忙しい行事の谷間。
なんにもしてないのに、そわそわしている。
蝉がジージー鳴いている。
大きな蝉が2匹、網戸に貼り付いて動かず、ぴくぴくしていた。
このまま、張り付いたまんま、死んでしまったらどうしよう。。。と下娘は、危惧していたが、
知らないうちに、姿を消していた。
やれやれ。
夫婦か、恋人か、兄弟か?
おそらく、夫婦だろう。(夫婦と恋人との違い・差が、ないように思うが)
やっと晴れて大人になったと思ったら、ひと夏で、死んでしまうのか。
背中で、甲子園野球のTV。
誰も見ていないが(誰も回りにいないので)、一応、夏の風物詩。
終戦記念日にまつわる、きなくさい事件が遠くの島で起きたと、ニュースで知り、とてもこころを痛めている。
あいかわらず、蝉はジージー、音量を増している。振動も増しているようだ。
背面から校歌が流れる。作新学園が、勝ったようだ。
姉一家は、この暑い中、我々きょうだいの実家の庭で、一家総出でバーベキューをした。
母一家を含め、4家族プラスアルファ、4世代。
最大動画サイトにその様子がアップされているが、POPな音楽つきで、すてきな編集になっている。
プロは、やっぱり、プロだけのことはある。(同行した、ご一行様、一族のなかに、プロがいる)
動きがある。
躍動感、シズル感(=食べ物の瑞々しい美味しそうな感じ)が伝わってくる。
若い人は、やはりエネルギーがある。
イベントを企画し、ひっぱっていってくれたのも、若い世代。
とても頼もしく映る。
さて・・・
今日は、この暑いのに、片道20分かけて、徒歩でスポーツクラブに行く。
めげそうだ。
一度、決めたらどこまでも。
一旦、サボると、止まると、ずっとサボりっぱなしになりそうで、こわい。
(時としては、サボったりする日も入れないと、
あまり無理をして頑張ると、苦痛になって、長い目で見ると続かないかも・・・。
でも、もう7年目)
あと少ししたら、がんがん、ぎんぎん、お日様が殺人的に容赦なく降り注ぐ中を、
汗だくで、歩いて出なくてはならない。
あの、真夏の午後のいちばん太陽が高い時間の日差しは、日傘ぐらいでは、防ぎ切れそうもない。
熱射病やら、めまいやらして、道の途中で倒れたらどうしよう・・・・
しかも、その先は、スポーツクラブ。
なんか、本末転倒っぽい気もする。
スポーツクラブでは、
プールで倒れる人や、サウナで倒れる人、お風呂で倒れる人・・・
お年寄りがメインメンバーなので、スポーツをしに行ってるんだか、なにをしに行っているんだか。
いずれ、自分も行く道。
「なんにもせずに、暑い家にいるよりは、ずっといい」
と、ご年配のご婦人たちは、仰る。
家では、なにもすることはなくても、外出しても、外出先では夫のご飯の用意が気になり、
追われるように、そそくさと夕方には切り上げられる。
立派なオクサマ方ではないか。
夫たちに、調理を躾けられたら、もっと偉業かも知れない。
なにもすることがない、年配の人々って、羨ましい。
「健康」があるうちは、皆、黄金の時間を大切に使わなくては、絶対に悔いが残る。
健康なのに、好きに時間を使えない人もいる。
しかし、80歳を超えると、とたんに、どんな健康な人も、あっちこっち身体の不調が出てくる。
(もっと早くから、若くから、発症する人もいる)
身体がしんどいと、こころも弱る。
脳が不調の人も、高齢になると、その比率は大きい。
本人も、家族もたいへん。
そうなる前の、黄金の時期は、とても速く過ぎ去る。
高齢の本人も、家族も、時間よ止まれ、の心境だ。
いったん、黄金の時間がストップし、灰色の時間が動き出すと、また、違うステージに移行する。
その先が、灰色から暗黒になるのが、速い人、遅い人、すんなり行く人、えらいことになる人、人それぞれ。
そして、いろんな、すったもんだの展開の後、静かに、この世とお別れする。
この、あの世へ行くまでの展開だけは、予定も計画も立てられない、自分ではコントロールできないものだ。
偉い人も、バカな人も、立派な人も、ダメな人も、自分ではどうにもならない。
わたしの私見だが・・・
人も年を取ると、それまでは、まったく興味も理解も示さなかった自分とは違う世代の人に対して、
今までとは違った思い入れをもって、見るようになる。
自分より上の世代、下の世代に対する想いも深くなる。
歩んできた時間の重みか。
助け、助けられ、互助の精神で、スライドしていけたらいいなあ・・・と
上の世代を見て、そして、下の世代を見て、切にそう思う。