gooさんのユーザーサービス「アピールチャンス!」で、興味あるタイトルを見かけた。
さっそくそのブログを覗いてみると、いつものわたしのお馴染みのあの方(goo紅アイコンのユメさん)が隣の席で閲覧されていた。
やあ!今日もご一緒しましたね!と声をかけるすべもなく、知らん顔して(声をかけようにもコンタクトのしようがない)そのブログを各々が楽しんだ。
わたしは楽しんだが、ユメさんは、楽しまれたか?それはわからないが。
興味ポイントが同じであること、たまたまgooの自分の解析ページを開けていた時間が一致していた偶然にも、驚いた。
外国の旅先で、小学校の同級生に会うようなかんじか?
まあそれはそれとして、、、、、
「アン・オーソドックス」だったか何かの映画のタイトルで、映画の内容を詳しく紹介されたものだった。
一般の映画ファンとはまた違うシャープな斬り口だと感心していたら、やはり、その道のプロの方だった。
といっても映画関係者ではないが。
わたしも、過去に(20年以上前?)この方と似たような職種の人と仕事を通じて知り合ったことがある。
大昔のわたしのブログにも書いたことがある、このお方。
わたしごとき俗人の手には負えず、あっさり喧嘩決裂した。
感性が違うようだ。
わたしは普通一般の感性であり、切れてもいないし、とんがってもいない。
だから、その人の芸術がとんと理解できなかった。
それならそれで、別に喧嘩することもないのだが。
なぜか、取っ組み合いはしないまでも口先バトルとなり、「お前の顔なんか二度と見たくない!」「こっちこそ!」という展開になった。
今ならあんなことにはならないと思うが、若いってことだ。
ストレートなんだろう。
芸術家の芸術を、理解できないからといって否定してはいけない、と、わたしは良い勉強になった。
これは、何も芸術に始まったことではなく、全てに言える。
「わからないわ、わたし」ぐらいにしておけば良かった。
そうなら「ふん、お前みたいな俗人にはわからんだろう」で収まったはず。
なんだったんだろう、、、
て、じつは、あれこれ思い当たる節や心理があり分析可能なのだが、書かない。
うやむやにして、ユニークな思い出として、ニヤニヤするのが程良いように思う。
あの時、へんに理解していたら、深みにハマるところだった。
ああ、わたしは凡人で良かった。
というか、わたしの無意識の直感みたいな動物脳が、きっと拒否したのだろう。
いや、たぶん、単純に、損得勘定や算段が働いたと推測する。
損得勘定は人間脳を通過せずに素早く働くようだ。
たぶん凡人とか俗人のとか、そういうくくりではないだろうけれど、切れそうな鋭利な刃物には近寄らない、触らないこと、と動物脳に指令されたと考えられる。
切れない木刀が、わたしには合っている。
ちなみに、ユメさんは、どうしてあのブログを訪れたのだろう?
なんとなくわかるような気がするような、わからないような。
ブログをブックマークしておかなかったから、あの映画ブログは多くのブログの海に紛れ込んでしまった。
しかし、縁があれば、また目にすることもあるだろう。
楽しみにしておこう。
あ、そう言えば、わたしは映画ファンだったことを思い出した。
ハリウッド大作ばかりではない、ちょっとマニアックな秀作を観てみたい。
今後、足腰が動かなくなっても楽しめる趣味がまだ残っていることを再認識して、大いに喜んでいる。