蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

宇宙人も、昼ごはん、食べます

2012-08-06 | ブログ

ブログって、なんだろう?

人によって、使い方は、さまざま。
オフィシャルブログの色合いの濃いものもあるし、遠くに離れている知人への報告みたいなもの、
メッセージ、呼びかけ、啓蒙啓発系や、日記みたいなもの、
趣味のお披露目みたいなのや、食べログみたいなものもある。

5年前、わたしは、最初、おそるおそるブログをスタートした。
わたしの、隠れ「上から目線」ブログ・スタンスからすると、想像のとおり、ほぼ、一方的発信となった。
とっつきにくいブログには、読む人はコメントする気も起こらず、その結果、ブログの反応が直接伝わってこない。
なので、真っ暗な中、土をかきわけかきわけ、手探りで進んでいた、モグラ状態だったが、
モグラはモグラで、けっこう、楽しくやっていた。

ネットサーフィンをして、他のブログをちらちら見たりしてみると、
ごく限られた、些細な日常の出来事を、時には写真つきで羅列した内容に、
ブログの知り合い(あるいは、リアル友)が、
「よかったね」とか、「わあ、きれい」とか、「おいしそう」とか、「かわいい!」とか、
お互いを訪問してコメントしあう、「おんなの子・仲良しブログ」、「お友だち行ったり来たりブログ」が多く目についた。
日々の通常の出来事にいちいち、何人もが寄ってたかってコメントしあう、そんなのは好きでなかったので、
人の来ないブログでも、毎日、チマチマ煩雑な、あんなのよりはいいなあ・・・と思っていた。
まあ、ブロガー本人は面白いのかも知れないけれど、読んでいるほうは、まったくどうでもよく、興味もなく、おもしろくもなんともない。

リアルの世界での行動特徴とも似ているかも知れない。
わたしは、つるんで、「そうね、そうね」と口をそろえて、団体行動は苦手なので。
好きなように一人で行動するほうが、気楽だ。

多くの人が集まらない、人里離れたところにある、わたしのブログ。
人から見れば、実用とは程遠い、どうでもいいもの、役に立たないもののオンパレなのだが、
人には人の好みというものがある。
実用に秀でた人には、その分野をお任せし、くだらないことに秀でた人は、これまた、その分野をお任せし、
わたしみたいに、自己のなかでぐるぐる回って、無駄に時間を費やしている人間は、
これまた、任せていただくことはないにしても、こんな一人遊びして楽しんでいる人もいるのか・・・・と、
不思議に思っていただくのも、それはそれ。

人には人の楽しみ方があり・・・
それを端からとやかく言うのは、ヤボであって・・・

まあ、なんです・・・、その・・・話はどこまで行きました?

わたしの場合、こんな人間なものですから、リアル友も、「わあ、きれい」とか、「わあ、おいしそう」とか、
そんなことをいちいち言ってくれるタイプは、あまりいなくて、
「えー、そんなことやってんだ」とか、「またまた、そんなことに夢中になって」とか、
お腹のなかで、思うだけで、いちいちコメントを寄せてくるほどの暇人はいない。
各人、自分の道を突き進んでいる人が多いように思うので、人のことに首を突っ込むヒマがあまりないように感じる。

人のことを気にする余裕があれば、自分のことに目を向けるのかも。
(人を手本にしたり、反面教師にしたり、どうしても許せなければクレームをつけたり・・・そういうことはあっても)

ということで、おんなの子ブログでも、もりもり働き者主婦ブログでも、なんでも相談・智恵おばさんブログでも、
サロン・マダムブログでも、なく・・・・
不思議な、役に立たない総合商社「蝶」ブログとなったわけである。

(ちなみに、蛇足中の蛇足だが、
自分のことを「キラキラ主婦」と名づけて、輝く主婦のお手本にしてください、というブログを見つけて、のけぞった・・・)


世の中に、なんの役に立たなくても、こんな無駄なものが、ひとつやふたつ、あってもいいのでは・・・
そんなノリだろうか。
今の、省エネ時代には、あきらかに逆らっているし、
未曾有の大災害の後、節電やら、世の中のムードが変わっているのに、
ひとり、ぬーっとして、なんだか違う宇宙で、昼ごはんを食べているような・・・

と、自分のブログを分析してみた。
が、まともなことも書いている時期もあり、ちょっと硬く、眠く、
昇華しきれてない(消化しきれてない)ことも多々あるが、(いや、昇華は、死ぬまで無理)
常に生涯、落ちこぼれ研修生のわたしなので、まあ、こんなものだろう。

ブログを通して、数々の師匠に出会い、切磋琢磨していきたいと願うのだが、
あいかわらずの、宇宙人のわたしには、共通言語が見出せないこともある。
ボディランゲージやアイコンタクトで、補いたいところだが、それはどうやら無理なので、
果てしなく広がる想像力、好奇心で、追究してみようと思う。

ご近所ブロガーさんたちをはじめ、みなさま、ときには、ためいきをつきながら、うとうと眠くなりながら、
何卒ご協力お願い申し上げます。

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本日は、いつもの梅ちゃん先生の時間帯に、原爆式典。
黙祷。
忘れてはならない惨事。平和への努力。感謝。