13、14日は、夫の実家で、結婚以来、一度も欠かしたことのない恒例のお盆行事を行い、
いま、さきほど、自分たちの家に帰ってきた。
帰宅後、ほんの少しだけ、あちこちブログを見に回った。
わたしが好きなブログのみなさんは、どうやらお盆など、あまり関係ない方々が多いようだ。
ひとそれぞれ、背景も違うし、生活環境も違うんだ・・・って、あたりまえのことを今さらながら思った。
日本には、お盆休みというものがあって、キリスト教の人にとっては、やったー、ラッキーとなるのかも知れない。
お盆は、日本人には、切っても切り離せない、宗教に起因する行事である。
盆と正月というと、1年のうちの大きな区切り、ハレとケの比喩に使われたりする。
ちなみに、わたしの車は、盆と正月に、突然、いきなり、ストライキを起こす。
去年の年末、大晦日に、夫の実家で突然、動かなくなり、でも、あくる朝、元旦はご機嫌を直して、動き出した。
びくっとさせられた。
そして、また今年の、このお盆。
お盆のため、夫の実家に行く前日、12日に、いきなり急に動かなくなり、車屋さんに連絡すると、
お盆休みなので、修理はお盆明けになるそうな。
お盆のお務めに、夫の実家に行けないではないか。
とりあえずは、行きは夫の車に乗せて行ってもらって、帰りは、ちょっと奥の手を使って(営業車を臨時使用して)、
どうにか、自分たちの家に帰ってきた。
義母に、盆と正月にストライキを起こす、わたしの車のことを話すと、
「そういう因縁なんやねえ」だかなんだか忘れたが、なんらかのコメントをもらった。
(けっこう、面白いコメントだったのに、忘れたってとこが、情けない・・・)
うちのテレビは、いまどき、どこの家にも置いてないような、超旧式の、薄型と対極の、どっかーんとした年代ものなのだが、
予約もしていないのに、定時に突然、消えたり、ついたりする。
しかも、いつもテレビショッピングの番組に勝手に変わる。
映りが悪く、いよいよ、いざ、新しいものに変えようとすると、今までとは取って代わったように、急にキレイに映ったり、
買い替えを思いとどまらせようとする動きを見せる。
どうも、我が家の電化製品は、女あるじに、似たところがあるようだ。
日ごろは手抜きし、いざ、クビになりそうになると、急に、とってつけたように、働き出す。
芸のない命乞いであると言えるが、魂胆が見え見えで、よくない。
急場をしのいだら、また、いつものぐうたらになり、映りが悪くなったりする。
そうやって、だましだまし、今日に至っている。
冷蔵庫もそうだ。
この暑いのに、温度表示のサインが、消えそうに点滅し、悪い予感がしていると、
中が冷えずに壊れかかったり、かと思うと、息を吹き返したり、気ままな冷蔵庫だが、
冷凍庫には冷凍品をどっと保存しているので、気が休まらない。
関電の計画停電より、ずっと深刻で、たちが悪い。
ワインクーラーも同じだ。
もう、だめだ、捨てよう、ここまで長期に動かないとなると、意味がない、と、重い腰を上げようとすると、
いきなり、グイィーーンンと、精一杯の音をたてて、動き出す。
なんだ、あのワインクーラーは?
わたしと、そっくりではないか。
どれも、これも、わたしみたいな動きをする、我が家の家電や車たち。
長年、いっしょに暮らしていて、女あるじの悪い病気が移ったようで、本人としては、非常に、気が悪い。
あてつけか?
笑うに笑えない。
ばーんと、全部、新しいものに買い換えようか?
そういう英断もできず、だまし、だまされ、ポンコツ機器も、そして、わたしも、今日まで、生きながらえている。