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ポカポカ~気持ちいいゴールデンウィークを過ごせそうですね。
私はこの連休は、科学クラブ 民俗学博物館 ちょこちょこ外出して息抜き そろそろ出版に向けて本腰入れて文章をまとめる 読書 家の整理
を予定しています。ゴールデンウィーク中のブログは、幼児教育のネタから離れるかもしれないけれど、自由な書きたいテーマで書かせていただこうと思ってます。
(科学クラブの様子も、アップしますね)
教育と社会について…もう少しだけ書かせてくださいね。
私は以前、介護施設でパートをしていたことがあります。
パートをはじめて数日後、お年寄りたちの相手…自分に合ってるなって感じていました。
というのも、私は子どもとお年寄りにはとっても好かれるタイプなんです。
(子どもとお年寄り以外は…?と聞かないでくださいね
)
仕事もすぐ覚えられたし、お年寄りたちの好みや要望も
それぞれ記憶しておいて、
快適に仕事をこなしていました。
実はその職場、教える先輩職員が気の強い人で「一回しか
教えないからね!」と、釘をさされて仕事を教わるのです。
それで、忘れたときには、どうすればいいかわからなくなる新人パートが続出…。
でも、私は、ものすごく鳥頭な忘れっぽい一面があるにもかかわらず、
こうした「一回しか教えないからね!」
を丸暗記するのは、とっても得意だったりするのです。(おそらく右脳で暗記しています)
で、かなり早くに仕事を覚えてしまって、
サクサクこなしてました。お年寄りたちからもかなり好かれて、
食後のお薬をぜったい飲まない~ってがんばってるおばあちゃんの口にも
おしゃべりしながらお薬をすすめるとす~っと飲んでくれたりしていたんです。
が、あるとき、上司に呼び出されて、
「職場の(先輩)Aさんが、あなたがきちんと仕事をしていないと言っているけれど…」
と告げられました。その上司は、私にすまなそうに冷や汗かいて、その話をしてくれました。
くわしく事情を聞くと、
私がお年寄りの着替えの手伝いをするときに
「靴下はかせますよ~」といった声かけをきちんとしていない、
ちゃんと手伝いをしていない、
というものでした。
その介護施設は、身体能力がいろんな人が来ていました。ですから、
全部、手助けして欲しい人もいれば、自力でできることはしたいという人もいました。
他の職員さんたちは、できる人も できない人もいっしょくたにして、
毎回「靴下はかせていらん!」と拒絶する人にも
マニュアルどおり「靴下はかせますよ~」と言って強引にはかせちゃう方法をとっていたのですが、私はその人ごとに要望を記憶しておいて、
手伝ってもらいたがっているところを
手助けしてたのです。
そのことを上司に伝えると「あなた保育所でパートしてたって言ったよね。あなたのやり方は、成長していく子どもへの対応。保育系の人は合わないんだな~こういう職場!」と返ってきました。
それと、
「ここはお客さんに喜んでもらうより、チームの和が大事なんだよ。」といったことも言われました。(先輩職員よりお年寄りに好かれるのはタブーらしい…)
理不尽だな~と感じたのは、
私と同時にパートをはじめた人で、
対人関係が苦手でお年寄りの相手がうまくできない…という人も
記憶力が弱くて仕事がさっぱりできない…という人も
先輩職員にどなられたりいじめられたりしながらも
上司からはお咎めなしで仕事を続けていたのです。
なのに、まだ一度も先輩職員から注意されたり叱られたりしたことがなかった
私は、本契約に入る前に「やめてください」と上から
言い渡されたのですよ…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_thunder.gif)
こういう時に、職場での評価=自分の価値
と捉えてしまうと、大きな間違いだな~と感じました。
確かに、この職場では、私の資質はマイナスの価値しか持ちませんでした。
が、その価値観にのみこまれず、
自分の能力をきちんと見つめれば、
自分の才能と言える部分、その生かし方、生かせる場などが、
浮き彫りとなって見えてくるのです。
たとえ自分に合わないと思える場でも
がまんしてがんばる努力も大事ですが、
その場での評価に左右されず、自分の長所や強みはきちんと守っていくことも大事だな~と思います。
それが最終的に、自分に適した仕事につながっていくのではないでしょうか?
私が介護の仕事をやめなくてはならなくなった理由は、「成長促進」という私の資質が、お年寄りが自分でやりたがっていることを取り上げず、効率が少し悪くても待ってあげたいと感じていたからです。
また「親密性」という資質も、この職場ではマイナスに働いたのです。
それでも
自分のしたい仕事をずっと追及していくと、
「成長の可能性をもっとも多く秘めているのは、一人ひとりが
一番の強みとして持っている分野である」というのは、よくわかります。
子どもの長所には着目したい!と考えていても、大人が自分の長所に着目することは「今さら…」という感じがするかもしれませんね。
けれど自分の良いところがわからないと、結局、子どもの良いところも見つけられないのではないでしょうか?
自分に自信がないと、身近な人の中に(特にわが子に)に自分の弱点や欠点を投影して見てしまいます。
自分について、肯定的にしっかり理解することは、
何より子育てのプラスになるのかもしれません。
私自身は、一般的な人よりできないことがたくさんあるものの、(事務仕事は最悪でしょうが…
)
自分が選んで創ってきた仕事の中では、
自分の資質が存分に生かせていることを実感しています。
子どもたちからも、「変グッズとか、変アイデアとか、子どもをその気にさせる変技とか、お母さんやっぱりすごいよね…変さを追求してるとこが…」と褒められますよ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kuri_1.gif)
自分の得意なことにエネルギーをかけることは
苦手なことにかける何十倍もの成果があげられるな~!
と感じています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_love.gif)
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私はこの連休は、科学クラブ 民俗学博物館 ちょこちょこ外出して息抜き そろそろ出版に向けて本腰入れて文章をまとめる 読書 家の整理
を予定しています。ゴールデンウィーク中のブログは、幼児教育のネタから離れるかもしれないけれど、自由な書きたいテーマで書かせていただこうと思ってます。
(科学クラブの様子も、アップしますね)
教育と社会について…もう少しだけ書かせてくださいね。
私は以前、介護施設でパートをしていたことがあります。
パートをはじめて数日後、お年寄りたちの相手…自分に合ってるなって感じていました。
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(子どもとお年寄り以外は…?と聞かないでくださいね
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仕事もすぐ覚えられたし、お年寄りたちの好みや要望も
それぞれ記憶しておいて、
快適に仕事をこなしていました。
実はその職場、教える先輩職員が気の強い人で「一回しか
教えないからね!」と、釘をさされて仕事を教わるのです。
それで、忘れたときには、どうすればいいかわからなくなる新人パートが続出…。
でも、私は、ものすごく鳥頭な忘れっぽい一面があるにもかかわらず、
こうした「一回しか教えないからね!」
を丸暗記するのは、とっても得意だったりするのです。(おそらく右脳で暗記しています)
で、かなり早くに仕事を覚えてしまって、
サクサクこなしてました。お年寄りたちからもかなり好かれて、
食後のお薬をぜったい飲まない~ってがんばってるおばあちゃんの口にも
おしゃべりしながらお薬をすすめるとす~っと飲んでくれたりしていたんです。
が、あるとき、上司に呼び出されて、
「職場の(先輩)Aさんが、あなたがきちんと仕事をしていないと言っているけれど…」
と告げられました。その上司は、私にすまなそうに冷や汗かいて、その話をしてくれました。
くわしく事情を聞くと、
私がお年寄りの着替えの手伝いをするときに
「靴下はかせますよ~」といった声かけをきちんとしていない、
ちゃんと手伝いをしていない、
というものでした。
その介護施設は、身体能力がいろんな人が来ていました。ですから、
全部、手助けして欲しい人もいれば、自力でできることはしたいという人もいました。
他の職員さんたちは、できる人も できない人もいっしょくたにして、
毎回「靴下はかせていらん!」と拒絶する人にも
マニュアルどおり「靴下はかせますよ~」と言って強引にはかせちゃう方法をとっていたのですが、私はその人ごとに要望を記憶しておいて、
手伝ってもらいたがっているところを
手助けしてたのです。
そのことを上司に伝えると「あなた保育所でパートしてたって言ったよね。あなたのやり方は、成長していく子どもへの対応。保育系の人は合わないんだな~こういう職場!」と返ってきました。
それと、
「ここはお客さんに喜んでもらうより、チームの和が大事なんだよ。」といったことも言われました。(先輩職員よりお年寄りに好かれるのはタブーらしい…)
理不尽だな~と感じたのは、
私と同時にパートをはじめた人で、
対人関係が苦手でお年寄りの相手がうまくできない…という人も
記憶力が弱くて仕事がさっぱりできない…という人も
先輩職員にどなられたりいじめられたりしながらも
上司からはお咎めなしで仕事を続けていたのです。
なのに、まだ一度も先輩職員から注意されたり叱られたりしたことがなかった
私は、本契約に入る前に「やめてください」と上から
言い渡されたのですよ…
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こういう時に、職場での評価=自分の価値
と捉えてしまうと、大きな間違いだな~と感じました。
確かに、この職場では、私の資質はマイナスの価値しか持ちませんでした。
が、その価値観にのみこまれず、
自分の能力をきちんと見つめれば、
自分の才能と言える部分、その生かし方、生かせる場などが、
浮き彫りとなって見えてくるのです。
たとえ自分に合わないと思える場でも
がまんしてがんばる努力も大事ですが、
その場での評価に左右されず、自分の長所や強みはきちんと守っていくことも大事だな~と思います。
それが最終的に、自分に適した仕事につながっていくのではないでしょうか?
私が介護の仕事をやめなくてはならなくなった理由は、「成長促進」という私の資質が、お年寄りが自分でやりたがっていることを取り上げず、効率が少し悪くても待ってあげたいと感じていたからです。
また「親密性」という資質も、この職場ではマイナスに働いたのです。
それでも
自分のしたい仕事をずっと追及していくと、
「成長の可能性をもっとも多く秘めているのは、一人ひとりが
一番の強みとして持っている分野である」というのは、よくわかります。
子どもの長所には着目したい!と考えていても、大人が自分の長所に着目することは「今さら…」という感じがするかもしれませんね。
けれど自分の良いところがわからないと、結局、子どもの良いところも見つけられないのではないでしょうか?
自分に自信がないと、身近な人の中に(特にわが子に)に自分の弱点や欠点を投影して見てしまいます。
自分について、肯定的にしっかり理解することは、
何より子育てのプラスになるのかもしれません。
私自身は、一般的な人よりできないことがたくさんあるものの、(事務仕事は最悪でしょうが…
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自分が選んで創ってきた仕事の中では、
自分の資質が存分に生かせていることを実感しています。
子どもたちからも、「変グッズとか、変アイデアとか、子どもをその気にさせる変技とか、お母さんやっぱりすごいよね…変さを追求してるとこが…」と褒められますよ
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自分の得意なことにエネルギーをかけることは
苦手なことにかける何十倍もの成果があげられるな~!
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先生の、そして皆さんも、自分への自信、そして柔軟性、そして楽観。
素晴らしいと思います。
私は、性格なのか環境なのか。
自信家で、でもコンプレックスも人一倍あり。
おかげで仕事上の柔軟性が足りず、上司というのが苦手で、自営業をしています。
会話能力や社会能力は、普通の水準と思いますが、やや孤独が好きです。
他人に合わせるときの理不尽さが少し重いからです。
私の子どもたちはどうなのでしょうか?
娘が(私のように)
つまらないプライドをもったりするとき。
無理に自我を曲げなかったりするとき。
ふと、不安になるのです。
こんな親はNGなのだろうか?
こういう親は、子どもにとって不幸なことなのかな?
時には、思ったりするのでした。
(思わないことが多いのですが。自信家なので。)
在宅は、その方のお家に入ってのお世話ですので比較的ご要望にそいやすく、また利用者さんからしてもご自宅なので自然とご要望がこちらに伝わりやすい環境ですので、喜んでいただけることも多いです。
私も施設で研修など短期間のみですが勤務したことがありますが、確かにチームワークや流れにそって動くことを求められるので、目の前の利用者さん、一人一人に適したケアがしにくいように思えました。
そんな中で何か言いたそうにされている利用者さんにかかっていて先輩からお叱りを受けたことがあります。その先輩は「時間との戦いだから」と言われ、なんだか悲しい思いをした記憶があります。
ふれあいが大切な場所なのに大げさに言うと「物」として扱うよう求められるような気がしました。そんな
施設ばかりではないと思いたいですが。。
今の仕事は「心地良い状態」に近づくためお手伝い、という感覚です。でも逆にお年寄りの方からいろんなことを教わり、パワーをいただき、いい仕事だと実感しています。