マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

東武の古いバス(平成2年渋川にて)

2007-02-25 17:43:22 | バスの写真館
今日で2月の休日もとうとう終わり。1月は毎週撮影に出掛け、何年か振りに充実したスタートを切ったのですが、このブログの書き込みとも相まって、出掛ける時間がなくなってしまいました。それでも、自分なりに充実した日々を送っていると実感しております。

今日は既にスキャニングしてあった写真から、東武バスをお届けいたします。と言っても2枚だけですが・・・。

下の写真は、平成2年5月6日、SL奥利根(D51498+旧客)の返しを渋川で撮ろうと撮影地に向かう途中、偶然東武バスの車庫の前を通り掛かった際に撮影したものです。
当時、バスに興味を持っていたわけではありません。私が大宮操車場に勤めていた頃、東武バスを大宮駅前で良く見掛けていたので、それなりになじみがありました。その後、大宮に住む友人との付き合いもあったので、東武バスがオレンジ色に切り替わっていった様子も見ていたので、青白ツートンはもう存在しないと思っていました。
そんなことも忘れていた頃、この場所を通りすがった際に同車を発見、懐かしさのあまり思わずシャッターを切った次第です。



平成2年5月6日 東武バス渋川営業所にて
残念ながら型式は良く分かりません。いすゞのBU4かと思ったのですが、運転席窓の形状や最後部三角窓の有無、ヘッドライトの形状などから違うようです。
拡大してみると前後折戸使用になっています。



平成2年5月6日 東武バス渋川営業所にて
観光バスの路線改造型。おそらく伊香保方面に使われている車輌だと思います。扉の増設改造はしておりませんが、無理矢理前面方向幕を増設しています。こちらも型式は良く分かりませんが、昭和40年代後半の頃から流行り始めたスピード感のある平行四辺形窓が気に入っています。このバスは前面の灯火類が外されていて、修理中というよりは部品取り用のように見え、それで塗装変更されなかったのかもしれません。


いずれも型式名等分かりませんので、ご存知の方がいらっしゃいましたら、コメント欄にてお知らせいただければ幸いです。

私の住んでいる地域の国際興業バスや、駅に勤務していたときは東武バスや都営バスを見ていましたし、母親の実家に行くときは福島交通もよく利用していました。昭和40年代から写真を撮っていれば、相当歴史的資料となる写真が残っていたと思います。バスに興味を持った今では、それが全く残っていないのが大変残念でなりません。
「せめて今からでも」と思いつつ、目に付いたバスの写真を撮るようにしています。
コメント (10)
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憧れの車輌たちVol14(EF5861:イベント篇)

2007-02-25 01:43:00 | EF58のアルバム
こんばんわ。

予告のとおり、憧れの車輌たち第14弾として「EF5861:イベント篇」をお届けいたします。

昔からお召列車を本業とする同機は、定期スジに入ることは滅多になく、おそらく他の同型よりも走行距離数も少ないのではないでしょうか?そのあたりも、現在も現役でいられる要因の一つではないかと考えます。然るに、イベントやサロンの牽引など、スペシャルステージでしかお目にかかれないところが難点でもあるわけですが。

空前のEF58ブームがありましたが、ちょうど旧型国電の終焉と重なったこともあり、ご他聞にもれず私もEF58を追った時代がありました。特に61号機の情報については事前に公表されることが多かったため、比較的追う事が容易だった言えるかもしれません。

私は、「イベント」で設定されたものにあまり食指を示しません。お祭りもよろしいですが、異常なまでに増殖するファンと地元のにわかファンで沿線が埋め尽くされ、本来の景色ではなくなってしまうのがどうしても好きになれないからです。それでも、SLとこの61号機だけは、そんなときでも私を導く特別な存在だったのかもしれません。

あまり数的にはありませんが、彼の晴れ姿をご覧ください。



昭和56年7月26日 東海道本線 戸塚~横浜 上り臨時特急「つばめ」
リバイバル列車の先駆けとなった列車です。客車にも一工夫欲しかったところですが、旧型客車では性能的にも肉体的(?)にもキツかったでしょうね。



昭和58年7月24日 東海道本線 戸塚~横浜 上り臨時特急「平和」
前年の7月には、「つばめ」に引き続き「はと」が運転され、この年の「平和」は第3弾となりました。(「はと」のときは撮影に行っていない様です。)
このとき例年と同じく14系を使用しましたが、食堂車2両の他に、スハフ14やオハフ15を何両も連結した、マルで寄せ集めの編成の様でした。ヘッドマークが客車の色とマッチしており、列車としては好印象でありました。



昭和60年7月7日 東大宮操車場にて イベント列車&撮影会
私が直接参加した唯一の定員制撮影会です。上野からお召塗装のEF8181+EF5889が重連で旧型客車を牽き、常磐・武蔵野貨物経由で東大宮操車場へ行くという、当時ではファン垂涎のイベントでした。会場では、EF8181+EF5889やEF5861+EF5889、そして各機の並び、スハネフ14のテールマークの回しなどが行われました。運よく当たったので、友人と参加した次第です。



昭和63年12月23日 東北本線 西川口~蕨 D51498+FE5861牽引「オリエント急行}
D51498の復活記念運転で、上野~高崎間をEF5861の補機付で運転されました。このように、普段の運転ではトップスターである61号機も、時に脇役に回ることもありました。


昭和63年12月24日 高崎線 撮影区間不詳 FE5861牽引「オリエント急行}
上の写真の列車の返し運転です。撮影場所がなかなか見つからなくて、線路際に張り付いて準備を始めていたら来てしまい、慌てて撮った写真です。パンタは切れるは、編成は切れるは・・・。自分でもあきれてします。


今も活躍している同機ですが、車齢からしてもいつまで持つのか、予断を許さないと思います。細々とで構わないので、末永い活躍を願います。
コメント (2)
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