年長さんの★くんと、タンポポを摘んできました。
綿毛が開く前のつぼみは、どの子にもとても人気があるのですが、★くんも
「わぁ」とため息をついて、つぼみの中の様子を観察していました。
茎をはさみで切ってみると、中身が何もないストローの状態でした。
タンポポって白い液体出てくるんじゃなかったかな……?
植物の茎って、理科の本に出てくるみたいな水分が通る管とか、養分が通る管とかがつまっているもんじゃないの?
と、とにかくびっくり。
タンポポの花びらは何枚あるんだろう?
タンポポの種はいくつあるんだろう?
そんな問いを出しながら、花びらをばらしていくと、
ちょっと美しい花がかわいそうなのですが、
こんなに小さな花が、信じられないほど精密で独創的な作りになっているのがわかります。
こんな風にひとつな小さな自然としっかり関わると、
子どもたちはたいてい「自然に存在するものについてもっともっと知りたい」
という熱意を示します。
興奮して夢中になって、目をキラキラさせています。
そういえば、以前、NPO団体の小学校に出向いていく科学のイベントのお手伝いをしていたとき、こんな出来事がありました。
私は生きているアブラムシ(緑の小さい虫です)を子どもたちに顕微鏡で見せる担当でした。
小学生の子どもたちは、最初は悲鳴をあげて嫌がっていたのですが、
少しすると、アブラムシの生態に夢中になって、
「触らせて!」という子らが続出してびっくりしたことがあります。
子どもは、本物に触れるのが大好きなんですね。どんなものでも。
★くんのレッスンの話題に戻りますが、
小学校受験用のワークを使って、植物とその種を結ぶクイズや、果物の輪切りのクイズ、果物と果物の種を結ぶクイズをしました。
★くんは、算数が得意な子で、このクイズ以外の問題は満点だったのに、
易しく見える「ももの種はどんな形か」「りんごの輪切りはどのように見えるか」といった問題が解けませんでした。
プリント上では、「これが正解よ」と教えるのはやめて、
今回、タンポポを観察して楽しんだように
お家に帰ってから果物や植物ともっと親しんでもらうことにしました。
★くんは、教室の「忍者の箱」に夢中でした。
積極的にさまざまなものを作りたがりました。
剣、吹き矢、手裏剣などを作りました。
それだけで終わっていたのですが、一緒につぼみや茎も観察してみようと思います。
昨日、娘がパパと金魚すくいとして、金魚を持って帰ってきました。
初めての金魚の飼育です。金魚の動く様子はとても興味惹かれるようで、ずっと水槽を眺めています。本物って魅力的なんですね。
そうやって楽しんだことはありませんでした。
昨日は、ポピー摘みをしてきたのですが、
摘ませてもらえたのはつぼみでした。
それが、今朝には花が開きだし、その様子に、私が夢中です(^^ゞ
今、庭には苺、トマト、きゅうりが植えてあるので、
その様子も、娘たちと楽しみたいと思っています。