早春の光が溢れるなか、西梅田の地下街を御堂筋線から歩くと遠く、陰鬱な気分になる。天井が低いのと、場違いなオブジェ、噴水、造花、植込みは目立つが賑わいがない。御堂筋線から南に歩けば肥後橋駅、北なら中津駅、東なら天満駅くらいの距離で1.5km(不動産基準なら徒歩20分)だ。
開店15分前で先頭、すぐに次が。「行列はそろってから」の注意書きがある。チケットは後かと思ったら先で、いつもの和風醤油のチャーシュー大(1,080円)を買うつもりが鶏煮込みになっていたらしい。
座って間もなく、鶏煮込みそばが来た。白湯は初めてだが嫌味がないねっとりスープで味は違うが徳島ラーメンの一福を思い出した。粗挽き胡椒が良くあう。麺はしっとりとして熱量も含み東池袋の大勝軒を思い出した。チャーシューは2枚が柔らかいが、3枚は固めで筋と脂が多くそれぞれ半分くらい残す。
白葱と三つ葉、メンマが最後にのこり、とろとろスープのアクセントになり、なんとも楽しめる。
嫌味がなく、食後感も良い。たまには鶏煮込みも良いなと思った