2、3歳の男の子たちのグループレッスンです。
遊びや物作りやお料理や実験などをしたあとで、最後に算数の学習タイム。
「何歳ですか?」とたずねると、指を2本立てる2歳児さん、3本立てる3歳児さん。
「それでは、お誕生日の時には何本ろうそくを立てたの?」とたずねると、
立てている指を得意そうにつきだして、「にー」「さん」と答えます。
「では、今からお誕生日。立てたろうそくをフーッと消すよ。
☆くん、ろうそく3本、フゥー、フゥー、フゥーと消せるかな?」と、
指で見立てたろうそくを、1本ずつ消す真似をすると、☆くん、上手にできました。
ところが、●くんは、フゥー、フゥーと2本だけ消しておしまいとしています。
「●くん、1本ずつ、フゥー、フゥー、フゥーよ」と言いますが、
やはり、2本だけ消す真似をして終わってしまいます。
まだ、1対1対応が怪しい様子。
それでもこうした遊びを通して、しっかり数について理解していくはずです。
電車のおもちゃを2台用意して、「3人に配るわよ」と言うと、
「はーい」と大喜びのお返事。
でも、1台を◆くんに。2台目を●くんに……と配ったところで、電車がなくなって
しまったところを見せると、その段になって、「えぇー!???」と驚愕した表情で、
おろおろする☆くん。
わたしが2台の電車を持っていた時点では、3人いる自分たちに配ると
足りなくなるかもしれないことは思いもよらなかった様子です。
「◆くんと、●くんと、☆くんで、3人だもんね。
電車は1,2……2台だもんね。足りないね。
さぁ、こっちからもう一台出して、はい」とケースから電車を出して☆くんに渡すと、
満面の笑みでニコニコしていました。
最後に、そうした算数問題をいくつか解いたところ、よほど面白かったのか、
「もうちょっと教室にいる~」とめそめそしている子がいました。
↑ ホットケーキを作っています。
「白いのが、だんだん黄色くなった!」とびっくりしながら報告してくれる
●くん。