「松田聖子と中森明菜」(中川右介 著)を読み、生き方と歌や衣装の表現方法の違いがよく分かった。というので中森明菜を聴く。Dynaudio Focus 340で聴くと、バック音楽の音量が大きく、エコー、ディレイのエフェクトたっぷりで歌が聴こえないというこの頃のよくあったラジカセ向けレコーディングだ。
意外だったのは、声があまり大きくない。声量というより、テンポとニュアンスだと感じた。特に、喉の湿った声は独自だ。口を開く、ア音とオ音に特に表情がある。
セカンドラブの流行った82年は、入社の年で、年末から研修で通った堺東への通勤で乗換の南海難波の駅で聞いたのを未だに覚えている