蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

動物脳

2020-04-05 | ブログ
昨日は、新記事を更新しないにもかかわらず、(わたしにとっては)たくさんの「いいね!」をいただいた。
これは自力ではなく、gooさんの、ユーザーサービス、おまけ機能を活用したのだが。
皆さまはじめまして、、、ドギマギ、、、ありがとうございます。

で、それまで、書きかけていた記事を未公開にしてしまった。
これで、2つめ。
これは、へんに自意識過剰になり、保身の心理である。
せっかく拍手してもらっているのに、次から次へとなんの検閲も厳選も、チェックもせず、ただただクシャミが出そうだからクシャミする方式のブログ記事公開に、待ったがかかった。
ほとんど同じ狸の焼き物がズラリと並んだ工房、お腹の膨らみがあと2ミリ足りない、、、などと、一見全く変わり映えしない狸の焼き物でも、作家ならプライドがあるだろうものだ。
ロダンの「考える人」は、たくさん作品があるが。
ロダンと自分を同じ土俵に入れる気はさらさらないが、スケールは違っても、自分の表現したいものは、なんでもかんでもではなく、ある程度、自分が納得したものでありたいと、わたしの理想論。
過去にアップしたブログ記事を見ると、なんでもかんでも、だが。

だが、動物脳のわたしが、これをやり始めるとろくなことがない。
アタマで考えると逆効果。
動物脳の辛いところ。
はやく、人間脳に戻りたい、、、が、動物脳で長年の生きてきた年数だけの思考回路は、そう一筋縄では変貌しない。
まあ、いつもの、単純な、気分とノリで指先をくるくるスマホを動かしている。

で、話は変わり、、、

昨日見た夜のトーク番組。
一つめは、Eテレ。12チャンネルNHK教育放送。
人形劇作家と、演出家。
何を言っているのかよくわからないままに、きっといずれわかるだろうと、辛抱強く最後まで見た。
学校の英文解釈問題で、知らない単語がどんどん出てくるが、とりあえず最後まで読もう、というのと同じノリ。

演出家の人が言っていた。
芸術を理解するのは、上澄みの人だけ。
理解したがっているが、理解できない人を相手に公演などを行うと、その素人さんから教えられるものがあるとか。
すごい上から目線発言だが、素人にわかりやすく説明してくれている。
東京を離れ愛知県?だったかに、活動拠点を移し、創作活動されている。
東京では、ピンポイントで、1万人のうち、たった一人の人に受けたとしても、周りから東京に多くの人が(3000万人)集まるから東京では3000人になる。
それで成功したと見なされる。
そんなグルメメニューを目指していたのか?と演出家は自問し、拠点を移したそうだ。
真摯だ。
成功に対する思いが、やはり芸術家は俗人とは違うと感じる。

セリフ役と動作役を別々の人に分けて演じる試みで、役者は自分の演技を客観的に見ることができる、と。
伝統芸能である能と通じるようだ。

人形劇作家は、生き物ではないものに感情移入することの面白さをあれこれ言っていた。
世界中、どこでも、文化や意識、考えは違っても、共通する何かがあると感じる、と。

わたしは、演出家?(演劇家?)の言っていることのほうがわかりやすかった。
多分、話の順序が、最初が人形劇作家で、2番目が、演出家だったので、一人目の時は脳が動かなかったのだろう。
脳にもウォーミングアップが必要だ。

二人とも、共通点のあることを言っていた。
突き詰めると、同じような落としどころが見えるのだろう。

と、99パーセントの人には興味がないと断言できることを延々と書いた。
文章を斜め読みする練習にはちょうど良いかと。
スキップ読みのテキスト練習問題にオススメ。

で、更に次のNHKのコロナ、トーク。
歴史家、漫画家、医学専門家が論じあっていたが、それぞれが論じている間、他の人たちは、大きく頷き、わかる、わかる、と同調していたが、ほんまかいな、と思ってしまったのは、わたしのアタマの回転が鈍いからだろう。
各人の論じた内容を書こうと思ったが、疲れてきた。
読む人は、芸術論より、コロナ論のほうが、ずっと興味があるだろうに。
放映順番が、芸術が先だったもので。その順番のままに、書いたわたし。
考えなしだけど、こちらの事情もあるので、もし、余力があれば、書き直そう。(たぶん、ない)

今日の〆は?

やはり、わたしはアタマで考えると、ろくなことがない。
動物は動物らしく動物脳でいけば、きっと面白いものが書けたかも?
いや、そんなことはない。

昨日の皆さんは、お互い、一期一会。
まあそういうことの積み重ねが、いろんな縦糸と横糸の綾を紡ぐ。