小学4年生のAくんとBくんのレッスンで。
科学実験学習キットで、LEDを点灯させる回路を作った二人。
プラレールの列車が通ると、LEDが点灯すると言うしかけ作りにチャレンジしました。
じゃばらに折った紙を貼ったアルミはくに1本のワイヤーをつなぎ、もう一本のワイヤーはアルミはくから少しだけ浮かした状態でおきました。
じゃばらにレールを載せておきます。
列車を走らせてみるものの、LEDは光りません。
そこで、列車に重しを乗せてみたり、じゃばらを薄くしたりして、試行錯誤を繰りかえしました。
最後はちゃんと光るようになりました。
せっかくプラレールの線路をつないだので、この日の算数も、プラレールを使って学びました。
AくんもBくんも、学校レベルの速さの問題はきちんとマスターできているので、電車が鉄橋を通過した時、道のりが鉄橋と電車の長さを足したものになることについて、電車の先頭部分が進んだ部分にだけ注目するようにして、考えました。
二人とも、こうして目で見て考えている時は良くわかっているのに、プリントで問題をやる段になると、電車の長さを足し忘れたり、鉄橋の長さが二倍になると、電車の長さ分まで二倍にしてしまったりしていました。その度、プラレールの鉄橋のところに戻って、電車を動かして考えてもらうと、「あっ、そうか!」とミスに気づいていました。
トンネルの場合、「通過する」場合と、「列車が完全に見えなくなっている間」という場合、進む道のりが変わってくることに、とても驚いていました。