虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

2種類のビー玉コースターのエレベーター

2019-02-12 12:01:37 | 工作 ワークショップ

もうすぐ1年生になるAくんとBくんのレッスンでビー玉コースターを作りました。

Aくんがビー玉が転がっていく先に2つ穴をあけたところ、1つの穴にばかり落ちていました。

「こっちの穴に落ちないんだよ」と真剣に悩んでいたので、なかなか落ちない方の穴を

指さして、「こちらに落ちたら、失敗、ゲーム終了、ということにしたら?」と

いうと、「そうする!」と喜んでいました。

が、何度やっても、失敗しないことに不満の様子。

しまいにAくんは、何度やっても失敗しないことについて、説明書きをすることに

していました。

うまくビー玉が下まですべるようになると、今度は、「下まで来たら、

エレベーターで元のところに上がって、またすべる、ってなるようにしたい」と言いました。

そこで、どんなタイプのエレベーターにするか、空き箱を探しながらいっしょに考えました。

Aくんが選んだのは引き出し式の箱を使ったエレベーターです。

ビー玉がすべりおりて、箱にある穴に入ると、引き出しをひっぱります。

下の写真のように引き出しを引き上げると、レールの手前で、引き出しにある

穴からビー玉が出てきます。これでエンドレスループの完成です。

 

Bくんは、小さな箱にビー玉が飛び込むようにしました。

 

ビー玉の重さでエレベーターが下がると、もう一方の絵が描いてあるエレベーターが

上に少しだけ上がる仕掛けです。

 


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