新年中さん3名 年長さん1名のレッスンの様子です。
みんなで一緒に算数のゲーム作り。
全員、「シルバニアファミリーのゲームが作りたい」という意見でした。
ゲーム盤とカードを作ってから、さっそく遊ぶことにしました。
サイコロを振って進み、カードを引きます。
カードの数だけ、キラキラした小物をもらいます。
ゴールしたら、集めた小物の数を数えます。
ゲーム用のカードを片づけるカバンを作るとき、
「ちゃんと、引っかけるようにして……ちゃんと閉まるようにしたい」と
●ちゃんが言いました。
ふわふわしたシールを渡すと、カバンの開閉部分を貼りつけてしまいました。
「これじゃあ、カードが入れられないね。困ったね」
と言うと、ほかの子らも興味しんしんの様子で、どうしたら開けたり閉めたりできるのか
考えていました。
そこで、上の写真のような見本を作ってあげると、
粘着面を覆ってつかないようにしておくと、どんなふうに役立つのか気づいたようで、
本当にささいなことなのですが、みんな目を丸くして喜んでいました。
その後は、「わたしはこうする」「わたしは……」と自分なりに工夫していました。
算数の学習時間には、両替ゲーム、繰り上がりのある計算、小物を使って考える
文章問題をしました。
両替ゲームの遊び方は、過去記事から紹介させていただきますね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
虹色教室では、10のまとまりを意識して、繰り上がりの理解をすすめたり、
比の理解をすすめたり……と、
さまざまなテーマの両替遊びをしています。
今回は、小学校受験のシーソーの問題が解けるようになることがテーマとなっています。
青3個 と、黄色1個の交換
青1個 と、緑2個
緑1個 と、赤3個
白1個 と、青2個
最初にたくさん緑のチップを持って、ほかの人にお願いして、
ルールに従いながら、ほかの色に交換し、最終的に黄色をたくさん貯めていきます。
黄色の上には小さなおまけのお人形をちょこんと乗せて楽しさをUP!
「交換してください!」とお願いしては、
換えていくだけの簡単ルールですが、算数のさまざまな基礎が身につきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
指摘をうけて確かに、娘のある種の鈍さが気にかかりました。
ただ場の空気を読んだり、人の心の機微を読み取るのは親である私の苦手な分野なので、大きく物事をとらえるのは親子共の課題になりそうです。
また今回はお友達と一緒にできたことが嬉しく、何をやったかについてはあまり気にしていないように見えました。
複数枚使うカードを一枚だけつくることも、見本通りつくらないのも、いまの娘の中では物事を限られた時間で完成させなければならないという概念がないように思っています。
虹色教室に来ると、いつも自分の世界をひっくり返されたような気持ちになります。また自分なりに人や物事とのかかわり方を考えたいです。