蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

最大の苦手は、食事づくり

2012-08-22 | 日々のこと

ほんの、ちょっとした空き時間を利用して、ご近所さんブログをまわり、自分のブログを更新している。

いま、ゲストが来ているのだが、
いつもは人がいない無人に近い我が家に、人が来る、しかも、何日も泊まる、そして、三食オサンドン。
そう考えただけで、部屋の整頓、掃除、食事、ずいぶん、気が重くなっていたが、
実際に、人が来ると、人の交流、空気の流れが出来て、悪いことではない。
というか、むしろ、いいことだ。
ただ、メニューを考えるとアタマが痛い。
料理を作り始めてから、何を作るか考えるところあたり、このブログと同じだ。
(このブログも、入力しはじめて、ちょっとしたあたりで、なにを書くか考えている・・・)

計画を立てられない性格、能力の持ち主は、本当にツライ。
じつは、献立を考えようと、真っ白な大きな紙に、曜日、朝、昼、晩、と、メニューを書き出そうと試みたのだ。
ところが、実際に書かれているのは、
○曜日、夜、お寿司(買ってくる)&冷しゃぶサラダ
△曜日 夜、外食
12回の食事のうち、2箇所だけ埋められ、あとは、朝、昼、晩、真っ白け。用紙は、余白だらけ。
具体的な予定は2回だけ、たった、それだけだった。

しかも、外食は、予定通りには行かず、家での食事になった。
そして、夫に、「少ない」と言われ、あてつけのように、缶入りおかきをぼりぼり食べられた。
さらに、「パンないか?」
と要求されたが、上娘がとっさに、「やめとき。そんなカロリーの高いもの」
と即、却下したので、空腹のまま、不満が募っていたようす。
しかたないので、お茶漬けを作って(作るというほどのことは、ないにしても、だ)、夫の腹の虫を抑えた。

この食のセンス、明らかに、おかしい。
昨夜のわたしのメニューは、完璧に和食オンリーだった。
確かに、おかずに、偏りはあった。
5つあるおかずのうち、酢の物が3つ、特に、3つすべての惣菜にキューリが入っていたので、一見、どのおかずも薄緑。
居酒屋の突き出しメニューみたいで、どれも、すごく少量でもあったので、
夫のお腹を満たさないのも、いたしかたないといえば、しかたない。
(わたしは、味に自信がないので、不味いものをたんまり食べさせられては気の毒だろうと、どのおかずも、少量にした。
へんなところで、へんに謙虚)

今、書けば書くほど、反省ばかり。
でも、昨夜は、夫に言われてすぐ、すんなり素直に反省には直結せず、
口をひょっとこみたいに突き出し、へそを曲げていた。
この酢の物に、なんで、パンなの?と。
一昨日の夜ならいざ知らず。(シャンパン、赤ワインと次々と空けた)
昨夜は、ビールのあとは、日本酒。
パンは、どうみても合わないでしょーー?

まあ、なんでもいい。
その日が終わればそれでいい。
せっかく来てくれているのに、献立でアタマを悩ませていたら申し訳ないのだが、
わたしは、食事作りは、苦手中の苦手。
数学や、物理、化学ぐらい、大の苦手。(あ、掃除も負けず劣らず、苦手)
毎回、毎回、ご飯作るのって、けっこう、たいへんだ。
それより、食べさせられるほうが、もっとたいへんだ。

料理がヘタな母親を持った宿命と受け取って、まあ、家族全員、あきらめてもらうしかない。

(買ってきたお惣菜を、うまく手作りのものとドッキングさせるテクニックは、けっこう、うまいと自分では思っているのだが、
そんなの、だめか?)

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