“宝石” といっても、あの鉱石の宝石ではない。一つは「青い宝石」とも称される野鳥のカワセミである。もう一つは、「ジュエリーアイス」と呼ばれる氷が豊頃町の大津海岸に打ち寄せられ、最近脚光を浴びている様を写し取った写真展を覗いてみた。
私にとってはかなり珍しい二日連続のギャラリー巡りである。本日(12月11日)は、富士フィルムフォトサロンで開催されている岸本日出雄写真展「氷が創る奇跡の海岸+飛ぶ宝石・カワセミの一瞬の美」を観賞したいと思い足を運んだ。
実は昨日、「さっぽろ漫画人協会忘年展」を見た後、引き続き子の写真展を覗こうと思っていたのだが、私が富士フィルムフォトサロンの場所をしっかりと把握していなかったために空振りに終わり、本日出直して観賞したのだ。なお、富士フィルムフォトサロンは大通西6丁目の南側で大通公園に面している。
私は芸術的な写真などには全く無関心なのだが、“カワセミ” の華麗な一瞬を切り取るような画像だけはなぜか魅力を感じているのだ。「ジュエリーアイス」を撮った写真が展示されていた。「ジュエリーアイス」は、十勝川でできた氷が河口から流れ出て、河口近くの大津海岸に打ち上げられ、それが太陽の光を浴びた際に “宝石” のような輝きを見せることから命名されたとされている。
写真展では、それらの「ジュエリーアイス」を岸本氏の一瞬を切り取る技で見事な写真が陳列されていた。なお、写真展では「カメラでの一点撮りは禁止」されていたが、そうではないものは許可され、SNSへの投稿もOKとの寛大な告知だったので、その忠告を守りながら何点か、添付することにします。
※ いただいたカーどの写真をスキャンしたものです。
続いて奥のコーナーには私にとって待望のカワセミの色鮮やかな写真がたくさん展示されていた。そこには鮮やかな青い体毛に包まれたカワセミだけではなく、白黒の体毛のヤマセミも同時に展示されていた。(ヤマセミの写真も撮ったのだがボケちゃいました)
※ こちらもカードをスキャンしたものです。
写真に貼付されていたコメントでは、カワセミの幼鳥が4羽同時に撮影できたのはほんの一瞬の出来事だったそうだ。
岸本氏が説明されていたが、カワセミの体長はわずか17cmほどでスズメくらい大きさだそうだ。その大きさで川魚の捕獲する技を持っていることが素晴らしいと思える。
※ 上の2枚は、カワセミが川魚を捕獲する瞬間の図です。
掲載する写真は拙劣ですが、主催者注意に違わぬように留意しながら掲載しますのでご覧ください。
なお、こちらの展覧会は会期が本日までとなっていました。
※ 掲載写真の中で、ジュエリーアイスの一点ものと、カワセミの幼鳥を4羽を写した2枚は、いただいたカードをスキャンした写真であることをお断りしておきます。