田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

恥も外聞もかなぐり捨てて…

2010-04-30 13:50:53 | その他
 あゝ、恥ずかしい…。  
 きっと多くの人から笑われるだろう…。
 なにをふらふらしているんだと…
 しかし、恥も外聞もかなぐり捨てて、再び、三度、ブログタイトル名の変更に踏み切ることにしました。 

 何という迷走だろう。
 何というふがいなさだろう。
 自ら名づけた新しいタイトル名に馴染めないままこのひと月を過ごしてきました。
 その間、アクセス数は上がらず、もとのタイトルの方は2倍以上のアクセス数を記録し続けました。これはみなさんの方からも「以前のタイトル名の方が相応しいよ」というメッセージとして私には伝わってきました。

 「WANDER WONDER SAPPORO CITY」などと命名して、脱皮を図ろうと試みてみましたが、志とは程遠くその内容は以前と変わることはできませんでした。
 やはり私には田舎者の視点で札幌のあちこちを巡り、あれやこれやを体験し、その思いを書き綴ることの方が相応しいと自己理解するに至りました。

 それに加えて、前タイトル時代から私の中では大きなプロジェクトとして続けてきた「札幌ウォーク」を再開しそのレポートを投稿するに際して、「これは以前に戻ったほうがいいな」という決断をするに至りました。

 以前に戻すといっても単純に戻るわけにはいきません。
 ここは「田舎おじさん」の冠を取って私の本名を冠にかぶせたいと思います。
 もうこの歳になったら恐れるものはありません。堂々(?)と本名を名乗り、自らの文章に責任も持ちたいと考えました。
 そこで新たなタイトル名は、

  丸尾清一の札幌を見る!観る!視る! 

とすることにしました。

 新タイトルのアドレスは、以前のとおり
  http://blog.goo.ne.jp/maruo5278
です。

 大変お見苦しいドタバタを披露してしまいました。
 どうぞこれに懲りずに拙ブログにお立ち寄りいただくことをお願いいたします。


 という断りの文を旧ブログに投稿し、あとはひたすらブログの引越し作業に集中し、すっかり疲れてしまいました。
 お約束したAPECのシンポジウムの様子は明日レポートすることにして、今夜はこれから日ハム(対西武戦)のゲームを観戦してきます。
 

内田忠男(国際ジャーナリスト)講演会

2010-04-29 23:59:59 | 講演・講義・フォーラム等
  一時期TVのワイドショーのキャスターも務めた内田氏だが、70歳になる今も少しも衰えを見せることなく、豊富な取材経験をもとに世界経済を明快に歯切れよく語ってくれた。

              

 今年6月札幌市で開催される「日本APEC貿易担当大臣会合」を記念してのシンポジウムがあり、内田忠男氏が「激動する世界経済と我が国の展望」と題して基調講演を行ったのを聴くことができました。

        

 内田氏の講演の内容をまとめると…。
 2008年のリーマンショックによって、世界は同時不況に陥った。
 しかし、現在は最悪の状況を抜け出した段階にあるのではないか。
 世界各国、特にBRICs諸国は軒並み二桁の経済成長を見込み、日本も最大1.9%の経済成長を見込んでいる。

 世界同時不況をもたらした最大の要因は経済のグローバル化にある。
 世界経済がグローバル化した要因は、①冷戦の終結、②インターネットの普及、であるが、グローバル化によってアメリカが一人その果実を得るに結果となった。

 そのことが結果として、市場原理主義、競争至上主義の考え方が世界に広がった。
 新自由主義なる言葉が踊り、金融工学などという新語が生み出され、マネーゲームがアメリカを中心に広がった。
その結果としてサブプライムローン問題が生起し、リーマンブラザーズの破綻に繋がったのである。

 世界は今、リーマンショックに学びふたらしい経済秩序が生まれようとしている。
「出口戦略」ということもその一つであり、市場を暴走させないためのさまざまな工夫や取り組みが始まっている。

 そうした状況の中でのAPEC(アジア・太平洋経済協力会議)の動向は世界経済に与える影響力が非常に増している。というのも、APECに集う20の国と地域の総GDPは世界の52%、貿易額も世界の44%を占めるにいたっている。もはやG7で正解経済を律することが難しくなってきている状況にあって、APECの果たす役割が非常に大きくなっている。

 日本の経済の実状は、1968年にアメリカに次いで世界第2位の経済大国となって以来その地位を守ってきたが、ついに今年度その座を中国に明け渡す状況になっている。
 そうした中で日本は現在、970兆円もの財政赤字を抱えている。この数字は日本の名目GDPの2倍という大きな数字である。
 こうした赤字を抱えながら、現政権は赤字解消どころかさらに国債を発行し、財政赤字を増やそうとしている。
 さらに昨年末に出された緊急経済対策のお粗末さには開いた口が塞がらない思いである。
 いったいこの国の財政が健全化されることはあるのだろうか?

 以上のような内容を内田氏は実に歯切れ良く、解り易く語ってくれました。
 私のかなり大胆なまとめもありますが、大意においてそれほど誤りはないのでは、と思っています。
 講演を聴き、世界の経済の現況を改めて認識することができ、またその中での日本の経済の危機的状況についても理解することができたと思っています。
明日は、この講演の後に行われてパネルディスカッションについてレポートします。

北海道のプロスポーツに喝!!

2010-04-28 23:59:59 | スポーツ & スポーツ観戦
 日本ハムファイターズをはじめとして、北海道のプロスポーツチームが元気でない。日ハムもコンサドーレもなんとか立ち直って、私たち道民に悦びを与えてほしい。 

 日ハムがおかしい。
 おかしいなんてものじゃない。もはや泥沼状態だ!
 サッカーほど真剣に見ているわけではないけれど、それでも道民の一人としては気が気じゃない。
 昨年のパリーグの覇者がいったいどうしたというのだろう。
 原因を探せば、それこそ幾千もあるのだろう。
 しかし、今は原因を探す時ではない。原因探しはシーズンが終わってからで良い。今はまさに戦いの真っ最中、現有戦力が心を一つにしてナインの力がかみ合ったとききっと上昇気流を掴めるはずだ。ガンバレ!ファイターズ!

 コンサドーレもおかしい。
 目標はJ1と言っていたはずだが、上位どころか下位を低迷している。
 今節、前節と試合内容はそれほど悪いとは思えないのだが、勝ちきることができない。
 つまるところストライカーの不足につきるのだが、簡単に戦力補強ができるほど札幌には資金力はない。
 現有戦力で考えられることは守って、守って、カウンターを仕掛けるというシンプルかつ、オールドスタイルの形しかないのではないか。
 なんとか波を掴んでほしい。ガンバレ!コンサドーレ!

 バスケットボールのレラカムイも下位に沈んだままシーズンを終えてしまった。

 シーズンを戦っていく上で、北海道のチームはいろいろとハンディを背負っているのかもしれない。(私はよく分からないが)
 しかし、北海道のチームにはハンディを補ってあまりあるほど道民の熱い声援がある。日ハムやコンサの応援はマスコミ関係者もしばしば話題にするほど素晴らしいという。レラカムイの応援もまた熱狂的と聞く。
 そうした応援を背に、ぜひともそれぞれが上昇気流を掴んでほしいと切に願う。

 私にしては珍しく30日にファイターズの対西武戦を友人と観戦に行くことにしている。
(野球観戦はせいぜい年に2~3度である)
 もちろんコンサドーレの4日の対東京ベルディ戦の方は観戦予定である。
 どちらもすっきりと勝って、観戦に駆けつけた多くの道民と喜びを分かち合いたいと思っている。

 北海道のプロスポーツが大活躍することを切に願っている。
 “喝!”を入れようと思ったのだが、お願いの文書になってしまった…。

ポプラ広場「生活保障の未来図」

2010-04-27 23:59:59 | 講演・講義・フォーラム等


 今日本では非正規労働者の数が増大し、貧困化が進行しているという。「誰もが働き、暮らせる社会をどうつくるのか」をテーマとした講演・対論を聴いた。

 朝日新聞・北海道大学・HTBの共催による「知の森へ ポプラ広場」という催しがシリーズで開催されていますが、初めて参加しました。
 24日(土)は、「生活保障の未来図~誰もが働き、暮らせる社会をどうつくるのか~」というテーマで、北大大学院の宮本太郎教授と朝日新聞の竹信三恵子編集委員が講演と対論を行いました。

 テーマがシビアであり、なおかつ理解力に乏しい私のことですから全てを正確にレポートすることはできませんが、理解できた範囲でまとめてみたいと思います。
 旧来の日本の生活保障というのは、①行政(官僚側)が業界と会社を守り、②会社が男性稼ぎ主の雇用を保障し、③男性稼ぎ主が妻と子どもを養う、という形であった。これを宮本教授は「日本型生活保障の三重構造」と称しました。
 つまり旧来の日本は、社会保障に代わって大多数を正規に雇用することで国民の生活を保障していたということです。

 ところが1995年頃を境にして、「日本型生活保障の三重構造」の解体が始まったといいます。その背景の要因は経済のグローバル化にあるのだろうと思います。(このあたりについて二人は言及しなかったが…)
その結果、現状の日本は…、
①非正規化と貧困化が進み、②高齢化が進展し、③家族の変容が見られ、④社会の病理
現象が拡大している、という非常に憂慮すべき状況にあるといいます。

議論を大幅に端折って、これからの日本について二人は次のように提言しました。
 それは「国民の生活保障を支えるために日本の仕組みを再編しなければならない」と…。
 その再編の視点について数点挙げていましたが、宮本氏が特に強調したのが「持続可能な雇用の創出」ということでした。
 持続可能な雇用ということで注目すべきは「グリーン・ジョブ」の拡大であると指摘します。グリーン・ジョブとは脱化石燃料化を進めることで創出されるさまざまな産業を指します。例えば、医療、介護分野、環境保全、既存施設の修繕・維持、第六次産業化と公共サービスの強化などです。
 私にとって新しい言葉であった「第六次産業」とは、一次+二次+三次=六次ということのようです。つまり、一つのところで原料生産から販売まで全てを行ってしまうということを指した言葉のようです。

 私のレポートだけでは読まれた方は不満がたくさん残るでしょう。受講した私自身、混迷する日本の現状に対して有効な対策足りうるか、と問われるといささか物足りないものに映った、というのが正直な感想だったためにこのようなレポートとなりました。

札幌Cafe紀行 2 カフェ&ランチの店 motty

2010-04-26 23:59:59 | 札幌Cafe紀行
  江別市大麻の友人宅を訪ねた際に、私からリクエストをして大麻にあるCaféでランチを摂ることにしました。

 カフェ&ランチの店 mottyは、大麻の住宅が立ち並ぶ一角にいかにも女性が好む黄色の壁をして可愛く建っていました。ホームページによると開店してまだ一年半くらいの新しいお店です。
 店内はそれほど広くはないのですが、ゆったりとしたテーブルの配置がいいなぁ、と感じました。また、一人でも気軽に入れるようにカウンター席が多いのも特長かもしれません。

 昼ランチは、
① 選べるパスタかオムライス
② サラダ
③ デザート
④ コーヒー
でオール950円です。

 パスタは、①キャベツとベーコンのジャパン風パスタ、②野菜とアサリのトマトパスタ、③きのことチキンのクリームパスタ、あるいは十穀米を使用したオムライスの中からチョイスします。
 私は①のキャベツとベーコンのジャパン風パスタを、友人はオムライスをオーダーしました。

 ジャパン風パスタは塩味が効いていてとても美味しかったです。キャベツとベーコンのということでしたが、きのこもトッピングされていました。
 サラダが面白かったですね。豆腐とふろふき大根、そしてカボチャとジャガイモをつぶしたサラダと、なかなか充実していました。
 デザートのプリンもGood、コーヒーも食事が終わってから淹れてくれるという丁寧さです。
 野菜は契約農家から有機・無農薬野菜を使用しているというこだわりが嬉しい一店です。

 友人の食した十穀米のオムライスも「とても美味しい」ということでした。

【カフェ&ランチの店 motty データ】
江別市大麻扇町17番地6
電  話 011-387-8231
営業時間 6:30~9:00  11:00~18:00
定休日  火曜日、第3水曜日
座  席 16席
駐車場 有り(無料・4台)
入店日 ‘10/04/26

まるでモルモットのように…

2010-04-25 23:59:59 | その他

 中央健康づくりセンターでのフィットネスを始めました。トレッドミルの上をウォークする私はまるでモルモットのようですが…。
 
 20日からフィットネスジム通いが始まりました。
 今のところ一日おきですから、まだ三度通っただけなのですが…。
 けっこうな疲労感も感じています。

 私に与えられたメニューは、先日も記しましたが、以下の通りです。

 ◇運動前の体調チェック 血圧・体重の測定
 ◇ウォームアップのストレッチング
 ◇有酸素運動 エアロバイク 30分間
           トレッドミル 30分間
 ◇筋力トレーニング 腹筋  15~20回
 ◇クールダウンのストレッチング
 ◇運動後の体調チェック 血圧・体重の測定

 それぞれの種目の負荷について触れていませんでしたが、エアロバイクは最高で70W、トレッドミルは6~7km/h、腹筋は9kgという値です。これはもちろん初心者用のメニューなのだと思います。(70Wなどと言われてもピンときませんよね)
 ですが私にはけっこうな負荷となり、トレーニングを終えるとけっこう疲労していることに気づきます。(初心者でんなぁ~)

 フィットネスにかかる時間は、トレーニング全体でおよそ90分間、自宅からの往復、着替えなど含めるとフィットネスに要する時間が30分程度で、全体ではおおよそ2時間強かかっています。
 私が現在通うのは平日の午前なのですが、ちょっと年嵩を増したご婦人や中高年男性を中心にして大盛況の様相です。
 それだけ体質改善を迫られる人が多いということかもしれません。確かに中には立派な体格をしたご婦人も目立ちます。

 まるでモルモットのように同じ所をひたすらウォークする自分をあまり見たくはありませんが(実際に見えません)、体質改善を目ざして通い続けたいと思っているところです。


札幌Cafe紀行 1  ease cafe

2010-04-24 23:59:59 | 札幌Cafe紀行
 女子学生会館の1階に入居するease café(イーズカフェ)けっして華美ではないさりげないインテリアがかえって好ましく、丁寧なコーヒーを淹れてくれる caféでした。

 記念すべき「札幌Café紀行」の第一店目は、サツエキ近くに買い物に出た際に昼食(ランチ)を摂ろうと思い、駐車場付きのCaféを探したところ、「ごはんCafé」として駅近くにあったために選びました。
 札幌共和女子学生会館の1階部分にお店はありました。特に会館との繋がりはないと思われますが、店に入ったときには若い学生風の女性が多かったようです。

 店内は全体が白くペインティングされていて、女性が好みそうな雰囲気になっています。ただ会館自体建設されてから少し年数が経っているのかな?という感じでした。
 店の入り口のところにハート型にかたどったアイビーの蔦がおしゃれです。

 オーダーは、私が「日替わりごはん」(700円)、妻が「煮込みハンバーグ」(880円)をリクエストしました。セットでコーヒー(100円)を頼みました。
 日替わりごはんの当日のメニューは、
 ◇豚肉と卵の中華炒め ◇里いもとワカメの煮物 ◇だしとろろ ◇ごはん ◇サラダ ◇スープ
といったラインナップでした。
 味付けがちょうどよく、量も適度、美味しくいただくことができました。私はおろしたとろろが苦手なのですが、少量のためにかえって美味しくただきました。
 煮込みハンバーグは食していませんが、妻は満足そうに食していたようです。

 妻がコーヒーを淹れるのを「見れ、見れ」と言いましたが背中を向けていて見られませんでしたが、一つ一つ丁寧に淹れてくれたということです。
 ちょっと渋めのコーヒーでした。

 店内の様子も、料理やドリンクも、丁寧さを心懸けている感じでとても好ましいお店でした。

【ease caféデータ】
札幌市東区北9条東1丁目1-8 札幌共和女子学生会館1F
電  話 011-802-9102
営業時間 11:30~21:00
定休日  日曜、第一月曜
座  席 20席
駐車場  有り(無料・4台)
入店日  ‘10/04/21

札幌ウォーク 112 南区・芸術の森コース 

2010-04-23 23:59:59 | 札幌ウォーク & Other Walk

 「真駒内・石山緑地コース」で歩いた真駒内川沿いをさらに遡るこのコースは、これから整備される散策路のようで、ウォーキングには少々つらいコースでした。

今回の芸術の森コース(コースマップはこちら 約3.6Km)は石山陸橋をスタートして、札幌芸術の森の隣の札幌市立大学に至るコースです。
 石山陸橋をスタートしてすぐに真駒内川沿いのコースに出るのですが、この川沿いの遊歩道(?)が砂利道でした。
 砂利道といってもいろいろありますが、ここの砂利道は砕石された角の立っている小石が敷かれて間もないような状態でした。したがって歩きにくいことこのうえありません。お年寄りなどだと歩くのが危険ではないかと思われます。

 よく見ると、川のほうも改修途中のようで川沿いに木が一本もなく、川岸がブルドーザーで整地されたようになっています。あるいはこの後、川沿いの整備とともに遊歩道の整備もなされるのかもしれません。それを期待しましょう。

 やがて遊歩道が途切れ、コースは国道453号線の歩道に出ます。出たところに大きな金色に輝く涅槃大仏が横たわっています。マップによると身丈45mだそうで、国内最大だそうです。この涅槃仏は道南の恵山町にあったものを札幌に移送したということです。

 しばらく国道453号沿いを歩きますが、やがて国道と分かれて再び真駒内川沿いのコースとなります。
 こちらは木々がたくさん茂り、車もあまり通らない(歩道はありません)絶好の散策路です。
 運動のためにウォーキングをする人、犬の運動に付き合う人たちに出会いました。
 木々の中からやがて近代的な札幌市立大学の建物が目に飛び込んできます。
 大学の正面の建物の上部から後方に廊下のようなもの長く伸びています。
 帰宅してから大学のホームページを見てみると、大学自体の主な建物は私たちの目に入らない丘の後方にあり、そこへ至るための廊下をスカイウェイと称しているようです。
 いかにもデザイン学部を擁する大学らしい斬新なデザインです。

 大学前にかかる「みずなら橋」を渡ってゴールです。
《ウォーク実施日 ‘10/04/17》


厚田までちょこっとドライブ

2010-04-22 23:59:59 | その他

 レポートとしてはちょっと古くなったが、ようやく春らしい陽気となった19日(月)、妻のリクエストに応えて厚田までちょこっとドライブを楽しんだ。

 ドライブなどというがらではない。
 そんな言葉が私の前から消えて久しい。
 だけどこの日は特に目的があったわけではなく、妻が「厚田の朝市に行ってみたい」というリクエストに応えて早春のドライブと相成った。

 このところの札幌の天候は毎日肌寒く、いっこうに春らしい陽気を感ずることができない。そんな中、19日は少しだけ春が顔を覗かせたような天候だった。
 自宅から手稲に向かい、手稲から手稲石狩通りを石狩市に向かった。
 最初に向かったのは石狩新港東埠頭にある「石狩新港朝市」だった。
 時期が悪いのか、時間が遅かったからか(午前11時頃)、あたりは閑散とした状態で、2~3の店は開いていたものの妻が望むようなものはなかったようだ。
 陽気に誘われてだろうか、埠頭岸壁には太公望たちが釣り竿を連ねていた。

 石狩が駄目だったので、厚田に向かうことにした。
 国道231号線は行き交う車も少なく、陽気も手伝いのんびりとしたドライブを楽しむことができた。
 こじんまりした厚田の集落に入った。
 こちらも厚田港で「厚田港朝市」が開かれていると聞いていた。
 石狩新港よりはまとまった形でプレハブの店が並んでいた。閉めていた店もあったが、開いている店も5~6店あったようだ。
 ここでも買い物は妻に任せ、私は港周辺を歩いた。
 港によく見られるカモメを傍で見ると意外に大きいことに気付いた。栄養状態がよさそうだった。
 海産物が好物の妻は嬉々として買い物を楽しみ、ホタテ、カレイ、タコなどを購入したようだった。

 厚田まで来たのだからと、通称「恋人たちの聖地」と呼ばれている厚田公園の丘の上に上った。桂由美プロデュースの建物とその前には無数の鍵が取り付けられていた。果たして鍵を残したカップルはその後幸せになったのか?
 「そんな時代もあったねぇ…」と言いつつも、「恋人たちの聖地」を後にした昔の若者カップルでした。
 往復110km、長くもなく、短くもない、適度な春の日のドライブでした…。


札幌ウォーク 111 南区・真駒内・石山緑地コース 後編

2010-04-21 23:59:59 | 札幌ウォーク & Other Walk
 真駒内川沿いのコースの後半は、昨年の「北海道を歩こう!」で歩いた懐かしいコースでした。そして石山緑地へ…。


今回の真駒内・石山緑地コース (コースマップはこちら 約2.7Km)の後半、ちょうどゴム製のブロック敷きが途切れたところから、昨年秋に開催された「北海道を歩こう!」(真駒内→支笏湖)で歩いたコースと同じコースとなりました。
 マップによると「秋にはイチョウ並木が美しい」とありましたが、まだまだ幼年のような木で本当の美しさを愛でるにはまだしばらくかかりそうに思われます。

 コースを少し外れたところに「北海道警察学校」がありました。おそらく北海道内で警察官を志す人たちは全員がここで養成されるのでしょう。威厳のある正面に続き、広い敷地にたくさんの建物が建てられていました。

 コースが真駒内川から離れるところで、道路を横切るトンネルをくぐり、真駒内川をまたぎ、そしてまた石山陸橋をくぐり、と目まぐるしく様相を異にします。

 石山陸橋をくぐると間もなくゴールの「石山緑地」に至ります。
 石山緑地というと、札幌軟石の採掘跡地を利用した彫刻群や野外ステージなどがありユニークな空間となっている南ブロックが有名ですが、今回のゴールは自然がたっぷりと残っている北ブロックをゴールとしました。

 春まだ浅いこの時期は、木々に緑の葉もなく、色感に乏しいのが少し残念に思いますが、しかしこれも四季の中のひとつの自然です。
 間もなく木々の緑も芽吹くでしょう。四季の移ろいを感じながら私の札幌ウォークは続きます。
《ウォーク実施日 ‘10/04/17》