田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘16を振り返る Part Ⅳ & Ⅴ

2016-12-31 14:25:52 | 私的に〇〇年を振り返る

 三日間の苦闘(?)のために身体は筋肉痛で悲鳴を上げていますが、心は充足感に満ちています。とうとう今年も最後の日となりました。このシリーズを開始したのですが、間に「冬の石狩川河岸を遡る」ライブ版が入ってしまったために、年内で収めるために少々長い記述となりますが、Part ⅣとⅤを一気掲載としました。悪しからずお付き合い願えたらと思います。掲載形式は少々いつもと異なりますがご了承ください。 


私的に‘16を振り返る Part Ⅳ 
 今年一年を振り返ってみたとき、Part Ⅳの【どんなステージを堪能したか】と【どんな映画を観たか】の二つの分野が意外と充実していることに気付いた。特に「映画」は試写会や無料の映画も含めて、年間40本もの映画を観たのは初めてのことである。

 
【どんなステージを堪能したか】

◆冬のシアターZOO寄席(久しぶりの枝光節、ゲスト月亭方正 巧い!)シアターZOO 1/9
◆AINU CULTURAL FESTIVAL 2015 in SAPPORO(アイヌの伝承文化を味わう)かでる2・7 1/16
◆札幌ジュニア・ジャズスクールコンサート(小学生、中学生の編成バンド)DOCOMOビル 1/23
◆KOREAN NIGHT in SAPPORO(K-POPダンス、韓国文化の公演)東区民センター 1/23
◆札幌市消防音楽隊コンサート(多岐にわたる選曲、ゲスト~カルテットクォーク)キタラ 1/26
◆スモゥルフイッシュ・ミニリサイタル(男性4人のグループ+女性)パセオテルミヌス広場 1/27
◆三岸好太郎美術館コンサート(二人のソプラノ+ピアノのミュージカルナンバー、映画音楽) 1/30
◆蛇腹夜会(パリ・ミュゼットに魅せられた人たちが集う月1の音楽会)ガンゲット・ダイマ 1/31
◆PALLETミニリサイタル(大谷大学卒業の女性5人組のクラシック演奏)三岸好太郎美術館 2/13
◆チ・カ・ホミュージックLIVE(アンサンブルグループ奏楽他)チカホ北3広場 3/3
◆札幌手風琴倶楽部定期演奏会(久保達夫門下生6+1の演奏会、ゲストが秀逸)時計台ホール 3/9
◆北大落語研究会卒業口演(技量に凹凸あるも、真摯な姿勢に感動)北大クラーク会館 3/19
◆札幌市立北陽中合唱部定期演奏会(顧問の阿部和佳代さんの退職記念の感動的演奏会)キタラ 3/20
◆「そこからつながる音楽ライブ」(母親の手作りライブ・SALUKI=他出演)福祉センター 4/9
◆「市民バンドフェスティバル in SAPPORO」(市内の成人7吹奏楽団出演)キタラ 4/29
◆西区オーケストラ定期演奏会(市内では屈指の技量を備えるオーケストラ)キタラ 5/21
◆札響名曲シリーズ(モーツァルト & ベートーヴエン)キタラ 6/18
          

◆ほくでんファミリーコンサート(ビゼー「カルメン」他、垣内悠希指揮)キタラ  6/2
◆PMF 2016オープニングコンサート(「キャンデード」序曲他 原田慶太楼指揮)芸森野外 7/16
◆バーンスタイン・レガシー・コンサート(「ウェストサイドストーリー」序曲他)キタラ 7/27
◆辻村達生 フォークライブ(かでるロビーコンサートの一環)かでる2・7 7/26
◆ばんけいミュージックフェスティバル(ジミー東原オールスターズ他出演)ばんけいスキー場 8/6
◆NHKカジュアルクラシックコンサート(現役N響メンバー等6人のユニット)かでる2・7 8/28
◆札幌交響楽団招待コンサート(タナカメディカルグループの招待コンサート)キタラ 9/7
◆ちえりあ寄席(三遊亭小遊三師匠をはじめ6人の噺家と一人の曲芸を楽しむ)ちえりあホール 9/30
◆拓郎倶楽部フォークソング・コンサート(中央区民センター主催 拓郎そっくりさんのライブ)10/15
◆赤れんが音楽会(能登谷安紀子 弦楽アンサンブル Vl.1 2、Vla.、Vc.の4人組)赤れんが庁舎11/5
◆口琴から広がるサハの世界(サハ共和国から来日した3人の男性の口琴演奏)北大総合博物館 11/6 
◆アートパフォーマンス in 赤れんが(ジャズトリオの「RELAXIN’」)赤れんが庁舎 11/19
◆近美クラシックコンサート(クラリネット&ピアノコンサート イギリス特集)近代美術館11/23
◆札響の第九(連続8回目の鑑賞 その後の忘年会も毎年のルーティンで…)キタラ 12/10
◆高石ともやフォークコンサート(デビュー50周年、私にとって特別なシンガー)道新ホール12/19
               


【どんな映画を観たか】 

◆試写会「シーズンズ」(雄大な地球の自然の営みを活写し、自然との共生を訴える)プラザ2・5 1/12
◆試写会「白鯨との闘い」(巨鯨との闘いを3Dの迫力ある画面で観る)プラザ2・5 1/13
◆試写会「俳優 亀岡拓次」(北海道出身の安田顕が好演したペーソスに溢れた映画)プラザ2・5 1/15
◆「黄金の犬」(めだかの学校・映画の中の北海道 1月編 鶴田浩二主演) かでる2・7  1/18
◆「クリード チャンプを継ぐ男」(S・スタローンがBOXトレーナー役)シネマフロンティア 1/25
◆ポーランド映画「灰とダイアモンド」(日本映画に影響を与えたワイダ監督作品)エルプラザ 2/5
◆「駅 STATION」(めだかの学校・映画の中の北海道 2月編 鶴田浩二主演)かでる2・7 2/8
◆試写会「X-ミッション」(Xゲーム各種を駆使したCGなしのアクション映画)プラザ2・5 2/9
◆「「MAZE マゼ~南風~」(ちえりあ映画会 蟹江敬三主演 家族愛)ちえりあホール 2/23
◆ちえりあ映像フェスタ(アマチュアの映像愛好家の作品発表会 参加者投票方式)ちえりあ 3/5
◆「喜びも悲しみも幾年月」(めだかの学校・映画の中の北海道3月編 名作!)かでる2・7 3/14
◆「エヴェレスト 神々の山嶺」(実話の映画化 岡田准一・阿部寛主演)ユナイテッドシネマ 3/16
               

◆試写会「僕だけがいない街」(コミックの映画化 藤原竜也主演)STVホール 3/19             
◆「クロスロード」(JICAの国際青年協力隊の現状と悩みを描いたもの)JICA札幌 3/26
◆「積木の箱」(めだかの学校・映画の中の北海道4月編 美浦綾子原作)かでる2・7 4/11
◆「襟裳岬」(めだかの学校・映画の中の北海道5月編 初のナビゲーター役)かでる2・7 5/9
◆「64(ロクヨン) 前編」(極上のエンターテイメント!主演・佐藤浩市)シネマフロンティア5/26
◆「64(ロクヨン)後編」(前後編に分かれた映画を観たのは久しぶり)※試写会 共済ホール 6/3
◆「あゝ声なき友」(めだかの学校・映画の中の北海道6月編 渥美清主演)かでる2・7 6/13
◆「FAKE」(世間を騒がせた佐村河内氏のその後を追ったドキュメンタリー)シアターキノ 6/22
◆「TAKAMINE~アメリカに桜を咲かせた男~」(ちえりあ映画会、高峰譲吉物語) 6/23
◆「はなちゃんのみそ汁」(道新販売店映画会 広末涼子主演、子役の演技が光る)道新ホール 7/8
◆「シチズンフォー/スノーデンの暴露」(機密情報を暴露したドキュメント)シアターキノ  7/10
◆「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」(めだかの学校・映画の中の北海道7月編)かでる2・7 7/11
◆「離婚しない女」(めだかの学校・映画の中の北海道8月編 萩原健一主演)かでる2・7 8/8
◆「シン・ゴジラ」(12年ぶりのゴジラ映画は作品の出来も良く大ヒット)シネマフロンティア9/5
◆「キタキツネ物語」(めだかの学校・映画の中の北海道9月編 竹田津実原作)かでる2・7 9/12
◆「狙った恋の落とし方」(近美の「北海道美術紀行」展に合わせた企画 中国映画)近代美術館9/17
◆「愛の予感」(同上の映画 同一シークエンスのリフレインという手法の映画)近代美術館 9/17
◆「壁男」(同上の映画 3作品の中で最も理解できなかった映画 監督登場)近代美術館 9/18
◆「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK」(貴重な未公開フィルム含む)ディノスシネマ10/2
◆「遥かなる山の呼び声」(めだかの学校・映画の中の北海道10月編 倍賞千恵子・高倉健主演)
かでる2・7 10/3
◆「植村直己物語」(めだかの学校・映画の中の北海道11月編 西田敏行主演)かでる2・7 11/14
◆「パプリカ」(筒井康隆作のSF長編小説をアニメ映画化したもの)CLARK THEATE  11/26
◆「ディスタンス」(岡本まな監督が家族を描くセルフドキュメンタリー)CLARK THEATE  11/26
◆「顔」(福田和子事件をヒントにした映画 藤山直美が好演している)CLARK THEATE  11/26
◆「ロスト・イン・トランスレーション」(日本で撮られたアメリカ映画)CLARK THEATE  11/27
◆「おとぎ話みたいなあの娘たち」(若手監督・山戸結希の作品)CLARK THEATE 11/27
◆「砂の器」(めだかの学校・映画の中の北海道12月編 ナビゲーター担当)かでる2・7 12/12
               

◆「パチャママの贈りもの」(アンデス先住民の生活を描いた作品)北大学術交流会館 12/23


【どんなステージを堪能したか】を振り返ってみると、確かに観賞したステージの数は多い。しかし、内実を見ると資金がそれほどかかっていないステージが多いことに気付かれると思う。好奇心旺盛な私には、この分野だけにお金をかけることができないという事情がある。まして爪に火を点すような年金生活である。そんな中、友人・知人が時にはチケットを譲ってくれるという幸運に恵まれたことが何度かあった。感謝である。
 さて、そうした中でステージに関して私のベストスリーは、「札響名曲シリーズ」(6月のステージ)、「ちえりあ寄席」、「高石ともやフォークコンサート」といったところか。今年は比較的クラシックを聴く機会が多かったことも特徴の一つである。
 「札響名曲シリーズ」は、モーツアルトとベートヴェンという二人の楽聖の曲を札響の演奏で聴き比べるという機会を得たことだ。「ちえりあ寄席」はメインの三遊亭小遊三師匠だけではなく、出演陣の質の高さを感ずることができた舞台だったからだ。最後の「高石ともやフォークコンサート」は、高石と私のこれまでの交流も含めて、私にとっていまだ健在の高石ともやを確認できたことが嬉しかった。

 続いて【どんな映画を観たか】では、リード文でも触れたとおり年間で40本もの映画を観たのは初めてのことである。内容としては料金が必要のない映画(20本)、あるいは試写会の機会が多かった(7本)ことがその要因でもある。
 暗い空間の中、大きなスクリーンに集中することで、一気に異空間に遊ぶことができる映画は、安価にして最高のエンターテイメントだと信ずる私にとって、これからもできるかぎり映画の世界に遊びたいと思っている。
 さて、今年の私の中でのベストスリーは?興奮したり、感動したりした映画が何本もあったが、その中から敢えて3本を選ぶとすれば、「64(ロクヨン)」前後編、「エヴェレスト 神々の山嶺」、そして「砂の器」を選びたい。
 「64」は主演・佐藤浩市の熱演もあって最高のエンターテイメントに仕上がっていた。「エヴェレスト 神々の山嶺」は、実話の映画化ということと、エヴェレストの現場での撮影という緊迫感が画面を通して伝わってきた。「砂の器」は別の意味でベストスリーに選定した。それは、私が映画のナビゲーターとして好評を得たということと、映画そのものも素晴らしい仕上がりとなっていたのがその理由である。


私的に‘16を振り返る Part Ⅴ 

 
【どこに旅したか?】 

◆南紀・伊勢の旅(熊野古道トレッキング、お伊勢さん参り、名古屋見物 7泊8日)3/29~4/5
          

◆アポイ岳・様似古道を訪れる旅(アポイ岳ジオパークの登山と古道歩きを体験1泊2日)5/5~6
◆富士山・東京の旅(富士山Sea to Summitと東京の友人を訪ねる旅 6泊7日)7/20~7/26
◆オヤジたちの修学旅行「日本一終発の早い駅から列車に乗って、北の龍馬館を訪れよう!」10/8
◆めだかの学校研修一泊旅行(めだかの学校5周年を記念する宿泊旅行)定山渓温泉 10/17~18
◆冬の石狩川河岸を遡る(プロジェクト達成のために、中継点として2泊3日)北竜町 12/28~30


【どんな店に入ったか?(初めて訪れた店)】
 
◆赤坂 四川飯店 ガーデンパレス店(ホテルガーデンパレスに入店の店 中央区北1西6)4/30
◆ろばた・すし・北のめし「あきず」(京王プラザホテル地下一階の和食店 中央区北5西7)5/14
◆ツキサップじんぎすかんクラブ 白樺(札幌式ジンギスカン発祥の地 豊平区月寒東3-11)5/23
◆北菓楼札幌本館カフェ(本年春開店した菓子店のカフェでランチ 北1西5) 5/30
◆大衆食堂 半田屋 西線南七条店(面白い大衆食堂だったのでレポした 南7西15) 6/4
◆リストランテ イル・フォーレ(桑園地区にあるイタリアン 北6西15) 7/19
◆らーめん山桜桃(ゆすら)発寒店(名店・山頭火に似た味と聞いたのだが… 発寒5条8)8/18
◆ソウルストアSOUL STORE(スープカレーの行列店 北1西18)10/1
◆永坂更科 布屋太兵衛 札幌大丸店(江戸蕎麦の名店 北5西4)10/17
◆函館五島軒 札幌ル・トロワ店(函館の老舗店 カレーが絶品 大通西1)11/18
          

◆割烹 たま笹(円山にある小規模だが人気の和食店 大通西26)11/21
◆ inZONE TABLE(円山の住宅街にある若い女性に人気がありそうな店 南6西22)12/25

【どんなボランティアをしたか?】 

◆緑ヶ丘児童館教育支援(退職校長会札幌中央支部の活動 初めての体験) 1/13、15、7/28、8/1
◆近美を愛するブリリアの会 清掃活動(今年で7年目を迎え15回の清掃活動を実施
4/22, 5/9, 5/28, 5/29,6/13, 6/24, 7/7, 7/23, 8/5, 8/18, 9/2, 9/21,10/5,10/14,10/27)

                   

◆近美を愛するブリリアの会 会報発行 27回発行 №125 ~ 151
◆Salon du Brilliaの会合を3回実施 1/23,3/19,5/21,11/21(反省交流会)
◆現職時代の退職者の中央区の団体の役職としてのボランティア 10日
◆現職時代の退職者の全道規模団体の役職としてのボランティア 60日以上

【その他参加したイベント・体験等】 

◆めだかの学校・小倉百人一首の集い(懐かしい北海道歌留多を楽しむ)かでる2・7 1/25
◆「札幌ラーメンショー2016」(「漆黒の煮干中華そば~信州山賊焼きのせ~」)大通公園 5/19
◆テレビ公開収録「俳句王国が行く」(石狩市 蟹江一平・田中正美出演)花川北コミセン 6/25
◆「花フェスタ2016」(春恒例の大通公園イベント「ガーデニング甲子園」)大通公園 6/26
◆ちゃれんがワークショップ「縄文土器をつくる」北海道博物館・江別セラミックセンター 6/12,
◆さくらんぼ狩り(市内西区・阿部さくらんぼ園 孫と一緒に楽しいひと時) 7/7
◆北海道札幌視覚支援学校・見学(退職校長会札幌中央支部研修会)7/15
◆日糧製パン本社月寒工場見学(めだかの学校・7月野外学習として実施) 7/25
◆AMOEBA2016 in さっぽろ(小清水小勤務時代の同僚5人の会)教育文化会館 7/31
◆リニューアル北大総合博物館見学(1年数か月ぶりに再オープンした博物館見学) 8/11
◆オケクラフト札幌展2016(置戸町のクラフトマンの作品即売会)コンチネンタルギャラリー 8/18
          

◆ミニ大通お散歩まつり(地域住民手づくりのお祭り、以前関わっていた関係で参加)ミニ大通 911
◆ゴジラ展~特撮映画のヴィジョンとデザイン(道立近代美術館の特別展)9/13
◆大通公園野外彫刻見学会(めだかの学校・9月野外学習として実施 実施責任者)9/26
◆札幌市内の歴史的建造物巡り(市内で未訪問の杉野目邸など6物件の歴史的建造物を巡った)9/15
◆デロリアン走行&展示会(映画「バック・ツー・ザ・フューチャー」の車)北区役所駐車場 10/2
◆「企業と生活者懇談会」(経済広報センター主催 王子製紙苫小牧工場見学・懇談)10/11
◆「直行さんのスケッチブック展」(山岳画家・坂本直行氏の作品展)北大総合博物館 11/6


 【どこに旅したか?】では、やはり熊野古道をトレッキングした旅と、富士山Sea to Summitとして4日間かけた旅が、私の中では双璧である。二つとも普通の旅ではなく、自らの身体を駆使した旅であったことが印象をより深くしてくれた旅だった。今後も身体が許すかぎり、このような旅を志向したいと思っている。


 【どんな店に入ったか?初めて訪れた店)】は、今年はそれほど意識した分野ではなかった。ブログで取り上げた店を一応挙げてみた。少ない体験の中で、印象に残ったのは「ソウルストア」、「函館五島軒」、「inZONE TABLE」あたりか?
 いずれも、私にとっては珍しい体験だったという理由からである。


 【どんなボランティアをしたか?】では、「近美を愛するブリリアの会」の活動が今年7年目を迎えた。会員と協力をしながらささやかな活動ではあるが、少しは地域のためになっているかな?と実感しながらこれからもできるかぎり継続していきたいと考えている。
 ボランティアとして最終項目に挙げた現職時代の退職者の全道規模の団体の事務局の仕事が今の私にとっては非常に多くの時間を割かねばならない現状にある。拙ブログでこのことについて綴ることはほとんどないのだが、ここ2年間は私の中ではかなりの部分を占めるボランティア(?)である。

【その他参加したイベント・体験等】については、これまで取り上げてきたどのカテゴリーにも属さないものをここで拾い上げてまとめてみたものである。
 この中で特筆したいのは「AMOEBA2016 in さっぽろ」である。若い時代に職場を共にした5人が毎年一度集まり、ただ歓談するだけではなくレポートを持ち寄り、自らの現状に対する評価と展望を交流する会を18年継続して実施している。5人のうち2人がリタイアしているが、最低全員がリタイアするまでは続けよう、と誓っている会である。

 以上、長々と今年も5回にわたって私自身のこの一年を振り返ってきたが、今年もまたいろいろと見聞を深め、たくさんの体験をすることができた一年だったと感謝している。こうしたことが可能なのも何といっても健康であったことが、その最大の要因である。
 また、これまで敢えて記述することは避けてきたが、妻の協力にとても感謝している。彼女が私の行動を自由してくれていることがこうした充実した日々を過ごすことができた大きな理由の一つだと思っている。
 来年もまた、一年を通して健康で過ごすことができることを念願して、今年のブログ投稿の最後としたい。

 拙ブログにお立ち寄りいただいた皆さま、一年間ありがとうございました。
 そして、良いお年をお迎えください。



石狩川遡行 16 ライブレポ⑦

2016-12-30 16:35:00 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

 札幌に向かう高速バスの中です。

 ⑥の続きです。

 「学田」駅があるであろう方向に向かいましたが、いっこうにそれらしきところが現れません。
 不安になった私は付近の農家に飛び込んで「学田駅はどの方向ですか?」と…。対応してくれたおばあちゃんは不思議そうな顔をして「そんな駅は無い」というではないか!!
 「エーーーッ!?」となった私は、「それでは次の駅はどこか?」問うと「江部乙だけど、遠いよー」というではないか!
 しかし、私にそれ以外の選択肢はなかった。
 長い、長〜い行軍の始まりだった。おまけに天気は大雪。メガネが曇って困った。
 結局6キロ以上歩かされたようだ。

 1時間30分の行軍を終え、ようやく江部乙駅に到達するも、次の列車まで2時間余りも待つことに…。

 そこに親切な老人が現れた。
 「列車など待っていないで、本数のたくさんあるバスを利用せよ」と…。

 アドバイスに従い、路線バスで滝川まで行き、そこから高速バスに乗り換えた。
 今高速バスの中なのだが、連絡がそれほど良くなく、列車とそれほど大きな違いにはならなかったようだ。

 刺激的で、タフな3日間だった。
 私の、大先達であるsakagさんが教えてくれた言葉がある。「孤独感は好ましいが、孤立感は詫びしい」と…。(sakagさん間違っていませんか?)
 まさに孤独感を楽しんだ3日間だった。孤立感など少しも感じなかった。ブログを通じて皆さんと繋がっていると思うと…。

 今回の3日間を振り返るのは、どうやら年が明けてからになりそうだ。またお付き合いください。


石狩川遡行 16 ライブレポ⑥

2016-12-30 15:31:02 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

 滝川で16時20分発の高速バスを待つ間、近くの食堂に入って遅い昼食を摂ることにしました。

 なぜ途中で中断したのか、について触れます。
 JR函館線の鉄橋のところに到達したのが12時55分でした。私の計画では、遅くとも12時には到達したいと考えていました。
 というのも、鉄橋のところから妹背牛橋まで3時間は見なくてはきついと考えました。すると、その時間からではゴール時間が16時前後、いや私の体調ではそれ以上かかりそうでした。すると、辺りが暗い中でのトレッキングになるおそれが出てきました。

 身体の方も蓄積した疲れが私を弱気にさせていました。
 そんなとき、マップを見ると鉄橋が過ぎた直後のところに「学田」と称する駅があることに気付きました。

 さらに、次の機会に鉄橋から右岸を歩いたとしたら、かなりの時間短縮も見込めそうです。

 そうしたことを総合的に判断し、中断を決心したのです。

 ところが、コトは考えたとおりには運びませんでした。
 そのあたりの経緯については、バスの中で余裕があったらレポします。そうでなければ、帰宅してからにします。

 写真はスノーシュートレッキングを中断したJR函館線の鉄橋です。

   


石狩川遡行 16 ライブレポ②

2016-12-30 08:40:09 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

 ただ今8時40分、行動開始後1時間15分が経過しました。

 宿の主人に送られて江竜橋に降り立ち、7時25分行動を開始しました。
 天気は今のところ晴れ、気温は低いですが、風もなく好コンディションです。
 おそれていた大きな堀割りに遭遇しました。渡れそうそうなところあったのですが、昨日のようなことはもう避けたいと思い、大きく迂回して、現在ようやく堀割りに架かった橋の上です。掘割を迂回して石狩川河岸に出るまで合わせて1時間くらいのロスです。
 この左岸コースにはもう一つ大きな堀割りがあるのが憂鬱です。



 写真は堀割りに架かる橋に向かう堤防上を歩くスノーシューの跡です。


石狩川遡行 16 ライブレポ①

2016-12-30 06:21:49 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

 おはようございます。
 まだ日の出を迎えていないので、天気は詳しくわかりませんが、窓外を見ると穏やかそうです。
 今日はこれまでより長い距離なので、宿の主人に無理を言って朝食を早く用意してもらうことにしました。
 できれば、7時30分には行動を開始したいと思っています。
 身体の方は全身悲鳴をあげています。しかし、それも雪上に立てば、シャキッとするはず、と思っています。

 そうそう、今日はこれまでと違って石狩川の左岸を歩くと言いましたが、その理由は江竜橋の近くからはどうしても右岸に下りることが出来なく、止むを得ず左岸を歩くことになったのです。
 そのことが、マップを見るかぎりいろいろと困難を提示してくれそうなので、どうなることやら戦々恐々の出発です。


石狩川遡行 15 ライブレポ⑥

2016-12-29 17:43:44 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

 ライブレポは1日に5回程度が良いのでは、と勝手思っていたのですが、本日はもう一本発信します。

 雨竜町の温泉施設から宿に戻り、夕食を待っています。今日は同宿人がもう一人の計二人です。
 温泉に入ったこともあるのか、身体全体が疲労感に覆われています。昨日、今日と距離的にはそれほどではないのですが、そうは言っても疲労が蓄積している感じです。
 そして明日が最長距離というのですから、いささか不安です。川の場合は曲がりくねっているので、容易に距離を割り出せません。それでも全体を概観してみると、昨日、今日と比べると4/3倍くらいに見る必要がありそうです。大丈夫か?田舎オヤジ!

 また、これまで私はずーっと石狩川の右岸を歩いてきたのですが、明日は検討の結果左岸を歩くことにしたのです(その訳は帰宅してから…)
 そのことも私をやや不安にしています。
 問題は河岸の灌木地帯の様子と雪の状態でしょう。今日の雪は昨日ほど状態が良かったとは言えない状態でした。明日もあまり期待できそうにありません。

 さあて、目的地に設定した「妹背牛橋」まで辿りつけるのか、ちょっと心配しながらスタートします。

 今日の歩数 21,008歩

   

   写真は今日のゴールの江竜橋の袂で我が愛機と共に撮ったものです。


石狩川遡行 15 ライブレポ⑤

2016-12-29 15:10:40 | 冬の石狩川河岸遡行スノーシュートレッキング

 雨竜町の「いきいき館」という温泉施設にきています。

 今日もゴールの「江竜橋」には14時10分に到達しました。
 それから50分歩いて「いきいき館」に着いたのです。
 宿にも風呂はあるのですが、まだ少し早いので、ここでまったりして、宿から迎えに来てもらいます。宿は市街地からかなり遠いのです。
 脚の状態はスノーシューを外すとそれほど痛くはありません。
 明日の長距離に備えてゆっくり休みます。

   

   写真は江竜橋の手前で雨竜川と石狩川が合流するのですが、手前が雨竜川、向こうが石狩川です。