もうすぐ1年生になるAくんとBくんのレッスンでビー玉コースターを作りました。
Aくんがビー玉が転がっていく先に2つ穴をあけたところ、1つの穴にばかり落ちていました。
「こっちの穴に落ちないんだよ」と真剣に悩んでいたので、なかなか落ちない方の穴を
指さして、「こちらに落ちたら、失敗、ゲーム終了、ということにしたら?」と
いうと、「そうする!」と喜んでいました。
が、何度やっても、失敗しないことに不満の様子。
しまいにAくんは、何度やっても失敗しないことについて、説明書きをすることに
していました。
うまくビー玉が下まですべるようになると、今度は、「下まで来たら、
エレベーターで元のところに上がって、またすべる、ってなるようにしたい」と言いました。
そこで、どんなタイプのエレベーターにするか、空き箱を探しながらいっしょに考えました。
Aくんが選んだのは引き出し式の箱を使ったエレベーターです。
ビー玉がすべりおりて、箱にある穴に入ると、引き出しをひっぱります。
下の写真のように引き出しを引き上げると、レールの手前で、引き出しにある
穴からビー玉が出てきます。これでエンドレスループの完成です。
Bくんは、小さな箱にビー玉が飛び込むようにしました。
ビー玉の重さでエレベーターが下がると、もう一方の絵が描いてあるエレベーターが
上に少しだけ上がる仕掛けです。