蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

アクセクのんびりしよう

2020-04-16 | 日々のこと
さあ、はやく、のんびりしよう!
焦って迫るものがある中、はやく、はやく、急いでのんびりしよう!

無理。
このシチュエーションで、のんびりはできない。
○時○分から○時○分の間の3分間、のんびりしよう!
って、出来る?

3分間、息を止めるのは無理。
3分間、目を閉じるのはオッケー。
ただし、わたしの場合、その後、居眠りにつながる。

のんびりには、適切な時間がある。
○○し始めるまでの時間、のんびりしよう!
と、静動のメリハリがあると、静も動も相乗効果がある。
ずーっと、いつまでかわからない未定期間、のんびりするのは、のんびりとは言わない。
そして、自由を伴ってこその、のんびり。

で、ちびっ子たちがもうじき、やって来る。
父親に連れられ、彼の出勤時途中に、ポイと我が家に投入される。
ああ、、、
保育所。市から休業指令のため、特別枠以外の子供たちは、Stay home!
もとより小学校は早くから休校だし。
ばあちゃん宅に押し寄せてくる、ちびっ子ギャングたち。

はやく、のんびりしなければ、、、
焦ると、なかなか、のんびりできない。
今のうちに出来ることは、のんびりすること!!!そう思うと、益々、のんびり出来ない。
焦る、、、

末孫、女王様Cが、今、一番ややこしい。
今は少しマシになったとはいえ、保育所に迎えにいくと、ばあちゃんの顔を見つけるなり泣く。
こっちが泣きたい。
それまで機嫌が良かったのに、保育士さんから離れようとしないので、保育士さんにかえって気を使われたりする。
というか、まだオシメ年齢なら仕方ない。諦めの境地。
が、彼女が大きくなったら、「あんたは、こんなのだったよ」とネチネチ言ってやろうと根に持つ、大人げない、ばあちゃん。

と、こんなことを書いている間に、刻一刻と、のんびり時間は短縮される。

そもそも、のんびりって、何?
何もしなくていいこと?
手かせ足かせがないこと?
まるっきりの心身自由なこと?
その黄金の自由時間は、状況や天気や時間の長さなどによって、使い方が異なる。
わたしの場合は、ほぼ100%気分による。
ごく稀に、電話やLINE、メール、SNSで、気分優先できないこともある。
しかし、どれも放置しておくという選択肢はある。
が、電話は放置できない。リアルタイムで応答する。
あーでもない、こーでもない、あーだこーだと長電話が意外に楽しかったりする。

ちらと2階に上がる。
娘たちが表現するように、娘たちの元個室は、1室、1室、不要品に侵食され、1日、1日、確実にゴミ屋敷と化している。
でも、カンタン。
その気になれば、全てゴミ。
まず、3分の2は、古紙回収の日に出すべき紙ゴミ。
ダンボール箱2つ分ぐらいは書類保存して、あとは、全て捨てる。
すると、フローリングの床が顔を出し、建築設計プラン当初の広々ライブラリー空間が復活する。
1つ、スッキリすると、徐々にプラスのスパイラルが起こり、他の部屋も不要品を処理できる(はず)。

コロナで世界中の人々の意識や行動が変わったように、わたしの断捨離意識もそれに乗っかって変わるかも?
一気には無理。少しずつ。
先ずは、助走、序章から。
「これは不要品 or not?」と、一つ一つ選別しなくていい、なんの考えもいらない、紙ゴミを処理するだけで、ぱあっと一気に明るくなる、、、のは充分承知の上。
誰でも代わりにできる単純作業。
だが、楽しみは、もっと先に取っておこう。

紙ゴミは、そうやって簡単なのだが、問題は、衣類。
これは、ちょっと、、、複雑怪奇、精神的に意識改革するのに、まだ時間がかかる。
前は、必要なものだけ取り出し、不要品込みで家まるごと処分したという荒治療だったから、わたしの変革にはあまり期待できない。

まあよろしい。
わたしの家なので、誰も文句を言う筋合いはない。
子供たちは、こういう親だと、反面教師もいいところなので、ほぼミニマリストに近い。
モノのない贅沢を存分に味わっているようだ。
よかったねー。

わたしは、モノに占拠されてはいるが、束縛されない自由時間を楽しんでいる。
て、期限付き。
のんびり時間が、減ってきた。
ちびっ子たちの足音がする前に、はやくのんびりしなければ、、、
アクセクのんびり、しなければ、、、