虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

100かいだてのいえ すうじかるた で楽しく遊ぶ

2017-12-11 13:38:58 | 虹色教室の教具 おもちゃ

『100かいだてのいえ すうじ かるた』はとても魅力的なおもちゃです。

教具としても価値があり、値段も手ごろです。

1~100までの数が書いてある絵カードは、縦に並べていくと

100階建ての家になるようになっています。

かるたとして遊ぶだけでなく、さまざまなゲームを楽しめます。

ただ、100枚となると、幼い子には手にあまる数量なので、

カードについている説明書通りに遊んでいると、途中で飽きたり、

そのため達成感が得られなかったりしがちです。

そうした遊び方を続けていると、数嫌いになる子も出てくるので

注意が必要です。

 

教室の子たちが好きな神経衰弱風の遊び方を紹介します。

数の絵カードを全て裏返します。(かるたの読み札は使いません)

順番に5枚めくり、同じ生き物のカードだった時は、

小さい数が上になるようにして自分の前に並べます。

11~20までや31~40までといったように

10ごとに生き物の種類が変わっています。

5枚めくる時、すでに自分が持っている生き物の絵カードが出たら、

1枚でももらって、自分の前に並べている数の家に加えていきます。

そうやって、たくさん自分の建物を建てていく遊びです。

 

このゲームでも100枚すべて使うのは多いので、

各生き物の5枚ずつを別に重ねておいて、

「5枚同じ生き物を集めることができたらもらえる」という

甘めのルールを加えると、数の秩序を味わいつつ

楽しく遊べるかもしれません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。