算数難問研究部 2回目 (動点 角度 断面図 積み木の体積)2
の記事に次のような質問をいただきました。
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スクエア・スピリットとテンズ・コレクションを持っていますが、カード数が多かったり、
パッと見て同じ形と判断し難く、もて甘し気味です。
小学生低学年くらいでも楽しく遊べる遊び方を是非教えて頂きたいです。
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『テンズ・コレクション』については、またの機会に説明させていただくことにして、
今回はスクエア・スピリットについて「こんな風に遊ぶと遊びやすかった」という
方法を紹介しますね。
従来の遊び方だと、正誤がはっきりしないまま、どんどん遊びが進行するので、
かなり年齢が上の子でないと、ついていけなかったり
面白くなかったりするのです。
そこで、写真のような赤いタイルを用意しました。なければ、赤い紙をダンボールなどに貼って
作るのもOKです。
ルールはシンプルに、赤いタイル一つ分だけ異なる(移動させた)図形のペアを探し、
あっていたら1ペアで10点になる、くらいが、
小学生には楽しいように思いました。
たとえば、次のペア。
1つだけタイルを動かすと右のカードから左にカードになりますね。
上の二枚も、同じように1つ分動かすとできますね。
そうしてたくさん集めて、タイルで正誤を調べて得点をもらう方法や、
そうして集めた1つちがいのペアと
まぎらわしい1つちがいでないペアをどんどん場に出していって、
ひとつ違いがそうでないかを瞬時に当てていくゲームも楽しいと思います。
正誤を当てるゲームをする時は、
参加者が順番に問題を出す役をすると、
相手をだます面白さとまぎらわしい問題を見つけておくことや
正しいかどうかみんなに説明する楽しさが持続します。
それでは、上の写真から、1つ分のタイルが異なるペアをいくつ見つけることが
できますか?
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ボードゲームが大好きな年長さんの●くんのレッスンで
算数の最レベ問題集の応用問題を解いてもらったところ、
複雑な数のやりとりを頭の中だけで瞬時にしてしまうのにはびっくりしました。
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3人で さかなつりに いきました。はるおくんは 8ひき
つりました。なつおくんは はるおくんよりも 1ぴきすくなく
あきおくんは はるおくんよりも 2ひきおおくつれました。
はるおくんとなつおくんは それぞれじぶんの さかなのはんぶんを
なつおくんにあげました。
なつおくんのさかなは なんびきになりますか。
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頭の中だけで計算して答えていたので、数の変化を紙の上に整理してから、
式を書いて解くように言うと‥‥‥それも素早い。
ボードゲームやカードゲームが好きな子は、
こうしたたくさんの情報を扱ったり、交換を扱ったりする問題が強い子が多いです。
e-子育て・comのスタッフブログさんの
の記事に共感しました。