大きいサイズの2階建て(屋根裏部屋つき)の家作りを楽しんでいた、1〜2年生の女の子たち。
2階をセロテープで貼る段になって、「先生、これ貼っちゃったら、遊べないよ。だって、ドアから手を入れても……。」ぶつくさ言い出しました。
「えっ?このドールハウスの1階のところでも、人形とか動かして遊ぶつもり?」とたずねると、口をそろえて、「遊ぶよー!!」と返ってきました。
そんなあたり前のことを聞かないでと言わんばかりの女の子たち。
「だったら、2階がパカッとはずれて、遊べるようにしなきゃダメなんじゃない?」というと、それぞれ知恵を絞って、1階、2階、屋根裏部屋のそれぞれで遊べるお家を作っていました。
Cちゃんの家は、落ち着いた色合いです。
1年生のAちゃんのお家。
屋根と2階部分を横に倒すと、1階が現れて遊べるようになっていました。
が、Aちゃんはこれが気に入らない様子。
屋根と2階が壁面にプラーンとぶらさがっているなんておかしいとのこと。
「先生、2階をはずしても、ちゃんと立っているようにしたい」とAちゃん。
そこで、2階の壁に折りたたむと壁になり、開くと建物の柱代わりになる紙を貼り付けました。
Aちゃんのアイデアで、2階部分を倒すと、ピンクの床が壁になって新しい部屋が生まれ、下に駐車場スペースができる仕組みが完成しました。
やはり必要は発明の母でした。
Bちゃんのエレベーターつき2階建てハウス。
エレベーターはストローのレバーを回すと上下します。
算数の問題もみんながんばりました。