蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

ごった煮カルチャー

2013-03-22 | 日々のこと

昨日は、嫁家のお墓参りをした。

信仰深い地でもあり、まわりのお墓は、ぴかぴか。
お花も美しく入れられていた。

そもそも、わたしは、宗教に関しては、似非(えせ)信仰者であると思っている。
宗教は冠婚葬祭につきものであるが、祝い事はクリスチャン、弔い事は仏教。
節操もなにも、あったものではない。

結婚式を神前で、だが、ウエィデングドレスという、超・中途半端ぶり。
白無垢和装でやるか、
ドレスなら、チャペルでやれば、統一感があるのだが、ここは、あえて、はずすところが、ミソ。
ミックス・異宗教カルチャー。
しかも、キリスト教に関しては、信仰もさることながら、学校の授業でかじった程度で、ほとんど知識がない。

バレンタインデーのチョコレート、クリスマス・イベント、プレゼント、ケーキ、・・・
食品業界の手玉に取られて、喜んでサイフのヒモを緩める。


最近、年のせいか、礼節・伝統的な行事も、そこそこ意識し始めた。

その手の話は、ブログ村においては、カテゴリーが違うように感じる。
自分が若い頃、年寄りの、堅苦しい話が苦手だったように、
読む側にとっては、もっとも、つまらない読みたくない話かも知れない。

わたしは、いままで、いい加減だった分、
これからは、襟を正し、少しでもかつてのフマジメ分をリカバーしようとしているのだろうか。
正しい歳の取り方、まっとうな年寄りへの道を、ひた走る、いや、とぼとぼ歩こうとしているのだろうか。

ひとは、ひと。
自分は、自分。

残された年月を考えると、自分が気持ちいいと思える道を歩きたい。
だらっとしているのも、おおいに、気持ちいい。
だが、きりっと、空気が澄んだような、凛とした張り詰めた冷たさも、嫌いではない。

 

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