田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

PMF2023 in 札幌コンサートホールKitara(ガラコンサート)

2023-07-31 16:16:01 | ステージ & エンターテイメント
 同じ楽曲でもシチュエーションが異なると、これほど違った感想を抱くものか!と実感させられた昨日のガラコンサートだった。そうした意味で今年のPMFは私にとっては記憶に残るPMF2023となった。
 

    
 
 昨日の投稿でも触れたとおり、友人から譲っていただいたチケットでPMF2023のGARA CONCERTを聴くことができた。 
 ガラコンサートとは、特別な演奏会というような意味があり、PMFに集った世界の若手演奏家たちが研修を重ねながら、市内各所で演奏会を実施してきた集大成としての「特別演奏会」あるいは「記念演奏会」という意味があるようだ。
 出演は指揮者にトーマス・ダウスゴー氏、ヴァイオリンソロに金川真弓さん、ブラスアンサンブルのARK BRASSの6人、と前日とほぼ同じだったが、ピクニックコンサートでは最初に演奏があったPMFアカデミー生のパーカッションメンバーによる和太鼓の演奏はなかった。またARK BRASSの演奏曲目は前日とは異なった曲目だった。重複することになるが、昨日のプログラムを紹介すると…、
《第1部》ARK BRASSによる
 ◆S.シャイト/戦いの組曲
  (〇戦いのガリヤード〇悲しみのクーラント〇ベルガマスクのカンツォーン)
 ◆ヘンリー八世/組曲「棘のない薔薇」
  (〇私にとって大いなる喜び〇良き仲間と気晴らし―ああマダム〇さよならマダム、そして愛しい人〇タンデル・ナーケン〇別れはつらい〇まことの愛―良き仲間との気晴らし)
     ARK BRASS + PMFアメリカ + PMFオーケストラメンバーによる
 ◆ウォルトン/「スピットファイヤ」前奏曲とフーガ
《第2部》は前日同様の曲目であり、演奏陣だったが、指揮者はトーマス・ダウスゴー氏がタクトを振って…、PMFアメリカ、PMFオーケストラの総勢90名を超える大編成で次の曲目を演奏した。
 ◆メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
     ※ ヴァイオリンは金川真弓さん
 ◆ブルックナー/交響曲 第9番 ニ短調(第4楽章補筆完成版)
 さて、野外(ピクニックコンサート)と屋内(ガラコンサート)との感想の違いだが、私が特にその違いを感じたのが第2部においてだった。特にそのことを感じさせられたのが、金川真弓さんのヴァイオリンだった。前日のピクニックコンサートでは野外に響き渡った金川さんの力強い弦の響きが印象的だったが、この日の金川さんの演奏は力強いというよりは繊細な指さばきが非常に印象的だった。
   
 同じ演奏者が会場によって演奏を違えるはずがない。それは聴いている私自身にその理由があると考えた。
 ピクニックコンサートは野外という開放された空間で聴くコンサートである。その空間では、会場を吹きわたる風、芝生の匂い、時には森で囀る小鳥の鳴き声さえがコンサートの一部を構成している。私たちはその全てを受容しながらコンサートを楽しんでいるのである。対して、音楽専用ホールで聴くそれはひたすら奏でられる音に集中して聴き入るという違いがある。
 どちらがどうということではない。私はピクニックコンサートも野外で聴く心地良さを感じながら十分に楽しむことができた。
 一方、Kitaraという音楽専用ホールで聴くコンサートは、奏者の一挙手一投足に視線を集中し、奏でられる音に全神経を傾けて聴き入るところに大きな違いを感じた。そういう意味では、ピクニックコンサートでは気付かなかった金川真弓さんの繊細にして超人的とも思える指さばきを間近に確かめることができたし、トーマス・ダウスゴー氏の独特の指揮ぶりも十分に堪能することができた。(特にトーマス氏の楽章毎、演奏が終わるたびに独特の間をとる指揮ぶりが印象的だった)
   
 同じ曲目を異なるシチュエーションで聴くという得難い経験をすることができた今年のPMFは私にとって忘れることのできない記憶に長く残る二つのコンサートとなるであろう。

PMF2023 in 札幌芸術の森(ピクニックコンサート)

2023-07-30 14:10:20 | ステージ & エンターテイメント
 夏の陽が照りつける青空のもと、PMFアカデミー生たちが奏でる音色が札幌芸術の森に響き渡った。それにしても暑かった。昨日の札幌の最高気温は34.4度だったという。素晴らしい音に酔いながらも、私はすっかり疲労してしまった。
     
 今年のPMFも終盤である。終盤にはいつも札幌芸術の森・野外ステージにおいて「ピクニックコンサート」が開催され、私はいつも楽しみにしている。
今年も年に一度しか使用しない観賞用の椅子(寝椅子のような椅子)を持ち出して札幌芸術の森に急いだ。天気は朝から戸外へ出るとムッとする暑さである。
 私は比較的早く入場できたため、芝生席の中で木陰となっている絶好の席を確保できた。
  
  ※ 野外ステージの上にはけっこう雲が広がっていたのですが、暑さは尋常ではありませんでした。
  
  ※ 演奏開始を待つ聴衆の皆さんです。
  
  ※ 芝生席後方には写真のようなカラフルなテントが並び立ちました。
 開場から1時間待ち、12時から第1部が開始された。
 第1部はまず、PMFアカデミー生のパーカッションメンバによる和太鼓から始まった。曲名は「Uto(宇土)」という曲である。おそらくふだんは扱わない楽器だと思われるが、6人の若者が力強くリズムを刻んだ。
  
  ※ パーカッショングループに÷和太鼓の演奏です。
 続いて、「ARK BRASS」という金管アンサンブルの6人が登場した。私は知らなかったが「ARK BRASS」とは、金管楽器奏者としては日本最高峰の人材が終結したグループのようである。彼らは現在のNHK大河ドラマの「どうする家康」の金管アンサンブルも手掛けているという。彼らの中にはPMFアカデミー生を経験したメンバーも3人含まれていた。
彼ら「ARK BRASS」が演奏した曲目は次の通り。
◆ジョブリン/エンターテイナー
◆サイモン・キャビ―、セシル・コルベル/アリエッテイズ・ソング
◆ピアソラ/リベルタンゴ
◆R=コルサコフ/歌劇「サルタン王の物語」より「熊蜂の飛行」
◆J.ホロヴィッツ/ミュージック・ホール組曲
と硬軟織り交ぜての選曲で、彼らの軽やかで確かな演奏を楽しませてもらった。
 最後に他のオーケストラメンバーも加えて◆ウォルトンの「スピットファイア」前奏曲とフーガを披露して第1部が終了した。
 20分間の休憩を挟んで第2部が始まった。
 第2部の最初の曲メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64」の注目は、なんといっても世界的に活躍しているヴァイオリニスト金川真弓さんのソロである。さらにここからはデンマークの名匠トーマス・ダウスゴーさんがステージに立った。バックを務めたのはPMFアカデミー生はもちろんのこと、指導陣であるPMFアメリカも加わった総勢80名を超えるオーケストラだった。金川さんのヴァイオリンは、そのオーケストラの音にも、札幌の大空にも負けることのない力強い音を響き渡らせた。演奏時間約25分という長丁場の中、その力強さは変わることなく弾き切った力量は聴衆をくぎ付けにする十分に演奏だった。
  
 ※ 演奏会の最後ブルックナーの交響曲第9番を演奏するPMFアカデミー生らです。
 最後の曲がまた凄かった。ブルックナーの「交響曲 第9番 ニ短調(第4楽章補筆完成版)」である。なぜ(第4楽章補筆完成版)かというと、実はブルックナーは第3楽章まで書き上げ、第4楽章を創っている途中で逝去してしまったという。ブルックナーの逝去から87年後の1983年に4人の作曲家によって補筆され完成された作品だということである。
 この作品は演奏時間が80分間という壮大な曲だった。80名を超える大オーケストラは、若々しさを伴い力強く、堂々とこの壮大な曲を演奏し切った。もちろん私には第4楽章に違和感などまったく感ずることができなかった。そして大観衆と共に素晴らしいフィナーレを迎えた。
 実は私はこの日が今年のPMF第5弾で、最終日と考えていた。ところが友人のS氏が「本日のガラコンサートのチケットを購入したが都合が悪くなり、チケットを譲る」と言ってくれた。ピクニックコンサートとガラコンサートは演奏される曲目は同じである。せっかくの申し出だったので、戸外と室内では同じ曲目がどれだけ違って聴こえるのかという興味も手伝いS氏の申し出を快く承諾した、これからガラコンサートが行われる札幌コンサートホールKitaraに向かいたいと思う。
 それにしても夏の青空の下での4時間30分は疲れましたぁ~。歳ですなぁ~。

北部方面音楽隊アンサンブルコンサートの夕べ

2023-07-29 20:37:02 | 講演・講義・フォーラム等
 音楽エリートの北部方面音楽隊だから、難しい曲を演奏するのでは?と思っていたが、案に相違してジャズやポップな曲も織り交ぜて、ブラスアンサンブルの粋を聴かせてくれた楽しい夜のひと時だった。
    
 7月28日(金)夜、「時計台まつり記念演奏会」の一環として、陸上自衛隊北部方面音楽隊による「アンサンブルコンサートの夕べ」が開催され、応募したところ入場券が郵送されてきたので参加した。
 プログラムには、「北部方面音楽隊とは、音楽演奏を主任務とする部隊です」と明記されていたが、いわゆる音楽演奏のプロフェッショナルであり、北海道の吹奏楽を牽引する存在であると私は認識している。
 私はこれまで何度か北部方面音楽隊のコンサートを聴いているが、どちらかというと本格的なクラシック、あるいは難曲といわれるような演奏を聴くことが多かった。そうしたことからこの夜もそうした傾向なのかな?と思いながら参加したのだが…。
 しかし、プログラムを見ると、確かに一部はそうした曲もあったが大半は「あれっ?」と思うような曲が並べられていた。この日のプログラムを紹介すると…、
《木管八重奏》
 ◆W.A.モーツァルト/歌劇「魔笛」より序曲
 ◆W.A.モーツァルト/セレナード第12番 ハ短調「ナハトムジーク」
   
《サックス四重奏》
 ◆S.ジョプリン/ピーチェリンラグ
 ◆B.ストレイホーン/A列車で行こう
 ◆村松崇継/生命の奇跡
 ◆高橋宏樹 編曲/ラテンメドレー
   
《金管五重奏》
 ◆I.バーリン/プッテン・オン・ザ・リッツ
 ◆三澤慶 編曲/バート・バカラック メドレー
 ◆北部方面音楽隊 編曲/松本零アニメ作品 メドレー
 ◆T.エヴァンス/ミスティー
 ◆J.マクヒュー/明るい表通りで
   
《出演者全員(16人)で》
 ◆山田耕作/この道
 ◆高階哲夫/時計台の鐘
   
 こう並べてみると、本格的なクラシック曲は木管八重奏の2曲だけである。特にサックス四重奏の演奏は、私たちに手拍子を求めるなどノリノリの演奏だった。そしてもちろん演奏技術は一人一人が確かな技術に裏打ちされた演奏であったことは言うまでもない。
 面白いことに気付いた。(面白いという言葉が適切かどうか判断しかねるが…)それはある意味で当然かもしれないが演奏者全員が短髪であったことだ。(女性は髪を束ねて短くまとめていた)自衛隊の隊員だから当然といえば当然なのだが、ジャズやポップな曲の演奏者というと個性的な髪のスタイルの演奏者が多いだけに、演奏曲との落差を感じさせた場面だった。また、演奏を終えた後の挨拶の礼をする際、全員の爪先が見事に90度に広げているところも、いかにも自衛隊の方々だなぁ、と感じさせてくれた場面だった。
 まあ、そうしたことはどうでも良いことで、クラシックだけでなく、ジャズやポップな曲も演奏していただけるという北部方面音楽隊の新しい顔を見せてくれた楽しい「アンサンブルコンサートの夕べ」だった。
※ 主催者から写真撮影禁止のアナウンスがなかったので、写真を撮らせてもらいました。

PMF2023 in 豊平館

2023-07-28 15:44:27 | 講演・講義・フォーラム等
 歴史的建造物(国指定重要文化財)である「豊平館」で聴くクラシックはやはり特別である。重厚な広間に響き渡る弦楽器の調べはとても相応しいと思った。この日は弦楽器のいろいろな編成の楽曲を聴くことができた一夜だった。  
 
私にとって今年のPMF第4弾のコンサートである。7月25日(木)夜、午後7時から開演されたPMFアカデミー生による「PMF豊平館コンサート」を聴いた。
 この日のコンサートは前述したように弦楽器によるコンサートだったが、その編成をいろいろ変えての演奏だった。その編成とは、まずは基本の「弦楽四重奏」、そして「ヴァイオリン二重奏」、「コントラバス二重奏」というような編成だった。
  
  ※ 国の重要指定文化財の豊平館の外観です。
 演奏された曲目は…、
 ◆ハイドン/弦楽四重奏曲 イ長調 作品20 第6番
 ◆シュポア/ヴァイオリン二重奏曲 イ長調 作品9 第2番
 ◆D.アンダーソン/コントラバスのための7つの二重奏曲
 ◆ラヴェル/弦楽四重奏曲 へ長調
以上4曲だったが、コントラバスの曲を除く他の曲はいずれも四楽章からなるもので演奏時間も20分間から30分間という長め楽曲だった。(コントラバスは題名通りに7つの曲からなっていた)
 私はコンサートを聴きながら、プログラムに私なりの感想をメモしながら聴いていた。それによると、1曲目のハイドンの弦楽四重奏曲は「第一ヴァイオリンが良くリードし、まとまりのある音」とある。
 2曲目のヴァイオリン二重奏曲は、「二人が目を合わすこともなく、楽しそうな演奏に見えなかった」と記した。二人だけのステージである。できればアイコンタクトを取りながら、表情豊かに演奏してほしかった。
 3曲目のコントラバスは、ふだんの演奏では縁の下の力持ち的役割に徹している コントラバスが主役の演奏である。私のメモには「面白い実験的な試み?三曲目が秀逸」とある。その三曲目とは、夜中に家の中を走り回る作曲者の愛猫を描いたという「Custay’s 11 O’clock Dance」という曲だった。あの大きなコントラバス2台で、いかに猫が走り回る様子をコミカルに演奏する様は思わず私の中で笑みがこぼれた。私は過去に札幌交響楽団コントラバス奏者がソロのコンサート(ピアノが伴奏をしたが)を一度聴いたことがあるが、コントラバスが主体の演奏もなかなか興味深く思う。
  
  ※ コンサートが行われた豊平館の大広間です。
 最後の4曲目は再び弦楽四重奏だったが、こちらの演奏に対するメモは「不協和音的な不思議な曲。けっして美しい曲ではない。そこが実験的?」と記している。プログラムでは作曲者が「これまでのどの作品よりも、明確に音楽的構成を意図している」と述べているそうだが、クラシック初心者の私にはそのことが理解できなかった。演奏する若者たちはもちろんのことだが誰もが真剣に演奏に取り組んでいた。そこで私は次のように解釈した。音楽家を目指す人たちにとってはあらゆる音楽に通暁していなければならない。だからどんな難曲もこなさなければならないのだろう。このラヴェルの曲もそうした一曲なのではないか。若者たちの意欲が表れた一曲だったようだ。
 一緒にコンサートを聴いたS氏とそんな感想を語り合いながら夜道の帰路に就いた。

歩いて巡ろう札幌の公園 Vol. 4百合が原公園

2023-07-27 18:23:47 | 「めだかの学校」関連
 私にとってはこれまで何度も、何度も訪れたことのある「百合が原公園」である。今回は「めだかの学校」の仲間の皆さんと公園名に相応しい百合の花の最盛期と伺って訪れたのだが…。
  
  ※ 百合が原公園内のモニュメント「開く花」を見る参加者たちです。
 7月25日(火)午後、私が所属する「めだかの学校」「歩いて巡ろう札幌の公園」の第4弾として「百合が原公園」を訪れた。「めだかの学校」は通常は月曜日開催なのだが、公園の大温室が月曜日が閉館となるため、火曜日に変更して実施した。
 今回の案内役は、以前に「百合が原公園」の案内ガイドをボランティアで務めていたK女史が務めてくれた。
 そのK女史から最初に残念なインフォメーションがあった。事前に公園内を踏査したところ、最盛期と思われていた百合の花が「最盛期を過ぎてしまった」という案内だった。う~ん、残念だが仕方がない。(私は1週間前にウォーキングで訪れていて満開の様子を十分堪能できたが…)
 そこでK女史は、「花の公園として知られる百合が原公園だが、花の端境期とあって公園内に造成されている “世界の庭園” と公園内の “モニュメント” 巡りをします」とアナウンスされて、ご一行様(?)を案内してくれた。
 公園内の「世界の庭園」は、「日本庭園」と、札幌市と姉妹提携を結んでいる中国・瀋陽市の「瀋芳園」、ドイツ・ミュンヘン市の「ムンフェナーガルテン」、アメリカ・ポートランド市の「ポートランドガーデン」の四つの庭園を巡り歩いた。
  
  ※ 日本庭園です。
  
  ※ 一見、日本庭園とも見紛う「瀋芳園」内の滝です。
 四つの庭園を巡り歩いての正直な感想であるが、「日本庭園」と「瀋芳園」はそれなりに見応えがあったが、「ムンフェナーガルテン」と「ポートランドガーデン」はイマイチかなぁ…、といった感じだった。特に「ムンフェナーガルテン」は、花の絶えない沈床式庭園(サンクンガーデン)とのことだったが、花も目立たずに雑草の方が目立っていたように感じた。K女史の話では、日本側がいたずらに手を入れることができない契約(約束)になっているとのことで、公園側としても手が入れられないという事情がありそうだ。
 そこで思い出したことがある。もう10年前のことになるが私がニュージーランド旅行でダニーデン市を訪れた。ダニーデン市は小樽市と姉妹提携を結んでいる市である。ダニーデン市の市内見物をした際にある公園の一角に「日本庭園」を見つけて私は嬉しくなったのだが、残念ながら整備が行き届いていなかった。それが小樽市の責任なのか、あるいはダニーデン市のせいなのか分からないが、少なくとも何年かに一度は日本から専門の庭師を派遣すべきでは、とその時思ったのだが…。
 続いてモニュメントを見て回った。百合が原公園は1986年に「さっぽろ花の緑の博覧会」の会場なった公園だという。その開催を記念して4つのモニュメントが残されたそうだ。
その4つのうち「光る風」というモニュメントは老朽化のため昨年6月に撤去されたそうだ。(私は昨年10月にそのモニュメントを探して歩いたが、なんと4ヵ月前に撤去されていたのだった)
 公園巡りの最後は「ロックガーデン」に案内された。ロックガーデンは高山植物が植栽されているということだったが、希少植物である「エーデルワイス」が植栽されていることを初めて知った。
  
  ※ ロックガーデンの様子です。
 公園内ツァーを終えた後は、一度解散してそれぞれで公園内にある大温室を見ることにした。温室内では「フクシア展」が開催されていたが、同じフクシアでも実に多くの種類があることが展示から見て取れた。フクシアは下向きに咲く上品な花姿から「貴婦人のイヤリング」と呼ばれているそうであるが、まさにそのような花だった。
  
  
  

  
 「歩いて巡ろう札幌の公園」シリーズは、残り2回を予定している。それぞれの公演の特徴を堪能したいと思っている。

PMF2023 in 札幌駅コンコース

2023-07-26 16:34:30 | 講演・講義・フォーラム等
 雑踏の中に響き渡るブラスアンサンブルの調べはとても新鮮だった。JR札幌駅西口のモニュメント「妙夢」の前にPMFアカデミー生の若者たちが金管楽器を手に現れ、多くの人が行き交う中、高らかにクラシックの調べを奏でた。
     
 7月24日(月)午後、札幌駅西口のコンコースのモニュメント「妙夢」の前において午後3時からPMFアカデミー生によるブラスアンサンブルのコンサートがあった。名付けて「JR TOWER MYOMU CONCERT」
  
 ※ JR札幌駅西口に立つモニュメント「妙夢」の前でも多くの人が聴いていました。
 編成は、トランペット4本、ホルン2本、トロンボーン2本、それにバス・トロンボーン、チューバを加えた10人によるアンサンブルだった。
 演奏された曲目は次の通り…、
 ◆シャイト/コルネットのカンツォーネ
 ◆ヘンデル/オラトリオ「メサイア」から「ハレルヤ」
 ◆モーツァルト/歌劇「魔笛」から「夜の女王」
 ◆ヴェルディ/歌劇「アイーダ」から「凱旋行進曲」
 ◆ドナルドソン/メイキン・ウービー
 ◆レイ・バーカー・ジュニア/ゴーストバスターズのテーマ
 ラインナップとしては、多くの人々が行き交うコンコースでのコンサートということを意識してだろうか?聞き覚えのある曲目も挿入されたラインナップだった。
  
  
  
 コンサートは立ち止まってじっくりと聴こうとする人たちも多かったが、その脇を忙しそうに行き交う人たちも目立つ中喧騒の中で始まった。しかし、金管楽器はその喧騒も何のその、その喧騒を突き破るかのように高々と鳴り渡った。
  
 この光景は私にとって新鮮だった。コンコースでコンサートが行われるのは最初ではないだろうと思われるが、普通クラシックコンサートの場合は静かな室内で行われることが多いが、今回のようにいわば雑踏の中でクラシックが奏でられるということはかなり珍しいことではないのか、と思われるからだ。
 忙しそうに行き交う人たちの中にも「えっ!?」という驚きの表情を見せながら通り過ぎる人もいたようだ。
  
 弦楽器の場合はなかなかこのようには行かないかもしれないが、その点管楽器は多少の雑音をはねのけて聴かせるだけの音量があるので、こうしたコンサートも可能ということである。今後もこうした新しい試みをしていただきたいなぁ、と思った「JR TOWER MYOMU CONCERT」だった。

ヘルシーウォーキング⑫ in 琴似発寒川と西野緑道、二十四軒・琴似ウォーク

2023-07-25 16:35:46 | JRヘルシーウォーキング
 暑かった! 朝から夏の陽射しがじりじりと照り付ける天気である。木陰に入るとまだしも、直射日光の陽ざしは強くウォーカーたちを悩ませた。そんな中、汗だくになりながらの12kmはけっこう過酷なものだった…。
     
 7月23日(日)、JRヘルシーウォーキングの「イベントウォーク」が札幌市西区の琴似地区を中心に開催された。私にとって「イベントウォーク」は今年7回目の参加である。対して「いつでもウォーク」の方はこれまで5回実施している。
(ヘルシーウォーキングには「イベントウォーク」と「いつでもウォーク」の2種類があり、「イベントウォーク」とは、JRが指定した日時に実施され、担当者がS&G地点で対応してくれる。対して「いつでもウォーク」は言葉どおりにいつでもウォークが可能であるが、担当者は不在である)
 「暑かった!」と記したが、この日の最高気温が28.3℃だったから、私が歩いた時間帯でも25~26℃くらいはあったのではないだろうか?私はこの日、午後から別な用件も控えていたので、朝8時30分にJR琴似駅前をスタートした。高温を避けようとしたのだろうか?けっこうたくさんの人たちが同じ時間帯にスタートした。
  
  ※ JR琴似駅の南口です。テントがJRヘルシーウォーキングの事務局です。
 賑やかな「琴似本通」を通り、まずは「琴似屯田兵村兵屋跡」を通過、さらには「浄恩寺」の立派な山門や「琴似小学校」の校舎を横目に見ながら、「北5条手稲通(旧国道5号線)」を経て、「琴似発寒川」の河畔を遡るコースに入る。この河畔は「発寒河畔公園」として整備されていて、日曜日ということもあり公園で憩う市民の姿も目立った。
  
  ※  JR琴似駅から南西に延びる「琴似本通」の賑やかな商店街です。
  
   国の指定史跡に指定されている「琴似屯田兵村兵屋跡」です。
  
  ※「浄恩寺」には由緒ありそうな山門が建っていました。
  
  ※ 札幌市立琴似小学校の校舎です。
  
  ※ 北5条手稲通(旧国道5号線)です。
  
  ※ この日に眼にした中で最も下流にあたる「琴似発寒川」の流れです。
  
  ※ 「発寒河畔公園」で寛ぐ市民の皆さんです。ウォーキングの方も見えます。
 発寒河畔公園を終えても「琴似発寒川」沿いをさらに遡るコースは続いた。「琴似発寒川」の川辺では暑さも手伝い、多くの家族連れがディキャンプを楽しんでいた。延々と「琴似発寒川」沿いを遡った後、途中で「琴似発寒川」に架かった橋を渡り、さらに対岸を遡り続けた。
  
  ※ 琴似発寒川の川辺でディキャンプを楽しむ人たちです。
 そしてこのコースの西南端まで至り「西野緑道入口」という表示から「西野緑道」に入り、今度は「琴似発寒川」沿いを反対に下るコースである。私は札幌市内のほとんどのウォーキングコース、散策路、緑道などを体験しているが、「西野緑道」はその中で最も素晴らしい緑道(ウォーキングコース)だと思っている。距離的には1.5キロ程度の短い緑道であるが、緑に囲まれたうえに、いつ歩いてもきれいに整備されていて、とても気持ち良く歩くことができる。おそらくそれは行政に任せるだけではなく、周辺住民が積極的に緑道整備に協力しているからではないかと思えた。
  
  ※ この日のコースの最南端に当たる「西野緑道入口」です。
  
  ※ 木漏れ日が眩しい「西野緑道」です。
  
  ※ こちらも白樺の木が並ぶ「西野緑道」です。木の周りが整備されています。
 コースは「琴似発寒川」沿いを外れ、「山の手通」を南東方向へ進む。この辺りから街中を進むのだが、特に特徴のない街中を直射日光にさらされながらのウォークは疲れもあってかなり辛いものとなった。
  
  ※ 「山の手通」の様子です。
  
  ※ 山の手通沿いに建てられているちょっとユニークな「北海道森林監督局」の建物です。
 街中行軍は続く。「山の手通」に続いて、今度は「宮の森北24条通」を北東方向に進むが、相変わらずの街中を進む後半は疲れが溜まりかなりの疲労感を覚えながらのウォーキングとなった。
  
  ※ こちらは「宮の森北24条通」の様子です。
 「イベントウォーク」の場合、多くの参加者と一緒に歩くことになるのだが、そうするとおうおうにして自分のペースを乱してしまう場合が多い。私の同年代の方が、スイスイと私を追い抜いていくと、ついつい負けまいと頑張ってしまうことが多い。それがオーバーペースとなり、疲労が増加することにもなっている。それに対して「いつでもウォーク」の場合は、ほとんどが独りぼっちのウォークであるから、気ままなペースで歩く場合が多く疲れも少ないのだが…。
 コースは「宮の森北24条通」がJR函館本線と交差するところから北西方面に折れて1キロほど進むとゴールの「琴似駅」である。
  
  ※ ゴールはもうすぐ、右手高架はJR函館本線です。
  
  ※ JR琴似駅のきた北口です。
 オーバーペースだったこともあり、2時間強で歩き通すという私にとってはかなりのスピードでゴールした「琴似発寒川と西野緑道、二十四軒・琴似ウォーク」だった。
  
  ※ JRヘルシーウォーキングの事務局です。ここで最後にチェックを受けます。
 JRヘルシーウォーキングはこれからまだまだ続く。体力が許すかぎり、これからも参加し続けたいと思っている。

極上のエンターテイメント!木下大サーカス

2023-07-24 19:42:26 | ステージ & エンターテイメント
 次々と繰り出される妙技、秘技の数々…、煌めく光と雰囲気を盛り上げる音楽、そして何といっても圧倒的なパフォーマンス。息も付かせぬスピード感で、老若男女を夢の世界に誘う120分間は極上のエンターテイメントと表現するに十分だった。
     
 7月22日(土)午後、札幌においては6年ぶりの開催となる木下大サーカスを堪能してきた。私は6年前に木下大サーカスが札幌公演をした際、子どもの時以来実に数十年ぶりに観覧し、昔のイメージを一変させたサーカスに驚き、感動したものだった。
 しかし、今回の公演にあたっては観覧しなくてもいいかな?と考えていた。ところが知人のK氏が「息子からチケットを2枚譲ってもらったので、一緒に行きませんか?」とお誘いを受けた。観覧しなくてもと考えていたのだが、K氏のお誘いに「6年前の感動を再び」と考え直し甘えることにした。
 会場は前回同様に元月寒グリーンドーム跡地にテントを設営した会場である。譲り受けた席はなんとリングサイドB席という、目の前で妙技を観覧できる極上の席だった。
 開演すると、観客たちはたちまち夢のような世界へ導かれた。次々と繰り出される妙技や秘技に、思わず発する観客の歓声が場内に響き渡る。オープニングショーから始まって以降、いったいいくつの種目(出しもの)が披露されたのだろう?数えること、記憶に残すことが困難なほど多岐にわたった。結局私たちは間に20分間の休みを挟み、正味120分間まさに歓声を挙げつづけ、拍手を送り続けた。
 そのような数多くの出しものの中でも、私に最も冷や汗をかかせてくれたスリリングな出しものは「ハンドスタンディングアウト」という力技を伴ったスリリングな出しものだった。  
      
 その他にも記憶に残るものとしては「空中大車輪」、「七丁椅子の妙技」、「ジャグリング」などが印象に残った。もちろんサーカスの定番である「空中ブランコ」、「オートバイショー」、「動物ショー」なども見どころ十分だった。
  

     

  
 一つ気が付いたことがあった。それは外国人の出演者が目立ったことだ。少しオーバーに言うと、出演者の半数以上が外国人だったのではないかと思えた。外見から伺うと、西洋系の顔立ちながら、身長がそれほど高くないところをみると東欧系の方が多いのではと思われた。「空中ブランコ」や「オートバイショー」は日本人の方だったようだ。外国人の方々はあるいは契約した団員の方かな?とも思われたが、サーカスの世界も国際化が進展している、ということだろう。
 リード文でも触れたが、サーカスはエンターテイメントとしては年代に関係なく、老若男女全ての人たちが楽しむことができる極上のエンターテイメントなのではないか、との思いを強くした私だった。
 妙技を堪能したK氏と私は感動の余韻を引きずりながら、大通公園に移動し、前日からオープンした「大通公園ビアガーデン」で乾杯をしたのだった…。
※ 掲載した写真はウェブ上から拝借しました。

カルチャーナイト2023 in 北海道知事公館

2023-07-23 17:29:55 | ステージ & エンターテイメント
 音楽の楽しみ方っていろいろだなぁ~思った。先ず何より自分たちが楽しみ、そしてその楽しみを他の人たちと分かち合いたいと発表の場を求める。そんなアマチュアの方々の音楽を楽しませてもらったカルチャーナイト2023だった。
     
 カルチャーナイトとは、北国札幌の夏の夜を楽しもうと、公共施設や文化施設、民間施設を一夜だけ開放し、市民に地域の文化を楽しんでもらおう2003年から始まったイベントである。私は毎年このイベントを楽しみにしている一人で、毎年訪れる施設を予め決めて、そこを訪れて楽しんでいる。
 今年はそのカルチャーナイトが7月21日(金)夜開催された。
 今年は俄然「北海道知事公館」のプログラムが多彩であると考え、知事公館だけに絞って訪れ、楽しんだ。その多彩なプログラムであるが、知事公館の場合は1・2階の応接室、食堂、2階の会議室と4つの部屋をフル動員して実に11ものプログラムを用意していた。さらには、屋外の公館エントランスや庭園を利用して「竹あかり」を灯す催しも同時開催された。
  
  ※ 会場の一つとなった1階食堂の様子です。
  
  ※ 歴史ある知事公館らしい椅子が用意されていました。
 私は11のプログラムの中から主としてアマチュアミュージシャンたちのコンサートを中心に楽しんだ。
 そのコンサートとは…。(出演時間の順に、「 」内がステージ名、その後にミュージシャン名を記した)
 ※ 出演された方々の写真を撮りましたが、窓を背にしたステージだったために、出演された方々の表情を捉えることができませんでした。
 ◆「YAYOIと愉快な仲間たち」/YAYOIと愉快な仲間
  
 ◆「ギターと沖縄三線のアコースティックライブ」/AER(アエル)
  
 ◆「日本の伝統楽器にふれる夕べ」/琴アンサンブル「彩の会」
  
 ◆「ミニコンサート 私たちの道」/マードレ マードレ
    
 ◆「夏のバロック」/テ ヴェール
  
以上のステージを楽しんだ。知事公館内では、このほかに読み聞かせや、朗読、あるいは北加伊道(ほっかいどう)カルタを楽しむ会、などが同時開催されていた。
 私が楽しませてもらった5組のコンサートは持ち時間30分間の中でそれぞれが精一杯のパフォーマンスを披露してくれた。音楽的にはステージ名からもお分かりになると思われるが、それぞれが実に多彩であり、力量的にもまたそれぞれであったが、皆さんの真剣な演奏は感動的だった。
 その中でも、私が最も感動をもらったのは「マードレ マードレ」のステージである。「マードレ マードレ」は8名のご婦人の方々のコーラスである。外見から伺うかぎり、若いご婦人の方もいたが、かなり年配の方も数人混じっているというグループだった。その声が実に若々しく、各パートのバランスも良く、コーラスの実力が十分に感じられたのだ。それもそのはず「マードレ マードレ」は、今年の全国家庭婦人コーラス大会(正式名がどうかは不明)に出場が決まっているという実力グルーブなのだった。全国大会での健闘を期待したい。
  
  ※ 「マードレ マードレ」のリーダーと目される方ですが、司会も音声のほうも素晴らしかったです。
 そして最後に知事公館を出て、庭に展示された「竹あかり」を楽しみ帰路に就いた。今年のカルチャーナイトも十分に楽しませてもらった。
  
  

PMF2023 in 時計台コンサート

2023-07-22 11:33:14 | ステージ & エンターテイメント
 クラシック初心者の私は、弦楽器アンサンブルの演奏の違いはどこにあるのか?と思いながらPMFアカデミー生の演奏を聴き入った。すると、素人ながらに「これでは?」ということに思い当たった。それは…。
 
 PMF2023のコンサート第2弾は7月20日(木)夜に開催された「PMF時計台コンサート」だった。実は、その前に私は7月15日(土)の「PMFオーケストラ演奏会」のチケットを購入していたのだが、それをすっかり失念し、大枚(?)4,000円をフイにするという大ポカを演じていたのだった。先日、今の時期PMFとサッポロシティジャズが同時期に開催されているということで「どうも集中できない」と嘆いたのだが、早速その被害当事者になってしまった…。
 それはともかくとして、この日の「PMF時計台コンサート」は、PMFアカデミー生に寄る弦楽器のアンサンブル4組によるコンサートだった。コンサートの演奏曲目、弦楽器の組み合わせを演奏順に記すと…
 ◆ドヴォルザーク/三重奏曲 ハ長調 作品74 
    ヴァイオリン1、ヴァイオリン2、ヴィオラ
 ◆ハイドン/弦楽四重奏 イ長調 作品20 第6番
    ヴァイオリン1、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ
 ◆F.ヘルマン/3つのヴァイオリンのためのカプリッチョ ニ短調 第1番 作品2
   ヴァイオリン1、ヴァイオリン2、ヴァイオリン3
 ◆モーツァルト/弦楽四重奏曲 第14番 ト長調 K.387「春」
    ヴァイオリン1、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ
 演奏者は次々と入れ替わり、出身国もさまざまで、もちろん日本人の演奏者も加わっていた。
 私がいつも感心しているのだが、音楽という共通言語の素晴らしさである。彼らはわずか2週間前くらい前に初めて出会ったはずである。そこで編成を決めて、わずかの音合わせ(練習)を経てステージに立っているのだ。そこにはそれぞれが、それ以前に音符という共通言語を相当程度に高いレベルで習得して集まっているからこそ、20日の夜のようなレベルの高い演奏が可能なのだと思う。
 クラシック初心者の私には耳慣れない曲が多かったのだが、私は先述したようなテーマを持ちながら彼らの演奏に聴き入った。すると、それぞれの演奏に微かな違いがあることに気が付いた。(それはいかにも素人的であり、的外れなのかもしれないが…)
その違いとは??私はアンサンブルのリーダーの役割にあるのでは?と思ったのだ。
 この日は全てが弦楽器のアンサンブルだったために、リーダー役はヴァイオリン1の方が担っていたように思えた。そのヴァイオリン1の方が、チーム全体をまとめようとする意識の高いアンサンブルの演奏に一日の長があった、と私はみた。リーダーの力量がいくら優れていたとしてもチーをまとめようとする意志が希薄な場合はなんとなく全体がまとまっていないようにも感じられたのである。
 その点では、私は2番目に演奏したハイドンの弦楽四重奏曲を演奏した4人のアンサンブルを聴き終えた後に聴衆として最も充足感を感じたのだった…。
PMF演奏会を個れからも楽しみます。