虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

詰将棋に似た先を読む力を育てる手作りゲーム 『ニュートリーコ』

2013-12-15 13:22:51 | 算数

簡単に作ることができる

詰将棋に似た数学的な『ニュートリーコ』というボードゲームの作り方を

紹介します。

 

写真のように5×5のマスと

色の異なるコマを3つずつ作るとできあがり。

 

<ルール>

最初に↑の写真のようにコマをセットします。

赤チーム、緑チームで、自分の色のコマを

タテ・ヨコ・斜めにまっすぐ3つ並べた方が勝ちです。

★ コマの動かし方に特徴があります。

順番に自分の色のコマをタテかヨコかナナメに動かします。

その時、相手のコマの手前かボードの壁まで止まることができません。

どこまでも滑って行くようにコマを動かします。

 

自分の好きな場所で止まることができないため、

3つ並べるには、何手順も先の

コマの動きを読んでいかなくてはなりません。

 

幼児や小学校低学年の子が将棋をすると、コマの動かし方を覚えることに

気を取られて、先を読むことまでできないものです。

このゲームは、シンプルな作りのため、幼い子たちも

自然に先を予測しながら遊ぶようになっていきます。

 

 

ネットで、『ニュートリーコ』で検索すると

オンラインゲームを楽しむこともできますよ。

 

クリスマスとお正月用に手作りゲームを作った1年生の子たち。

算数の学習もきちんとできていました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。