基礎的な発見の名前を子どもたちの発見に改めました。
子どもたちの発見<90度を見つけ出す>
年長のAちゃんのマイブームは紙を折って90度の角度を作りだすことです。
折った紙を90度の角度のところまで広げると屋根の形に似ているという気づきが、
Aちゃんの最初の発見です。
それ以来、平面の紙を一方が垂直に立つように折って
立体を作ることをもとにして、イメージする物を何でも作り上げます。
床と壁で90度を作るだけでなく
壁と壁で90度を作りだすと、あっという間に立派なお家が建ってしまうから
すごいです。
円の縁を折って立たせると、皿になります。
Aちゃんが作ったお家の中を覗くと、
さまざまな家具が配置されていました。
Aちゃんの家作りをうらやましそうに見ていた同じ年長のBちゃん。
紙を折って屋根を作っていました。
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子どもたちの発見<三角形の不思議>
三角形は不思議で魅力的な形です。
教室では、箱の端を三角形に切るとできる
こんな形がとても人気です。
ショベルカーのバケットになるし、お家や屋台の屋根になるし、ピタゴラ装置の切り替えにも使えます。
とにかく想像力や遊び心を刺激してくれる形です。
上の写真の取っ手部分、2~3歳の子たちが、割り箸に輪ゴムをかけて開閉する
ハサミにしてごっこ遊びに使っているものです。それに
この形を貼りつけると、掃除道具になりました。
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子どもたちの発見<正方形の対角線は辺より長い>
人形ごっこで大活躍する正方形のふろしき。
折り方によって、身体に巻いて前で結べたり、結べなかったり。
三角形に半分に折って、対角線を身体に巻くと
しっかり結び目が作れること、巻く部分の長さが長くなることは、
遊ぶうちに子どもが自然に発見することのひとつです。