですが)をリタイアした夫婦が
にっぽん丸の世界一周の船の旅を日誌風に綴ったものでした。
 比較的安いクラスということですが、それでも一人368万円の二人分ということですから、私には縁遠い旅行形態です。
 先日、札幌に出た時、「BOOK OFF」店を覗き、関連ありそうな本を探していたところ目に付いたものですから買い求めたのです。
 まあ、私が夢想している旅の参考にはほとんどなりませんでしたが、読み物としては興味深く読ませてもらいました。
 著者は持病を抱えていることもあり「人生楽しむことが肝心。楽しまなきゃ損々…」というところだけは共感しました。
 しかし、日本人でも優雅な旅をしている階層がたくさんいるんですねぇ・・・。


ピュアな自分を探す

2006-06-17 21:30:03 | その他
 前々回の投稿の後、コメントが寄せられました。
 そこには「退職するということは、ピュアな自分を探すことである」とありました。
 確かに、長年組織に属していた自分とって(しかも曲がりなりに管理職という立場にあった者として)さまざまな束縛から解放されるということは、本当の自分を遠慮なく発揮し、生きていけるということなのかもしれません。そうした意味で、自分がどのような生き方を指向していくのか、自分自身に興味津々です。
 しかし一方、長年自分の中に染み込んだ組織の論理というものから簡単に逃れることができるのか、という心配が全くないわけではありません。はたしてどうなのでしよう???
 ピュアな自分を発見するため、探すためにも、心身とも健康であることがその前提です。前々回にも記述したとおり、その目途は退職後10年間くらいが一つの目途なのではないだろうか、と思っています。

ああ・・・つま恋は遠い Ⅱ

2006-06-14 21:51:46 | ステージ & エンターテイメント
 しばらくつま恋の話題から遠ざかってしまいました。
 前回の投稿の後、一人の方から「あきらめずにオークションに参加し続けるとゲットできるかもしれませんからあきらめずに!」と激励いただき、その後も入札していたのですが、なかなかうまくいきません。
 そして近頃は、すっかりあきらめムードです。オークションへの出品も最近はグッと少なくなってきました。
 時期を見ながら再びとも思いますが、「無理かなぁ」というのが正直な思いです。

 代わってといってはおかしいのですが、8月13日にいわみざわ野外音楽堂で行われる「松山千春」のコンサートチケットは妻の分と二枚確保しました。
 「松山千春」と「吉田拓郎&かぐや姫」のつま恋では、その意味がまったく違いますから比べること自体がおかしいのですが、まあそんなことで自らを慰めるしかないかなぁ、と考えている今日このころです。


札幌の友人 Ⅱ

2006-06-12 17:36:43 | その他
 前回の投稿で触れた札幌の友人A氏夫妻が突然(A氏にとっては以前から予定していたようなのですが)我が田舎を訪れました。
 そこで、A氏ご夫妻と私と私の妻と4人で歓談の一時をもちました。
 札幌へ出て、約一年、A氏夫妻は札幌生活を満喫しているようでした。
 話題はあちこちに飛んでいたので、詳しくは再現できないのですが、A氏の言葉の中に「新しい発見が次々とあって、散歩やサイクリングが楽しい」と語っていましたが、都会は田舎と違い、自らが働きかければ次々といろんな顔を見せてくれるということのようです。
 そして、そうして積極的に働きかけができるのは、個人の差はあるもののおよそ10年間くらいかなぁ、という点で一致しました。つまり、退職して約10年が最も自分らしく生きることができる期間と言えるかもしれません。
 また、さまざまなメディアは「都会から田舎へ」的なキャンペーンを盛んに打ち出しているけれど、やはり「田舎から都会へ」の流れの方が主流なのではないかという点についても二人の意見は一致しました。
 A氏も私も、スロウライフ的生活にあこがれはあるものの、冷静に自らの生活をトータルとして考えたとき、私たちの選択は間違っていないと思っています。
 ただ、さまざまな考え方、選択肢があることは、けっして否定するものではありません。
 
 

札幌の友人

2006-06-07 17:36:33 | その他
 4日の日曜日、札幌の友人から葉書をいただいたのを機に、二人の友人と連絡をとった。二人とも、昨年夏と今春にかけて田舎から札幌に移り住んだ私より1~2才年上の友人です。
 A氏は「田舎から札幌に移り住むといって、そんなに緊張したり不安がることはない。ぼーっと過ごすことにも意味があるよ」とアドバイスをくれました。
 B氏はまだ札幌での生活が二ヶ月少々ということで、「毎日しなくちゃいけないことがけっこうあるよ」ということだった。
 二人は私にとって、札幌暮らしの先達であり、貴重なアドバイスをいただける方である。これからもいろいろと教えを請うつもりです。

 ところで今夜は、弱小コンサドーレの対草津戦があります。
 CS放送があるので、テレビの前で声援を送ります。

チャレンジ(挑戦)

2006-06-06 17:31:36 | その他
 チャレンジ・・・
 なんて攻撃的な言葉だろう
 なんて前向きな言葉だろう
 若々しい響きが耳に心地よい
 
 立ちはだかる大きな壁に向かって
 君は今、敢然と挑戦を開始した

 あきらめるな くじけるな
         歯をくいしばれ!

 光はきっと見えてくる

 そう、人生は挑戦(チャレンジ)なのだから・・・


 上記の詩の稚拙な(?)は、十数年前にある挑戦をした少年たちに贈った詩(言葉)です。そして今、このことが自分に跳ね返ってきているように思われるのです。
 肉体的な衰えは確かに自覚するのですが、気持ちまで萎え、衰えてはかなわない。気持ちだけはいつまでも若く、張り切っていたいと思うのです。
 少年たちに贈った言葉を、今度は自らの生き様に活かしていきたいものと思っています。