ニューマスターマインドで遊びました♪ 『対戦型の推理ゲーム』です。
小2と小3の男の子たちが夢中で遊んでいました。
以前、名前をたずねていただいていたゲームです。
『マスマジシャン』(わくわくゲームで算数博士) Curio Kids
教室の小学生の子らが、時折、他の塾の公開テストを受けにいく
ことがあります。
虹色教室は取りあえず算数をメインに教えている教室なので、
公開テストで「算数の点数が抜群に良かった!」と聞くと、
日頃から数や図形に親しんできた効果がしっかりでているな~とうれしく感じます。
その一方で、ちょっと注意していることもあります。
算数の世界にたくさん触れていれば、
テストの点数は自然に良くなるものです。
でも、そうした成績や公開テストの順位こそほとんど同じでも、
「この子は安心」「この子はまだ心配」という境目があるのです。
それはどういったものかというと、
解いたことがない問題を解くときに、「お願い、待って~!先生!答えを見せないで!
ちょっと待って、最後まで解かせて!」と懇願するか否か……。
答えを見る前にまず自分で解いてみたい、という
解くこと自体、考えること自体に
強い喜びを感じるようになる前に、
テストの点という評価にさらしたり、他の子との成績競争に駆り立てると、
自分で考えるよりも、
「公式を丸暗記して、解き方のパターンを覚えてしまった方が
はやい」と、成績を上げるために効率的に合理的に学ぶことばかりに
走りがちになるのです。
でも、いったん、そうした癖がつくと、
その後で自分で筋道を立てて解いたり、
試行錯誤しながら、絵図や線分を描いて解いてみることは
非常に難しくなるのです。
ですから、教室の子らの学習を見るときは、
「待って!答えを見せないで!」「もっと解かせて!」と
自力で解くことに対する強い意欲が見えてくるまで、
たとえ成績だけは申し分ない良い点が取れているとしても、
子どもの学習を、慎重にていねいにサポートするように気をつけています。
今のテストの点数の上がり下がりにばかり気を取られていると、
先の伸び悩みの原因を作ってしまうこともあるからです。
得に小学校高学年の時期は思考力が急速に伸びる時期なので、
注意が必要だと感じています。
その時期に、テストのために、パターンで解き方を暗記しては
記憶にばかり頼って答えを書きこむ習慣を続けていると、
思考力や抽象的に問題を考えていく力が
きちんと発達しないように見えるからです。
高学年の時期に十分に思考する力を伸ばすために、
「待って!答えを見せないで!」と頼みこむような強い知的な好奇心が育っているか、
「先に答えを見ればいいじゃん」と効率重視で勉強に取り組むようになっているか、
の境目をきちんと見極めておくことが大切だと思っています。
遊びの延長に学習を持っていけるように、今はとことん遊ばせたいと思います。
推理力はまだイマイチですが、遊び方の工夫が増えてきました。
なぞなぞの本を見ると、すぐに答えを見たがるのですが(ページをめくって見ている)それも考えさせた方がいいのですよね。すぐに答えを知りたがって難しいです。いいアドバイスがあればよろしくお願いします。
我が子はアスペルガーの中3男子です。
ツイッターでyoshikoさんと仲良くさせてもらっています。(実際に勉強会で2度お会いしました)
息子は読み書き困難もあり自閉度も高いのですが、自分のことを良く知っています。
私も勉強に関しては 母の勘で、本人に合わせてやってきました。
奈緒美先生は私が勘でやっていることを具体的に示してくださるので、とても助かっています。
息子は答えを見るのを嫌がります。なのに最近の私は受験に向けて時間がないことを理由に効率ばかり求めていました。
反省です。
初心に戻って本人の知的好奇心を応援したいと思います。
息子は数学が大好きです。昨日は「問題集欲しい」と数学ハイクラスを買ってうれしそうに勉強していましたよ。