この半年で、わたしは大きく変わった。
昨夜、日記をまとめて記入していてそう感じた。
(日記って、まとめて記入するもの?)
毎日、記入するから「日記」というのだが、わたしの場合、備忘録だ。
努力しても成果につながらす、悶々としていた、この半年。
ようやく光明が見え出した。
仕事や家庭・家事の話なら、他の人が聞いても、「頑張ったですね」と言ってもらえるかも知れない。
が、そうではないので、あまり声を大にして言えないのが辛いところ。
(でも、家族の人生のビッグ・イベントはあったが)
趣味の話を書いても、うんざりされるだろう。
しかし、趣味が不思議と、世界を広げた。
知らない人々と交流を持つこともできた。
去年は、パリ一本槍。
今年は、社交ダンスにかなり集中的に力を入れた。(熱をあげた)
なにがなんでも目標の期間内に上手くなりたい、と、がむしゃらに、闇雲にやっていたが、
それを続けていると、方向性が見え出してきた。
先輩や出会う人々の意見やアドバイスも取り入れた。
最良と思えることは全て取り入れたけれど、結果は見えない。
その期間がけっこう、あった。
どうしてだろう?と思ったが、乗り出した船は、漕ぐしかない。
素晴らしくお上手な方のダンスを見て、落ち込んだ。(前なら、目を輝かせるところだろうけれど)
わたしは、まだまだダメだ。程遠い。向いてない? 頭打ち?
そう思ったけれど、自分が出来る限りのことは続けていた。
出会う人々には、痛烈な言葉を投げかけられ、いつまでもそれは続いた。
少しぐらいは、上向きになっているのでは?と期待したが、評価は、いつも同じで、ダメだった。
「ヘタ」と言われ続けた。
お上手な人に踊ってもらえるようにならないと、上達しない。
ヘタな人といくら踊っても、向上はない。
だが、上手な人は、ヘタなわたしと踊ってくれない。
上手な人に踊ってもらうには、わたしが、上達するしか方法はない。
「あと三年もすると、すごく上達しますよ」とよく言われた。
が、あまりお上手じゃない人に言われても、たいして嬉しくなかった。
(第一、それ、誉め言葉じゃないし)
気づくと、半年が過ぎていた。
とりあえずは、ほんの少し、手ごたえを感じたので、次の段階まで、あと三年の辛抱。
頑張ろうと燃えている。
家事もこれぐらい、頑張れば、家族は大喜びなんだろうけれど。
ああ、料理が特にヘタ。いや、掃除が、飛びぬけて、だめ。
いや、整理整頓がだめ、あれが、だめ、これが、だめ・・・
家事全般が、ひどい。
(昨夜の晩御飯は、とりわけ、ひどかった。
あまりの不味さに、はじめは、材料のせいにしていたが、次第に自分でも、情けなさに腹が立った)
心遣いが、根性が終わっている・・・
完ぺき主義の正反対で長年やっていると、こんないい加減なことになっている。
いや、すべきときには、一度にまとめてするから、大丈夫だ(と、自分では思っているだけで、きっと出来ない)。
喜んだあと、次の瞬間に、即、凹む。反省タイムがやってくる。
これの繰り返し。
バイオリズム。一喜一憂。喜怒哀楽。
自分だけの小さな世界で、浮き沈みしている。
でも、あっぷっぷと溺れることはないようだ。
わたしは、けっこう、スタミナがあって、タフなのだ。
そんな奴が、自己防衛やら自己正当化やらをすると、手に負えない。